紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

1月7日はどんど焼きのはしご?

2014-01-10 06:00:00 | 祭り・イベント
年明け以降、1日として天気の良い日がありません。吹雪の日が毎日のように続いています。朝起きるとまず玄関・車庫前の雪かきから1日が始まります。いくら北海道の雪が湿気がなく軽いといっても、一晩に20㎝近くも積もると、除雪だけでも大変な労力です。おまけに風が吹くと顔と言わず手と言わず、痛いほど冷たくなります。クマのように冬眠できるものなら寝て過ごしたいと痛切に感じます。

愚痴はそのくらいにして、7日はどんど焼きの日です。小樽では住吉神社と竜宮神社そして水天宮の三大神社で行われます。なお周辺町内の神社でも行われますが、規模が一番大きいのは住吉神社です。境内が広いうえに、小樽総鎮守としての格式からでしょうか、7日と8日の両日行われます。竜宮神社と水天宮は7日のみ行われっます。幸い7日は朝から時折日が射す天気で、気温もここ数日では高めです。10時頃に住吉神社のどんど焼きを、昼頃に竜宮神社のどんど焼きを見てきました。なお、水天宮については、交通が不便で、丘の上と言う立地が災いして、どんど焼きに訪れる客は多くありません。去年訪れたときにはほとんど人がおらず、燃えカスだけが残っていたという状況でした。ので今年はパスしました。


<住吉神社のどんど焼き>

神社の歴史、規模ともに小樽で最大の神社です。小樽総鎮守の地位にあります。どんど焼きは1月7日、8日の両日行われます。7日に行ってきましたが、お焚き上げの客が次から次と後を絶たないほどでした。


神社右側のとおりは車で渋滞。いつも通り、屋台が3軒出ておりました。


ペンタックスのコンデジで、HDR風にしてみました。


お焚き上げの入り口では、バイトの方が燃やす飾り物をチェックしています。鏡餅まで燃やそうという方がいて、燃えないものに分別していました。


近所の幼稚園児でしょうか、保母さんと来ており、炎に手を合わせ、無病息災をお祈りしていました。


立派なしめ縄や松飾が次々と燃え上がっていきます。もったいない、次の年にも使える、とついつい考えてしまいます。


大きなまゆ玉の束が投げ込まれました。近年まゆ玉を見かけなくなりましたが、昭和30~40年代頃までは、どの家庭でも飾られたものでした。今でも地方ではまゆ玉を飾る風習が残っていると聞きました。


燃え尽きてしまいました。


さて、撮りつくしましたので、参道に出て戻ります。賽銭箱が置いてあり、ここで参拝を済ます人用でしょうか。本殿は、この奥50mほど先、数十段の階段を上がった先にあります。


<チョコバナナが美味しいぞ>

どんど焼きと参賀日の初詣の際に見かけたおもしろい光景を数カットあげておきます。参道の屋台で買ったのでしょう、とても美味しそうに食べる光景につい、ついパチリ。


鳥居の近くで座り込んで串刺しのチョコバナナを食べる子供。通行人の視線、何するものぞ。それを温かく見守る父親。親子の愛情が読み取れ、心がほっとしました。


こちらは若いお兄ちゃん、トッピングでカラフルなチョコバナナを美味しそうに食べながら、南小樽駅の方へ、足早に去っていきました。

バナナ大嫌いの私には、アイスクリームのチョコに見えました。冬にアイスクリームは食べない?それは本州の方ですね。道産子は夏冬関係なく食べることが多いですよ。なんたって、室内は床暖、石油ストーブで温かいから。


<竜宮神社のどんど焼き>

竜宮神社は、小樽駅から余市寄りの国道から急坂を登ったところにあります。この神社はかつてエゾ共和国初代総裁の榎本武揚が寄進したと言われています。榎本武揚と言うと函館戦争の敗者ですが、その後赦免されて、北海道開拓使の高官として北海道の開拓に尽力しました。その功によって小樽の土地が明治政府から下付されました。その土地を竜宮神社建立の際に寄進したという所縁があります。ともあれ、7日昼近くに撮影に行ってみました。


境内の真ん中に大きな雪囲いがあって、その中の正月飾りが投げ込まれていきます。


神社の左横には、まゆ玉と絵馬が飾られていました。参拝する人が後を絶ちません。この時期の絵馬全部合格祈願でした。


右側のおみくじ売り場の巫女さん。バイトの学生さんでしょうか。中学生くらいに見えますね。


多分今年の受験生。大吉だといいのですが…う~ん、ではなさそうですね。


一方、こちらのテントでは正月の縁起物を売っています。笑顔の可愛い巫女さんに、ついパチリ。


テントの横では甘酒が無料でふるまわれています。体があたたまります。つい2杯頂いてしまいました。

せっかく竜宮神社に来たのですから賽銭を入れて、フォトコンテストでの大賞GETをお祈りしました。ついでにおみくじも…住吉神社では「吉」でしたので、なんとかリベンジを図りたいものです。引いた番号は…14番、う~んホテルの部屋番号では嫌われる数字。巫女さんが渡してくれたおみくじには「末吉」。ん?大吉、中吉、小吉、吉、末吉、凶、大凶…、あれれ、住吉神社のおみくじ「吉」からワンランクダウンしてしまった。何々「前途通大道」ぜんとだいどうにつうず、「…されども時期を待ちた甲斐ありて、行き先大道に出べし…」。どうやら地道に努力すれば大道に通じるという意味らしい。


なお、水天宮でもどんど焼きが行われています。冬は車で行くことが出来ません。神社付近に駐車場がありません。冬は道が狭いうえに、標高50mの高台の水天宮に至る道は3本しかありません。うち2本は急坂の階段をあがります。夏場でも一気に上がることのできないほどの急坂です。もう1本の花園町側の道路にも階段があって、車は山田町を迂回してあがってきます。しかし冬場は車両の交差が難しく、まして山頂に十分な駐車スペースがないとなれば…訪れる人も少なくなります。画像は平成22年正月のものです。


一番下の孫娘の通う保育園の園児たちが、初詣をかねて来ておりました。


私事で恐縮ですが、この日7日は午後2時から小樽協会病院で、退院後の検査がりました。心電図、血液検査共に全くの異常なしとのことで一安心です。ただ、再発の可能性もあるので、減塩・減量生活は引き続き続けるよう指示がありました。1か月後の再検査まで薬の服用も続けるよう指示されました。とりあえず、普段の生活に支障がなさそうなので一安心です。

コメント (7)
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