GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

石上神宮の東天紅鶏(とうてんこう) Vol.2

2009年05月16日 14時36分32秒 | BIRD
東天紅鶏(とうてんこう)は、あの繊細で、色どり鮮やかな羽根を使って空を飛ぶことが可能なのかどうかは知りませんが、気が付くと彼は、1m20㎝程の高さの枝の上に乗っていました。
見ていると、ゆっくりと目を閉じながら、じっと物思いに耽るかのように、自らのこころに向かって何かを問いかけているようでした。
まるで思慮深い村の長老か、遠く蓬莱山に住む仙人のように、温和な底深い表情を見ていると、かつて、ウォークマンのCMに出演した瞑想するサル、初代チョロ松(故)を思い出します。
「音が進化した。人はどうですか?」のコピーと共に多くの話題をさらった、今は亡きチョロ松のあの表情に、どうしても重ねて見てしまうのです。

さて、人類は進化したのでしょうか。

石上神宮の東天紅鶏(とうてんこう)

2009年05月16日 00時12分03秒 | BIRD
万葉の時代よりもはるかに古くからある、日本最古の神社のひとつ、石上神宮。
この境内で飼われている東天紅鶏(とうてんこう)の中で、最もいい面構えをしている彼は独眼竜。
片目が不自由な境遇にありながらも、ピンと張りつめた、孤高の存在感を漂わせています。
正確に言えば、閉じている左目もときおり開くのですが、無意識のうちにすぐに閉じられてしまいます。
行動している時間のほとんどを片目で過ごし、決して群れず、常に落ち付き払った態度でいる様子の彼に惹かれました。
しかし、迷いのない、実にいい眼をしています。