砂糖菓子のあの家は実在した!
と、目を見張ってしまうほどユニークな外観の住宅は、スペインの世界遺産、グエル公園にあります。
「公園」とはいうものの、開発当時は高級分譲住宅として設計されたこのエリア。
実業家エウセビオ・グエル氏の依頼により、アントニ・ガウディが設計した郊外の住宅地は、全60戸規模の計画で進められましたが、その独創さゆえに全く売れず、結局実際に建設された二軒のうちの一つがこの住宅。
しかし、こんなにも装飾過多なデザインなのに、どこか癒される不思議なオーラ。
青と白の市松模様のモザイクの煙突をぼんやりと見上げながら、「なんかふんわりと甘そうだなぁ…」と思ってしまいました。