紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

11月28日を北海道鉄道記念日にしよう

2015-06-30 06:00:00 | 祭り・イベント
       <明治13年11月28日日本で3番目の鉄道(幌内鉄道)が、小樽手宮~札幌間で開通、入船町陸橋付近を走る「弁慶号」>


過日、6月20日(土曜)におたるカメラクラブの全紙写真展を見に、市立美術館へ行ってきました。全紙大(ほぼ新聞紙一面と同サイズ)にプリントされた、会員11名43点の写真に圧倒され、当番の方といろいろお話をさせていただきました。その折の、本日小樽博物館本館(手宮館)にて、モデル撮影会と演奏会がある旨聞かされました。料金は博物館の入館料のみとのこと。

当番の方も詳細については不明のようでしたが、無料のモデル撮影会と聞いて、こういうチャンスは滅多にありません。午後1時30分受付開始とのことで、早速カメラ担いで行くことにしました。すでに受付らしきものがあって、撮影会の申し込みをすると…ご自由にどうぞとのことです。館外の中庭では、ウェスタンスタイルのバンドマンが演奏しており、係員が忙しそうにポスター貼りを行っています。

はて、なんのイベントがあるのか、聞いてみると、明治13年11月28日日本で3番目の鉄道が小樽手宮~札幌間に敷かれ開通した日を、北海道の鉄道記念日にしようというイベントでした。やがて館内に保存されている「しづか号」が、扉から顔を出しました。


今年は開通135周年にあたり、それを機に、11月28日を、北海道の鉄道記念日にしようというものです。


このポスターが館内、館外のあちこちに張られていました。

午後2時から式典が始まり、制定実行委員長、観光協会会長(代理副会長)の挨拶が続き、小樽産業観光部長のメッセージが披露されまいた。最後に本日招待されたロリータファッションのお嬢さん6人が紹介されました。


ウェスタンバンドのようです。


式典の様子を、展示されている特急電車の運転席からパチリ。


小樽観光協会副会長小川原氏の挨拶、左扉横。


6名のロリータファッションのお嬢さん方の紹介があって、ご自由に撮影してくださいとのこと…

はて、撮影指導の講師もいなければ、彼女たちをリードする方も見当たりません。アマチュアカメラマンも10人程いましたがほとんどの方が来館して初めて撮影会のあることを知ったようで…数枚撮って、彼らはSLや機関車などの展示物の方へ行ってしまいました。ロリータファッションの彼女たちも、どうしてよいかわからず、三々五々散らばってしまいました。


立ち止まってもらい数枚パチリ、


街路灯を入れて…


この二人組に、転車台・SL保管庫に来てもらいそこで撮影することにしました。


ポーズ等の指導する方がいないので、彼女たちもどうしていいか戸惑っています。

係員にお願いして、彼女たちを全員館内の「しづか号」の前に連れて来ていただきました。ここで撮影することにしましたが、カメラマンは3人ほどで、あとはイベント関係者がコンデジでパチパチでした。


6人全員揃ったところで撮影。


そこを子供が堂々と、われ関せずと横切って行きます。


右のスペースを開けたほうがよかったかも、背景をもっとぼかして…反省しきり。ポートレートは苦手です。


レトロな衣装とSLとの組み合わせ…


う~ん、モデル撮影会は…難しいし苦手です。街角スナップの方がとりやすいかも…


30分ほどで撮影会は終わりとなりました。よくわからないイベントと言うか撮影会でした。無料撮影会ですから文句は言えませんが…、ちょっと消化不良気味でした。


<参考>

この画像は、撮影年月日は不明ですが、標題の画像の時期と大差ないとのことです。機関車は、当博物館中央ホールに展示されている「しづか号」です。
写真はいづれも、H21年9月13日小樽総合博物館主催「北海道鉄道史探索バスツアー」参加時に頂いた写真のコピーです。
なお、当日の様子については、H21年9月14日付当ブログ「幌内鉄道の遺構をバスで巡る」に詳しく載せておりますので参照してください。
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6 コメント

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明治と平成のコラボ… (yotuti)
2015-07-04 11:45:49
のようなブログ楽しく拝見!古の機関車とロリータファッションが妙に合っていますね~明治の頃の女性貴族の衣装に似ているせいかも…。
良いチャンスを逃さない流石は紅露師匠!
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ポートレート写真は… (紅露)
2015-07-04 12:20:11
苦手です。本来プロの仕事ですから、基本を学んでいないアマチュアカメラマンには無理ですね。どうポーズを付けていいのか皆目見当が付きませんでした。
モデル撮影よりも、一瞬のスナップを撮る方が気が楽です。
道東ツアーよろしくお願いします。展示作品についてはやっと選別ができた段階で、ツアー明けに連絡します。
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ひまわり (鉄道記念日)
2015-07-04 14:17:25
135年前ですか 11月28日 語呂合わせはないんですね
「いいつや」とでも言って覚えましょうか
SLですか? 煙をはいて走る機関車ですよね。綺麗ですね。
135年前初めて機関車見た人々は 驚いたでしょうね
大切に守って行くのは大事ですね。
いつも、珍しい 素敵な、素晴らしい写真拝見できてうれしいです。
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この幌内鉄道は… (紅露)
2015-07-04 16:17:55
この幌内鉄道は…国内3番目に敷かれた鉄道です。1番目は明治5年の新橋横浜間、2番目が明治7年の大阪神戸間でした。
幌内鉄道は石炭を運ぶために、明治政府が欧米に追い付くための産業振興の一環として作られたものです。当時北海道開拓予算の半分が投じられたといいます。
明治の初めころは、小樽にもアイヌの方々が多く住んでおり、初めて見る「丘蒸気」にびっくりして、ひざまずいて拝む人も現れたとか…標題写真の右下に、立っている人(写真師に指示されたモデル)の横に数人が拝んでいますね。偶然映り込んだそうです。博物館の学芸員に聞いたことがあります。
小樽総合博物館には、130年前にアメリカから来たアイアンホース号が、今でも祭日等に子供たちを乗せて走っていますよ。
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本当ですね~ (ひまわり)
2015-07-05 15:57:16
偶然とは言え凄いですね。 土下座されてるのですね。昔の人は、偉いですね。 
それにして 紅露様は、博学ですね。色んな事 いっぱいご存じで、上手に書かれますね。 本を出版されては・・・?
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誰にでも… (紅露)
2015-07-05 22:53:33
得手不得手はあります。花の名前や移し方、鳥も苦手です。グルメに至っては全くの味音痴で、このブログでも、食べ物の記事は…4回だけです取り上げたのは…600回くらい記事を書いていると思いますが、
しづか号の写真記事については、昔博物館の学芸員に聞いた話です。
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