紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

花、華、はな…その3(ご近所の花畑)

2020-05-27 11:04:15 | 日記

 

5月も第4週になって、関西地区の緊急事態宣言が解除され、コロナウィルス騒ぎもやっとピークを過ぎつつあるような気配になってきました。残るは首都圏の1都3県、と北海道だけですが、北海道内でも緊急事態宣言が続いているのは、札幌市と、石狩管内だけで、そのほかは解除されております。

これも5月第5週には解除される予想とか(5月25日解除宣言が出されました)。しかし、気を緩めると、第2波、第3波もあるとか、ないとか…。いずれにしても、うがい、手洗い、三蜜を避けるなど、気を緩めることの無いようにせねばなりません。何かと窮屈で不便な毎日、気ままに撮影に外出も出れません。でも季節だけは順調に進んで、北海道はまさに、百花繚乱の季節。そこで、今回はご近所の花畑を覗いて見ました。なお撮影日は5月14日~21日です。

 

☆隣家の庭にはライラックの花が…
(注)北海道内では個人の一般的な住宅には、ほとんどが庭塀がありません。その理由についてはよくわかりませんが、積雪が関係しているのか、道民のオープンな性格によるものか…わかりません。

 


お隣のKさん宅の白いライラックです。高さ3-4mほどで、とてもいい香りがします。なおライラックは札幌の市花でもあります。大通公園のライラックはほとんどが薄紫ですが…。

 


我が家の花壇は、幅50-60cm、長さ3mほどです。昨年秋に家内が種を植えたスズランが20-30株ほど育って、可愛い花つけてきました。

 

☆北海道では余り見かけない桃の花が…

 


電柱や電線を避け、バックにメルヘン広場に立つ洋菓子店ルタオの時計塔を入れて撮りましたが、木が剪定されておらず、伸び放題。桃は桜と違って、1本の枝に連なって花が咲きます。

 


むしろ、隣家の壁をバックにして撮ったほうがきれいに見えます。

 


おなじピンクの花でも、こちらは、八重桜です。八重桜はエゾヤマザクラよりも2週間前後遅れて花が咲きます。

 


お隣のSさん宅の駐車場に咲く花たち。右の大きな木は桜の木。2-3週間ほど前までは桜が咲いておりましたが、いまは葉桜。エゾヤマザクラで、花が咲いているときは、茶色の葉でしたが、花が落ちて、光合成が進むと、茶色の葉は緑色に代わります。青のトタン屋根は、駐車場の屋根です。チューリップと、黄色のレンギョウが咲き誇ってます。

 


おなじ花畑ですが数日後、露出を切り詰めてチューリップを際立たせてみました。

 

☆この時期はツツジが満開です。

 


花のことについては詳しくありませんが、ピンク色のほうはエゾ山ツツジでしょうか。時には白いつつじも見かけることがあります。小樽市の市花はツツジで、市民公園にはいく種類ものツツジが、この時期咲き乱れています。(参照、当ブログ2012.5.31付け「新緑の季節到来」)

 


アジサイも、葉が青々としてきました。本州では6月の花で、アジサイ=梅雨というイメージが強いのですが、北海道では7月以降に咲き、夏の花というイメージかもしれません。
余談ですが、北海道では、時として、アジサイ、ヒマワリ、コスモスが同時に咲くことも珍しくありません。

 


お向かいの花壇。日当たりがいいので、もう芝桜が満開ですね。

 

☆小樽を代表する割烹「海陽亭」は、現在改築中(直接花とは関係ありませんが…)
かつて昭和の初期小樽が海運で栄えていたころ、山下汽船の初代小樽支店長「石原潔(慎太郎、裕次郎の父親)」が豪遊した有名な割烹です。平成に入っても時折営業しておりましたが、中華系外資に譲渡されました。聞くところによるとレストランに改造中とか…

 


左側黒い塀のところにあった、観光客向け海鮮丼屋を取り壊し、大型バスが出入りできるように拡張しました。

 


海陽亭は、大きな樹木に囲われいろんな鳥たちの棲家にもなっています。料亭は丘陵地にあって、木造2~3F複雑な作り。継ぎ足しのためでしょうか。桐の薄紫の花が目を惹きました。

 

☆ぽかぽか陽気に誘われて、ちょいと足を延ばして臨海公園(我が家から500mほど)に行ってみました

 


白樺の木、よく見ると小さな房が幾筋も垂れ下がっています。これが花で、花粉が飛ぶと花粉症にもなります。

 


公園の日当たりの良いところには「レンギョウ」が黄色い花を付けています。この時期の黄色い似た花に「サンシュウ」「マンサク(花弁が4枚で細長い)」がありますが、ちょっと目には区別がつきません。なお「サンシュウ」については、2017年5月1日当ブログ「春本番…」の最後の画像を参照してください。

 


花とは関係ありませんが、ぽかぽか陽気で、船員さんも、日光浴か。

 

☆さらに足を延ばし、家族で奥沢、水源地に行ってみました(5月19日午後)

 


途中でこんな素敵な梅を見ました。桜が5月上旬には散ってしまったのに、中旬になって梅が満開です。桜の開花前線と梅の開花前線は、津軽海峡で横並びとなり、道央、道北、道東では、本州と逆になります。

 


最近できたアイス屋さん「北の贈り物」(絵画調HDR撮影) 結構お客が来ておりました。ここはご存じの通り旧北の誉酒造の清酒工場跡です。

 


イチゴアイス=350円が売れ筋商品とか、普通のピンク色のアイスに、冷凍イチゴのスライスが二切れ乗ってるだけ。アイスクリームにしては酸味が強く、冷凍氷のガリガリがあって、う~ん美味しいとは思わなかった(個人的な感想)。

 


水管橋(画面右の青い橋)の奥へは立ち入り禁止。水源地の水面は、かつては中央の白い取水塔の下までの高さでしたが、堤防が壊れ、修復困難と言うことで、この辺りは公園になるはずでした。なんせ財政ひっ迫が続く市の財政では、まかなえないのか、もう5-6年放置されたままです。冬期間は雪捨て場になっている。
そんな事よりも、後ろの山々には、わずかですが赤っぽい樹木が見られ、「春紅葉」が見られます。(詳しくは、当ブログ2010.6.1付け「春紅葉」参照)

<参考>H10年6月3日水道週間の日に撮影した旧「水源地」

OLYMPUS OM-4  KodakDynaEX100

 


帰りは歩道わきに生えてるヨモギを採取、てんぷらにして夕食の総菜にしました。

 

さて、次回は…緊急事態宣言は5月25日に解除されたことですし…いやいや、もう少し自粛しましょう。

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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