前回のブログにも一部書きましたが、小樽から洞爺湖に行くには、定山渓、中山峠経由で行くルートを取りました。小樽を出てすぐに、朝里のループ橋を渡り朝里ダムの側を通ります。この時、霧が発生し、ダムの側面を駆け上がりあっという間に湖面を包んでしまった事も述べました。
実はこの時にダムの周辺の山々は紅葉していたのです。春になり新緑の季節が到来するのに紅葉とは、奇異に感じられるかもしれません。この春先の紅葉のことを「春モミジ」と呼ぶのだそうです。広葉樹の新芽が本格的な光合成で、葉緑素を蓄える前に、葉が本来持つ色素が出るのだそうです。1週間から10日もすると、本格的な新緑に変わっていきます。
(周囲の山は紅葉している 日の出直後を多少割引してみても、赤い)
(霧はあっという間に、湖面を覆いつくしてしまった)
上の二枚の画像は、平成22年5月23日午前5時頃撮影したものです。ちなみに、秋に撮影した朝里ダム付近の画像も上げておきます。ダムの上から(遊歩道)から小樽の市内方向を見たものです。ダムの側面の道路(上の2番目の画像)は、この写真のようにループ状になっていてほぼ一周半して上がって来ます。
(H9.10.18撮影 OLYMPUS OM-4+AGFAウルトラカラー50)
春先に紅葉が見られる事は、2年ほど前に赤井川村のキロロで初めて知ったのです。5月のGWに家族でキロロに遊びに行った時に、桜を撮っていて気がつきました。本来新緑で緑色のはずなのに、周囲の山々が異常に赤いと思ったのです。その数日後に、北海道新聞の朝刊に、春モミジの特集記事が出て知りました。下の二枚の画像は、いずれもH20.5.5撮影したものです。
(蝦夷山桜は、初めに茶色の葉が出て次いで花が咲く 散ると葉は緑色になる これも春紅葉の一種かな…)
(芝生が新緑なのに、奥の山は完全に紅葉状態 マップル「紅葉フォトコンテスト2009」入賞「春の紅葉」)
最後にもう一枚あげておきます。5月17日に奥沢の穴滝を撮りに行った帰りに寄った奥沢の水源地です。中央に桜が満開となっていますが、左手前の木と、中央奥の山の木々は紅葉しております。
(水源地は、6月の水道週間以外立ち入り禁止となっていて近づけません 中央の赤い橋は取水塔へ続く)
H22.6.1午前8時 <追記>
本日(6月1日)の北海道新聞朝刊27面に、偶然にも春紅葉の記事が出ておりました。タイトルは「萌える山 春紅葉」です。富良野市内の紅葉した写真も掲載されています。以下本文の一部を紹介いたします。
「新緑シーズンを前に…途中略…道道富良野美唄線沿いの木々が萌え、黄や赤色を帯び、まるで秋の紅葉を思わせる装いとなっている。
春紅葉と呼ばれる芽吹いたばかりのカエデなど広葉樹が色づく現象。葉が葉緑素を蓄える前に、本来持つ赤や黄色の色素が目立つために起きる。…途中略
春紅葉が見られる期間は通常1週間から10日間だが、好天が続けば数日で緑一色に変わると言う。」
写真の掲載は省略しました。
実はこの時にダムの周辺の山々は紅葉していたのです。春になり新緑の季節が到来するのに紅葉とは、奇異に感じられるかもしれません。この春先の紅葉のことを「春モミジ」と呼ぶのだそうです。広葉樹の新芽が本格的な光合成で、葉緑素を蓄える前に、葉が本来持つ色素が出るのだそうです。1週間から10日もすると、本格的な新緑に変わっていきます。
(周囲の山は紅葉している 日の出直後を多少割引してみても、赤い)
(霧はあっという間に、湖面を覆いつくしてしまった)
上の二枚の画像は、平成22年5月23日午前5時頃撮影したものです。ちなみに、秋に撮影した朝里ダム付近の画像も上げておきます。ダムの上から(遊歩道)から小樽の市内方向を見たものです。ダムの側面の道路(上の2番目の画像)は、この写真のようにループ状になっていてほぼ一周半して上がって来ます。
(H9.10.18撮影 OLYMPUS OM-4+AGFAウルトラカラー50)
春先に紅葉が見られる事は、2年ほど前に赤井川村のキロロで初めて知ったのです。5月のGWに家族でキロロに遊びに行った時に、桜を撮っていて気がつきました。本来新緑で緑色のはずなのに、周囲の山々が異常に赤いと思ったのです。その数日後に、北海道新聞の朝刊に、春モミジの特集記事が出て知りました。下の二枚の画像は、いずれもH20.5.5撮影したものです。
(蝦夷山桜は、初めに茶色の葉が出て次いで花が咲く 散ると葉は緑色になる これも春紅葉の一種かな…)
(芝生が新緑なのに、奥の山は完全に紅葉状態 マップル「紅葉フォトコンテスト2009」入賞「春の紅葉」)
最後にもう一枚あげておきます。5月17日に奥沢の穴滝を撮りに行った帰りに寄った奥沢の水源地です。中央に桜が満開となっていますが、左手前の木と、中央奥の山の木々は紅葉しております。
(水源地は、6月の水道週間以外立ち入り禁止となっていて近づけません 中央の赤い橋は取水塔へ続く)
H22.6.1午前8時 <追記>
本日(6月1日)の北海道新聞朝刊27面に、偶然にも春紅葉の記事が出ておりました。タイトルは「萌える山 春紅葉」です。富良野市内の紅葉した写真も掲載されています。以下本文の一部を紹介いたします。
「新緑シーズンを前に…途中略…道道富良野美唄線沿いの木々が萌え、黄や赤色を帯び、まるで秋の紅葉を思わせる装いとなっている。
春紅葉と呼ばれる芽吹いたばかりのカエデなど広葉樹が色づく現象。葉が葉緑素を蓄える前に、本来持つ赤や黄色の色素が目立つために起きる。…途中略
春紅葉が見られる期間は通常1週間から10日間だが、好天が続けば数日で緑一色に変わると言う。」
写真の掲載は省略しました。
でも、これだけクリアーに見られるのは北海道だけかもしれませんね。理由は良く分かりませんが…
桜が満開なのに、紅葉、ちょっと奇異に感じますね。
下のメルヘン交差点の蝦夷山桜もそうですね。最初は茶色の葉っぱが出て、次いで桜が咲き、散る頃にやっと葉が緑色になりますよ。
身近なところにあるんですんね。
春紅葉イイですね~^^
地元だから春に一度木々が赤くなったりするのは知っていましたが、こんなにもきれいだったとは。。。
また来年になりそうですが、撮ってみたい被写体が増えました^^
今日の道新にも富良野の山々が紅葉している写真が乗っていましたが、春先、短期間の現象なんですね。そのうち紅葉のフォトコンにでもと思っています。