【北海道産のシシャモ】
どうしても北海道産の本物のシシャモが欲しいといわれるお客さまのために、仕入れたシシャモ。
我が家の夕食の食卓にも初お目見え致しました。
美味しかったです♪
ちなみに「シシャモ」の名前で一般的に流通しているものは、カラフトシシャモです。
さて―。
今日銀行で新聞を読んでいたら、
「 目利きのプロ仲卸がお届け
仮想 魚市場誕生へ 」
という見出しの、こんな記事を見つけました。
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プロの目利きを生かします―。
水産物の卸売市場で品物の良しあしを見極め、競りで値段を付ける仲卸業者の組合が、飲食店情報の検索サイトを運営する「ぐるなび」(東京)を協力し、インターネット上に仮想市場「中央市場ドットコム」を今月下旬に開設する。当初は飲食店だけだが、将来は一般消費者からの注文にも応じる計画。
「読売新聞」2008年3月6日付け
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衝撃的な記事でした。
早速、読売新聞を買いに走り、ネットでも調べてみました。
「ぐるなび」さんがサポートするのは、大阪市中央卸売市場本場(大阪市水産物卸協同組合)のようです。
大阪は、「ここまできたか・・・」と思いました。
世の中の流れを読み、変化していっているんだなぁ。
現在、私が住む岡山の仲卸業者は、元卸の2社からしか仕入れができない決まりになっています。
そこで仕入れたものを、地方の市場や小売業者に販売するという仕組みです。
しかしながら―。
元卸は小売業者やスーパーに、競りに参加できる買参権を持たせています。
つまり、今、岡山の仲卸業者はとても辛い立場に立たされているのです。
仲卸業者だけでなく、小売業者も大変な時代です。
何十年も鮮魚店を営んでいらっしゃる方々も厳しい状況です。
子供達に後を継がせる気にもならないと言われる方も多い…。
後継者不足は深刻です。
本当のプロがいなくなってしまわないように。
コミュニケーションを取りながらの対面販売の良さを少しでも残していけるように。
良い面は残したままで、変化していく。
そうであって欲しいと思います。
そして自分もそのためには何をすればいいのか、考え続けていかねばならないと思っています。
どの業種も同じような・・・
美味しい所があれば皆さんその部分だけチョイスできるように手を伸ばしてきます。
専業の我が家も どうやって生き残っていくか・・・!!
アンテナを広げ 頭を捻って行かなくてはいけません!!
玉島魚市場さんのように、いつまでも市場の雰囲気と匂いや空気を大切にして欲しいものです。どんどん利用しないといけませんね。
あの「ぐるなび」とタイアップとは、強力な助っ人が現れましたね。
世の時流に乗りそこなうと“勝ち組”にはなれないってことですかね。
難しいことです。
ひとり、あるいは一社ではできないことだと思います。
結局、「協力する」ということがカギなのではないでしょうか。
個人レベルでも企業レベルでも地域レベルでも。
それもまた、簡単ではないのですが・・・。
ししゃも、すんごいおいしそうですぅ~~~
「サバイバル」…。
まさに世の中そんな感じなってきたように感じます。
>どの業種も同じような・・・
>美味しい所があれば皆さんその部分だけチョイスできるように手を伸ばしてきます。
本当に、どの業種も同じですよね。
(ちなみに私、新卒後3年半ほど建材メーカーに勤めていました)
規制緩和って、チャンスもいっぱいあるのだろうけど、一つ間違えれば大変なことになると思うのは私だけでしょうか―。
何が“得”なのかをしっかりと見つめないといけませんよね。
便利さや低コストばかりを追求していたら、日本は足元から総崩れになってしまうのではないか、と危惧しています。
自給率、怖ろしく低いですしねぇ…。
結局は国民全体にしわ寄せがくるんだけどなぁ…。
一人一人がしっかりと考えなくては、と思います。
少し昔の時代に戻ったほうがいいんじゃないかしら?と思う、今日この頃です。
鮮魚店で買い物をされる方って、残念なことに、減りましたよねぇ。
朝市に来られるお客さまの中には「どこに魚屋さんがあるのかわからない」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
魚だけでなく、野菜もそうですね。
八百屋さんで買い物される方は、今どれくらいいらっしゃるでしょうか。
家電にしても、町の電気屋さんで購入される方って少なくなってきていますよね。
世の中、大きく変わってきました…。
便利になったけど、人情味が少なくなってきたと言うか。
対面販売だと、いろんなお話も聴けてお得なんですけどね。
ちなみに我が家もスーパーで買い物はしますが、主要な野菜は近所の八百屋さんで、お肉は母の同級生が営む(その方の息子さんは兄の同級生)精肉店で購入しています。
おまけ、してくれますよ~(^^)
昔ながらのお付き合いです。
変わっていくにしても、昔ながらの良い面を残しながら進歩して行きたいですね。
「滅法美味い寿司屋」さんですか!
いいですねぇ。私もいってみたいです♪
が。
でも、きっとそのお店のお休みと、うちの仕事休みの日は一緒なんだろうなぁ。
築地にも行ってみたいのですが、同じ理由でなかなか行かれません・・・。
omotannさん、訪れた際には是非感想をお聞かせくださいね。
何か動き出さないと、どうしようもない時代ですね。
うちの会社にも、よくネット販売をしませんか?というお誘いの電話がかかってきます。
鮮魚って規格品ではないし、生物だから、よくよく考えて行動しないと難しいんですよね。
大阪中央卸売市場(仲卸さんたち)、頑張ってるなぁと感心します。
ちなみに岡山の仲卸さんや漁師さんたちもネット販売されていらっしゃるところがあるようですよ。
>結局、「協力する」ということがカギなのではない>でしょうか。
>個人レベルでも企業レベルでも地域レベルでも。
そうなんですよね。
「協力する」ことだと思います。
が―。
自分だけの“利”を考えている時点では、どうにもこうにもならない話なんですよね。
難しいところです。
シシャモ、おいしかったですよ!!
岡山にいて北海道産のシシャモが食べられるという幸せ。
ありがたいことです。
でもね、ちょっぴり考えてしまいました。
こちらで獲れる貝柱やイカナゴ。
旬の時期には多くが都会に出荷されます。
高値が付くから。
そして地元にはあんまり出回らない、あるいは高くなる、という現象が起きたりして・・・。
漁師さんには喜ばしいことなんだけどね。
少し複雑、かな。
シシャモを食べながら、北海道のことを思った私です。
最高に美味しいですよね~
マグロ君はオスの方が好きです~
本物のシシャモ、美味しいですよね~♪
何というか、上品さもある。
滅多に食べられないから、尚更美味しいです(^^)