散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



髪の毛がまだなんとなくなじまない(笑)

先日の正直者な二歳児、もう忘れてるだろうと思いきや
一週間後には、またわたくしの顔をまじまじと見て
「先生 髪の毛変だよ」

「そお?教えてくれてありがとう」とにっこり。

「絶対変だって。ほら 鏡を見てきなよ」
とまで 助言してくれるありさま…。

そんなこの二歳児。
この歯に衣着せぬ言葉を浴びせかけることもあるが
なかなか懐かしい感触を思い出させてくれることもある。

昨日は教室のクリスマス会。
三部構成で 幼児~三年生 四年生~六年生 中学生以上となっている。
幼児の部、まだ冬休みに入っていないので出席率もよく
40人弱の参加。

犬猿の仲の子たちもいるので 席順に注意を払って配置し
賑やかに読み聞かせを聞いたり ゲームをしたり
ケーキを食べたり。

ケーキなんて 昔と違ってさほど子供の興味を引かないような気もするが
なんのなんの ごくシンプルな量販店のケーキだけれど
毎年子どもたちは大喜びするから可愛い。

静かにすることを知らないワルガキたちと同じテーブルについたこの二歳児。
最初は 元気にゲームに参加していたのだが
騒ぎもピークになったころ 突然なみだをぽろぽろこぼしだす。

ぎゃーっと泣き出すのではなく いつもの雄弁さはどこへ?というくらい
声もなく泣いているのである。

「どうしたの?お腹痛いの?」
と聞いても 首を振るだけ。

まあ おそらく この騒がしさに不安を覚えたんだろうと思う。
最初は楽しく遊んでいたけれど ふとその中にいる自分が
何が何だか分からなくなったのかと。

かくいう私も 喧騒の中で自分を見失う子どもだったので。

たまたまこの日はボスが体調不良で(鬼のかく乱とも言う)イベントに欠席。
フォローをするのは 持ち場の流れでわたくししかいない雰囲気(笑)

二歳児を抱っこして 教室の外へ出る。

その時 彼がぎゅっとわたくしにしがみついた感触…



ものすごい懐かしいものに出会ったような

この時だけは他に頼る人なく ぎゅぎゅっとつかんだ彼の手の感触。

いいもの 思い出させてもらった。

結局 お母さんに来てもらって ケーキはお持ち帰りしてもらう。
わたくしはお役御免。

今度の教室の日は また「先生の髪の毛 へん」と唄うのだろうか?

子供たちのケーキをみていたら 食べたくなって久しぶりのブラウニー。
とっても美味しく出来ました。
お皿は新作(笑)



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