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『結婚のずっと前』
坂之上洋子 著/野寺治孝 写真(二見書房)
あまりにも綺麗だったので―。
久々に装丁買いをしてしまいました。
薔薇の写真に呼ばれ手に取り、本のタイトルを見て一瞬躊躇^^;
パラパラっとめくってみたら、未婚の方にも、結婚をされている方にも響くであろう内容でした。
(「はじめに」の中に、“この本が、結婚を考えている人や、すでに結婚している人の何かポジティブな行動の(きっかけ)になれば、とても嬉しいです”と記されています)
読んでいて、父を想い出しました。
どういう訳だか、子どもの頃から嫁いだあとのアドバイスをいろいろとしてくれていたんです。
「嫁に行ったらな、……。」と。
跡継ぎ娘である母と結婚した父。
いろいろと感じることがあったのでしょう。
端からみると「ザ・亭主関白」という感じだったようですが、本当に細やかで愛情いっぱいの父でした。
たくさんアドバイスをしてくれたのに、未だにその教えを活かす機会に恵まれていないけれど…。
いつか、きっとね♪
『結婚のずっと前』より、実感を伴いズシリと心に響いた言葉を最後に。
「誰かが亡くなったら 思い出すことって お金とか残した功績とかじゃない
一緒に
笑ったり がんばったり 悩んだり
そういう(共有した時間)だけが残るんだと思う」
父の月命日に―。
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