紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

雲海を撮る

2010-06-12 08:10:10 | 写真
6月6日倶知安・ニセコの尻別川にラフティングを撮るために写友5人で、小樽を朝4時に出発しました。ラフティングだけであればこんなに早く出る必要はないのですが、この時期昼と夜の温度差が激しくなると早朝に雲海が出ることがあります。案の定、小樽から赤井川に抜ける冷水峠にかかると、カルデラ盆地の赤井川の街がすっぽり雲海に埋まっております。遠くに羊蹄山がくっきり見えます。

それにしても寒い。カメラマンジャケットの上にジャンパーを羽織っていますが、5分も撮っているとがたがた震えが来ます。朝日が当たらない日陰であるために、多分気温は限りなく0度に近いのではないかと思います。上段の画像はHDR加工しています。詳しくは、2009.3.4付けブログ「HDRに挑戦」参照してください。


(午前4時50分 すでに朝日が左側から上がってきている 画像はHDR加工で、明暗差を圧縮している)


(街はすっぽり霧の中 HDR加工しないと日陰がこのように暗くなる)

赤井川村の街中に入っていきますと、50mほど先が見えないほどの霧です。朝日が当たると気温が上昇していくせいか、峠ほどの寒さはありません。しかしかなり冷え込んだようで、道端のタンポポの綿毛が霧氷でしょうか、びっしり細かい凍ったような水滴で覆われていました。また畑の雑草に朝露がびっしり付いて七色に輝いておりました。


(びっしり霧氷?で覆われた綿毛 始めて見ました)


(朝露がきらきら光り、まるで宝石をまとっているようにも見える)

赤井川の山道を抜けると、倶知安町の平野に出てきます。出てきた途端に羊蹄山が薄いベールの着物をまとったかのように姿を見せはじめました。山裾には霧が這い、頂上付近には薄雲がかかり、あっという間にその華麗な姿を隠してしまいました。その下の画像は、道路を挟んで反対側です。ご記憶の方もおられるかもしれません、冬の三本松の春バージョンです。


(あっという間に姿を消してしまった)


(2010.1.7付けブログ「冬の立ち木」参照)

羊蹄山の麓にまだ霧がかかっているということで、ひょっとすれば、ニセコ連峰の山に登れば雲海が見られるかもしれません。そこで急遽ニセコスキー場のゴンドラ乗り場に向かいました。しかし何と言う不運、張り紙には冬季の営業終了の壁紙が貼ってあるではありませんか。しかも夏季営業は6月13日、来週からとあります。

そこでやむなく車で、登る事にしました。冬季間通行止めとなっていた五色沼温泉から先も今は通行できます。そこには、素晴らしい雲海の光景が目前に開けました。


(正面はニセコ連山)


(上の画像の左側は、一面雲海)

なお、次回に続くが、次回はニセコのラフティングを中心に紹介いたします。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする