紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

宮島沼のマガンを撮る

2011-05-12 06:00:00 | 写真
浦臼神社でカタクリ+エゾエンゴサク+エゾリスを撮り終えて、一旦月形町まで戻ります。皆楽公園で親子で遊ぶ子供たちを撮った後、昼飯を取ろうということになりました。店名は忘れましたが近くログハウス風のラーメン店あります。以前ここのラーメンが美味しいという記事を呼んだことがありましたので、入ってみることにしました。

昼食後、夕方までにはまだ時間がたっぷりあります。月形温泉で汗を流し、温泉裏の「月形土工房」で花の栽培、販売を行ってましたので、ここで時間を潰します。


(なんと言う花でしょうか、花名の札がありませんでした)


(外国人のご夫婦が花を選んでおりました)

まだ時間があります。一旦月形大橋を渡り、美唄市内で買物です。卸売りセンターで、飲み物やスナック菓子類を調達しました。途中農家の畑では、マガンたちが落穂や虫などをついばんでおります。車を止めてドアを開けた瞬間に、一斉に飛立ってしまいました。


(数百羽のマガンが飛立つ)

戻る途中に農家の主婦がビニールハウス内で作業をしている光景が目に入りました。これ幸いと車を降りて、話しかけます。ご夫婦とも気さくな方で、作業風景を撮影しても良いとの事。早速ポーズを取ってもらい、即席の撮影会になりました。有難うございました。

ご夫婦によれば、マガンは厄介者だとの事。折角10cmほどに育った秋蒔きの小麦の芽をついばんでしまうとの事でした。ここでも、保護と食害のジレンマがあるようです。


(小さなお孫さんがおられるのでしょうか、可愛いこいのぼりが…)


(ビニールハウス内では、稲でしょうか、麦でしょうか苗床が続いています)

午後4時を過ぎましたが、マガンがねぐらの宮島沼に戻るまでには2時間ほどあります。とりあえずは観察センターに行き、スタンバイしようと言うことになりました。写友3人は、指定された撮影場所でカメラをセットして、待ち構えます。私は、朝が早かったせいもあり、センターの片隅で仮眠です。

今日の日の入りは6時15分、センターの監視員によれば、日の入り前後15-20分が飛来のピークになるといいます。北帰行途中のマガンは、苫小牧のウトナイ湖に10万羽、ここ宮島沼に7万2千羽飛来してきているとの事(撮影時4月30日現在)。


(後方から、マガンがV字編隊でやってきました)


(次から次とやってきます 沼の近くで編隊が崩れ、着陸態勢に入ります)


(日の入り10分前に夕日が顔を出しました)


(四方八方からこの沼めがけてきます)


(日の入り直前 マガンの飛来はまだまだ続きます カメラのバッテリーもメディアの残量もなくなってきました)

マガンの飛来は日の入り後もまだまだ続きます。500-600カットも撮ったでしょうか、キリがありません。6時半でやめて、帰ることにしました。


(帰り際でも、マガンの群はまだまだ押し寄せます…)

午前中には、滅多に見られないエゾリス+カタクリが撮れ、夕方にはマガン+夕日が撮れた、収穫の多い1日でした。
コメント (4)
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