GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

Sony Ericsson XPERIA X1 Vol.3

2008年02月14日 23時04分16秒 | デジタルガジェット
XPERIA X1のデザインで最も特徴的なのは、画面下のファンクション・キーのディティール処理でしょう。
数あるWindows Mobileスマートフォンでありがちな、単純なボタンの羅列ではなく、逆ピラミッド型のポリゴンで構成させたところに、デザイナーのセンスとアイデアが光っています。
入射する光に対して、それぞれの面が異なる角度を持っているため、ベースのブラックが4つの明度に変化する、きらめきの要素を備えた造形処理。
手の中に収めるお気に入りのグッズは、事あるごとにしみじみと眺めてしまうものです。
こうした微細でこだわりのあるディティールが、モノに命を吹き込む大きな要素になるものなのです。

Sony Ericsson XPERIA X1 Vol.2

2008年02月14日 00時43分46秒 | デジタルガジェット
まるでカードをシャッフルするように、9つのウインドウを指先で自在に操るインターフェース。
コンピューターの本質とは全く関係の無い人間の感性の領域を、製品の本質へと昇華させたのは、iPhoneが本家ですが、iPhoneにはスマートフォンに欠かすことの出来ない、リアルキーボードがありません。
XPERIA X1ならば全部入り。
オートフォーカスカメラ、ミュージックプレーヤー、インターネットブラウズに加え、ネットワークは無線LAN、GPS、Bluetooth。更にはFMラジオまでを搭載した贅沢な機能が満載。
日本導入は未定なのですが、これにワンセグを加えたらもう文句なし。
ぜひともワールドワイドで展開して欲しい製品です。

Sony Ericsson XPERIA X1

2008年02月12日 22時25分25秒 | デジタルガジェット
突如発表されたソニーエリクソンのXPERIA X1。
Windows Mobileらしからぬ、スマートでトリッキーなGUI(グラフィック・ユーザー・インターフェース)を身に纏ったスマートフォンです。
「アークスライド・デザイン」と銘打った、キーボードのスライド機構は、円弧を描いて開くことで、画面を見やすい位置に立ち上げることを狙いとしたとのこと。
なるほど、納得です。
特徴的なサイドのアークラインを眺めていると、かつてモバイルユーザーの話題を呼んだ、英国製のハンドヘルト・コンピューター「PSION Revo(サイオン レボ)」を思い出しました。
もちろん開閉機構は全く異なる方式なのですが、ビジネスライクでないエレガントな端末のデザインは、数あるモバイル機器の中における個性派という点で、共通の根っこを感じてしまいました。
個人のための個人端末は、やっぱり個性的でないと。
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Enfour : Psion revo Page

雪の東大寺

2008年02月11日 15時38分31秒 | トラベルフォト
こちらは東大寺境内、鏡池から望む雪の大仏殿。
こちらの池の水面も凍っていて、雪のつぶてを投げると、細かく砕けて氷面をスーっと粉のように散らばっていきました。
埋め尽くす氷のため、ここを根城としている鴨たちは行き場を無くし、池の中央の氷が溶けた水面に、ぎゅうぎゅうに集まっていました。
午前9時を過ぎる頃には、境内の松の木に積もった雪が次々と溶け出し、雨の中を歩いているようでした。

雪の浮見堂

2008年02月10日 16時08分27秒 | トラベルフォト
関西一円に降り積もった雪。
奈良では10センチの積雪という観測のようで、久しぶりの白い世界を撮りに出かけました。
奈良公園の浮見堂に着くと、早朝にもかかわらず数多くの人々が三脚を立てていて、それぞれ思い思いのアングルで撮影を行っていました。
鷺池の水面は薄氷で覆われていて、いつもとは違うツヤ消しの淡い映り込みが、真冬らしい繊細な表情を見せていました。
AM7:45分。雲間からほんの一瞬朝日が顔を出し、氷面に太陽柱が反射したかのような画になりました。
眠い目をこすり、朝早く駆けつけた人へのちょっとしたプレゼントでした。
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太陽柱2 光の芸術-雲百科

雪の法起寺

2008年02月09日 22時52分47秒 | トラベルフォト
今日は本当に冷えました。
そしてこの雪。関西に久しぶりの積雪となりました。
斑鳩の里、法起寺へと出かけると、駆けつけたカメラマンたちがちらほら。
塔と雪との二重奏は、静かな趣の絵画のようです。
雪の中での撮影は初めての経験でしたが、想像以上に過酷なものです。
凍える指先は自由が利かなくなるし、傘を差してのアングル取りはとても厄介です。
おまけに吹き込む雪からレンズを守りながらの撮影なので、なかなか集中できません。
雪の白さを楽しむのは、暖房がほど良く効いた、暖かい部屋の中からが一番かもしれません。

詩仙堂(しせんどう) Vol.2

2008年02月09日 01時48分49秒 | トラベルフォト
詩仙堂の奥の間、潚月楼(しょうげつろう)は、最も庭を美しく鑑賞できる場所です。
水平方向に視線を遮るものの無い開放感が気持ちよい屋内からの眺めは、足元から伝わる底冷えの寒さを忘れさせるほどでした。
畳に敷かれた紅い毛氈が、庭の白砂の白さと、よく刈り込まれたさつきの緑を美しく映えさせています。
しばらくここで時を過ごしましたが、やっぱり体の冷えにはかないません。
昔の人々は、どうやってこうした冬の寒さと向き合ってきたのでしょう。
ちょっとした謎です。

詩仙堂(しせんどう)

2008年02月07日 23時22分48秒 | トラベルフォト
京都市左京区、上下に立体的な庭園を有した史跡、詩仙堂(しせんどう)です。
正しくは「凹凸窠(おうとつか」という、でこぼこな土地に建てられた住居跡で、その名の示す通り、大変起伏に富んだ庭の造りをしています。
写真は、眼前の庭を降りたった下段の庭にある、百花塢(ひゃっかのう)を背景とした池の縁石をくり貫いた手水鉢。
まるで誰かが仕込んだかのように、緋(あけ)色の枯れ紅葉が浮かんでいます。
その両脇にたゆたう氷のかけらが、冬の京都の厳しい寒さを物語っています。
紅葉の季節をとうに過ぎ、人少なくなる冬枯れの時期ですが、寂びの色彩に包まれる静かな史跡でのひとときも、なかなか良いものです。
 

Canon EOS REBEL XSi

2008年02月07日 00時07分53秒 | デジタルガジェット
先月末に発表したキャノンのエントリー一眼レフ、EOS Kiss X2。
カラーはブラックモデルのみとなりましたが、海外モデルにはKiss伝統のイメージカラー、シルバーが残されていました。
「Digital」「Digital N」「Digital X」に至るまで、ブラックとシルバーの2色展開が続いていましたが、X2では遂に黒モデルのみ。
これは、「Digital X」を併売するため、お兄さん機種としての在り方を考慮したためなのか、日本市場でシルバーの売り上げが芳しくないためなのか分かりませんが、国内で手に入らなくなると分かると、俄然気になってくるものです。
しかし、この海外モデル専用のシルバー。
ハーフマットな表面仕上げのテリ加減が、歴代の銀色とは異なる、やや大人びた色調です。

SONY α(アルファ)350

2008年02月05日 23時21分19秒 | デジタルガジェット
α(アルファ)350の液晶提案は強力です。
ライブビューの新機構「クイックAFライブビュー」では、専用のイメージセンサーを使うことで、ライブビュー時のオートフォーカスを実現しています。
そして、上下に大きく動くこのスウィング液晶。
にょっきりと飛び出した形に違和感を憶えますが、赤ちゃん目線やペットのアングルで撮影する時や、人の肩越しに遠くの被写体を収める時など、苦しい格好をしたり、カメラの向きを勘でシャッターを押すことがなくなりました。
すでに、パナソニック「LUMIX DMC-L10」のバリアングル液晶で実現されている機能ですが、フリーアングルはやはり便利。
一眼レフにライブビュー。
いままでは、何かしっくり来なかった組み合わせでしたが、α(アルファ)350の提案は、撮影スタイルの新たな広がりを提示してくれています。

興福寺 鬼追式 Vol.2

2008年02月05日 00時06分26秒 | トラベルフォト
さて、こちらはサービス精神旺盛な赤鬼です。
鬼追式に登場する6匹の鬼は、赤鬼、青鬼、黒鬼、そして子鬼が3匹です。
大舞台に不慣れな子鬼たちは、どうにも所在なさげな様子でしたが、さすがに大鬼たちは違います。
ベテランの3匹の鬼たちの大きなドラ声と大胆な威嚇は、観客みんなの注目を惹きつけていました。
酒盛りを終えた鬼達は、この後登場する毘沙門天に退治されてしまうのですが、三叉戟(さんさげき)に突かれては立ち上がる鬼たちのがんばりに、観客達も大いに盛り上がっていました。

興福寺 鬼追式

2008年02月04日 00時16分25秒 | トラベルフォト
節分の日の今日2月3日、奈良興福寺では恒例の鬼追い式が行われました。
午前中は細雪も降り、極寒となった今年の節分の夜。
式の前には数多くの僧侶たちから、無病息災を願うありがたい法要があったのですが、あまりの寒さのため、健康祈願のその場で風邪をひきそうになりました。
出て来た鬼は全部で6匹。
この鬼は黒鬼です。
斧を手に、3本の角を持つこの黒鬼、かなりの迫力です。
雪は止みましたが、見る方も演じる方も、堪えられない寒さが到来した夜でした。

SONY α(アルファ)200

2008年02月02日 23時09分11秒 | デジタルガジェット
ソニーは本気です。
キャノン、ニコンに続き、デジタル一眼レフのドッグ・レースに、ソニーが加わってきました。
合わせて80%以上ものシェアを確保している二人の巨人に、新参のソニーが立ち向かうために、何としても必要なのが商品ラインナップです。
昨年11月発売のハイ・アマチュアタイプのα(アルファ)700に引き続き、エントリークラスで二機種のニューモデル、α(アルファ)200とα(アルファ)350を3月に発売するといった、怒涛の新製品攻勢です。
更に加えて、年内にはフルサイズCMOSセンサーを搭載した「α(アルファ)」のフラッグシップモデルの投入を予告。
有効画素数はなんと2,460万画素。
デジタル世代の「α(アルファ)」は、新しいブランドとして、その地位を確立することができるのでしょうか。
それだけの意気込みは、確かに感じ取ることができます。
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デジタル一眼ニコン躍進 キヤノン抜き年間シェア初首位 - ITmedia News

Nikon D60 Vol.2

2008年02月02日 00時08分59秒 | デジタルガジェット
外観を見比べると、前衛機種のD40をほぼ踏襲しているので、違いはあまりありません。
しいて挙げれば、モードダイヤル天面の仕上げや背面液晶上部のアイセンサーの存在でしょうか。
しかし中身というと、D300に続いて採用されたイメージセンサークリーング機能には期待が高まります。
ゴミ対策として更に加わった機構、マウント内部に設けられたエアフローコントロールシステムも、なにやら意味深げな構造で、かなり効きそうです。
D40から着実な進歩を遂げているD60。
EOS Kiss X2に先駆けた発売のタイミング。
ニコンのやる気がひしひしと感じられます。

Nikon D60

2008年02月01日 00時26分54秒 | デジタルガジェット
日本のエンジニアリング・パワーには頭が下がります。
ほんの5日前、キャノンからEOS Kiss X2が発表されたばかりなのに、今度はニコンからすぐさま対抗馬が。
日本の光学機器メーカー二大巨頭が、切先を合わせてのガチンコ対決です。
デジタル一眼のエントリーモデルは、多くの人々を一眼の世界へと誘う大事なカテゴリー。
このファーストステップ・ラインこそが、メーカーの特色を示すと同時に、レンズ資産保有の足がかりとさせる試金石となるのです。
思えば日本の高度で精密な技術力は、デジタル一眼レフで他国の立ち入る余地を全く許さない、ブランドと信頼を作り上げました。
世界に大きく誇れるプロダクトのひとつです。