WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

高知演奏旅行記「観光編2」

2011-08-31 | 光と風と旅




高知3日目は、やっと晴れました~♪

しかし。
明日もお天気がビミョーってことで、前日に、翌日もインドア体験系に行くこと決定済み。
はた織り体験をすることに。


でも、あまりにもいいお天気。
「ホエールウォッチング、行きたい~!」とTak。
Takも私も、これがメインとばかり、とっても楽しみにしていたのだ。
一応、船が出るかどうか、問い合わせのTELをしてみる。
「船は出ますが、もう満席です」といわれた~~~(T_T)

がびーーーーーん(T_T)残念無念!!!

欠航なら諦めもつくけど、満席とは! 大いに出遅れた~~~(T_T)
コレが今回の最大の不覚だったな。



Takの朝ごはん



TAKAMIの朝ごはん


でもまっ、気を取り直して、いの町の「土佐和紙工芸村QRAUD」へ。

実は以前にもTakは「はた織り」やってる。
小さなランチョンマットを作った。
1年生だったので、手元足元おぼつかなく、整わないところに味のある作品ができたっけ(*^_^*)
あっ、コレコレ♪♪





そのとき、とても楽しかったので、リピートすることに。

今回は、前回の倍の長さの作品に挑戦しました。(作品は次回掲載)

ここは、宿泊もでき、、草木染や、紙漉きの体験もできて、スパもあります♪

Takがはた織りしてる間、SYOさんと私は「和紙漉き体験」

行程を撮っとけばよかったけど、コレもまた、夢中で忘れてる(^_^;)

水槽の中に繊維がどろどろになって入っているところをかき混ぜて
はがきの型の四角い枠の網で掬い取り、ぎゅっと押さえてぺしゃんこにする。
その上に、好きな素材を置いて、デザインします。

8枚の葉書をつくるんだけど、アーティスト魂全開でテンションあがりまくり。
8枚全部真剣にやると、ものすごく疲れるよ~~!!
腰も痛いっす( ̄_ ̄|||)






私のお気に入りは、右端の2枚。
上は、草の茎で罫線をつくっていて、葉っぱは裏表ランダムに使って透明感を出す工夫をしました♪
下のは、他のお客様が染めて作品を作られた残り物の和紙をちぎって利用してます。
草花だけのヤツは手抜き(^_^;)

この8枚全体に、大きな薄い和紙をかぶせてまたぎゅっと押さえ、あとは乾燥させて出来上がり。
画像は、和紙をかぶせた状態です。
先生が、乾燥させて出来上がると、薄く霞がかかったようになるので、
ここで写真を撮るといいですよと、促してくださいました。





コレはSYOさんの作品(*^_^*)


アート体験のあとは、すぐ傍の仁淀川で「水切り」(石投げ)
この風景、東山魁夷の世界…って感じ。






水着持ってきて、浸かりたかったよ
さらさらと…さらさらと流れる水、、、、












いつまでも遊びたいけど、帰りの時間をそろそろ気にしなくちゃね。

またまた「路面電車」にがったんごっとんと乗って、こんどは、お土産も見繕いがてら、「ひろめ市場」へ。
ココがまたスゴいところ!!
土佐風巨大屋台村。
なんじゃこりゃ~~~!!




この画像はほんの一部ですから。

入り口は透明ビニールシートみたいなのが吊るしてあって、とりあえず「屋内仕様」になってて、エアコン効いてる。
…しかし、、ホントに屋台村だ。

昼なのに~~ 学生さんも、おっちゃんも、ラブラブカップルも、
ハイハイ飲みますよ~~~ 当然でしょっ!ってなもんよ。
ななななんじゃこの雰囲気は!!

ええな~高知って♪♪♪
私、昼から飲んでも全然浮かないじゃん(^_^;)

鯨のお鮨を見つけてきて、試しに1個オーダー。
懐かしい味~♪ウマイ!!
続いて2個オーダ~~





大人の遊び場…みたいな感じ??
いえいえ、Takも一緒に楽しく飲みました。ノンアルコールでも酔っ払いになるTak(^_^;)
ええ子や♪
 


母の酔っ払いを真似るTak(^_^;)



楽しすぎて、時間ギリギリまで飲んで、SYOさんに叱られました(^_^;)
旅館に荷物を取りに帰ったら、企画室の担当の坂口さんがお見送りに来てくださっていて、
わざわざ高知駅まで車で送ってくださいました。
そーじゃなきゃ、高速バスに乗り遅れるところだった~~~( ̄_ ̄|||)


さあ、いよいよ次回は「総括」です。


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高知演奏旅行記「観光編1」

2011-08-29 | 光と風と旅



出発! 高松中央インター高速バスターミナル



お天気はあいにくの曇り~雨。
でも、2泊3日だし、晴れ間もあるだろう…


今回は、SYOさんの意向で、高速バスの旅。
もう行きのバスから、SYOさんも私も、飲みます、ビール!



はりまや橋って、こんなに短くて小さい(*^_^*)歩く人も全然いない(^_^;)



とりあえず記念撮影して、ここでガイドブック片手に、バス停を探したり、時刻表を見たり…



下を流れる水は澄んでとってもきれいでした




高知での移動は公共交通機関となるのだけど、バスや路面電車の1日フリーパスを駆使しての移動で、
ドライヴ旅行では味わえない、地元に溶け込む体験できました~(*^_^*)









特に、路面電車は楽しかったな♪
ガタゴト、きーきー、すごい音。




そして、お天気がイマイチだったので、インドア系…ってことで、主に坂本龍馬の記念館を巡りましたが、、、
このところ、村上もとか氏のマンガ「JIN」にハりまくって龍馬がとても近くに感じられていたこともあり、
とっても興味深く、楽しかった。



龍馬の生まれたまち記念館 「城西館」のすぐ傍にあります



いたるところに龍馬がいる(^_^;)  中には全然似てないのも??





高知には、「龍馬」の魂が今も生きている…と感じました。
きっと、高知県人ひとりひとりの心に「龍馬」は息づいているのだと思います。




脱藩した龍馬の、その後の足跡が、日本地図上に示されていましたが、
幕末に、江戸、京都、九州、何度も何度も、これだけの移動をしたって、すごい。
地球を半周以上だとか。
そして、龍馬は日本で初めて「新婚旅行」をした人として有名ですが、そのときのことを綴った手紙というのも、とても楽しめました。

「坂本龍馬記念館」には、龍馬が襲われて絶命した部屋にあった、血痕のある屏風と掛け軸が展示されており、部屋の原寸復元模型もありました。
部屋は天井が低く、小ぢんまりとしていました。



これが、龍馬が襲われた「近江屋」の復元 



太平洋を見渡す龍馬像 作品としても素晴らしいと思う



龍馬は、志半ばにして、新しい時代の曙を見ることなく天に帰っていってしまったことが、無念だっただろうか?
私には、やるべきことはキッチリやって、神さまに呼び戻されたような気がする…
そして、特等席から、移り変わっていく時代のすべてを見渡し、いまなお見守ってくれてるような気がする。

龍馬の魂は、土佐の人だけじゃなく、龍馬を愛する日本中の人たちに確実に受け継がれているんじゃないかなあ。


こうやって、ひとりの「人間」の足跡を辿っていると、「会いたい!」という思いに駆られる。







桂浜は、怖い… 怖いけど、惹かれる。

特に、雨、風の日の太平洋は、自然の脅威を見せつけられているようで、、、
畏怖畏敬の念を抱くものであります、私にとっては。
これが晴れた日なら、また全然違った表情で、絶景の海に吸い込まれそうで、違った感動があると思う。



何度いっても、きっと違った表情を見せてくれる。




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高知演奏旅行記「グルメ編」

2011-08-29 | 美味礼讃








   




前回、5年前に訪れたときは、フレンチを堪能しましたが、今回は2日とも和食。

1日目は、どどーーん!と、土佐の海の幸をこれでもか!と堪能♪
先付け、お刺身、焼き物、煮物、揚げ物…どれもこれも、大量の新鮮な海の幸 
あまりにも豪快で、目が白黒しました~~(@_@;)
しかし、夢中だったので、画像を撮りそびれたもの多数。
このほかに、鯛の煮付け、ネイリの焼き物、香の物やおつゆも、どれもこれも、美味しすぎる!
この豪快さが、高知の「さわち料理」のもてなしの心なんだろうなあ。
勢いよく食べまくりました!!…といいたいところだけど、、、
繊細なTAKAMIは、LIVE前の食事とあって、半分位しか食べられなかった(T_T)
残念無念!!

でも、SYOさんは、この大量なディナーを完食。
天晴れでございます。


ああ…これが、終演後の宴だったらなあ…
心ゆくまで飲んで食べて、満足ひたひたなのでしょうが、
そうはいかないのが演奏旅行。

でも、ちゃっかり、ビールはいただきました♪


Takは、これまで食べたことなかったカツオのタタキを完食。
実はTakは、赤身のお刺身は「苦手分野」だったのである。
回転寿司にいっても、ナマで食べるのはウニ、イカ…あとは、海老天や、北京ダックなどなど、火の通ったものばっかりで、
マグロや、カツオには見向きもしなかったのであった。

この日、2ばんめに出てきた分厚いカツオのタタキ、
「うわぁ~~苦手や…」と言いつつもチャレンジしてみる…
私も、こんなに分厚いのが5切れも出されたら、食傷気味になってしまうところ。
ところが、この鰹、甘くてとろける!
しかも匂いが…
これまで「鰹の臭い」だと思ってたのはなんだったんだ??
すごくいい香り。
ニンニクや葱で臭みを隠す必要ナシ!なのであった。
コレがホントの鰹なのか!!私が今まで鰹だと思っていたのは何だったんだ!?!?

Takの味覚は確かだ。
ごちゃごちゃ薀蓄をたれなくても、とにかく美味しいものはいくらでも食べる。


…でもきっと、高松の回転寿司の鰹のタタキは全然別モノだといって、やっぱり食べないだろうなあ(^_^;)



さて。
2日目は、会席料理でありました。
この、目にやさしく、ちょこちょこっ…と少しずつ出されるのが、LIVE前のTAKAMIにとっては嬉しくありがたい♪
こんな小さなサイズの画像では「味」が伝わりません(T_T)
1日目とは真逆の繊細な楽しさ。
うーーん。恐れ入りました。連泊すると、こんなふうにお料理が変わるのか、、、
よくよく考えてみたら、私、旅館で連泊なんてしたことないんじゃないかなあ。




   


   


   




どのお料理も、一品ずつ全部解説したいところでありますが、
ここは、「ソラマメとサツマイモの釜飯」に限定。
いちばんどうってことなさそうなメニューなのでありますが…
お料理が進んできた頃、ウェイターさんが釜飯に火を入れに来て下さいました。
「火が消えるまで開けないでくださいね」
うんうん。
丁度お料理が最後になった頃に火が消えて、暫く蒸らしてからわくわくと蓋を取ると、
ほわ~~~っ…と、、、
繊細ないい香り。
色めもとってもきれいで、つやつやで、ほくほく♪
きらきら光るお米の白と、ソラマメの黄緑、サツマイモの黄色と赤紫、
素材の味を引き立たせるほんのり塩加減も絶妙。
お釜の底は、微かにおこげ。ほ~んのり香ばしい~~

さりげない釜飯だけど、最上級よ~~♪♪

たくさんの華やかなお料理を堪能したあとに、目立たないけど珠玉の一品なのでありました。
おつゆは撮りそびれましたが、これも最高。
完食致しました♪


あ~~もう幸せすぎる。
このあと本番ってことがアタマから消える~~(^_^;)


今更だけど、料理ってやっぱりアートだ。

5年前にはフレンチを堪能いたしましたが、その折に、マネージャーさんが、
「当館は、和と洋の、両方の料理長がしのぎを削っていて、とてもいい雰囲気です」
と仰ってました。

ああ、本当に。
ご馳走さまでした。


でっ、このあと本番までの時間、TAKAMIは、これからイメトレじゃー…といって、
3人でツインを2部屋ご用意いただいていた「別室」のほうに引きこもりましたが、
満足ひたひたで、40分熟睡致しました~~(^_^;)

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高知演奏旅行記 「LIVE編」

2011-08-28 | アーティスト魂


以前にもちらっと書きましたが、このたび、高知「城西館」ロビーコンサート&Takの小学生最後の夏ツアーにいってきました~~♪♪


とっても濃い、楽しい旅行だったので、これを時系列で書くにはあまりにもだらだらと長くなりそうなので、項目ごとに分類してアップすることにしました~~

「LIVE編」「グルメ編」「ブラボー坂口さん編」「観光編」などなど…

でっ、やはりまずは「LIVE編」でしょう。





私たちの今回のユニット名は、「TAKAMI & Syo Michael」(全然フツーじゃん)

先方のご意向で、子供の曲を中心に…ということでしたので、いろいろmixiのおともだちなどとウラでご相談させていただきつつ選曲しました。

アニメより:さんぽ・アンパンマンのマーチ・サザエさん・夢をかなえてドラえもん
にほんのうたより:海・赤とんぼ・ふるさとetc.(他にも用意してたけど歌わなかった)
えいごのうた:Amazing Grace ・ When you wish upon a star
ポピュラー系:大きな古時計・なだそうそう

まっ、こんな感じのセレクト

しかし!
1日めは、スベりまくりました。
とほほほほ(T_T)
お客さまもまばらで、さびし~~
ずっと寝てるオトーサンもいるし、
「こんどは、みなさんに歌っていただきます~♪」って言ったら、ささっと立ち上がって帰られた方も(T_T)

私、思えば最近、まばらなお客様の前で歌ったこと、なかったかも。
いつもその場所相応の、それなりにたくさんの暖かいお客さまに恵まれて演奏してきたことを、改めて感じました。

その昔、東京で、JAZZのライヴを聞きにいってた頃、時には10人以下とか、ひと桁、いや、片手ほどの人数のお客でも、
ミュージシャンは(人にもよるけど)ぐわっとハートを鷲づかみにして、
ぐいぐいと引きずり込んで一緒に連れていくような演奏を聴かせてくれて、ものすごく感動したこともあったな。

もっと、こうすればよかった、ああすればよかったと反省はするものの、この日の出会いは一期一会。
シビアだ… 甘かった。
私は、子供さんたちが大勢いて、一緒に歌ったり、手遊びやステップをすることを主に想定して、
こんな展開のことは考えていなかった。

明日も、こんな感じでまばら~~なライヴになったらどうしよう…
どんなに少人数でも、日本各地から来られた全く何の繋がりもなにもない方たちに
ひとつになって盛り上がっていただくには…

「城西館」の美味しい食事と、心のこもったサービスが、お客さまの共通体験だ。
それと、「坂本龍馬クイズ」もやろう。
1グループ単位で対話ができるように流れを考えよう。
ミュージシャンTAKAMIは、1日目終演後、ヒソカに考えまくったのであります。


しかし。

翌日のライヴは、打って変わって、宴会終了後のシルバー系のお客様大勢。
ほろ酔いで上機嫌で、気持ちよく聴いて、気持ちよく歌ってくださいました。
私が思い描いていた、会場いっぱい、お客様の歌声が大波になってうねる雰囲気が実現したので、
「もう1曲、いきますかーー?」
っていったら、みなさま、まだまだ歌いたそうで、予定外の曲も歌い、さらには「ハモり指導」もやっちゃったよ。

最後は、サザエさん(ハモりあり)で〆。
みなさまは、「童心に帰った」といって、満足してそれぞれのお部屋に帰られました。


でも、私にとっては、「いつもの感じ」の2日めよりも、スベりまくった初日のほうが、
本当にシビアな良い経験だったと思う。
私はこの日のことを絶対に忘れない。

私が、CD製作でなくLIVEにこだわっているのは、「この日このとき」の一期一会を大切にしたいからなんだ。
これが私の音楽の原点であります。

私は、5年前に、感動した「城西館」の、何かお役にたてたら嬉しい気持ちでしたが、
…逆なのでした。
またたくさんの貴重な経験をいただいたのであります。




ところで…

LIVEのあとは、私たちも「露天風呂アリ大浴場」に行くんだけど、、、
そこでは、コンサートも堪能して、寝るまえにひと風呂…のお客さま多数。
SYOさんとTakは、男風呂で、「おおぉぉ~お疲れさまです! いんやぁ~楽しませていただきました~~♪♪」とかなんとか、お客さまたちとハダカの付き合いをやっていたようだけど、
私は、、、
一応気配を消して、そろ~~~り…と大浴場に入り、髪を洗ってアタマをタオルで巻いてそろり~~ん…と露天の湯船に浸かっても、
誰もロビーコンサートのTAKAMIと気づかない(^_^;)
いや、別に気づかれてもまっいいやとは思っていたんだけど…
ノリノリで歌って下さってめっちゃ目立っていらしたお客さまでさえ、全然TAKAMIだって気づかないのよ。
そんで、「楽しいロビーコンサートが終わってお部屋に戻ったら、用意されていたおにぎりがすごーくおいしかった」って、別のツアーの初対面の方と一生懸命お話をされていました。

ちょっとぉ~~奥さん、、、


しかし。
「ロビーコンサート」も、城西館主催の、「城西館」を楽しんでいただくための大切なイベントということです。
宴の余韻を楽しんでいただくためのお夜食のおにぎり…か~、、
素晴らしいな。

5年前にフレンチを堪能したあと、お部屋に帰ったら、ご自慢のロールケーキがお部屋で待っていたことを思い出しました。



残念ながら、ロビーコンサートの画像は1枚もありません。
Takは、「かーちゃんの歌は聴き飽きた」といって、お部屋でTVみたり、売店でおみやげを物色したりしてたので、、、




これは、LIVE終了後、セットのピンを半ば外してこれからお風呂に行く
山姥TAKAMIでございます(^_^;)






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城西館 ロビーコンサート

2011-08-24 | アーティスト魂









8月24,25日 城西館にて




いってきまーす。Takの小学生最後の思い出づくりも兼ねて♪




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「NIE」悪戦苦闘

2011-08-22 | 教育ママ日記



「NIE」 Newspaper in Education

コレがTakの今年の夏休みの日課であります。
1日2ページ自主勉の1ページは、漢字。もう1ページは、地方紙「四国新聞」のコラム
「一日一言」(天声人語みたいなヤツね)を読んで、それについての自分の意見を書く。

夏休み前の三者面談で、先生と一緒に「ヤル」と決めた。

実はこれは、小4のときに既にやっているお子さんも少なからずいるのだ。

…しかし、、読書量がさっぱり少なく、漢字も語彙も貧弱なTakにとって、これはものすごく過酷であった。
何をいっているのか、さっぱり意味がわからない。
いや、その前に漢字が読めない!!

ちょっと油断すると5日分ぐらい溜まる。

しょーがないから、私が音読して、さらに意味を細かく噛み砕いて説明しなくてはいけない。
さらに、Takが、それについて感想をあれこれと言うことをまとめるのも私。

「おかーさんって、なんで俺の言いたいことがそんなにスッスッとわかって言えるの!?」

ちょっと手をさしのべると、もぉ~頼り切ってくるのもハラ立つ!
でも、ついつい「私も一言、物申す!」とばかり、意見を述べたくなっちゃうし(^_^;)

しかし…
この一連の作業も、なんだか定例化してきて、コラムについてのTakの意見を聞いていると、「やっぱりコイツ、ちゃんと要は押さえて、全うに成長してるんだな」とは思う。
それが言葉でうまく表現できないのだ。



では、日々の攻防の中から例をひとつ。


四国新聞 一日一言より

8月17日

昨日の自分と今日の自分は同じか違うか。大して変わらないという感想が多いだろうが、分子生物学的には明らかに違う。

 生物は古い細胞を捨てて、新しい細胞に置き換えている。誰もが皮膚、爪、毛髪で日々実感していることだ。それだけではない。脳細胞のタンパク質は20日ほどで、肝臓は3日で半分が入れ替わっている(佐倉統著「わたしたちはどこから来てどこへ行くのか?」)。

 身体のあらゆる部分は絶えずつくり替えられており、その源は食べ物だ。生物は食べるという行為を通じ、地球の物質循環の流れの中で生きている。いまさら公害病を引くまでもなく、物質循環の汚染は生死を分ける事態を招くこともある。

 放射性セシウムによる汚染が止まらない。茶葉に始まった汚染は、野菜、魚、牛に広がった。県内の小学校で使用した腐葉土も汚染されていたことが分かった。

 かつてない事態に国民の不安は募る一方だが、国の対応は後手に回っている。基準値は公表したが、根拠があいまいというから、不安が不信を呼んでいる。牛の全頭調査にしても、危機感を持った自治体の動きを追随したようにしかみえない。

 福島第1原発から放たれた放射性物質は大気、水、土を漂いながら広がった。地球の物質循環は人智をはるかに超えている。この間の政府のあたふたぶりを目の当たりにすると、そもそも物質循環の流れの中でしか生きられない人間に、物質循環をコントロールすることはできるのか。こんな素朴な疑問が脳裏をよぎる。(D)



まずは、脳細胞や、肝臓のタンパク質が入れ替わることについて、補足説明。
「物質循環」という言葉を噛み砕いて説明。
「公害病」についても解説。まずは「公害」の意味から…
「放射性セシウム汚染」も、殆どわからないので、福島原発の爆発のところから説明。
「後手」「基準値」「全頭調査」「自治体」「追随」「人智」などなど、知らない単語多数。
説明するとTakからのさらなる質問が帰ってくるので、1単語の説明だけでもエライことに発展する。

でっ、この案件で1時間越の親子の議論?が続き、Takの意見がだんだんクリアになっていく。
それがコレ。


Tak

人間に物質循環はできないと思う。むしろ、完璧な物質循環を、人が壊していると思う。
人間は、頭が良いけど、それ以上に、自己中心的なところがある。自分自身をコントロールすることさえ難しい人間が、地球をコントロールすることは無理だと思う。
この文章を読んで、国はほんとうにひどいと思うが、政治家を選んでいるのは、国民である。国民の一人ひとりが、少しでも自己中心的な考えをやめて、物質循環の流れのために努力するべきだと思う。



たったこれだけの文章を書くだけのために1時間余。(TAKAMIの添削アリ)

しかし、ここで感じたのだけど、Takは、やっぱり教会学校の影響を大きく受けていて、
「宇宙は神さまが創った。それを人間がコントロールすることなんかできない」と。
「コントロールはできないけれど、努力をするべきだ」

Takは、「自己中心的な考え方を」「抑えて」か「捨てて」にするか、考え込んだ。
「抑える」のは、結局は手放さないことだから、根本的な解決にはならないね。
「捨てる」は、人間として、無理やろう。人間は弱い「罪びと」だから、自己中心を捨てることはできない、それはイエスさましかできない。
ほな、「やめる」っていう表現はどうだろう?…などなど

こうしてやっと1ページが埋まった。ホッ…


そしたら、さらに次の日のコラムは、アメリカ経済についてだった。(@_@;)
もぉ~~お手上げ。アメリカ経済なんて、奥が深すぎて、スゴすぎて、解説不能。

私がベッドに寝転がって挫折してると、Takは、別の記事を探して「コレがいい!」と言った。

「くらしのアドバイス 足の臭いを防ぐ」

Tak:

これを読んで、とても参考になりました。
ぼくは、足が臭いので、毎日続けたいと思います。
特に参考になったのは、お湯に足をつけること、ガーゼに石けんを付けて指を洗う、くつを二足、交代ではくことです。
今日の一日一言は、「アメリカ経済」のことだったので、ぼくには、難しすぎて、全然わかりませんでした。でも、新聞には、こういう分かりやすく、生活にすぐ役立つ記事ものっていて良かったです。






…この攻防が、月末まで続く。

さらに、課題研究も佳境なのである、、、、、


冒頭の画像は、Takが作ってくれた「しょうゆうどん」
ねぎは私が刻みましたが、それ以外は、うどんを茹でて水にさらし、大根と生姜をおろし、レモンを絞り、盛り付けまで全部。
宿題に付き合ってくれる母への労いのつもりらしい…


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父の力

2011-08-22 | 実父


8/20 

この日も、父は昼食を完食した。
食べている途中で、「背中が痒い」と言い出した。
いったん痒くなってきたらもうどうしようもないらしく、パジャマを脱いで、「思い切り掻いてくれー!!」と。
自分の体が思うようにならないのは本当に歯がゆいことだろう…
こんなとき、付き添いがいなければ、父はスタッフには気を使ってそんなことは頼まないし、
おむつ交換も、スタッフが定期的に来てくれるまで我慢しているそうなのだ。
おむつ交換はヒロコさんしかしないけれど、私は、父が便や尿が出たといえばナースコールする。
背中全体を思い切り掻いて、爪の痕が赤く、まるで虐待のように残ってしまったけど(^_^;)
それから、熱い蒸しタオルで背中を拭いてあげた。
これがとっても気持ちいいとのこと。
父は、自分で寝返りをうつこともできないので、背中を掻いたり拭いたりするときは、父の腰を支えて、思い切り力を入れなきゃいけないので、私も腰にかなりの負担で大変だ(^_^;)
見よう見まねや、経験を重ねながら、少しずつ要領を覚えていく。

本も読んであげた。
今日は、Takの絵本「友情のメダル」
1936年ベルリンオリンピックの実話。日本人の活躍についてのおはなし。
1926年生まれの父が子供の頃のことで、当時の日本中を湧き立たせたらしい。
もしかしたら知ってるかな?と思ったけど、知らないのか、忘れてるのか…

絵本なので、絵も一緒に見ながら読み終わったら、
「熱中できることがあるんはええことや」と、感想を語った。
それをきっかけに、東京オリンピックの話や、マラソンの話、私がホノルルマラソンに出たことがある話、走ってる途中、トイレを並ぶのに時間がかかって、目標タイム内で完走できなかった話…などなど、いっぱい話もした。

これまでは、子供の頃の近所のことや、食べたいものや、身近な話題ばっかりだった、それも同じことを繰り返すことも…

でも、そうだ、新聞のコラムを読んであげたり、夏休みの宿題で書いている、Takの感想も読んで聞かせてあげてもいいかもね。


さて、もうお別れの時間。
お互いなんとなく寂しい。
きっと父は私よりもっと寂しいだろうなと思う。
だって本当に楽しいんだもの。
私は、病院を出ても楽しい世界があるけれど…

いつも握手をして「また来るね」という。

この日は、父の手をぎゅっと握り締めたら、強く握り返してきた。
このとき、いつも父に愛されているんだなーーって、伝わってくる。
私ももっと強く握り返したら、さらにもっと握り返してきた。
「お父さん、そんな力があるん、スゴイやん。いっぱい食べられるようになったからやね。」
「引っ張り合いこ、するか?」
よっしゃ。
私は、一応手加減しながらも、ぐいぐい父の手を引っ張ったけれど、ぐいっ!と、父の手に体ごと引き寄せられてしまった。
負けた…
びっくりする私に、父は嬉しそうに笑い、目が輝いていた。
「命の光」だった。
あんな父の生き生きした顔を見たのは、入院して以来初めてだった。

神さま、ありがとう…

そして、父が、自分の底力を自覚して、これからリハビリを再開できますように。
きっと父は、あの時、自分でもこんな力が残っていたことに驚いたと思う。

骨と皮だけになってしまったシワシワの腕で、私をあんなに強い力で引っ張れるなんて、
私も本当に驚いたもん。

リハビリはもう、転院した時点で、いやその前から、「意味なし」みたいな感じで、病院側も、身内も、断念していた。
でも、あんなにひからびていた父が、こんなに食べてこんな力を出すんだもの。
「余命宣告」なんて、クソ喰らえ。

今日の1日を大切に、明日はどうなっても、今日を「生きる」ことに頑張ろう。



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小さな奇跡

2011-08-21 | 実父


8/18 

夏休みイベントや、体調不良で、1週間ぶりに父に会った。
「ひさしぶり~♪ 調子どう? おかず食べてる?」
やっぱり立て続けに喋りまくる私。
口うるさいオカンみたいだな。

父は「このごろ、全部食べよるよ。」と言う。
食べ物が美味しく感じるようになったんだと。
えっ、全部…
一瞬耳を疑った。…というか、これも認知発言かと思った。

この日、父は、私がおやつに持っていった宇治金時ミルクのかき氷を、美味しそうに食べたあと、小一時間で昼食が運ばれてきたけれど、野菜の小皿ひと皿を残し全部食べた。
1時間かかって、ゆっくりゆっくり、手つきはおぼつかないけれど、なるべく手出ししないようにした。

お粥以外のものが少しずつでも食べられただけでも「スゴイ!」と大喜びしてたのに、
いったい父に何がおこったんだ!?

サラダのドレッシング(サウザンアイランド系)が美味しかったようで、
「このぴりっとしとるんは、ワサビが入っとるんかいの」
「えっ、ワサビ? それならたぶん辛子やろう。」
父は、山葵、辛子、唐辛子、山椒…刺激物が好きなのだ。味付けも濃いのが好きなのだ。
お粥にも塩をたっぷりかける。
お皿に残ったドレッシングに、鶏肉のソテーを絡めて、ドレッシングをすっかりきれいに拭き取るように食べた。

ピーナッツ揚げを餌のように無表情でぽりぽりと食べていた父とは全然違う。

私は薄味の苦手な父に、食事が終わったあと、早速ドレッシングを買ってきた。
「コブサラダ ドレッシング」これがたぶん父の求めてる味ではと…
他に、コンビニの袋入り使いきりも数種類。

麻婆丼事件を思い出す…

今なら、きっと味覚も戻ってきたようなので、食べられるかも。
もしかしたら、お鮨も焼肉も、食べられるんじゃないかなあ…
食べさせてあげたいなあーーー

とりあえずは、父が好きで、病院ではあまり出てこないであろう、ピリ辛系だな。
「ユッケジャンクッパ」みたいなヤツ。

「お父さん、ピリ辛の、豆腐と卵と玉葱が入って中華風の濃い味のスープ、どう? 美味しそうやなーと思う?」
「そうやのー」
「よっしゃ。ほな、今度作ってくるよ。病院の電子レンジでチンしたら、熱々が食べられるけん。」

以前は、絵に描いた餅だったけど、今なら実現可能だ。

食べたいもの、たくさんあるだろうなあ…
食べられるよ、お父さん。

いろんな構想が次々と浮かんでくる。

まずは、牛フィレをサイコロにして持ってきて、ミニホットプレートで鉄板を熱してお肉を焼いて、ワサビ醤油で食べさせる。
これくらいなら個室なんだし、短時間でささっ…と内緒でできるぞ(^_^;) とか…
あ~~やっぱりビールもついでにチビッ!と飲ませてあげたい♪
そんな楽しい時間の構想が広がっていく。


私は、とっても嬉しくて、今日の報告をヒロコさんにメールした。

ヒロコさんからは、
「センセは、自分の体重が39kgになってしまったことを知って、一生懸命食べています。
でも、食べても食べても太れないのが癌です…」という痛々しい返信が来た。
さらに、食べたことを忘れて、いくらでも食べて、お腹が苦しくなってしまうこともあると…

手放しでは喜べないんだ…

でも、美味しいと感じられるようになったのは事実のようなので、
これは小さな奇跡。

神さま…ありがとう


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人生は出会いと別れ

2011-08-19 | 人生妙なり





8/13  最終日

いんや~~
これでもか!とスッピンTAKAMIをアップしまくりました。
ほとんど開き直っとります(^_^;)
やっぱさ、人生半世紀生きると、もぉ、自分の見てくれ、「どぉでも評価してくれよ」みたいになるってもんよ。

LIVEの画像はさ、もぉ、何百枚も撮っていただいた中からさらに厳選したヤツで、
「美人で若いTAKAMI」を載せとりますので
なんだか詐欺じゃん(^_^;)
ホントの私はこんなんよ~~~♪♪、、、っていうより、自分の写りより、雰囲気重視で選んどります。
ビールで乾杯直後の「ポーズ」する系より、できあがって…いやもう、イッちゃってるほうを選びましたから。



さて。

ちかちゃん&Hiroくん来讃最終日。


私は仕事。
ちかちゃん親子は早朝の飛行機で東京へ。

なので、SYOさんとTakに空港へのお見送りはお任せすることに。



ちかちゃんには、空港でおみやげを買うという最後の任務がある。
Hiroくんは、初めての飛行機にわくわく状態。

一方、Takは、友との別れにどんよりしまくり…





このあと、Takは、寂しくて、SYOさんがどっかにいなくなったスキにひとりで大泣きしたんだってさ。

彼は小さい頃から、楽しかったイベントのあとには、泣いたり、どんよりしたり
いつもそんなだった。


6年生になった今もそうか、、、


SYOさんはTakを自宅まで送ってくださり、自分の用事があるのに、Takがあまりにどんよりしているので、暫く付き合って下さった。

お昼ごはんも、一緒に食べにいこうと誘って下さったのに、どんよりしまくりで食欲なく、
スーパーマルヨシでお弁当を買ってきてくれたのに、それも、どんよりしまくりで殆ど食べられなかった。

Takって、今でもそんなヤツなんだなーー


一方私は、二日酔いで頭が朦朧としたまま、蝋人形のように視点が定まらないままで、身支度をし、
仕事の制服を着ていたらしい、、、
ちかちゃんとの後日談によると、思春期Hiroくんがヒソカにチェックを入れてるにもかかわらず、
そんなことは全く視界にもアタマにも入らず
ストッキングのセンターラインなんかどーでもよく
着替えをしていたらしい、、、、
その日の仕事は、当然のことですが、ツラかった、、、



ところで。
いまさらですがSYOさんって、…とってもいい人です。
今回の、ちかちゃん親子来讃、半行程以上をお付き合いくださいました。
2年前にも一部お付き合いいただいたけど、その折に、ちかちゃんがSYOさんを
「縄文人のようだ」
とのたまったのであります。
あまりにも的確すぎて、アッパレでございます。
川でSYOさんは、ご自宅の庭に置く石を探しながら、
「いい石器をみつけた」
といって、武器のような、ながーくて、モノを叩いて砕く用みたいなのをみつけて満足そうに見せてくださいました。
これも彼の控えめにして自己主張ある、ヒソカにパフォーマンスかと…
石器を持って川の中に立つSYOさんは、ホントに縄文人のようでありました…







物議を醸しているSYO Michael Studioの5万円のポスト



実は、このお盆のイベント、Takのとうちゃんも参加予定だったのだ。

とうちゃん、緊急に入院で敢え無くリタイア。(だいじょぶそうなので、ご心配なく)


もしも、とうちゃんも一緒だったら、お別れはさらに寂しかったんだろうなあ…




でも、人生こんなもんだ、Tak。

出会いは素晴らしいし、別れは悲しい。
それを、めいっぱい受け止めて泣いたり笑ったりできるTakは幸せだ。



沢山笑って、沢山泣いて、人生、謳歌しよーぜ♪♪



そして、この後、TAKAMIは疲労~夏風邪で寝込みました。
これを書いてる今はすっかり復活してます。



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アイスクリームとお話の本

2011-08-18 | 実父

8/6

今日は、サーティーワンのアイスを買っていった。
バニラベースで、イチゴとチーズが入ってるヤツ。
「ストロベリー チーズケーキ」だったかな?
先日のカキ氷よりはかなりくどいから、ダメかもね~と覚悟していったのだが、
父は美味しいといって、またも完食。
その後の昼食も、やっぱり前回と同じ勢いで、あれこれ、いろんなお皿から少しずつ食べられた。

あんまり勢いよく(父にしては)食べるので、お父さん、美味しい?と聞くと、「うーーん、まあまあ」みたいな答え。
頑張ってるんだな。点滴のおおかげで、少し嚥下が楽になってきたのかも。
でも、食べたくないものは「要らない」と絶対に受け付けないので、ちょっと美味しいなと思ってくれてるのかな。

今日はとにかく、嫌がられてもいいので、喋りまくって、父から言葉をひっぱりだそう!としてみた。

サーティーワンのメニューのリーフレットを見せて、「どれが美味しそう? どれでも買ってくるよ」と言うと、「すぐ忘れるわ~」といいながらも、目を通す。
でも、「コレがいい」とは言ってくれない。
私、喋りすぎなんだよなー
辛抱強く、相手の言葉を待たなくちゃ…
沈黙が続くと、ついなんか喋ってしまうんだな、、、

この日も父は、鶏モモ、かまぼこ、白菜、人参… 頑張って食べた。ウズラ卵は「いらん」と」いうので、全部私が食べた。

これがわが子なら…
これから成長していく子供なら、ものすごく真剣勝負で、少しでもたくさん、いろんな栄養を…と考えるところ。
父には、栄養は二の次で、とにかく美味しく食べられるものを。


その後、本もいくつか、読んであげた。
「10分で読めるお話」の中から。
中には、お化けシリーズで、5編まとめて10分ってのもあって、
「短すぎるのはすぐ終わってつまらない」とか、「それくらいの長さが丁度ええ」とか、
リクエストしてくれるようになった。
やった!と、小さくガッツポーズだぜ。

冷蔵庫に「先生は桃が好きなので、デザートに切ってあげてね」と、ヒロコさんからメッセージ付きで桃が入っていたので、「お父さん、桃、たべようよ、美味しそうだよ~」と何度も促した。
「ほら、ええ匂い」と、顔の前に持っていっても
「要らんっちゅうのに」とそのたび拒否。

「お父さん、桃太郎のお話、知っとる?」
「知っとるにきまっとるわ~」
「どんなお話だったか、覚えとる?」
「…忘れたなあ、、、」
よし。
今度は、知ってるお話シリーズにしよう。
新しいのより楽しいはず。
桃太郎、一寸法師、かぐや姫…
1日に2編ずつぐらい、父の知っているお話を持っていって、読んであげよう。
私も、子供の頃、同じ絵本を好きで何度も繰り返して読んだもんね。

とにかく、言葉を引き出そうとして、いろいろ喋りまくった。

「お父さん、実はよーくみると顔立ちよくて、イケメンじゃん。今気がついたわ。
お父さんをイケメンかどうかなんて思って見たことないもんね。」
コレには嬉しそうに笑う。
「ダンスの生徒さんにモテよるやろう」
「そんなことないわ~~~」と照れる。
「ヒロコさんも、可愛いから、モテるやろう。お互いに焼きもち妬いたりせんの?」
「せんわ~~~」

私が喋りまくるわりには、父の反応はこんな程度。でも嬉しそうだったけど。

そのうち、背中が痒いので掻いてくれと言い出し、熱い絞ったタオルで背中を拭いてくれと言い出した。
これまでは、私には、遠慮して、そんなこと言ったことなかったんだけど、
やっと、身内と思って甘えるモードになってきたかな。
パジャマのファスナーをはずして、片袖脱がせて、腰を持って横に向かせてあげて背中を拭くのは、初めての私には要領を得なくて大変だった。

「お父さん、今日は、ご飯も食べあせてあげて、お茶も淹れてあげて、本を読んで、背中も拭いてあげて、たくさんご奉公させていただきました。満足やわ。」

「サンキュー♪」

せっかくお父さんとゆっくりできると思って来てるんだから、いろいろお世話ができたら嬉しいのよ、また次くるときも、させてね…
5時間は長いけど、部屋を出るときは、後ろ髪をひかれる。

そうそう。
「なんかやっておくことない?」
「桃を食べていけ」
やったー。
「うん、いただきます。ほな、お父さんも一緒に食べよ。」
父は、カップに一口に切った桃を自分でフォークで口に運びながら、時々私に食べさせてくれた。
これで、今の私にしてみれば100点満点だな。


少しずつ「介護」。
習うより慣れろ…だろうけど、もっと予備知識があったらなあ、、、



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穴吹川&オトナの「山活」

2011-08-17 | 光と風と旅





ちかちゃん&Hiroくん来讃第3日目

Takの従兄弟Rinと、同級生Shuくんを含め、男子4人、母4人、それにSYOさん…で、徳島の穴吹川へ。

穴吹川は、吉野川の支流。
とっても美しい清流なのです。
以前にも何度か、「脇町、うだつの町並み」などと抱き合わせで訪れたことあり。
でも、こんなに本格的に、タープやバーベキューセットを持って行ったのは、
以前Rinの家族にお誘いいただいて以来。

川原の石でで「かまど」を作り、網を乗せ、肉を焼き、野菜を焼き、おにぎりを焼き…
タープの日陰で氷水を飲み…

ホント~~~に暑い!!


















だけど、子供たちは暑さをものともせず、遊びまくる…って当たり前か、、、



彼らの興味は次々に移り変わる。

まずは魚を捕る
川の流れに流される
飛び込む
石を投げる
基地をつくる

尽きることない遊び心、ホントにいいなあ~~~~
よくこれだけ、次々と遊べるもんだ。

親たちもやっぱ、川に入らなくちゃね。
だけど、母軍団は、まるで「露天風呂」のように、川に浸かって座ったまま話し込む(^_^;)


この日は、せっかくだから「うだつの町並み」にも行けたらいいなと思ってたけど、
時間ギリギリまで子供たちは川で遊びたくて、
母たちが撤収を始めても、川の中に「基地作り」なんか初めてしまい、敢え無く断念。



こうして並ぶとみんなイケメンだな~~ カッコエエやん…



しおのえ道の駅でSYOさんが「ふじかわ牧場」のソフトクリームを買ってくださいました めっちゃウマイ!


帰りには、「香南楽湯」で一風呂浴びて
夜は、SYO Michael邸からほど近い「山活」にちかちゃんをご案内。
子供たちには「マック」を与え、オトナ3人の宴。

お店はかなり立て込んでて、「お料理、かなり待ってもらうけど…」といわれましたが、
ちかちゃんは本日限定なので、待ってもいい!!!




お通し、とりあえずの冷奴、もずく…  美味しいのよ、これが、、、


ちかちゃんたら、「山活」のマスターに一目惚れしたんだってさ(^_^;)
働く姿が凛々しいと、、、

「でも、見つめてたつもりが睨んでるって言われるし、かわいい奥さんもいるし、
こんなに離れてて会いにもこれないし、この不運、私の人生象徴してるわ…」

そんなことないよ、ちかちゃん。
はるばる東京から来て、働く姿に惚れたと言われたマスターは、
元気100倍、モティベーション上がりまくりで、すーーーっごく嬉しいはず! 
それだけでもちかちゃんの存在意義は大きいし、
それにまた来年も来れば会えるじゃん♪
あんなに嬉しそうにはりきってるマスター、初めてみたもんね♪♪



でも、ちかちゃん、ちゃっかりマスターとツーショット撮って帰りました(*^_^*)









一方我々もそれぞれツーショット撮りましたが何か?


このあとSYO Michael邸に帰ってからの記憶は全くございません



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飛び込み大会&BBQ

2011-08-15 | 人生妙なり



8/11 ちかちゃん&Hiroくん来讃第2日目

仏生山温泉→塩江で飛び込み→SYO Michael邸にてバーベキュー

まずは子供たちに朝食を用意して、母二人はセルフうどん「キリン」へ。



子供たちの朝



アップをアップしたあとにいまさらですが目隠しを…(^_^;)


ちかちゃんは、おろしぶっかけ、ごぼう天、煮物




TAKAMIは、とろろぶっかけ、おでん牛筋&焼き豆腐 卵天



仏生山温泉では開放感満点の露天の洗い場もあるので、今日はそちらで体を洗って、
低温浴に浸りきってクラゲになり、、
お昼は、軽くお蕎麦をいただいてから塩江へ。
去年はfmfmさんにお付き合いいただき、Takひとりで飛び込んで遊んだ場所ですが、
今年はHiroくんと一緒で楽しさ二乗。
母二人は、橋の下の日陰でず~~~~っと語ってました。














子供たちは疲れ知らずですが、いくら日陰とはいえ、真夏の4時間は相当消耗します。



しっかし、次はSYO Michael邸でバーベキュー♪

しっかりお買い物をして、調理、がんばらねば!!



子供たちは炭の用意




ちかちゃんと私は、スッキリきれいなキッチンで、調理実習のように野菜を切り、肉に下味をつける、、、、







今日は、Hiroくんが、炭火焼カルビを食べられた記念日♪


以前から苦手な食べ物の多いHiroくんなのですが、めちゃウマイといって、1パック全部ひとりでたいらげたよ。
私たちの口にはひとかけらも入らず、、、
でも、みんなで「よかったね!」といって喜びをわかちあiいました~~(*^_^*)




BBQのあとは、スタジオでピアノを弾いて遊びました♪
ちかちゃんも発表会の曲を聴かせてくれました。
私はHiroくんと連弾しました。
あ~~楽しい♪♪
こうして、音楽満載の夜は更けていく、、、、



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流し素麺歓迎会

2011-08-13 | 人生妙なり




ちかちゃん&Hiroくん来讃 第一日









再会の一瞬♪



高松駅で再会して、まずはステーキガストでランチ。
そして、子供たちは、早速自転車で街角探検に。
母たちは、家でまったりしつつ、話がはずむ、、、



じゃじゃ~~ん!美女二人♪ステーキガストにて




そして、本日のメインイベントは、書人 池田秋濤先生のギャラリー「NAYA-NANYA」での、流し素麺の夕べ。
先生のご近所の方たちもたくさん訪れるのかと思っていたら、なんと、この日は、これだけ。
冒頭の画像(それに、カメラのシャッターを切ってくださった、秋濤先生のお習字の生徒さんがもう一人)
なんと贅沢な!!



素麺の準備が整うまで、2Fのギャラリーを見学





恒例の「君が代斉唱」でイベント開幕。



流し素麺の設備も、今年で3回目。(毎年秋濤先生が裏山の竹を切って、手作りされてます)
今年は、折り返し点は、竹に穴を開けて、そのまますぽん!と落ちるように改良されていて、すごい!進化してる(*^_^*)





笊に大量の素麺で、「これ、15人分ぐらいちゃう? 絶対半分は余るぞ~~、、」と、かなりビビったけど、
みなさん、普段のブツー食べる素麺の量の2~3倍は食べて、すっかりなくなりました!
すごい!

だって、流し素麺も楽しいけど、さらに出汁がものすごく美味しいのよ。
毎年のことですが、どこやらで丁寧に手作りしているもので、大豆と、しいたけが入っている、超高級品。



それをこれまた手作りの竹筒でいただくのだ。も~風流すぎる、、、






ところで、コレよコレ。
「当店は、船場「吉兆」方式…って、まあ、受け止められず最後まで流れてきたやつは「使いまわしますからね!」っての。
コレにはウケまくりました~~♪♪
そして、そのお隣のポスターは、「イケ麵亭亭主は、生粋の草食イケ面男児でございます」みたいなことが書かれていました。
これらは、秋濤先生の大親友で、グラフィックデザイナーの藤本誠先生が洒落でお作りになったそうです。



そして、素麺をたいらげたあとは、ささっと片付けているところに、秋濤先生がメダカを持ってきて、子供たちに見せてくださいました。
「メダカを流してみたい!センセ、流してもえん?」
なんちゅう発想… 
そして、数匹のメダカを流して、Takはそれを掬って1匹食べた!!!!
う~~~っうっうっ… メダカの踊り食い、、、、














残りの流されたメダカは、ちゃんと笊で受け止めて、先生が、水槽に戻してくださいましたが、、、



イベント修了後、上弦の月は空高く、煌々と静かに田舎の風景を包み、風が渡り、虫の音が涼を添え、
秋濤先生にお見送りしていただいて、満足ひたひたで「NAYA-NANYA」を去りました。


ちかちゃんが感動したことは言うまでもないのです、、、


これまで、毎回書きそびれていたことですが、
秋濤先生は、いつも、こうして客人をお見送りしてくださいます。
外に出て。


「ありがとうございました」「ごちそうさまでした」

…などと、ごく普通の当たり前のことなんだけれど、
お互いにお辞儀をして、
車が駐車場を出て、坂道を降りていくのを見送ってくださる秋濤先生から、
「NAYA-NANYA」の主としての、もてなしの真心がいつも背中にものすごく伝わってきます。

訪れてくれる人を大切にしたいという思いが、本当にぎゅっと伝わってくるのです。


いい夜だったなあ、、、


しかし、実際に素麺をお箸で取ってる画像が一枚もないのは残念だ。
またちかちゃんからお借りして後ほど追加しときます(^_^;)

画像は、すべてちかちゃん提供です。
すべてご本人たちの了承を得て掲載してます。


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夏休み後半突入

2011-08-10 | 教育ママ日記






夏休み半分経過。
明日から東京時代の親友、Hiroくん母子が来るので、Takは宿題、私は片付け&掃除が佳境であります(^_^;)

ホント、Takのこと叱ってばっかりいるけど、いつもギリギリに慌てふためく…コレってやっぱ遺伝だよなーーー、、、

そんな中、Takが、「片栗粉の実験をやりたい」と言い出した。
宿題とは何の関係もないんだけど、ふと思い出したらしい。
「ダイラタンシー」
この名前を私はどうしても思い出せなくて、液状化じゃないしな~~「ダッタン人の踊り」みたいな名前だったよな~…と思うのである。

しょうがないから、ブログ内検索で「片栗粉」を入力してみて、ああそうだった…と解決。


昨日も、Takが、合宿のとき、キャンプファイヤーで教わった歌を歌ってきかせてくれるのが、とっても気になって、検索してみた。

「アチャパチャノーチャ アチャパチャノーチャ エーベサ デーベサ ドラマサデ」
知ってる人いませんか~~

これは、私が幼稚園のときに習った歌で、Takがこれを替え歌で歌うので、
「お母さん、その歌の原詞、知ってるよ!」といって、歌い始めたら、最後まで曲も歌詞も覚えてた。
コレ、なんだいったい?!

他にも、ボーイスカウト系の曲をいろいろと教えてもらってきたらしく、(フリー フロー フライ…とか、これもどなたか知りませんか~?)ミュージシャンTAKAMIとしては、その原典がすごく気になって、ムキになっていろいろ検索したさ。

夏休みって、こーいうのが楽しいのよ。


.............................................


(今日)

…といいつつ、ついにやっと、Takは宿題の半分が終了。
ホッ、、、

しかし、大物が全部残っているのだ。

しかもHiroくん親子が来てくれるという大イベントの後には、高知への旅行。
5年前に訪れた「城西館」をリピートします。
しかも、今回は、ここでロビーコンサートをやらせていただくことに…♪♪
演奏旅行なのだ♪♪♪♪
久々のステージ、しかも、5年前にこのブログで「城西館」をご紹介させていただいたことがきっかけで実現した「ロビーコンサート」
とっても楽しみです(*^_^*)

また龍馬記念館にも訪れたら、新たな発見があると思うし、今度こそ、ホエールウォッチングがしたいな。
海が平穏でありますように。

9月には、「瀬戸大橋記念公園」での野外LIVEがあります。(これは教会系)

もう立秋。

私の音楽ライフは、もうすでに秋→冬へと計画進行中なのです。






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パートナー ヒロコさん

2011-08-10 | 実父


夜、ヒロコさんから夜自宅にTEL。
前代未聞のことだ。
何かあったのかと身構えテ凍りついたのだけれど…
父の「認知症」についての話だった。

父は、このところ、大静脈への点滴の影響か、食欲は少しずつ出てきたのだけれど、
認知症がかなり進行(退行?)しているようだ。
私も、こうして記録を残すようになって、少し前のことを読み返してみると、よくわかる。
曜日や時間の観念がだんだんなくなってきている。
「今日は日曜日かなあ?」などと、1日に何度も言う。
自分から何か考えて喋ることもほとんどないし、喜怒哀楽もだんだん平坦になってきているように思える。

ヒロコさんは、なるべく、話しかけて、言葉を引き出してほしい…と。
言葉の引き出しから、何を出していいかわからなくなってきているようだというのだ。
今日は、主治医の先生が回診に来た折、「それだけピーナッツ揚げが食べられたら、元気がでてきますよ。食べたいものはなんでも食べてくださいね」と励まして下さったのに対して、
「おひとつどうぞ」(先生も、ピーナツ揚げを)と言ったのだそうだ。
ヒロコさんには我儘放題な父も、病院のスタッフさんたち、特に先生には従順で、かしこまる。
声が出なくても、いつも必ず「ありがとうございました」と言う。
その心は認知が進んできた今も、ずっと持ち続けている。
ヒロコさんにとっては、その言葉がとても切なかったのだ。


私からすれば、父は、すべてを少しずつ削ぎ落として天国に旅立つ準備をしているのだという気がする。
この世のわずらわしい事も、楽しかったことも、どんどん忘れていくんだろうな…
それでも父には自分の世界があって、きっと最後まで、「自分の世界」を全うして、
自分の意思で次の世界へと渡っていくのだろう、、、
それでいい、それが幸せなのではないだろうかと思う。

私個人としてはそんな気がするので、引き止めたり、呼び止めたりしようと思わない。
父は今、こんなに周囲の愛に包まれて、じゅうぶんに幸せで、満たされていると思う。
それを、断ち切って行こうと決心するときを、誰も止めることはできない…

でも、ヒロコさんにとっては少し違うと思う。

ヒロコさんは、父のパートナー。
父に寄り添い、手を繋いで何十年も過ごしてきた人なのだ。
本当にいつもラブラブで、おしどりカップルだったのだ。
父がいなくなったら、大きくぽっかりとこれまでの半分がなくなる。
そのあとどうすればいいのか。

ヒロコさんは、認知のお母さまのめんどうも見ていらして、お母様のほうがずっと認知は進んでいるとのことだけれど、お母さまについては、きっとじゅうぶんに覚悟もしていらっしゃるのではという気がする。
お母さまのことを語るヒロコさんは、平常心で聡明で、明るく優しい。

でも、父の病気のことについては、辛い、切ない、不安…な気持ちでいっぱいなのだ。
ヒロコさんからは、いつもそんな心細いメールがくる。
いつかは来ると覚悟はしていたつもりでも、まだ一緒にいてほしい、ひとりで自分のわからない世界にいかないでほしいという思いが伝わって、切なくなる。
天国へ…という以前に、認知症の進行が、少しでも遅らせられるように、彼女は、一瞬でも長く、父と一緒にいて、語り合いたいのだ。
私…すごくわかる。
親に対する思いと、パートナーへの思いは違うのだと、よくわかる。
辛くて心細いだろうけど、反面、それほどまでに父のことを純粋に愛することができるヒロコさんは、素晴らしいし、羨ましい。
こんな人に、私は50年の人生で初めて出会った。
いや、出会ったのは25年前だけれど、それからずっとヒロコさんは変わらない。
私の人生50年で、いちばん仲良しのカップルだ。

こんな、仲睦まじいカップルを、神様が見捨てる筈がない。

やっぱり、神様に手を合わせて祈らずにいられない。
私は、ヒロコさんのために祈る。   
ヒロコさんのために、父の認知症が進まないように頑張る。

                            
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