紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

オリンパスPEN E-P1~長時間露光、多重露光編

2010-04-13 06:00:00 | カメラ
長時間露光と多重露光について、早速試し撮りをしてきました。4月11日(日曜日)は天気晴朗なれど波高し、どこかで聞いた台詞ですが、早速塩谷海岸へ一番上の孫を連れて、行ってきました。余談になりますが、塩谷の海岸は砂鉄を含む黒っぽい砂浜で、いつも波があります。

この日は結構風があって、4月も中旬に入るというのにとても寒い日でした。カメラを操作する手も痺れてきます。三脚にツインブラケットを差し込んで、EOS40DとE-P1の二台をセットします。砂地のため足場に苦労しましたが、途中で強風で三脚が倒れ、E-P1が砂まみれになるというハプニングもありましたが何とか撮り終えました。


(E-P1 F22 20秒露光 ND=400フィルター ISO=100 WBオート 明暗・コントラスト微調整)


(E-P1 F16 5秒露光 ND=400 孫がモデル、少しぶれました)

なお、この浜辺の砂は、砂鉄が混じっているので、こげ茶色に見えます。EOS40Dでも撮影しましたが、EOSの場合は露光時間と同じ時間ノイズ補正にかかり、その間ビジー状態となり、次の撮影が出来ません。でも、このE-P1はビジー状態がなく、即モニターに撮った画像が確認できます。この点は、夜間の星空の長時間露光に有利になりそうでう。

次に多重露光を行ってみました。E-P1の場合はRAW画像で撮ったものを、モニターで確認しながら合成します(二枚の多重であれば、JEPGでも可能)。そこで、三色フィルター(スペクトラ=SP)で浜辺に押し寄せる波を撮って見ました。


(E-P1 F7.1固定 S各オート)


(E-P1 上に同じ)

上の二枚を比較すると、特に砂浜の色調が幾分違っております。これはモニター画面で各三色のRAW画像を合成する際の、露光調整の差でしょうか。各色の露光配分調整が結構難しいようです。フィルムカメラで撮影する場合は、緑色のフィルターが基準値となります。先ず、オートで出た露出を-1.5して、これをマニュアル露出にして三カット撮れば、自動的に三色の配合が出来ます。技術的な話はここまでとして、参考までにフィルムで撮影した画像を下に挙げておきます。同じ塩谷の浜辺です。


(Canon EOS55 データー不明)

最後に、12日(月曜日)メルヘン交差点で多重露出した画像を二枚挙げておきます。上は、三色フィルターで三回の多重露光をしたもので、下は、JEPGで2回の多重露出したものです。とにかく便利な機能が備わったもので、長時間露光、多重露光の出番が増えそうです。


(E-P1 SPカラーフィルター F7.1固定 Sオート メルヘン交差点)


(E-P1 JEPG多重(2回)露光 メルヘン交差点)
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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メモを片手にOK (ばぁや)
2010-04-15 11:14:48
(青い池)から(塩谷の浜辺)へ待受画面出来ました  若かりし頃 夕焼けに染まるキラキラ輝くこの海で 泳いだ?事を懐かしく思い出しました。 ありがとうございました
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黒っぽくて… (紅露)
2010-04-15 13:01:36
全体に黒っぽくて春の待ち受け画面としてはどうかな~
壁紙ドットCOMにはもっと良いのがあると思うけれど…
とにかく上手く行ってよかったわ、
返信する

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