WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

秋濤センセの展覧会いってきた♪

2017-01-30 | アーティスト魂






今日は、お友達で書人の池田秋濤先生の展覧会に行ってきました。

これまでにも何度も拙ブログに登場してますので、ご紹介は割愛させていただきます。
展覧会の詳しい内容も割愛。

本日の記事は、畏れながら「盟友秋濤センセとの久々の再会」であります\(^o^)/
なので、展覧会のご紹介、でなく、私が個人的に楽しかったり、好きだった作品をご紹介させていただきます。






「レガロビズ」という、初めての場所。
築80年の米蔵をリノベーションしたというカフェ。
この場所と秋濤センセの作品は、相性抜群…と思いました。

ゆったりとして、ホールのように天井が高く、思わず歌いたくなるような空間。
(だけど、やっぱりNAYA-NANYAにはかなわないけどね)







まずは、コレ。

いつぞや、face book に、「この石に何を書こうか…」ってことで、みなさまからのコピーを募集されていましたね~~
お友達のみなさまは、こぞって応募?…コメントされてましたが、、、

わしのいしはかわらん

これを凌ぐ言葉があるでしょぉか!?!?
やっぱ、秋濤センセ、サイコー!!

まずはこれが目にとまりましたとも\(^o^)/
心の底から大笑いしました♪♪




こんなふうに、足元にぶっきら棒に(ぶっきら石?)展示されてます。








次に気に入ったのはコレ!

うまい
ものっそうまい
がいにうまい


原級、比較級 最上級…ですね♪
これに何を作って入れようか…♪♪と、わくわくします。





これは、SYOさんによく言われる私(^_^;)


うどん県人以外の方のために
「がいに」とは「めっちゃ」
「がいげに」とは「恐そうに」「強情そうに」という意味で、「がいに」とちょっとニュアンス違います。


さて、次はお皿。
お皿は、テーブルの上にいろんなメッセージのがいっぱい並んでいました。
コーヒーのソーサーなので、カップを手にとると、このメッセージが現れるのです。





「ゆっくりして」とか「いらっしゃい」のような、くつろいでね♪みたいな和むメッセージが大半なんだけど、
なんでコレ?

神様 仏様に そなん 気安くものを頼むな


この、「そなん」(そんなに)が入っただけで、讃岐弁。ほっこりと和みます。



他にも、「懐かしいのぅ あの宇高連絡船 瀬戸大橋は早いけど」ってのもあったな。
コーヒーカップを手にとったら、いきなりこんな具体的なメッセージが出てきて、
話題も弾むことでしょう(*^_^*)



さて、最後はコレです。





べろんべろん、ぐでんぐでん、、、
一升瓶のラベルがずらりと並んでいます。
こんなラベルのお酒が並んでいたら、売れるやろな~~!!
秋濤センセは、お酒の味を書で表現される方です。 



でっ、私としては、前出の、砥部焼きの3段重ね、すごく欲しい、買いたい!
…しかし、超ビンボー、カツカツな今の私にはもちろん買えません。
いつかきっと、、、と思っとります。(それまでに売れたらまた作ってもらう(^_^;) )

書は、飾るものでなく、使うもの…と私は思っています。
メッセージを伝えるツールです。
だからね、以前私も、センセに、自分のお小遣いの範囲で、以前、こんなん書いて貰いました。
レッスン室の壁に貼るためにね。
こんなに素敵な讃岐弁の「注意書き」♪ 
(うちのダイニングチェアー、ものっそ重いんです)




椅子は手で持ち上げてね 床に傷ができて痛がってるから



音楽も同じ。生活とともにあるもの。
そんなことで、秋濤センセとは、盟友関係なのであります♪♪♪
    


    
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クレーンが好き♪

2017-01-29 | クレーンが好き







私の職場の目の前に突如建設工事現場が出現しました。

年末にビルの解体工事をやっていて、興味津々でした。
あっという間に更地になり、(といっても、それなりに時間か経過していたのだろうけど、最初は気にとめてなかった)そして、年明け。
今度は建設工事が始まりました。
キャタピラ付きの巨大なクレーンが、狭い敷地の中にある日突然やってきました。


実は私、20代の頃からクレーンが大好きなのです。
かなり前に一度拙ブログに書いたことあります。

私がクレーンに目覚めた?のは、東京都国分寺市の駅前の雑居ビルに住んでいた頃、
国分寺の駅ビルの建設工事が始まり、大きなタワークレーンが3基、お出ましになりました。
彼らの働きを間近に見たときからです。

クレーンの斜めっているアームに、太いワイヤーが張られて、それにはどれほどの力がかかっているのだろう… と思うと、そのテンションの高さにゾクゾクしまくりました。
ビルやタワーのような、まっすぐな建物は重力的に?安定しているけれど、
橋のアールや、競技場の屋根や、クレーン、、、のような、斜めっているものが、どんな力で支えられているのかと思うと、ゾクゾク、わくわくするのであります。

理系は超苦手で、あまりこのことは力学として深く考えたくないけど、
「テンション」という点では、ミュージシャンTAKAMIとしては、共感する。
クレーンに共感ってなによ、、、(-_-;)


まあそれはさておき、とにかく、職場の目の前に建築現場が出現して、TAKAMIとしてもテンション上がりまくり!
職場の休憩室の窓から全貌が見えるのです。
キャタピラ付きの、どっしりとした大きなクレーン、ドリルも付いている。

なんか、四隅にドリルで穴を開けているらしい。
四隅以外もやってる模様。
「それは、杭打ちの作業」と、いろんな方にFace bookで教えていただいた。

その脇では、ショベルカーがどろどろとしたなにやら混ぜている。






ある日、隅の穴に、電信柱のように長い管のようなものが地中深くに埋められていくところを目撃しました。
紙パックのジュースの穴にストローを差し込む感じ。
ストローは、ぐんぐん潜っていって、その突端が穴の差込口にいったんひっかかります。
そこで、2本目のストローとジョイントする。これは手作業。3本目、4本目と、どんどん繋がれて、地下深くに潜っていくのです。
いったいどこまで潜るのか、、、

ビルの基礎工事のことなんか、これまで考えたこともなかった。

新年になってから、工事が始まって、1ヵ月近くが経った。
そして、大活躍していたキャタピラのドリル付きクレーン(誰か正式名称おしえて~~)が
本日、撤去されるらしい、、






青いクレーンが突如お出ましになり、また今日から新しい作業が始まるのかな、、と思いきや、
ドリル付きクレーンが、解体されていく、、、
逞しく頼もしかったアームが(アームの正式名称もおしえて~~)キャタピラから取り外されて、地面に横たわって鎮まっている、、、

1ヵ月あまり、活躍しまくっていたクレーンが、これにて去っていく。
しかし、傍目からは、何の功績も目には見えない。
工事開始から1ヵ月近く経っても、まだ地上にはなにもなく、しかし、地面の下では凄いことが出来上がったのだなあ、、、

重機のことばかり追ってきたけど、携わる人たちも、次々と入れ替わっていくのだろう。
先日の「ストローを差し込む」作業を見入っていた折、
クレーンやそれに繋がれた材料を操る人は、10階から見下ろすととても小さく、虫のように見えるけど、
でも、彼らはとても手際よく、巧みで、見とれてしまいました。

ここに新しく建つビルにどれだけの人が関わっているのだろう。

ホテルになると聞いています。

容れものができたら、その次は、そこで働く人、訪れる人…

向かいのビルの10階から見下ろしたら、箱庭のように狭く感じるこの土地で、限りないストーリーが今も、これからも展開していくのだなあ、、、、と、ロマンを感じまくります。

建築に携わっている人は、コレがたまらなく嬉しく幸せなんだろうな。
自分がこのプロジェクトに関わっていることが。


ほんと、毎日わくわくするので、これからも時々進捗状況、アップさせていただきます♪
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「サンクゼール」の伝道

2017-01-22 | キリスト教のこと





私は4年ほど前からクリスチャンなので、たまにはクリスチャンの伝道について書かせていただきます。

早くこの記事を書きたくて、詳細な時系列や、一般の方にはあまり関係ないと思うころは省略しています。


先日、職場の友人が、私に一冊の、ノートのような絵本を下さいました。
「りんごジャムの奇跡」
高松の「ゆめタウン」というショッピングモール内にある「サンクゼール」という、自社製のジャムやパスタソース、ワイン、ジェラート…などなどのお店に
「ご自由にお持ちください」と太っ腹で置いてあったそうです。

絵本の内容は、「サンクゼール」の会社の歴史と、ファミリーが次々と洗礼を受け、クリスチャンになっていく、チャペル設立の歴史が同時進行で展開していくもの。
また、見開きに1句ずつ、聖書のみことばも掲載されています。


要約すると、こんな感じ。

現代表、そしてチャペルの長老である「良三さん」は、1950年生まれ。
スキーが大好きで、20代で、「まゆみさん」と結婚して、長野でペンション経営を始めましたが、家族でのペンション経営は、あまりにも忙しく、子供の世話をしながらお客さまの対応をするのは本当に過酷で大変でした。
そんな中でも、まゆみさんは、近くの農園で売られている果物を買って大変美味しいジャムを作り、それがお客さまの間で大評判になりました。
(これが現在の「サンクゼール」の原点になっている模様)

家庭的にも大変な紆余曲折を経て、二人はペンションを廃業して、農園作りを始めました。
きっかけはフランスの田舎への旅行。
広いりんご畑、そこで放牧されている牛たち、シードルや、カルヴァドス(りんごのブランデー)の工場、レストランで食事をする幸せな老夫婦…

これらを見たご夫婦は、長野でもこの素晴らしい世界を実現しようと、多額の借り入れをして、農園にジャム工場やワイナリーを作りました。
しかし、借金の返済に行き詰まり、夫婦は窮地に陥り、良三さんは不眠になってしまいました。うつ病…だったのかもしれません。








その頃、まゆみさんは教会に通っていて、心が弱っている良三さんを教会に誘いました。
教会では、高齢の方や、体の不自由な方たちが、とても優しく、良三さんのためにお祈りをしてくれました。

そこで、良三さんは、神さま…イエス・キリストに出会いました。
心砕かれた良三社長は、社員を集めて心から謝罪をし、これからも協力してほしいと願ったところ、社員たちは、これまで以上に頑張って働いてくれたとのこと。

まゆみさん、良三さんは洗礼を受けてクリスチャンになり、さらに、神学校を卒業、牧師・長老となります。
息子さんたちも次々と受洗。
さらに「サンクゼール・チャペル」を設立し、社内にて、聖書の学びを開始。

「サンクゼール」商品は、次々とモンドセレクション金賞受賞。

現在、サンクゼールは、約90店舗出店し、サンクゼール・チャペルにて、100名以上の方が受洗されたとのこと。




サンクゼール  高松ゆめタウン店





いかがでしょうか。

これは、クリスチャンの方にとっても、そうでない方にとっても、感慨深いストーリーではないでしょうか。


以前、倉敷市の大原美術館の創立者大原孫三郎は、倉敷を「聖地」にしようとしたほどのクリスチャンであったことを、ご紹介しました。
早稲田大学時代放蕩の限りを尽くし、1億円以上の借金をして、親に、郷里岡山に呼び戻されたとのこと。
その後、キリスト教に出会い、彼は倉敷紡績の二代目社長に就任した時から、まともな教育を受けていない工場労働者に教育の場を設け、過酷な労働環境の改善について腐心したり、日本最大の孤児院を設立したり、そのほかにも多くの功績を残しました。
すぐにそのこととオーバーラップしました。


私はこの絵本を読んで、何よりも、こういった伝道のやり方にとても感銘を受けました。
B5のノートサイズ、40ページの絵本を「ご自由にどうぞ」といって、各店舗に置いているのです。
これを手にとった方は、家に帰って珈琲でも飲みながら、ゆっくり手にとって読むことでしょう。
これを下さった職場の友人も、じっくり読んで「この聖句が特によかった」という感想を聞かせてくれました。

私は早速「サンクゼール」に行ってパスタソースを試食しましたが、とっても美味しかった。
きっと他の商品も美味しいに違いない。
そして、その会社を経営している人はクリスチャンで、「長老」でチャペルも持っている。
こんな人が、こんな美味しい商品を作っている会社の代表なのか、、
この絵本を読んだ方は、誰もがそう思うはず。


「サンクゼール、サクセスストーリー」の中での良三さんの挫折。心砕かれたところでのキリストとの出会い。
これがなければ、今の「サンクゼール」はなく、だからこそ、この伝道があるのです。

宗教は、弱っている心に入ってこようとする。
…と、殆どの人が思っているでしょうし、私もそう感じています。
これまでも、病気になったとき、離婚したとき、いろんな宗教の方が私を誘ってくださいました。
実際に、心が弱っているとき、人は超自然的なものをよりいっそう求めると感じます。
順風満帆でとても毎日の生活が充実して満たされて、迷いも困難もない人は、死ぬまで、自分と神さまの繋がりのことをじっくり考えることはないかも。

そんな人よりも、少しは困ったり切羽詰ったりしたとき、神さまのことを思い出す人のほうが祝福されていると私は感じます。

どんな逆境に陥っても、自分の底力をどこまでも信じて、未来を切り開いていく…
私はそうやって生きて、そのことが自分のプライドでした。

そして、自分なりの成功をおさめるために、今よりも自分を高めたいと、日々精進、邁進…
というのには正直限界アリ。
何が成功で、何がゴールなのか全くわからない。
やっぱ、日々楽しく、ぐっすり寝て、美味しいゴハンを食べて、気のおけない人たちと一緒にゆるゆると過ごしたいな~~。

こんな紆余曲折を経てきた私がクリスチャンとなっている理由は、神さまが
「さあ、時間になりましたよ。ここにいらっしゃい。」
と仰ったからです。

子供の頃から、私は神さまを信じていたのです。
神さまは「宇宙の摂理であり愛である」と子供の心で疑いもなく感じていました。
だから、しょっちゅうお祈りもしていました。
しかし、その神さまは、さらに私自身も知らない私の髪の毛の数を知っていると聖書に書いてあります。
この神さまは私の愚痴も祈りもすべて知っている。
神さまとは、漠然とした「摂理」や「愛」じゃなくて、ものすごく具体的で私の隅々にまで介入しているのだ( ̄□ ̄;)!!

ああ、よかった嬉しい…と、なんだかとっても安堵するのです。


私は誰に勧誘されたわけでもありませんでした。
ですので、私も、キリスト教について誰も勧誘はしません。

キリスト教では、人々に福音を伝えることを「伝道」というのですが、私たち人間にできることは、神さまの許へご案内することで、
神さまとの出会いは、あくまでもその人と神さまとのことであって、他人には立ち入ることができない…というもの。

しかし、この絵本のような、こんなにも力強く説得力ある「ご案内」いいな~~~、と、、、
私にはなにができるかな、なにかしたいなーと思います。
拙い私にとっては、それは音楽でしかないのですけれど。


拙ブログをお読みいただいている方には、
なんでTAKAMIがクリスチャンになったのか?と思っていらっしゃる方、少なからずいらっしゃると思います。

私にとってはほんの少しですが、内側の気持ちを書かせていただきました。




サンクゼールの歴史と、オーナーの手記です。

ウェブサイトより抜粋しました。


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1月19日終日オフ 総集編

2017-01-19 | 光と風と旅






毎週木曜日は終日オフ。

今日は多肥の田園カフェ? のモーニングからスタート♪
2Fの大きな窓から稲株の広がる風景…






昨年秋ごろから、SYOさんが、自宅近くを精力的に散策しまくり、
田園カフェモーニングのあと、今日はそのごく一部をご案内いただきました。

仏生山、多肥地域には、ため池がたくさんあります。お椀型の山も。
なので、鳥がすごくたくさんいます。
空にも、池にも。
鷺、鴨、合鴨、烏、鶺鴒、鳶、、、、
私にはあまり見分けられません。街育ちですので、、、

池を泳いでいる鳥が飛べるのかも、よくわかりません。
鴨は飛ぶけど、合鴨は飛ばない…とか、だいたいその両者の区別もわからない私、、、





そして、ため池の周りを散策しながら、「三谷石舟古墳」へ…
香川県内の前方後円墳の中では3番目に大きいとか。







https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/22476.html






こうして午前中、多肥周辺を散策したあとは、塩江、行基の湯→大窪寺八十八庵
…という、スタンダードコース。

行基の湯はあまりにも何度も画像アップしたので今回ははしょります。





足湯じゃなく。内湯と露天風呂、満喫しましたよぉ~~♪



八十八庵も何度も訪れていますが、今回はスペシャルデー。

猪肉打ち込みうどん♪







打ち込みうどんというのは、打ったうどんを、そのまま出汁の中で具材も一緒に煮込むの。
とはいっても、八十八庵のような大型店で、この郷土料理をそのまま作って供するのは無理なので、うどんは別途茹でるのですが、それでも「ざいご感」(田舎感)たっぷりです。
ところが、今日は、3時ごろ訪れたこともあり、お客さまがほとんどいなかったので、オーダーしてからうどんを茹でることとなったようで、釜で茹でたあと、具の入った鍋の中でコトコトと煮込んだ模様。
これぞ打ち込みうどん!!もうざいご感200%でした。
具が満載のスープに、猪の脂が溶け込んで、すごく美味しくてあたたまります。

いつものおばちゃんが、「今年も宜しくお願いしますねー♪」とお声かけ下さり、田舎のばーちゃんちに帰ってきたって感じでまったりしまくった!!

今年は、年初から音楽教室的には波乱万丈で、家庭の事情で家族で退会…収入数十パーセント減となり、しかも、滞納分未だ回収できず…とか、、
これ、すごく切実です、、、

ウチの息子、母子家庭→貧困家庭の子供にめっちゃ該当するのでは…とか、、、

ここはかなり「どんより」するところではないだろうか。

でも私、かなり鍛えられてきたので、あまり「どんより」してません。


冬至が過ぎ、新年を向かえ、大地は春の準備をしていること、今日の終日オフですごく感じました。
私も、春を迎える準備を、心と体が勝手にしているような…そんな今日このごろ。










Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンコン銅賞

2017-01-17 | 親子 ART LIFE





かくして…

Takのサックスカルテットのアンコンの結果は「銅賞」でした。
各チームが、金、銀、銅のどれかになるのだから、残念な結果です。

Takは、とっても落ち込んで帰ってきました。
1週間、すごく頑張ったので、「銀」はとりたいと思っていたようでした。
甘いっ!

しかし、家に帰って来てすぐに、
「どうだった?」と、感想を求められました。
さらに、「これからどうすればもっと良くなるか?」
彼は、素直に真摯に私の感想を聞きいれました。


Tak個人の演奏はすごく上手かったし、音がきれいだった。音楽性豊かと感じた。
指導者なしで、自分でここまで演奏できたのは、凄いと思ったよ。
4年前に比べたら、まあ当然かもしれないけど、本当にすごく成長していて、嬉しかった。
しかし、アンサンブルとしては、いろいろ問題点があった。
音の出だしと切り際がクリアでなく、くぐもっていたり、
特に、2声(2人だけで演奏する箇所)のところでは、なんとかなってるつもりでも揃ってなかったり、2パートの音量配分などのバランスが気になった。
緻密な練習がまだまだ足りていないと思った。
メロディーのフレーズが、あちこちのパートに散りばめられているところをまとめるのは、すごく難しい。
でも、そこをひとつひとつ取り出して、磨く…というか、追求して高めていくと、もっともっとよくなるよ。
そして、もっと4人全員がお互いの出す音を敏感に聴いて、心を中心に向けて一致させること。
でも、母の前日ひとことアドバイス、
「舞踏」というタイトルなんだから、踊るような躍動感を意識して、楽しんで演奏したらいい…ということについては、クリアできててよかったと思うよ。

まあ、だいたいこんな感じのことを、、、、

私は両親と3人で聴きに行きました。
殆ど全部の演奏を聴きました。

高校生の演奏は、どれもとても緊張感があって、清清しかった。

でも、やはり、心打たれる演奏というのは、とても緻密に音楽づくりをしているだけでなく、
緊張感を上回る躍動感があって、全員の心がひとつの方向に集まっています。

これは素晴らしい! ウマイ! 感動!! …と、私がピカピカ☆マークをつけたチームが1チームを除いてずべて四国大会出場となりました。

私はTakのチームの感想だけでなく、すべての演奏の感想をメモしました。
あとでTakとゆっくり語ろうと思っていた。

ところが、Takは自分の高校のもう1チームの演奏以外殆ど聴いてないのだと、、、(-_-;)

なんだとぉぉぉぉ~~~!!
それで、銀賞とれたらいいな…なんて、心構えがなっとらんヽ(`Δ´)ノ
しかも、Tak以外のあとの3人は、結果発表を待たずに先に帰ったとか、、、

銀賞に選ばれたチームは、金賞を目指して頑張っていただろうし、
金賞に選ばれたチームは、四国大会出場を賭けて練習に打ち込んでいたはず。
四国大会に選ばれたチームは、全国大会を狙っているんだよ。
コンクールの世界は、そんなに甘いもんじゃない。


せっかく県大会に出場できたのだから、
他のチームの演奏をしっかり聴いてほしかったなあ。
それがどれほど、自分達の演奏のコヤシになるか、わかってねーよな~~~(-_-;)


アンコンが終われば次は春休み中の定演。
昨年、Takは骨折で演奏には参加できなかった。
定演でも、今回のサックスカルテットで、アンコンの曲を演奏するとのこと。
勉強ももちろんやってほしいけど、部活も、悔いを残さず、打ち込んでほしいな。


そして、今回、私はみなさんの演奏を聴いていて、自分が今やっているクワイヤーのサポートや、ワーシップのアンサンブル作りにも、すごく良い勉強になりました。

私は私で、このことを、教会の音楽チームのサポートに生かしていきたいと思います。







画像は全く関係ありませんが、「春菊のお好み焼き」と「たこやき」


春菊のお好み焼きは、ブログのお友達「うさぎさん」におしえて貰った。キャベツの代わりに春菊を刻んで入れます。ただそれだけ。
コレがもぉたまりません!!
画像はソースとマヨですが、私はポン酢&唐辛子が好きです♪♪


そして、TAKAMI家タコパ。 私が材料を刻み、Takが焼く。
大阪風なので、表面カリカリ、中身はしゃびしゃびです。
熱すぎてほおばれない!!! なので、お皿の上でお箸で割いて、そこへポン酢をたらしてちょっとさましてから食す。
邪道といわれようが、1個まるごと口に放り込むと、絶対やけどするもんね!!


Comments (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「アンコン」県大会出場

2017-01-09 | TakのMusic Life





昨日は、高松市の高校吹奏楽部のアンサンブルコンテスト(アンコン)予選でした。

Tak達のサックスカルテットは、県大会に出場が決まりました。

私、全然期待もしてなかったし、聴きにも行けませんでした。

昨日は、日曜礼拝、ワーシップバンドによる礼拝で、ピアニストの差し替えができませんでした。
本当はTakにとって最後のアンコン、聴きに行く気満々だったのです。
この日がワーシップ礼拝だということを、直前まですっかり忘れていたのでした。
最後のアンコンなので、聴きとどけたかった。

Takが私のヴォーカルに言いたい放題を言うことを、私が深く受け止めているように、
Takも、私の講評にかなりの信頼を置いており、母に聴いてもらって、感想を聞くのを期待していたのでした。
なので、私が礼拝を休めないことに、彼は相当がっかりしてたと思う。

実は、今回のアンコンに、Takはあまり気合が入っていないように私には見受けられた。
母に部活についての愚痴をこぼすこともあり、、、
女子にまみれていることもあり(男子は吹部で2人)、女子との距離、女子の思考や行動パターンなどに違和感を感じたりもして、
メンタル的には相当な距離をおきながら、音楽活動を共にしている…という、なんとなく中途半端な状態で、
いいことよりヤなことのほうが多い時間も過ごしてきたことと思います。



「Tak、お母さんは行けないけど、頑張って!」といって送り出すしかなかった。
正直なところ、あまり気合の入ってないアンコンのようだから…って私も自分に言い聞かせて諦めたのでした。

夕方になって、Takから「県大会に行くことになった」とTELがありました。
どっひゃ~~~ん!!( ̄□ ̄;)!!
なにそれなにそれ。
気合入ってなかったんじゃなかったの?!
私は予選の中でも、金賞どころか、銀とか銅…みたいな平凡な結果を描いていたのでした。


Takたちの曲は「陽炎の舞踏」という曲で、中1の時に、同じ曲で、Takはアルトサックスで、2年生3人に1人混じって演奏して、県大会に出場しています。
その時のTakの演奏は、先輩たちの音の影に隠れて、無難に、先輩方の邪魔にならないように…という感じで、消極的に感じられた。
無理もないと思います。
中学で吹部に入部して、初めてのアンコン。
まだサックス歴1年にも満たないんだもんね。
アンサンブルそのものも、躍動感よりも緊張感が先に伝わってくる、地味な演奏…という印象でした。
県大会の結果は「銅」。厳しいです。

私は当時、この曲を何度も聴かされたし、譜面も見ました。
楽語や記号の解説もしてあげた。懐かしい曲です。
Takはその同じ曲を、今度はソプラノサックスで、リードを取り、指揮も兼ねます。

Takは、その、指揮で重大なミスをしてしまったのだそうです。
テンポの変わるところで。
本来なら空中分解するかもしれなかったところを、あとの3人は瞬時についてきてくれたのだと。

わかるよ~~わかるわかる。
私もバンドでそういう経験めっちゃあるもん!
東京フラミンゴ時代の最後のLIVEの「フラミンゴ・メドレー」が蘇ります\(^o^)/
他にもいろいろあったよな~~


「どこでどうなったの?」と、私は突っ込む。
「ここのところがこうで、ああで…」と、曲を流しながらのTakの説明。ミスったところで曲を止めて、詳しく解説してくれた。私には手にとるようにわかる。
その瞬間、「控え」という立ち位置の彼らの足元のゆるぎない頼もしさ。
重大なミスを差し引いても、金賞で、県大会…というのは、ほんとにすごいなあ…と私も思ったし、
Takは、瞬時についてきたあいつら、ほんとにスゴイよ…と、感謝感動してる。
私が経験して感動してきたことを、Takも自分の世界でやっているのだなあ…

いいなあ、高校吹部。


私、正直いって、息子のこと、少々軽く…というか、まだまだ頼りない、浅はかな子供だと思ってました。
いつのまにか、ぐ~~ん!と成長していることを、この冬休みで、ぎゅぅっと感じています。
いや、勉強は相変わらずどーすんの!?状態ではありますが、、、、、、、(-_-;)


県大会は、次の日曜日。
今度はすみませんが礼拝お休みして行かせていただきます。
Takたちのサックスカルテットを聴ける機会ができたこと、ほんとに嬉しい。
あと5日しかないけど、きっと彼らは、一致して、さらにいい演奏へと向かっていくと信じています。



冒頭の画像は、Takがお正月、勉強もせず没頭していた1000ピースのジグソーパズルの完成形、、、、

勉強は、、してほしい、、、、、






Comments (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「海辺のカフカ」

2017-01-05 | 親子 ART LIFE





「海辺のカフカ」村上春樹 著

言売 了 ~~~~

あ~なんだか年始から、社会人的生活してなかったな。
息子という存在があるにもかかわらず、、、、

私は何十年も前からそうだった。
本をいったん読み始めると、そっちの世界にいってしまい、社会人的日常がそっちのけになる。
もちろん、仕事がある。
それが最優先。
中高生の頃は、学校が最優先。
これだけはなんとか保つ。
大学時代は、学校をサボって本を読むことには全く罪悪感なし。

しかし、仕事の次に「本」となってしまい、人として必須な食事や睡眠を規則的にとることのプライオリティは底辺に追いやられる。


「海辺のカフカ」 

これを、年末、息子Takが学校の図書室から借りてきた。
とーちゃんが、読めといったのだそうだ。
15歳の中学3年生の少年が、家出をした先が、香川の高松だった。
ただそれだけ、、、、??

でっ、父の言うとおり、「海辺のカフカ」を借りてはきたものの、
この分厚い1冊(しかも上巻。下巻は借りず。)
に怯んでいるTakは、オカン、これ読んで…と、、、
いえ、読み聞かせをしろといっているのではありません。

まずはオカンが読め…と。

よっしゃ。読むよ。読むよ~~~~
村上春樹なんて、ものすごく久しぶりだし、
いやそれ以前に、「読書」そのものが何年ぶり。
「おかーさんが読んだ後、これは読め!…っていったら読みなよ。」

私は緑内障の視野欠損で、読書が大変不自由で、もう諦めていました。

私はクリスチャンなので、聖書を読みます。
しかし、毎日ではないことも、告白しとく。
聖書を読むのも視神経的に大変な労力なのですが、聖書のストーリーはは私にとってもとてもふっか~く魅力的なので、
これだけ読んでいれば、もう他の本はなくてもいいと思っていました。
それでも、私は毎日決まった時間に本を開いて、決まった時間になればぱたりと本を閉じるなんてことはできない性質なのだ。
教科書のような読み方は未だに全然できない。
何千も前のことだけど、生き生きとした、人の感情や歴史積み重なりのストーリー。

気の向いたときに、気の向くだけ読みたいのです。
要するに、私は全然「大人」じゃないってことなのかなあ、、、


「海辺のカフカ」

主人公は、高松に家出してきたけれど、別に、「高松」という土地は殆ど重要ではなかった。
特別に高松を鮮明に描写している箇所は全くありませんでした。
というよりもむしろ、東京から遠く離れた、ただの地方都市として描かれていて、そこから2時間余りでいける「高知」の森林がとても重要。

私はストーリーの最後のクライマックス、何度も涙が出ました。


読書期間にも、お正月の「ミュージシャン新年会」とかの私主宰のイベントがあり、
読書は中断されます。
ミュージシャン新年会も、すごくよかった。
あまりこれまでじっくり語ったことのないミュージシャンの方たちと(これがみんな酒豪!)たくさん話しました。
私が高松に帰ってきた原点のころからの音楽活動について、改めて話したり、動画を観たりしながら、この縄目が、ずっと前から、そして、これからもずっとずっと続いていくのだなあ…という思いを新たにしました。


私がSYOさんちで「ミュージシャン新年会」をやっている間、息子Takは、自宅で徹夜で1000ピースのジグソーパズルをやっていた模様。
「君の名は」のシーン。
そして、翌朝部活をサボり、友達を呼んで、1日中続きをやっていた。


「ミュージシャン新年会」から帰ってきて、家の玄関を開けたとき、男子の靴があった。
私は実は、「ミュージシャン新年会」の明けた朝、Takからかかってきた電話のやりとりで、
家に誰かいるに違いないと思った。

女子??
女子ならマズイ。いきなり私と鉢合わせは。そっと彼女を送り出してあげないと。…と気遣う母。
午後に帰ると言ってたのに、午前中になり、TELしたけどTakは出ない。
男子とジグソーパズルをやっている場面に遭遇するのは、超意外な展開でありました。


その後、母は、「海辺のカフカ」下巻を買いにいく。ついでに息子と男子にビッグマックとシェアポテト。

それから、母は、自室にこもって本を読む。
息子とお友達は相変わらずジグソーパズルをやる。

こんな1日。

夜7時ごろ、お友達は帰った模様。
Takは、とってもお腹がすいてたようだけど、それより眠くて、夕飯も食べず、朝まで寝ました。
Takは、私が小説に没頭しまくっているのは、自分が焚きつけたことなので、ハラ減った、ご飯つくって~」とは言わずに寝たと思われる。

そして、今朝は、私のほうが先に起きて、ベッドの中で小説の続きを読んでいた。
Takは、やはり、「朝ご飯つくって~」とは言わず、自分でなんとかして、部活に行った。
自分が焚きつけた母の「小説に没頭」の優先順位を尊重してくれていたのだと思う。


「海辺のカフカ」

この本は結局、私にとってはすごく久々の新鮮な刺激で、ほんとにすごくよかった。
緑内障で通ってる眼科の先生にも、「読書は緑内障悪化の妨げにはなりません」と言われた。
読書は、この現状の視力ではたいへん疲れるんだけど、緑内障の進行に影響ないなら、すごく嬉しい。

しかし、これをTakに「よかったからアンタも読みなさいよ」って言うのはどんなものか、どうする??
Takは、今年になってから、私がほとんど社会的生活を放棄して小説を読み耽っていたことを知っている。
「上巻」しか借りてきていないので、「下巻」を古本屋に買いに行ってまで、自室に篭りきって、家事を放り出して読んでいたことも知って、それでも、そっとしておいてくれている。
そういうオカンを見て、「ほな、読んでみようかな~」と思ったら読めばいいのでは。

今日でお正月休みも終わり。

明日からキッチリと日常に戻ります。
その前に3時間ほど寝る。






Comments (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あけましておめでとうございます 2017

2017-01-02 | アーティスト魂





Comments (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする