名鉄犬山線 犬山駅を下車して、一路犬山城へ。観光地図に書かれたルートに従って、
駅前西口から真っ直ぐに伸びる183号線沿いに歩いて行きます。「確かこの辺を右に
折れるはずだったよなぁ…、」と、元町の交差点を曲がってみると、突如現れてきた
連子格子の町家が並ぶ、日本の古い町並み。
木曽川を背に犬山城を北の端に置きつつ、南側へ真っ直ぐに貫く通りを整備して
作られたのが、犬山城下町。平成の現在も、江戸時代と同じ町割のまま、江戸から
昭和にかけての建物が今も残る、情緒たっぷりの町並みが、観光客の目を楽しませて
くれます。
通りをしばらく歩いていると、視線の向こうの小山の上に犬山城の天守が現れて
きました。オォ…!見えてきた!と思ったその辺りでふと右手を見ると、何やら
香ばしい香りが…。犬山の観光情報では必ず紹介されている、山田五平餅店です。
店の前には5人ほど並んでいて、皆、串に刺したお団子型の五平餅が焼き上がるのを
待っています。早速その後ろに並び受け取った焼きたての五平餅がこちら。
熟練の技と直火の炙り加減で、匠のレベルでコントロールされたお焦げの仕上がり。
おかげで食欲回路のスイッチが速攻オン。いかがでしょうか、このシズル感!味噌を
ベースに、ゴマとくるみとピーナツが入った香り立つ甘みと旨さ。犬山に行ったら
ぜひとも一本!おすすめの五平餅です。
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