よく晴れた週末、日本最古の道 山の辺の道を散歩していた時のこと、念仏寺の近くの道端に生い茂る雑草をふと見ると、それはそれは驚くほど沢山のテントウムシが、忙しなく葉の上を歩きまわっていました。
どのテントウムシも餌を捕るのに夢中で、葉の上から下までひっきりなしに行ったり来たり。
ひとつの枝にたかっていた餌をあらかた食べ終わると、その七つ星の固い鞘翅(さやばね)をやおら開いて、次の枝へとひとっ飛び。
ちょこちょこと慌ただしく動き回る様子を、ファインダー越しに必死で追いかけましたが、予想のつかない素早い動きを収めるのは至難の業。
すると、いきなりピタリ、と動きを止めたので、「これは飛ぶゾ!」と連写モードでシャッターを切ったのですが、撮れたのはパカっと鞘翅が開きかけたこの一瞬だけ。
アッと思う間もなく、オレンジ色の七つ星は、次の枝へと消えていきました。
どのテントウムシも餌を捕るのに夢中で、葉の上から下までひっきりなしに行ったり来たり。
ひとつの枝にたかっていた餌をあらかた食べ終わると、その七つ星の固い鞘翅(さやばね)をやおら開いて、次の枝へとひとっ飛び。
ちょこちょこと慌ただしく動き回る様子を、ファインダー越しに必死で追いかけましたが、予想のつかない素早い動きを収めるのは至難の業。
すると、いきなりピタリ、と動きを止めたので、「これは飛ぶゾ!」と連写モードでシャッターを切ったのですが、撮れたのはパカっと鞘翅が開きかけたこの一瞬だけ。
アッと思う間もなく、オレンジ色の七つ星は、次の枝へと消えていきました。