紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

我が家のひな祭り

2020-03-06 12:19:46 | 祭り・イベント

                  <2016年2月撮影 飾ったのはこれが最後でした、次女が海外留学で部屋が空いていたので…>

 

このところの、新型コロナウィルスの影響で、小樽市内は観光客が激減、観光街の中心でもあるメルヘン広場は、火の消えたような寂しさです(下の画像)。加えて、北海道知事による、小・中・高校の休校や週末の外出自粛要請あって、街中は人影もまばら。ダイヤモンドプリンセス号でのウィルス発生以来、都道府県別では北海道の感染者が、東京を抑えて、ダントツのトップとは…

 


2月20日昼頃メルヘン広場を撮影、雪も極端に少ないが、観光客もほとんどいない。

 


こちらは、2020年1月4日午後4時半ころの画像。メルヘン広場から、小樽オルゴール堂に向けて撮影。この時点では、中国武漢市で、新型コロナウィルス発生で騒がれていたころ。誰もがその後の大きな騒ぎになると予想していなかった時点です。

 

さて、話はがらっと変わって、3月3日はひな祭りですが、我が家では二世帯住宅に住む孫娘たちも大きくなって、ひな壇を飾ることもなくなりました。孫娘も上が高校3年生、下が高校1年生。その代わり、夕食には全員が集まって、ちらし寿司を食べることが恒例なりました。なお、表題の画像は、2016年に飾った最後ひな壇になります。

 


2020年3月3日撮影 画像は多少ぼかしております。奥二人は孫娘たち、突然の休校で戸惑っています。高3の孫娘は3月の卒業式の中止、デズニーランドへの卒業旅行も中止でがっくり。高1の孫娘は、吹奏楽部の課題曲練習が気になるようです。犬も行儀よく待っております。

 

☆映画「LOVE LETTER」に出てきたひな飾り
Facebookを開いていたら、去年の3月3日にアップした画像が出てきました。それは、中山美穂が主演した「LOVE LETTER」の一場面でした。この映画の初めの方で、深々と雪降る小樽を舞台に、とある家庭で雛飾りを組み立てるシーンが出てくるのです。その映画に出てくるのが、下の画像です。

 


実際に「LOVE LETTER」で使われたクラフトショップれん所蔵のひな人形です。画像のひな飾りは、小樽臨海線沿いの「運河工芸館」に展示されていました。この時に初めて私自身、小樽が舞台の、この映画のことを知り、レンタルビデオ店で、借りてきてみました。

 


2011年2月20日撮影 文字が小さくて読みにくいかもしれませんが…下の画像は小樽駅前中央通りに移転した後の「クラフトれん」の店で撮影したものです。

 


映画についての詳細は、2014年3月6日付け当ブログ「北のみやび…」の(1)を参照してください。いずれにしてもこの映画が、韓国で公開されれるや、大ヒットして「お元気ですか~」が流行語になったと言われ、韓国の若者たちが来道するきっかけにもなりました。
<北のみやび 小樽ひな巡り>平成23年2月から、28年ころまで、続いたイベントです。小樽市内の店舗、個人宅、市場、企業、公共機関等40~50社が参加して、ひな飾りを展示したイベントでした。

 

☆田中酒造亀甲蔵の展示が素晴らしい
「北のみやび 小樽ひな巡り」が終わった後も、独自にひな飾りの展示及び琴の演奏会を続けております。2Fフロアーの4面に飾られた数十組のひな飾りには圧倒されます。

 


2011年2月26日撮影 3番目の孫娘を、ここで行われる琴の演奏会に連れて行った時のカット。飾られている雛人形は、小樽の名家で使われていたものが多い。

 


2012年2月25日撮影 個人宅をサークル活動として使っている「狸庵」のひな人形。年代別に飾られ、北海道では珍しい、吊るしびなが飾られている。吊るしびなについては、八王子支店勤務時に、ツアーバスで伊豆熱川、稲取に行くつもりでしたが、残念ながら都合が取れず行けずじまいでした。
全国では、福岡市柳川のさげもん、稲取の吊るしびな、酒田市の傘福が有名です。地域によって呼び方も変わります。<つるしびなゆかりの地>から引用。

 

☆内裏様の配置は?…左右どちらでもいいんじゃないかって?いえいえ決まりがあるんですよ。
通常は雄びなが向かって左に、女びなが右になっています。下の内裏様(雄びな+女びなワンセットで、内裏様という)は小樽市立文学館に展示されている江戸末期のものです。左右が逆になっているのがわかりますか?古来男尊女卑の時代が長く続き、左が上位とされてきました。古来、右大臣より、左大臣が上位ですね。詳しくは下のひな人形の解説画像を、ご覧ください。

 


小樽市立文学館にて撮影 孫娘がスタンプラリーに押印しているところです。

 


関西(特に京都)と関東では内裏様の配置が違うこと初めて知りました。明治維新後西洋文化の影響で、左右が逆になりました。天皇と皇后の並び配置が、向かって左が天皇、右が皇后になっていますね。テレビ等で確認してみてください。

 

☆各所で見かけたひな人形

 


小樽臨港線運河沿いにある「ホテル古川」の1F受付ロビーで見かけた素敵なひな飾り。

 


夢二亭のひな人形 樺太小樽間の海運で財を成した旧塩田別邸 和食レストランとして開業した飲食店のロビーに飾られたひな人形。

 


都通の喫茶店あまとうで見かけたひな人形。シンプルですが梅の花(造花かな?)とマッチ。

 


北一硝子ランプホールの趣あるひな壇。

 


我が家の2Fに飾ったひな壇に、飼い猫が次女が弾いていたエレクトーンに飛び乗り、更にひな壇に駆け上がって、いたずらしようとした瞬間をパチリ。ひな壇を壊されると思った娘が怒り心頭。この画像は、平成10年小樽写真市展なるフォトコンに、初めて応募し、最高賞の推薦を取りました。生涯忘れられない写真です。この時小学生だった娘も、いまは結婚して我が家に同居しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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