敬い
2015-08-19 | 本
表紙は、奈良美智さんの絵なんだ~!
と、嬉しくなって発売すぐに購入した糸井重里さんの『羊どろぼう。』。
ゆっくりと部屋で過ごしていた仕事休みの雨の午後に、また。
目に留まり。
手を伸ばし。
パラッと開いて飛び込んできたのは、次の文章でした。
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「聞く」っていうのは、
もう、ほんとにすごいことなんだ。
しかも、誰でもできる。
(中略)
よく「聞く」人と、いいかげんに「聞く」人の差は、
あきれるほど、どんどん開いていくものなんだ。
人っていうのは、「聞く」人に向かって話すからね。
こいつは「聞く」な、と思えば、
その人のために、どんなことでも話すようになる。
ことばそのものを「聞く」だけじゃなく、
ことばの奥にある「気持ち」だって、
「聞く」ことができるようになる、だんだんとね。
(中略)
聞くことが、何よりの仕事だ。
だれでもできるのに、できている人は少ない仕事だ。
見ることは愛情だと、かつて僕は言ったけれど、
聞くことは敬いだ。
聞かれるだけで、相手はこころ開いていく。
聞いているものがいるだけで、相手は嬉しいものだ。
それは、ずいぶん大きな仕事だと思わないか。
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「聞くことは敬い」
今一度、心に留めておこうと思います。
雨降る午後に、感謝。
出会うことができて、とても嬉しかったです。
こんにちは。そして、ありがとう。
返信がとてもとても遅くなり、ごめんなさい。
素敵なあしあとを残して下さり感激です。
鎌倉の海辺にお住まいなのですね。素晴らしい景色が広がっているのでしょうね。
そして同じタイトルを付けようと思われていたとのこと。
きっと私たち、気が合うのでしょうね♪
こちらこそ、どうもありがとうございます(*^^*)