モンスターズ・ユニバーシティ(原題:Monsters University)
2013年 アメリカ
監督:ダン・スキャンロン
製作:コリー・レイ
脚本:ダン・スキャンロン、ダン・ガーソン、ロバート・L・ベアード
出演(英語版):ジョン・グッドマン、ビリー・クリスタル、ヘレン・ミレン、スティーブ・ブシェミ
日本語吹替版:田中裕二、石塚英彦、一柳みる、青山穣
人気ディズニー映画「モンスターズ・インク」のシリーズ第2作。
恐がらせ屋の名コンビ・マイクとサリーの学生時代を描く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/60/3225c67d09858708cd905d524b74afa5.jpg)
子どもの頃から恐がらせ屋に憧れていたマイクは、名門大学「モンスターズ・ユニバーシティ」に恐がらせ学部に入学。
猛勉強に励むが、「見た目が怖くない」というモンスターとしては致命的欠点に悩まされ、同学部のサリーとも諍いが
絶えず、ついに試験会場で大げんか。マイクとサリーは、学長に学部からの退席を求められるが、自分の実力を皆に
証明する!!と、恐がらせ大会へ出場することを決意する。
大会出場の為に参加したクラブ「ウーズマ・カッパ」のメンバーたちは、ユニークで、ちょっとダメな奴らで、プリティ。
他にも、モンスターがわんさか出てくる。今回は、あったりまえだけど、モンスターだらけでとにかくスクリーンが賑やか。
山場につぐ山場で気が抜けないし、マイクとサリーがいくつもの壁を超えて成長していく姿も見られ、内容は盛りだくさん♪
それにしたって・・・サリーの好感度は下がりまくりだった。
登場からして、エリートの親の七光りと生まれもっての体格を武器にいばり散らすサリー。
自信過剰で、勝手なことばかりするし、便乗するくせにスグあきらめる。
前作では温厚だったサリーの若い頃がこんな嫌な奴だったなんて!! がーん。
でも仲違いをしていたマイクに対して、先に友情を抱くのはサリーの方。
自分なりにではあるけれどマイクを気遣い、フォローをしようと懸命になる様子はモンスターながら人間的だし
心配そうなサリーの表情に愛おしさも感じる・・・
けど、子どもの頃に今作を見ていたら、サリーの事はキライになってたかも。
一方、今回のマイクは(吹替版で見たのだけど)まんま爆笑問題・田中さんに見える!!
こんなにハマり役だったっけ? マイクがより小さくなってるのが要因なのかも。
いかにも田中さんが言いそう!なセリフのオンパレードだし。これは訳者の人もうまいんだろうなあ。
もう田中さんがマイクに見えて、いや、マイクが田中さんに見えて仕方ない・・あれ、どっちだ!?