紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

雨に見舞われた今年のYOSAKOIソーラン祭り(その1)

2017-06-19 06:00:00 | 祭り・イベント

                     <第26回YOSAKOIソーラン祭りで、優秀賞に選ばれた「夢想漣えさし」> 

 

今年のYOSAKOIソーラン祭りは、6月7日(水曜)から11日(日曜)までの5日間大通南北会場を含め18会場で行われました。この祭りの期間中5日間とも、雨に見舞われるという、近年珍しいことでした。この雨は、観客動員数にも響き、過去10年で3番目に低い数字の、188万8千人(前年比8.1%減)にどどまったと発表されました。なおYOSAKOIソーラン祭りの成績については、末尾にあげてあります。

毎日降りしきる雨空をにらみながら、撮影に行く日を決めかねているうちに、最終日の11日にとなってしまいました。この日も朝から小雨模様で、今年は撮影中止と決め込んでいると、10時頃になった雨が上がり、青空も出てきました。早速カメラバッグを抱え、JRで札幌駅へ。外はなんと小雨が降り続いて…、まあ、多少の雨で中止になることはないはずと、早速JR札幌駅南口広場の会場へ向かいます。

 


雨合羽姿の踊り子たち。

 


「JR札幌駅南口広場」は、ステージが低くとても見にくい。普段は地下商店街や百貨店等への荷物の配送場なので、地下通路への立体構造物があちこちにあって、観客席が狭いという難点があります。個人的にはこの会場は廃止してもいいのではないかと思っています。

 


駅前通を進むと、道庁前の北3条広場に出ます。道庁前にも「道庁赤レンガ会場」があります。覗いてみると、かつてYOSAKOIソーラン大賞受賞したことのある「夢想漣えさし」が演舞中。上のカットは、シャッター切る寸前赤い服の女の子が振り返った。添景のはずが、一転主役「見返り美人」になっちゃった。

 


躍動感のあるこの演舞、今年のテーマは「海勢我凌(かいせいがりょう)」地元枝幸の海に受け継がれてきた伝統&精神力で厳しい漁に出る。掴み取った大漁をさらに超えるという夢、想いを誓う。(公式ガイドブックから)

 


この会場に着いたときは、演舞が始まってました。また後刻大通会場で見る事が出来るので…

 


大通南北会場の踊りの流れ。今年は雨に見舞われたせいか、有料観覧席はガラガラ、1区画に2-3人と言うところもあって、大赤字かも。また天候が、小雨→晴→大雨→曇りとクルクル変わって、踊り子は相当疲労がたまったようにみえ、あちこちでうずくまり、酸素吸入される姿が散見。一層のこと、有料観覧席を南北とも1カ所外し、5回の演舞を4回にして、踊り子の負担を減らしてはどうかな?

 


フリースペースの9-10丁目会場に進む途中で、長~い行列に出くわしました。ん?なんの行列?2時間待ち?「あいぱく」=全国のご当地アイスが一堂に介するイベントだとか。アイスクリーム買うのに、2時間並ぶなんて…おったまげた!

 


やっぱりここが特等席かも…

 


大通公園西8丁目会場のステージ前はフリースペース(後方の一段高い観覧席は有料)になっています。とはいっても入退場を厳しく制限しており「立って観覧はダメ」「演舞中の出入り禁止」等といちいち警告されます。床は雨でぬれているので尻を落として座ることができません。敷物がなければ、しゃがみ込むしかありません。ステージ上の演舞を撮ろうと、中腰になると、たちまち警告されます。う~ん、撮りにくい。かといてえ後方の有料観覧席(1時間20分)に、1000円も払う気にはなれません。やはり、9-10丁目のフリー観覧エリアに行くことにします。

 


京都チーム「桜嵐洛」小雨もものともせず…カラフルな頭髪が目を惹く。

 


何やら鬼のような面を付けたような面々…凄いと思い連写、連写!

 


面と相まって、演舞が迫力、迫ってくる感じ。

 


面の形相とは正反対、優しい笑顔が印象的。チーム名を失念してしまった。せっかくいい演舞だったのに…ごめんなさい。

 


後ろの水戸藩と書かれた旗が印象的。う~ん、黄門さまのところの…この紋所が目に入らぬか!

 


真迫の演技

 


武蔵女子短大の「コンサフリーク」今年のテーマは「椿~今ここに狂い咲け~。女性らしい凛とした演舞を見せます。」(公式外ブックから)

 


サッカーチーム「北海道コンサドーレ」の応援団かなと思っちゃいますが…関係あるのか、無いのかわかりません。

 


金色のポンポンが目立つように…踊り子を淡くしてみました。本当は、ピンボケ隠しだったりして…

 


凄いど迫力に、つい連写してしまった。ブルン、あっシャッターの音ですよ。

 


裏方さんお疲れ様、記録写真も今はスマホで撮る時代なのね。

 


空は一転して太陽が顔を出した。旗の竿がしなる。相当体力、腕力が必要なんでしょうね。

 


先ほどのあいぱく、まだまだ長い行列が続いています。2時間も並んで食べるだけの意味があるのか、私には理解できません。

 

 <YOSAKOIソーラン祭り演舞コンテストの結果>

☆大賞
平岸天神(札幌市)
☆準大賞
粋~IKI~北海学園大学(同)
夢想漣えさし(枝幸町)
☆優秀賞
井原水産&北星学園大学(札幌市)
北昴(きたすばる)(同)
コカ・コーラ札幌国際大学(同)
新琴似天舞龍神(同)
遨~すさび~(旭川市)
恵庭紅鴉(べにがらす)(恵庭市)
THE☆北海道医療大学(当別町)
CHIよREN北天魁(千葉市)

 

YOSAKOIソーランその2では、午後からの演舞チーム&スナップを主に取り上げます。

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

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2 コメント

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すごい迫力~ (レモングラス)
2017-06-22 07:35:54
札幌までとなると、行くか止めるかは迷いどころでしたね(。>∀<。)
小雨の中の演者の迫力がよく伝わってきました~
顔だけにピン合わせての写真はスローシャッターですか?
三脚使っての撮影なのかな?(フットワーク悪くなるけど(^^ゞ)
私も体育祭で凝りもせずスローシャッター挑戦しましたが、ピント甘々のダメダメ写真ばかり、ホント難しいと実感しております。。
「迫真の演技」っていう写真の女の子、めちゃめちゃかっこいいですね☆彡
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顔だけにピントは… (紅露)
2017-06-24 20:34:22
躍動感を誇張するために。スローシャッターでとっております。ほとんどの画像は、Sモード優先の、25分の1に設定して連写しました。シャッター速度の設定は難しくて、被写体との距離や、演武の速度によって変わってきます。なので、いちいちシャッター速度切り替える余裕がないので、25分の1~60分の1で、設定し、ただただ連写。なので5-6割は失敗作です。かろうじて数カットいいのがあれば御の字。
三脚や一脚は一切使っていません。すべて手もちです。
体育祭でスローシャッターに挑戦とのことですが、ピントが甘いのではなく、たぶんブレのせいです。
動く方向にぶれると、シャープになります。流し撮りは、あくまで動く方向に流します。被写体の動きとカメラの流れが一致すると、ピントがぴったり合って、バックが流れます。これだけは経験の積み重ねです。
トライ&エラーの繰り返しです。
コメントありがとうございます。
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