「道東から鶴の便り…撮影者Reiさん」
北方四島、釧路と続いた後は、次は丹頂鶴を取り上げようかなと思案している時に、かつてのFreeml仲間で、道東にお住まいのReiさんから、素敵な画像がメールで届きました。標題の画像がそうです。11月10日に撮影したとあります。民家の畑に舞い降り、落穂や虫を拾っているらしいということです。
丹頂鶴が民家の近くまで来るようになったということは、道東も本格的な冬が近づいているということです。標題の画像は親子四羽の鶴が、収穫後の農地で餌を探しているのでしょう。右の二羽は子どもで、中央が父親、左が母親、ほのぼのとした感じが伺えます。
私自身釧路支店に在任中(H6年3月-9年3月)には、冬季の土日、祭日ごとに丹頂鶴の撮影に奔走しておりました。撮影カット数で言えば、多分数万カットになります。残念ながら、本格的に写真を習う前で、殆どが無駄撃ちでした。
また、カメラ自体もオリンパOM-4+SIGMAミラー600mmという、マニュアルフォーカス(MF)機だったことも原因だったかな、と勝手に解釈しています。MFでは、鶴のすばやい動きについていけませ。年とともに視力が落ち、ピントあわせが難しくなって、この時ほどオートフォーカス機が欲しいと思ったことがありませんでした。
言い訳は、これくらいとして、次に三カットあげておきます。いずれも阿寒丹頂センターで撮影したものです。真ん中のカットは、二羽の鶴の首が交差し、ハート型になったかなと思っています。
(一人舞い)
(デュエット)
(H20年タンチョウフォトコンテスト 鶴の恩返し賞「絆」)
道東地方は冬は寒さが厳しく、-20度を超える日も珍しくありません。寒いというよりは、頬などが痛くなります。こんな寒い日は鶴だって寒いのです。通常鶴は飛ぶ時には両足を後方に伸ばします。しかし余りにも寒いと足を折りたたんだまま飛びます。そんな珍しいカットが下です。
(折畳み飛行)
次の画像もとても冷える日に撮影したものです。日中になると温度が上がって、鶴の息が白くなることはありません。早朝か、夕方に、温度が下がりますが、もうその時は、給餌場に丹頂の姿がありません。給餌場でこのようなカットが取れるのはとてもラッキーなことなのです。
(-25度の朝)
最後は、ちょっと滑稽な感じの画像を二つ上げておきます。上段の画像は、鶴居村の鶴見台で、夏に撮ったものです。普通鶴は、夏の間は湿原で自給自足しているので、給餌場に来ることはありませんが、カップルになれなかった鶴が、夏でも給餌場に来るといわれています。
独り身の憂さでも晴らすように、相撲の四股を踏んでいるように見えませんか?下段の画像は、鶴に生餌(ウグイなど)を与えたところ、近所のネコがウグイを横取りしたものです。
(四股踏んじゃった)
(第5回ベネッセ趣味の写真コンテスト 入選「ちょっと失敬」)
北方四島、釧路と続いた後は、次は丹頂鶴を取り上げようかなと思案している時に、かつてのFreeml仲間で、道東にお住まいのReiさんから、素敵な画像がメールで届きました。標題の画像がそうです。11月10日に撮影したとあります。民家の畑に舞い降り、落穂や虫を拾っているらしいということです。
丹頂鶴が民家の近くまで来るようになったということは、道東も本格的な冬が近づいているということです。標題の画像は親子四羽の鶴が、収穫後の農地で餌を探しているのでしょう。右の二羽は子どもで、中央が父親、左が母親、ほのぼのとした感じが伺えます。
私自身釧路支店に在任中(H6年3月-9年3月)には、冬季の土日、祭日ごとに丹頂鶴の撮影に奔走しておりました。撮影カット数で言えば、多分数万カットになります。残念ながら、本格的に写真を習う前で、殆どが無駄撃ちでした。
また、カメラ自体もオリンパOM-4+SIGMAミラー600mmという、マニュアルフォーカス(MF)機だったことも原因だったかな、と勝手に解釈しています。MFでは、鶴のすばやい動きについていけませ。年とともに視力が落ち、ピントあわせが難しくなって、この時ほどオートフォーカス機が欲しいと思ったことがありませんでした。
言い訳は、これくらいとして、次に三カットあげておきます。いずれも阿寒丹頂センターで撮影したものです。真ん中のカットは、二羽の鶴の首が交差し、ハート型になったかなと思っています。
(一人舞い)
(デュエット)
(H20年タンチョウフォトコンテスト 鶴の恩返し賞「絆」)
道東地方は冬は寒さが厳しく、-20度を超える日も珍しくありません。寒いというよりは、頬などが痛くなります。こんな寒い日は鶴だって寒いのです。通常鶴は飛ぶ時には両足を後方に伸ばします。しかし余りにも寒いと足を折りたたんだまま飛びます。そんな珍しいカットが下です。
(折畳み飛行)
次の画像もとても冷える日に撮影したものです。日中になると温度が上がって、鶴の息が白くなることはありません。早朝か、夕方に、温度が下がりますが、もうその時は、給餌場に丹頂の姿がありません。給餌場でこのようなカットが取れるのはとてもラッキーなことなのです。
(-25度の朝)
最後は、ちょっと滑稽な感じの画像を二つ上げておきます。上段の画像は、鶴居村の鶴見台で、夏に撮ったものです。普通鶴は、夏の間は湿原で自給自足しているので、給餌場に来ることはありませんが、カップルになれなかった鶴が、夏でも給餌場に来るといわれています。
独り身の憂さでも晴らすように、相撲の四股を踏んでいるように見えませんか?下段の画像は、鶴に生餌(ウグイなど)を与えたところ、近所のネコがウグイを横取りしたものです。
(四股踏んじゃった)
(第5回ベネッセ趣味の写真コンテスト 入選「ちょっと失敬」)
鶴の恩返しは、鶴が浮かび上がって見えます!これだけ寒いと防寒対策がかなり重要でしょうね。丹頂の撮影は忍耐との戦いになりそうですね。
スキーウエアーが一番です。
やはり独創的な写真を撮ろうと思えば、給餌場以外で狙う必要があります。なかなか難しいですが…
時々他の人の写真も取り上げたいと思います。面白い写真でもあればメールに添付してください。得意の花の写真でも結構ですよ。
写真撮影=ばぁやさん、では艶がないので、Kazukoさんか、Umeちゃん(ネコみたい…)か…
真剣な提案です。
広い庭に、自慢の花々が咲き乱れる頃に、呼んでください。すぐ駆けつけます。