オレンジのパティオと呼ばれる中庭を望む大聖堂への入り口。
その壁際の辺りでアミナール(塔)を眺めていた時、ふと右横を見ると、その壁際に十字架が掲げられていました。
グレーのクロス型のレリーフの中心には、イエズス会の紋章“IHS”とその上に十字架の彫り込み。
“IHS”とは?
調べてみると、イエス キリストをラテン文字で記したときの頭三文字からとったとか。
写真に収めた時はもちろんそんなことは知りませんでしたが、そのレリーフから発せられる神聖なオーラを感じ、シャッターを切りました。
祈りの形は、国境を超えるのです。