WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

混迷TAKAMI家オムライスの行方

2015-05-30 | 宅飲み&うちごはん





TAKAMI家のオムライス、中身は、鶏ムネ肉、またはソーセージ、玉葱、あればピーマンに、ケチャップとレッドペッパー→炒める。
これらを卵2個で包む。

最近は、Takの成長に伴い、ご飯の量が異常に増えてしまい、卵2個では、中身が透き通るくらい薄くて、
オムライスの「ふんわり感」が出なくなってしまった。

さあどうする!!??…と、これがみなさまに伺いたいお悩みです。

ちなみに、冒頭の画像は、卵3個で包みました。
この日私のランチは「うどんデート」、その後も予定満載、帰りは遅くなるので、チャッチャと特大のヤツを作ってあてがっておけばよいと(^_^;)


Takは小さい頃からオムライス大好きで、よく作り、そのうち小1から本人が自分で作りたいと言い出したので、手ほどきしました。
これは小2の冬だったかなあ?


                






高校生になってからお弁当が始まり、Takの好きなおかずベスト2は、オムライス、ニンニク醤油に一晩漬け込んだ唐揚げ、、、(3は忘れた)

ところで、冒頭の画像のオムライスにはケチャップがかかっていません。
Takは、「ソースをかけると、素材の味がわからなくなる」といって、あらゆるソースを好みません。(そのくせ マヨラー(-_-;))
コレって、すっごく料理意欲殺がれるんだよな~~~~ヽ(`Δ´)ノ


私は、ソースを作るのは好きだし燃えるし、
自分ひとりでたまに作って食べるオムライスはこんなのです。
まあ、ビジュアルは気にせず(^_^;)






うっすぅ~~く伸ばした卵で、かろうじて包みあげました! …ってヤツじゃなく、
卵のふんわりとろとろ感がほしい。
そして、ソースも
いつもケチャップじゃなくて、コクのあるトマトソース系、ドミグラスソース系、ホワイトソース系…
などなど、時には懲りたいのよね~~ん。
でも、基本的には、昭和オムライス派な私。



しかしここで、外食オムライスの悲しい思い出をひとつ。

学生時代、大学のある「玉川上水」の、とある「大衆食堂」系中華料理やさんで、ランチしたときのこと。
誰と一緒だったか、どんなシチュエーションだったかは全く覚えてないのだけど、
なんか「オムライス」にそそられてオーダーした。
そして、出てきたのは、薄い楕円形の銀色のお皿に乗った、こんもりとしたオムライスだったんだけど、中身は、ほとんどケチャップライス。
ハムがちょっとだけ入っていたかもしれないし、玉葱とか、そんなのも、ものすごく細かいみじん切りがスプーン1杯ぐらいは入っていたのかもしれないけど、
とにかく、薄~い皮のような卵で包まれて、ケチャップがこれでもかとかかったケチャップライスを延々と食べて、飽き飽きした…ということなのでありました。

それ以来、オムライスは長い間どこでもオーダーしたことがありませんでした。

各種情報によると、銀座「煉瓦亭」とか「早川」とか、それだけじゃなく、昭和のオムライスを供しているお店が数多あって、
昭和男子は、時折ランチタイムに、突如吸い込まれるように、オムライスを食べに行くらしい…

美味しい昭和のオムライス、高松ではどこで食べられますか?


数か月前、丸亀町のオムライス専門店のようなところに行きました。
画像撮った。捜しまくったけど、見当たらなかった。記事書く時間なくて、ボツってことで捨てたらしい、、、
オムライス専門店では、「ソース」の種類によって、ライスは、ケチャップライスか、普通のホワイトライスか、ターメリックライス…なんてのもあったかも。
そして、中身より、卵とソース。



とあるイタリアンレストランのオムライス。ここまでは求めてません(^_^;)



要するに、「オムライス」というものは、
中身が決め手か、ソースが決め手か、
そして、その間に位置する超重要なポジションの「卵」は!?!?


外食なら、お好みのお店にいけばいいんだけど、
うちご飯や、お弁当、さてこれからどうする!?!?

まずは、オムライスひと皿に、卵、何個使いますか??
そして、どーやって包みますか??
中身は何ですか?
ソースはどうしますか?

Takと先日お弁当のオムライスの話をしてるとき、チキンライスの上にふわとろオムレツを乗っけて、それをお箸で割ってチキンライスに混ぜて食べるのもいいなあと言っていた。

折りしもその日、「王様のブランチ」で関根勤御用達の喫茶店のオムライスがソレだった。
すごく美味しそうで、コレだ! オムレツをのっければいいんだと思ったけど、問題が…

先日、早速、お弁当に、玉子焼きの代わりにオムレツを作ってみた。
オムレツは、バターで作る。なので、冷めるとイマイチなんだよね~~
私が下手だから…ってのもあるんだけど。
その日に限って自分の分も作って冷蔵庫に入れといたんだけど、
家に帰って食べると、バター臭くて、ガッカリでした。

学生の頃、オムレツを毎日作りまくったことがありました。
さすがに、当時は、手際よく上手に焼けるようになったけど、もう最近は全然作ってないので、
めっちゃ下手になってて、愕然としたよ(T_T)

私は殆どの料理に使うのは白ごま油。いちど、オムレツを白ごま油で作ってみよーかなあ、、、



オムライス弁当 寝坊編 (等身大)  
最近は、卵が切れないように包むのと、この四角いお弁当箱に楕円のオムライスを滑り込ませるのが上達したのだがしかし…




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だれっちゃ知らんとこで散る…

2015-05-24 | 人生妙なり





今日はかなり重い記事を、なるべく重くならないように書きます。

先日、facebook で、KOHさん(=仮名)が、ご高齢の貧乏ミュージシャンの「引きこもり」についての記事を書いていらっしゃいました。

私は、直接は存じませんが、その方は、貧乏なので、一般賃貸住宅から公営住宅の5階に引っ越したけれど、
当然エレベーターがないので、足腰も弱くなった高齢の身には階段の上り下りも億劫で引きこもり、
周辺の誰とも音信不通になっていたところを、KOHさんが心配して、公営住宅を一棟一棟捜し、(棟や部屋番号はご存じなかった)
KOHさんご自身も階段に辟易して諦めかけたところ、運良く発見して、滞納の電気代など支払い、ミュージシャンは一命を取り留めた…という話。
そして、行政は、郊外に、こんな高齢者の引きこもり住宅を作ってどうすんじゃ~!!と、、


私の周囲で、このところで、お独りで亡くなった音楽関係者の方が複数います。
私は、その方々とは、一緒に音楽やったり、語ったり、ご病気の折には差し入れを持ってお見舞いにいったり…などなど、
それぞれに、それなりに音楽的にも、プライベートでも、お付き合いありました。

音楽の繋がりって…というか、友達って誰でも、そんなに頻繁に連絡を取ることはなく、日常的には殆ど忘れていて、
それでも会えば、それまでの空白の時間が一気に埋まってしまうものだと思います。
私は、井戸端的なお付き合いは苦手なので、余計にそうなってしまいます。

でも、次に会うことなく、彼らはひとりで旅立ってしまった…



この春、上京した折、東京の音楽パートナー、カッシーと過ごした時間の中で、
カッシーとずっと会ってなかった間の他愛もないことを話すんだけど、
私は、自分の口で「孤独死」とはいいたくない、このことについて、結構ショックだったので、彼に話しました。

そしたら、カッシーは
「そんなの、誰でもみんなそうだよ。」
と、当たり前のようにいうのです。

そうか。
そうだ。

フラミンゴの男子リズムセクションは、全員独身。子どもナシ。
きっとカッシーの周囲には、そういうミュージシャン、たくさんいるんだろうな。
そして、カッシー自身も、いずれ自分のときが来ることも、承知なんだなぁ、、、


ミュージシャンだけじゃなく、今、独身で今後家族をつくって、子孫が増える見込みのない人たちはものすごくたくさんいる。
「この状況で子どもを産んでも、子どもたちの未来になんの明るいことがある?」という閉塞感、貧富の差の激化、原発問題…などなどで、「産まない」選択をしている人たち、
自分(&パートナー)の人生を精一杯生きたい、或いは楽しみたい。子どもは要らない。という人。

家族に看取られず、旅立つ人は、これから増え続ける。
…でも独り?

お友達がいるじゃないの。
「看取り」はお互いにはできない。
一方通行なんだけれど、連鎖していけばいい。
いつ、どうなるかわからないから、約束は今からはできない。
でも、「友人の看取り」ということが、しっかりとした鎖で連なっていくような、人と人の絆を構築していくことは、できるんじゃないかなあ…

私は3年前に、知り合って1年に満たない、ヴォーカルの生徒さん(高校の先輩でもある)をことの成り行きだったけど、覚悟をきめて見送ることになった壮絶な日々、
ただひとりのご家族のお母さまは、施設に入所していて、ご本人の命が風前の灯となっているのに、私は家族ではないからということで、
本当に旅立たれる数時間前まで、病状の説明をしていただけませんでした。
これからの時代、まず、こんなところから変えていかないと。


KOHさんの記事はこのように締めくくられていました。

「世の中で、たった一人でいい。
お前がいたから…と言ってもらえると
それで僕の人生は十分に意味のあるものになるのです。」

さらに私のコメントに対して

「たかみさん、だからね、みんなで寄り添って、まちなかに集積して暮らしましょ。
きっと、面白いよ!
これがコンパクトシティ構想。」と…

ソレ、私が代議士事務所勤務の頃、某党の部会でめっちゃやってた。もう20年近く前だよ。
その時は、まだ若かった私は、「素敵! ここから街づくり、都市づくりが始まるのか…」と、感動した。
でも、政治では変えられなかった。

運転免許を持たない子どもや学生や、免許を手離した高齢者が、買い物や、コミセンや、図書館や、お風呂に歩いて行けるのが健全な町だと思う。

車がなければ行けないようなところに、映画館や図書館や、ショッピングモールをつくって、
道路ばかりが新しくできて、公共交通は置き去りにされているのがわが故郷、、、

KOHさん、これからも益々、頑張ってください、わがふるさとのために!


さ~~あ、これから歩いて足腰を鍛えなくては!!
…ってことで(それだけじゃないけど)
私は、近々、靴を買うことにしました。
登山用の靴です。

私は、高校のとき、マジで山岳部に入りたかった。
でも、顧問の先生のひとことで「こりゃ無理だ」と。
「山では水はとても貴重なので、食事に使う皿は乾いたペーパーで拭き取る。そして使い回す」
当時潔癖症だった私は、即あきらめました。
でも、今はそんなの全然OK。
このたび、山デビューをもくろんでいます。やっとよき先達が見つかったので♪

そこには、山ならではの壮大な景観はもちろんのこと、ひっそりと咲く野草や、楽しそうに舞い遊ぶ野鳥たちとの出会いがあるんだなあ…と、ときめきまくります。


ここで、野草は雑草。


野草は雑草? by TAKAMI




オカリナが野に吹き渡る風…のつもりで作りました。作詞は グラフィックデザイナー藤本誠氏。



「だれっちゃ知らんとこで散る」野草…
というところに、改めてフォーカスしてしまいます。


でも、もし…本当に誰っちゃ知らんとこで旅立ったとしても、
その瞬間に神さまの手に抱かれる…と私は信じています。

死の苦しみは、天国に生まれる前の苦しみ。
私たちが、この世界に生まれるときに、母の産道をもがき苦しみながら通り抜けたように、私たちの誰も、その苦しみを覚えていないように、
天国に生まれた瞬間にすべての苦しみや悲しみは、もう思い出すこともできなくなるのだろうなと、、、

そこから先のことは、正直なところ、なにもわからないので、考えません。






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大泣きのあと

2015-05-08 | よしなしごと





昨日の朝、、私は大泣きしまくりました。
理由は何であれ、大泣きするってことは、「カタルシス」であります。

なんかそのせいで、今日はすっきり爽やか。

淳子ちゃんとランチしながら、発表会の打ち合わせもしました。

SYOさんちの「ポタジェ」のブロッコリー、収穫しました。
今夜の夕飯…チキンのマスタード焼きとともにいただきます。
採りたてのブロッコリー、やわらかくてすごく美味しそう(*^_^*)
そして、いとしのパクチーも、気持よさそうに風に揺れてます。




大泣きの理由??


正直に申します。
息子Takの高校の奨学金についてです。
申請し、貸付決定通知をいただきましたが、本人の口座に振り込まれるため、
口座を開設しなければならず、そのために学校を遅刻、早退をするのは絶対に嫌だとTakが申すのです。

奨学金は、経済的に厳しい家庭の子どもに優先的に貸付されるもの。
息子は大学ならともかく、高校から奨学金を借りて、将来自分が返済しなくてはいけないことも、自分の中でイマイチ消化できず、
しかも、遅刻や早退してまで、奨学金のための銀行口座を作るということが、受け容れられなかったのだろう。

彼は、申請書は納得して普通に書いたのでしたが…

月額¥15000 総額56万円です。
それくらい、頑張って一生懸命切り詰めれば、なんとかなる。
それを、15歳の息子に借りさせて、返済させようとしている自分が情けなく、
私が自分で返済することを考えたら、今頑張って切り詰めたほうがいいに決まっている…

と思うと、ほんとにやりきれない気持になって、泣き始めると、とことん泣く私。

これまでも、Takが小さい頃一緒に寝ていて、なんか夢をみて大泣きしたり、
DVDを観て大泣きしたり…
慣れてるTakは、いつも放っておいてくれる。
このたびもです。

Takのお弁当を作りながら泣きまくっているとき、彼は、自分の部屋に待機。
お弁当ができて、私が自分の部屋に入ったのと同時に彼は淡々とダイニングに出ていって、
黙ってお弁当を持って出かけていきました。

でも、Takはなんで私が泣いているのかはわかんなかっただろうな。
遅刻早退はしたくないと言う発言に怒り泣きしていると思ったかも(^_^;)






さあ、爽やかになったところで、部屋もベランダも、「物置」と化してしまった嘗ての「マッサーじルーム」もすべて片付けて、
どなた様にもいつでもいらしていただき、突如お泊りもしていただける我が家に戻そう。


5月8日は「ゴーやの日」なんだそうで…
熊本産の、立派なゴーやを買って、白和えにしました。
…って、ぐずっと崩した豆腐に擂りゴマを混ぜて和えただけ(^_^;)

季節はすっかり初夏♪ ゴーヤの季節到来です。





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TAKAMI の部活

2015-05-07 | アーティスト魂



このところ、あまりにも濃い日々が続いています。

なので、早くアップしとかないと、どんどん流れ去る~~~~ヽ(`Δ´)ノ

GWがおわりましたが、私には全く関係のない日々でした。
ふつーに仕事してました。

4日、5日と、我が母校の音楽部(合唱部)OB合唱団の部活がありました。
「クォリティを追求した合唱」がやりたい有志が集まって、徐々にメンバーが固まりつつある合唱団。

練習は3月から始まり、今回は本番の指揮者を神奈川よりお迎えして、
2日間に渡り、1日4時間の練習やりました。

あまりにも濃くて素敵な音楽体験で、テンション上がりまくり、感動しまくりの2日間でした。





「合唱」をあまりご経験のない方が殆どかと思うので、「たかが合唱の練習」、いったいTAKAMIが何に感動したのかのほんの一部を書きます。

まずは「純正律」でハモる。

ピアノの音の「ドミソ」でなく、「ド」と「ソ」の声の中に「ミ」の声を置く。
ドとソの間でヒトの心と体が心地よいと感じる「ミ」はピアノの「ミ」とは違います。
それが「純正律」
指揮者の小川さんは、練習にピアノを使わず、音叉だけを使ってご指導をされます。
そうすることによって、メンバーの音感も研ぎ澄まされていくのだと思います。

それから、「武満徹」という、私が中学生の時に出会って傾倒しまくった作曲家の、アカペラの曲をやるにあたって、
「ド」と「レ」(長2度)、「ミ」と「ファ」(短2度)などのような、隣り合った音程、
ぶつかり合って「不協和音程」といわれて、普通の人はハモりにくいといわれる音程を歌う練習。

私は、むか~しから、この「ぶつかりあう」といわれる音程が「ぶつかりあっている」と思えないし、「ファ」から「シ」(増4度)がどうして音程とりにくいのかもわからなかった。
そんな変人の私にとって、「ド・レ・ミ・ファ・ソ」の音を全員で一斉に歌うことが、あまりにも気持ちよくて、鳥肌が立ちました。
あまりにも幸せでした。
ああ~~~コレだよ…
仏生山温泉の低温炭酸泉に浸かって、とらんす状態寸前になるときの感じとでもいっておこうかな、、、
実際にはそれよりも、もっともっともっと幸せで、ずっとこの中に埋もれていたかった…



ここで全く関係ないうどん画像ですみません…が、ここでも某マエストロKOZO先輩と、うどん談義ではなく合唱談義が炸裂しました



合唱曲の作曲者は、プロのソリストの集団を想定して曲を作ってはいない…とかいろいろ




ちょっと話が逸れますが、私は年に数回大窪寺に「打ち込みうどん」を食べにいきますが、時々お寺にも行きます。
そして、時々、お遍路さんの集団が「般若心経」を一斉に唱えているのところに出くわしますが、そのときは、大ラッキー♪ 私はあれが大好きなのです。
これぞ不協和音?の大合唱。
これをニュートラルになって聴くのには、西洋音楽の「音感」は邪魔になっちゃうかもしれないけど、
みんなが思い思いの音の高さで唱えるのが、大きな塊となってず~~~ん!と心に響く感じがめっちゃ心地よい音楽なのです。


私は、子どもの頃から、ハモるのが大好きで、小学校の頃、親友の「まっこちゃん」といつもハモって歌いながら学校から帰っていました。
友人たちとカラオケに行ったら、自分で歌うより、仲間が歌う曲にハモりを入れまくるほうが数倍楽しかった。
自分のバンドをやり始めても、デュエットやコーラスにこだわり、譜面の読めないメンバー男子を次々特訓しまくりました。

けれども、私は、高校や大学時代の「合唱」の授業や部活においては、ほんとうは心満たされていなかったのではないかと思います。
とても興味深い曲、すごく好きだと思える曲との出会いはもちろん多くありました。
でも、それらの曲を、100人規模の合唱で、ほんとに心から感動をもって歌ったことがあったかな…?
指揮者の仰ることを「う~~ん、なるほど!」と、理性で受け止め、それを私は忠実に歌う団員になるよ…という優等生なスタンスでいたような気がします。

いや、それをいうなら、若き10代、20代、私は今おもえば、アタマで音楽をやっていました。
合唱だけじゃなく、なにもかも。
それはそれで、当時は楽しかったのです。刺激的だったし、自分はこれで音楽生活、充実しまくり!!!…と思っていました。

ほんとにほんとに、この年齢になって、人生、折り返しているのに、
まだもっともっと「こんな深みや、こんな広がりがあるのだ!」と思える自分がものすごく嬉しい。

このたびの一高OB合唱団の本番は、一般公開ではなく、音楽部OB同窓会の場で発表されるもの。
…にしては、あまりにも濃く深く、素晴らしすぎて、広くみなさまにお聞かせできないのが残念でならないのですが、
必ず、もっともっと高めて、遠からず、お聞かせできる日がきます。
















充実しまくりの練習の後は、充実しまくりの親睦会♪♪ すみませんね~~画像はヨッパのためこのレベルでご勘弁を





私は、正直申しまして、人生、著しく音楽に偏りまくっているし、これからもそうであろう…「変人」の自覚ありです。
これが、著名な音楽家や芸能人などなら、世間一般の人も「あの人は有名人だから特殊」と、認めてもらえることもあるだろうけど。
私のような変人が、子どもを産んでひとりで育てつつ、それでも音楽への愛と執念は一生持ったまま、
しがないピアノ&ヴォーカル講師として、若き時代ならともかく、
これから熟年→普通に老いてゆくのに、これから先、どんな人生を送っていくのだ…( ̄□ ̄;)!!


…な時に、このたびの合唱団の指揮者、小川さんが、ご自分のブログの中からこんな記事を紹介してくださいました。



音楽教師であるために心がけておかなけばならないこと10ケ条


1.あなたは、子どもを音楽で幸せにしたいと本気で思っていますか?

2.あなたは、様々な音楽に興味があり、それらをマイミュ-ジックにすることを喜んでできますか?

3.あなたは、音楽を「楽しむもの」ではなく、「生きていくために不可欠なもの」と本気で思っていますか?

4.あなたは、音楽の技術を学ぶことと、音楽を「楽しく」感じることとは対立しないものと本気で信じていますか?

5.子どもに音楽の授業で必要なことは、各自の生き方と教材を強く結びつけることであることを知っていますか?

6.子どもたちが音楽をエンジョイし、かけがえのないものとするためには、教師自身がそうしなければならないことを知っていますか?

7.音楽の授業で大切なことは、音楽することそのものであり、言語表現させることではないことを知っていますか?

8.音楽科は人間の情操的側面だけではなく、全ての人間の生き方と、能力の質の向上に関っていると信じることができますか?

9.あなたは、音楽に関わり、音楽を教えることが何よりも好きで、そのために生涯を捧げる覚悟をすることができますか?

1 0.あなたは、音楽に関わることが人生で最も貴重であり、自分に最大の幸福をもたらしてくれるものであることを信ずることができますか?





私は、これでいいんだ…

と、どれほど嬉しかったことでしょうか。
神さまから問われているようだ。
全部そうそう、私はそうやって生きて、働いてきたんだけど、特に、10は、ほんとにソレそのものだ!
そのために私の人生はむちゃくちゃで、私は変人なんだと思って、開き直ってきたけれど、
そんな私をふわっ…と掬って、風船にして神さまむかって放り投げてくれたような…

そんな、10か条でした。



小川先輩と部活で同じ時間を過ごしたのは、ほんの数か月でした。
当時高1の私にとって、ものすごく強烈に音楽的才能溢れまくる魅力的で憧れの先輩でした。
これが私にとっての小川先輩の紹介文ですが詳細はこちら



他にも魅力的で憧れの先輩方で溢れかえっていたあの頃の「音楽部」…


何十年もの時代を超えて、世代を超えて、こうして先輩や後輩たちと集まって、
年功序列ナシな、「音楽」で繋がることがものすごく幸せなのでした。




追記


このたび、東京からこの練習のために帰省してくださった前出のKOZO先輩がアップしてくださった練習の音源を聞き込んでいますが、
「ものすごく幸せ」感から、奈落の底に落とされました( ̄_ ̄|||)
このままじゃイカンよ。
合唱団のみなさま、あの高揚感からいまいちど冷静になって、まずは「音取りは個人の責任」でお互いに頑張りましょお!
そして、網の目をそろえ、「ひとつ」になりましょう!!




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Takの部活

2015-05-02 | TakのMusic Life





Takは、今日、吹部の新歓にいってきた模様。
暫くの間、テナーサックスをやるとのこと。
新歓といっても、学校で、ポットラック・パーティーなんだって。
楽しそう♪ でっ、Takはサラダ担当。
昨日せっかくマルヨシにサラダの材料買いにいったのに、ベビーリーフ2袋、せっかく朝、出勤前に洗ってタッパーに入れといてやったのに、忘れていってるし(-_-;)
レタスとミニトマトとキュウリとかいわれのみ!のショボいサラダになったじゃないの~~ヽ(`Δ´)ノ


新入生男子は、Takだけなのだそうだ( ̄_ ̄|||)
女子率90%以上。
サックスパート10人中男子はTakだけ…らしい。
それでも吹部やろうって心意気はイイよね♪




Takは昨日突然
「俺は、決心したことがある」
「エッ、なによ、勉強ちゃんとやるとか…??」
「いや、勉強もやるよ、やるけど~~
これからは、女子に対して真摯に接していきたい…と、、、」

中坊時代は、女子を「くだらん」と決め付け、ぞんざいに扱ってきたらしい…

そうかそうか、よく言った! 成長したじゃん!!
そうでなくちゃ、女子率90%超の吹部では、やってけないよ。
そのうち、カノジョもできるよ~~
いいな~って思う子とかいないの~~~~??(*^_^*)

いんや~~~
ホント、彼女が出来る日もそう遠くないような気がするな(^_^;)





私は、男子率10%以下の「音楽大学」に行ったので、どんな男子でも彼女ができるってことを知っている(^_^;)

その日のために、私もおもむろに部屋の掃除を徐々にしなくちゃな~~
高校生活、謳歌して欲しいな!!

私は、高校時代を通して、カレシいませんでした。
暗黒時代だったもんで。カレシとかっていってる場合じゃなく。
…が、常に好きな男子はいたような気がするなあ、、移り変わりもありまくったけど(^_^;)
Takには、私のように屈折せず、ストレートで、明るく楽しくはじける高校時代を過ごしてほしい。
恋もストレートでしてほしいなあ。

…と願わずとも、きっと彼はそういうヤツだ。

でもいちばんしてほしいのは勉強だけど。


小学生の小さなTakと2人で「こどもの国」にいったときのことを思い出します。
「ぼくのヒミツの場所、つれていってあげるね」といって、飛行機の離着陸を双眼鏡で観れるところに連れてってくれたり、
2人で自転車をレンタルした時、
「おかあさんがお花を撮りたいときは、リンリン♪って合図してね」
とか、
こいつは将来デートの達人になるやも…と思ったもんだ。


私は高齢出産なもんで、Takがまだ若いうちに私は死んでしまう。ふつうの親子よりは、一緒に過ごせる時間は短い。
だから、ほんとに、いい人と出会って、いい家庭をつくってほしいなあ。
まだこれから、大学受験という天王山がひかえているというのに、
そんなことを考えてしまう今日この頃(*^_^*)







ところで、Takにに、漢字テストをされた。

全然思い出せない!!!


「きょぎ」(うそ)
「じょうそう」(こころ)
「きかつ」(うえる)
「ほうふく」
「かんぺき」
「ふほう」
「かいさい」
「じぎゃく」



などなど、一つの漢字を思い出すのにどれほど時間がかかったことか!!

ゼヒみなさんも、やってみてください。
全部書けましたか?…っていうより、思い出すのに何分かかりましたか…(^_^;)
もぉ、最近全然字を書いてないので、文章語の熟語って、めっちゃ思い出せないんだよ。

私はホントに思い出すのに、1字、2,3分かかったものも( ̄_ ̄|||)
あげくTakにヒントを出してもらったものも~~~!!





画像は、またまた本文とは全く関係ない、初夏のSYO Michaelガーデンの様子です♪
私のかわいいパクチーが気持よさそうに風にそよいでいます。
SYOさんは、「デラウェア」を作りはじめました。果たして美味しい実がなるのでしょうか!?!?
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