紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

藤の花がが満開と聞いて…

2019-06-06 06:00:00 | 写真

                       <風に舞うフジの花…まるで、私が踊るから、見てちょうだい、と囁いているようでした>

 

 

ことしは5月中下旬に異常とも思える暑さとなり(関連記事下記参照)、初夏に咲く花々も例年に比べ1週間以上も早く、一気に開花してしました。SNS等で、前田森林公園の藤がピークを迎えているという記事を目にしました。前年もぜひ行ってみたいと思っていただけに、5月25日(土)、次女の運転する車に同乗し、家内と3人で見てきました。この日も暑い日でしたが、新聞記事によれば、26-27日(日、月)が異常ともいえる猛暑だっただけに、1日早くて、幸運だったのかも。

事前に公園の管理事務所に、開花状況を確認したところ、今が開花のピークですとのこと、公園主催の「ふじまつり」は予定通り6月8-9日(土日)に行われるとのことでした。ふじまつりは、今年で10回目を迎え、藤の花の下でのコンサートやクラフト体験、縁日テント、プレーパークなどが楽しめるそうです。

 

<北海道内の連続猛暑日を伝える新聞記事>

オホーツク管内佐呂間町の39.5度は、全国5月の観測史上最高気温を記録。帯広市の38.8度は、95年ぶりに最高気温を更新した。こういう熱波のために、JRの運休が続出、また十勝管内の観光庭園では、10万本のチュウーリップが、ドライフラワーになったとか…

 

☆前田森林公園は、札幌市手稲区新川通(道道125号線)沿いに広がる59.7ha(東京ドーム球場の約13倍)の総合公園で、野球、サッカー、パークゴルフ等の運動施設と中央部に幅15m×600mのカナル(水深30cmの運河)をもち、その両側には170本4列のポプラ並木があります。とにかく広い公園で、新川通川の駐車場から、案内プレートを兼ねる石碑の指示に沿って進めど進めど…藤棚に行きつかない(笑)。

 


途中で白いライラックを見つけ写真を撮る家内と次女。

 


あれれ、白樺の木の中でコスプレ風の女の子をカメラマンが撮影している。こんにちは撮影ですか、と声をかけついでに一枚。それにしても、藤棚のある展望台はまだ先だ。30分近くふらふらと歩いてやっと藤棚にたどり着いた。

 


藤棚の奥からコスプレ風の女の子がやってくる。先ほど途中で出会った彼女たちではない。コスプレ大会でもあるのだろうか?

 


展望ラウンジにたどり着き、広場のほうを見ると、やや!藤色の傘を差したコスプレガール2名とカメラマンが藤棚の方にやってくる。今日は何という、ラッキーデイだ。

 


どうやら藤をバックに撮影するらしい。

 


展望ラウンジで休憩していると、ドアガラス越しに、まだ撮影が続いて様子が見てとれました。都合1時間以上も撮影が続いていたでしょうか。藤を観賞している方がも多少うんざりそうでしたが…。

 


こちらは、別のコスプレの方ですがシルエット的に撮らせてもらいました。

 


介護サービス関係者も多数藤を観賞に来ておられました。

 


展望ラウンジの2Fの窓から、藤棚を見下ろすと…ちょっと違う雰囲気です。

 


今度は展望ラウンジの右側の藤棚に向かいます。藤棚は「大パーゴラ=Gig Pergola=格子状の日陰棚の意味」と呼び、ここでは高さ4m×全長320m、36本の藤があります。

 


藤棚の隙間から見上げる藤もきれいです。

 


藤棚の終点から展望ラウンジを見ると…なお、右下にはカナルが600m続きます。水深30cmですが、途中にわたる橋がないので、駐車場まで600m以上遠回りしながら歩きました。腰痛を抱えてる身には、遠いこと、遠いこと…

 

 

☆翌日26日には、平岸天神緑地の「天神藤」を撮りに…この日は、道内オホーツク管内佐呂間町で、39.5度という観測史上5月の最高気温を記録した日で、札幌市でも32度を超えましたが、湿度が低いので日陰は涼しいくらいでした。藤の開花期間中は、公園の拡張工事が一時休止ということでした。

 

 


天神藤は、約200年ほど前に北海道入植者が、盆栽として持ち込んだ藤をこの地に植え替えたのがルーツといわれています。個人宅の庭園にあって、開花時には一般開放されていましたが、数年前に札幌市に寄贈され、緑地公園の一部となりました。公園が拡張工事中で、資材やロープ、オレンジ色の網が張られ、撮影にはかなり邪魔です。

 


藤の後ろ側にはつつじが色とりどり咲いていて、来園者は色々楽しめます。

 


藤棚はマンションに挟まれている。

 


工事用のビニールフェンスが邪魔ですが…、黄色いウエアの方は来園者です。

 


黄色いつつじをバックに撮影。

 


風に舞う藤。

 


数年前に訪れた時に、CASIOのコンパクトデジカメで、「HDRアート」機能を使って撮った画像。CASIOが最も早くHDRアート機能を発表しており、他社のカメラには見られないので、ひょっとすると特許なのかも…。その後CASIOがカメラ部門から撤退した後は、このアート機能を持ったカメラを見たことがありません。

 


ついでなので藤棚の奥の公園も散策。多種多様な花や木が植えられている。緑に黄色の縁取りのある木はよく見かけるのですが、名前が思い出せない…

 

☆小樽公園の藤は…市役所裏に藤の老木があって、毎年この時期満開となります。

 


小樽公園の藤も相当年数がたっているのか、根本は痛々しいほどの朽ちようです。

 


10年ほど前に撮影した画像。ボケてる?そうです、ズームレンズ逆付で撮影した画像だからです。

 


もう一枚同日に撮った画像です。普通に撮ると、レンズは、フィルム面で、ピントが合い、ハレーションなどが除去されます。その機能を逆手にとって、あえてピンボケふうに撮った画像なんです。あくまでもお遊びです。

 

☆藤の花というと、薄紫ですが…黄色い藤もあるんです

 


2018.6北海道大学工学部前広場にて撮影。この黄色い花の正式名は「キングサリ=金鎖」といいますが、一般的に「キバナフジ」と呼ばれています。画像は大学祭の時で、工学部前で行われた「ダンパレ」に集まったコスプレーヤーが写りこんだ。

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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