明日26日、Microsoftが放つ新世代OS、WINDOWS 8の発売と同時に、各社からPCのニューモデルが順次リリースされていくのですが、今回発表された新しいiMacの、プロダクトとしての完成度の高さにはかないません。
摩擦攪拌接合という特殊な製法をもってして実現したという、継ぎ目のない端面5mmの極薄ボディは、見るたびにハッとさせられます。
その端正な佇まいを実現するために、従来横にあったSDカードスロットを、目の届かない背面に持ってきたことや、未だPCの基本機能の一つである光学ドライブを、本体からあっさり廃止してしまったことなど、当然のことと言わんばかりの潔さ。
「この美しいデザインのためには必要なこと」といった切り捨ても、言わばAPPLEに流れるDNAでもあります。
CDの音楽をiTunesに入れたいんだけど…とか、今使っているアプリケーションソフトをDVDでインストールするためには…とか、モバイルノートじゃないんだから光学ドライブの搭載は必須でしょ、と言いたくなるのが正直なところ。
でもやはり、洗練された新しいiMacのデザインの力には、どうにも抵抗しがたいものがあるのです。