WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

創作の二律背反…!?

2023-12-29 | アーティスト魂

カッシー宅のレコーディングルーム


私は、自分の作った曲に「解説」をつけたくない。
ライヴのMCでは「この曲はこんな経緯でできました」とか言いたくない。
そんな解説を語ったり書いたりなさるアーティストの方もいらっしゃいますが、
私はそれを読んでから作品を鑑賞するのが、その枠の中に入って見たり聞いたりしなくてはいけないことに、正直とても束縛を感じます。
自分の自由に観たり聴いたり、読んだりしたい。
作者の意図が「正解」とは思わない。

私は、私の歌は、どうとでも自由に感じて受け止めてほしい。

それが、全然私が作る曲の「出発点」でなかったとしても、それは全く違うかたちでその人に受け止められたのだと思うと、それこそがすごく嬉しい。

…とか言いながら、私はこのたびの「新曲」と、「改定した古い曲」についてこれから書きます。
私が書きたいから書くだけなんです。


 
以下画像はカッシー宅滞在中に二人で飲んだり食べたりしまくった記録  まずは温かい白子ポン酢とあん肝


これは、私がずーっとずっとお世話になってる大好きなアーティスト、カッシーとの創作の歴史の一端でもあり、
彼との創作の経緯であり、私の生活の中の創作は、自分と切り離すことができない。

出来上がったものは、もう自分を離れて自由に羽ばたいていくものだけど。


…と、大袈裟な前書きを書いてしまった。

  
ふろふき大根のとろろ昆布かけ   レバーとニンニクのコンフィ



このたびのクリスマスに、私はカッシーにレコーディングを2曲、依頼しました。

1曲は、新曲。
内容は、
「私たちはお互い違う時間の上を歩いていくけど、あなたには、私の見えないところでも幸せでいてほしい
私がどんなに汚れても泥だらけになっても…」
とても久々に作った恋の歌のつもり。
しかし…ここまで歌っていいのか、これって恋じゃなくね?
恋ってもっとどろどろしたり、ジェラシーとか独占欲とか悩みとか、それをため込むととってもツライもんじゃない?
…と、ちょっと正直躊躇あった。

TAKAMIの歌はキレイすぎると言われたたこともあった。
TAKAMIさん、ドロドロ、どよどよの失恋の歌つくってくださいよー…と言われたこともあった。
「そうか、うん」と思って、やってみたこともあったけど、
歌を作っていく過程で、詞はだんだん浄化されていって、何を作っても結局清らかに完成してしまうのだ。
まあ、私の歌はこんなだよ…ってことで、よしとするか、、、、

  
楽天王府   紹興酒と青椒肉絲  おひとり様¥1100で1杯と絶品おつまみ2品 別件で友達と宴やってきたのに飲み足りなかった私



そんな折、ドラマ「JIN-仁-」を久々に観た。たぶん3度め。
きっかけは、このところハマってた「きのう何食べた?」の内野聖陽さんが坂本竜馬役だから…ってことなんだけど。
医療系、タイムスリップ系、幕末系のヤツね。
幕末にタイムスリップした医師の「仁」をそれぞれのかたちで命がけで愛する二人の女性、武家のお嬢さま「咲」と、花魁「野風」。
以前観たときには、私にとってはそこがテーマじゃなかったけど、まさに、仁が未来に帰って、違う時間の中をこれから生きていくそれぞれの運命。
あまりにも無償の愛だ、いや、無償じゃない、自己犠牲だ。自分の創作と重なり激泣きした私。
そうだ、コレでいいのだ、私の恋のうたは。
躊躇は消え去り、確信となった。


   
キュウリのたたき  ネギチャーシュー 味絶品だ! ゼヒ私も挑戦するよ 来年の課題だ!



しかし、カッシーにはこんな蘊蓄は全く関係ない。
「歌詞」は関係ないのだ。ずっと昔から。アプローチが全く別方向からなのだ。
私はカッシーにこの曲を「令和バラードにしたい」と言った。
「令和バラード」とは具体的にどんなものかと言われた。
そういわれてもなー… 私は息子が時折聴かせてくれる曲が、「令和だなあ…」と感じる程度で、それを深く分析なんかしたことがなかった。
そこで、息子にヘルプ!で、令和バラードの音源を送ってくれるよう頼み、息子も協力してくれた。

…とかいろいろあり、カッシー宅初日には、明け方まで、昭和→平成→令和の曲を聴きまくった。
…というより、カッシーが「これでもか!」というほど聴かせてくださいました。
そして、素晴らしかった昭和のヴォーカリストの素晴らしかった曲も聴き、令和の曲とはどういう方向性にあるのか…その方向性もある程度見えてきた。

翌日からラフなアレンジが始まり、私が別件で不在にしている間もカッシーは作業をずっと続けていてくれたり、今回は、年末、クリスマスシーズンということもあり、なかなか2人で一緒にレコーディングに取り組める時間のない中、カッシーはできる限りのことをやって下さいました。


  
豆腐の一口揚げは調味料が1個ずつに丁寧にまぶされていて、それが仄かな梅の香りで薄味で絶妙 これにも挑戦するよ 



2曲めはリニューアル曲。
フラミンゴ初期に作ったもの。
内容は、
「あなたと一緒だったころはあなたしか見えなくてそれが幸せだった
でも、ひとりになった今いろんなものが見える
風の色 雲のうた 囁く木漏れ日たち…」
帰ってきた自分の世界がそれはそれは清らかなのだ。
私はこの歌を「チョイ汚れ系」にしてみたくなった。
帰ってきた自分の世界は、ぬるまったビアジョッキの水滴や、夢に渇く男たちがいて、空気は淀んている
でも、これが本来の私の世界だったんだなあ…
みたいなヤツ。
そのほうがコントラストがくっきりしてていいのでは?
でもやはりこの主人公の心の中はやっぱり清らかだ。

私自身は、全然そんなに清らかじゃないのですけど…
でも、私が求めたり、理想としている世界なのか?
それは私には今もわかりません。

   
蒸し鶏のサラダ  鶏肉の辛い鍋



カッシーはそんな歌詞にもやはり興味がないので、
「コード進行ももソロもちょいエロ系にしてほしい」とお願いした。
前回レコーディングのときに「引き潮」という曲をギターとのデュオにリニューアルしたんだけど、
それが私もすごく好きだったし、好評だった。
めっちゃ失恋の歌だけど、これもやっぱり清らかで、
「エロ清らか」なところがウケたっぽい。




東京最終日、ゴジラ-1 観にいきました。もうお互い別々に予定があって、絶対無理と思ってたけど、長い付き合いの中で、カッシーと初めて映画にいった






そして歌舞伎町の鰻店「うな鐵」にいきました ビール小瓶もいただきました これから真剣にレコーディングの仕上げなので1本だけ



この2曲が、どんなふうに仕上がっていくのか、
まだまだ「あーだ! こうだ!」 という、カッシーと私の攻防は続いていくのであります。




カッシーはものすごく優しくて思いやりのある人です。上の画像は、私が飲み足りなくて自分用にストロングとカッシー用にハイボールを買って帰った日に、
やおら枝豆を焼いてくれた。
枝豆を焼く?
しかもソレには昆布の極細千切りのようなのが入っていて、なんだかわからないぞと怪しむ私は、お箸でどかしながら食べていた。
カッシーのギターの練習の区切りのいいところで、コレ何?と聞いてみたところ、輪切りの唐辛子だとか。
どかしていたヤツを急いでかき集めて食べました。
しかし、私の感じるところでは、生粋東京ネイティヴ男子はみんな優しいのだ親切なのだ。チャキチャキと機転がきくのだ。
関西系四国系男子とは違うのだ。
それが東京ネイティヴの習性で、TAKAMIに特別…ってことではない。

とはいえ、音楽パートナー知音関係のカッシーと私ならでは…てのもちょっとはあるような気もちょっとはする。
これからも、私としては緊張感を保ちつつ、ずっとこんなお付き合いがしたいと心から願うのであります。
「カッシー好きだよ」「あーどうもね」


最後にカッシーほんとにいつもたくさんありがとうね。

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おひとり様食生活6 昼ワインランチ

2023-12-29 | 宅飲み&うちごはん



暫く投稿が滞りました。
クリスマスは東京に行っていました。

知音(と私が勝手にいってるだけ)カッシーとのレコーディング
同窓生音楽部出身、東京昼酒うどんグループとの夜酒うどんの宴や、先輩のクリスマス合唱コンサート…

あまりにも楽しく幸せだったことは、別途ゆっくり書かせていただきます。


さて、遡って、今回はコールセンター時代のお友達とのランチワインの宴。
これも、大好きな「きのう何食べた?」を参考にお友達と2人で準備しました。




私は、レシピ通りに作る…ということが殆どなく、観たり読んだりしたレシピは体にざざっっっとインプットします。あとは勘でめっちゃ適当。
一方、お友達はきちんとレシピ通りに作る人。
まあ、その他、私の雑さと彼女の緻密さ…
何から何まで両極端…といってもいいほどの2人なのですが、このコンビネーションは、ものすごく素敵で私は好きなのです

この日の私の担当は「チキンのトマトシチュー」
「何食べ」の「チキンのトマト煮」からの暴走メニュー。
しかし、最後シュレッドチーズを入れてコクを出すというこのポイントは外せません。





お友達の担当はサワークリームの明太子和え。
これを軽くトーストしたバケットにたっぷり塗るのがたまらん!!
あとは、前回ご招待したお友達からの差し入れ「キャロット・ラぺ」や、生ハムメロン、りんご、チーズ…などなど、
そして、赤ワイン、白ワイン、ゆるゆるとやりました。

彼女は、書道をたしなむアーティストなのです。
経歴は数年…とのことですが、筆で書いた達筆のお手紙を下さったり、私をイメージした色紙を書いて下さったり、
高松中央公園で、ミニチュアの書道セット?で、お1人でその場の空気感を書にして楽しんだり…と、、、
私も、一時はコールセンター時代、1時間のランチタイムに「公園セッション」なるものをやっていました。
彼女も参加して下さったこともあります。同じ職場のお友達や、支店長もいらして下さったことも…
楽しかったなあ…
その同じ場所で、彼女は今、おひとり様で、書を楽しむ時間を過ごしたりもされていらっしゃるというのが、本当に素敵です。
「生活の中のアート」

さらに、彼女とは本や家族やひいては自分自身についての、心の奥ふっっっか~~い領域についての話で、地下水脈で通じるところがあります。
そういう人のこと、彼女はご自身の造語で「魂友」と仰います。

本当に語りまくって、とっても満たされまくりました。

「本」については、お互いに、恩田陸「蜜蜂と遠雷」がとても好きなこと。
そして、彼女は、この日、この本の番外編短編集のような「祝祭と予感」を貸してくださいました。
上京の行き帰りに飛行機やリムジンバスの中で読もうと思ってたけど、それはそれで別世界だったので、手にすることがなかった。
でも、また本編「蜜蜂と遠雷」を再読後、年末年始に読もうと思っています。

それからダメだった本。の話。
村上春樹「1Q84」
ファンの方、ごめんなさい。
私も、若かりし頃は彼は、独特の切り口や文体がすごく好きだったのです。
特に好きだったのは「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
他にも結構読み漁った時期がありましたが、このたび、友人が貸して下さった「1Q84」は、最初は彼独特の文体に懐かしさを感じたけれど、
読み進めるうちに違和感をおぼえるようになっていった。
あー私が歳とったからなのかーー
途中で、山が険しすぎて、足が進まなくなるような感じで、先に進めなくなり、本は2冊読んだところでいったん友人にお返しして、残りは、自分で購入してやっとのことで読了しました。
当時、あんなに話題になった作品、短期間でものすごい勢いで増刷されていた…
だけど、今の私がダメだった理由は説明できるけど、この記事を読んで下さっている中には彼のファンの方たちもいらっやるかと思うので、書きません。

ただ、この作品のラストは、私としては、「こうなってほしい」という通りになり、最後までダメだったのではなかったです。

…とか、なんだか話題が逸れてしまっていますが、
そういう話をしながら、のんびりと心ゆくまでワインとともに語れる昼下がりは至福の時間でした。









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おひとり様食生活5 カオマンガイ・夏鍋

2023-12-19 | 宅飲み&うちごはん



先日から書いているように「きのう何食べた?」に深くハマっている私ですが、
とある週には「シンガポールチキンライス」
ついに出た~~~!!
これは、タイでは「カオマンガイ」といいます。
鶏肉をご飯と一緒に炊飯器で炊きこむもの。
私の大好きなメニューのひとつです。
それに唐辛子や生姜、ナンプラー、レモンなどのタレをかけ、パクチーをたっぷり散らしていただくのです。

しかし、前回も書いたように、うちの炊飯器は超小型、1.5合炊きとなってしまっているので、
これでちゃんと炊けるのか!?とちょっと不安だったけど、全然OK!
もう、昔からだいたいのレシピは頭に入ってるので、手が勝手に動く。

炊飯器小には、普通の水加減でお米は食べ切る量を入れて、鶏モモは軽く下味をつけて1枚の半分を入れればよいのです。
タレは、唐辛子、生姜、ナンプラー、レモン果汁、それに砂糖または蜂蜜。
甘味は、これまで思ってたより少し多めのほうが味がまとまることが判明。
「何食べ」では、砂糖が「えーそんなに?」っていうくらい多めに使われますが、
お汁粉やぜんざいに塩少々入れたり、スイカに塩少々かけて食べたりするのの逆で、砂糖少々が味を引き立てたり、まとめたりするんですねー。

冒頭の画像は、「何食べ」のメニューをちょっと真似て、副菜とスープも作ってみました。
スープには唐辛子は使わず、野菜の甘みを出して、唐辛子ひーひーになってしまったときの避難所にするのだ。


タレはお肉全体にかけても、器に浸けて食べても



さて、少し季節は少し戻しますが。
「夏鍋」

おひとり様鍋…というのを私しょっちゅうやります。
今は「牡蠣鍋」がマイブームですが、今年は長い間暑い日が続いたので、どれだけ「夏鍋」やったことか…
材料は、レタス、トマトなどの夏野菜をたっぷり。
生キクラゲ、生葛切り、豆腐などなど…
肉や魚介類は1種類でじゅうぶん。その日に使い切れる量が3割引き~半額になってたら迷わずソレ。


これは息子帰省中にやったのでトマトを拒否られて入ってないし、小鍋でもない


1人のときは小さな1~2人用の土鍋でやります。
そうすると、すぐに煮立つし、すぐに火を止めても暫くコトコトなってるし、カセットボンベ代の節約にもなります。
飲みつつ少しずつゆるゆるマイペースで食べるのにも最適。
でも、最近、カセットボンベもかなり値上がりしたし、そろそろIHクッキングヒーターのほうが節約にはよいのでは…と思う今日この頃。
そしたら、お鍋も買い替えねば。土鍋が好きなんだがなー。それに災害などで停電になってしまったときの必需品だし…

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おひとり様食生活4 intermission 炊飯器・唐辛子

2023-12-14 | 宅飲み&うちごはん

1,5合炊き炊飯器



長年私は5合炊きの炊飯器を使っておりました。
学生時代1人暮らしの頃からです。
当時は製氷機のみの冷蔵庫でしたので、ご飯を冷凍するということはなく、1合を炊いて、まあこんなものと…まあ満足しておりました。
炊きあがりは炊飯器の底にご飯が這っているような状態なのでしたが、まあよしとしておりました。

それからこれまでに、数回買い替えたかと思いますが、常に5合炊きでした。
私はお友達を招いてパーティーをやるのが好きで、学生時代からお寿司や炊き込みご飯はやはりたくさん作りたい…

さて。
いつも5合炊き炊飯器、炊いて余ったものは冷凍保存しておりましたが、
人生紆余曲折、波乱万丈…ついに一人暮らしに戻ったとき、、、
5合炊き炊飯器でご飯を炊いて、最初の1回以外はすべて冷凍保存。レンチンご飯生活…というのに「これ、どぉよ…」と感じるようになりました。




毎回炊きたてのご飯が食べられる1合炊きの炊飯器にそそられ、お弁当箱のような炊飯器を購入しました。
結構長い間満足していたのですが、あるとき蒸気口部分がぽろり…と取れてしまい、美味しい炊きたてが食べられなくなってしまいました。
カレー用には最適な固めのご飯が炊けるですが、せっかく私の理想の炊きたてを所望して買ったのにこれでは悲しいので、
ここは思い切って新しい炊飯器を買いました。
そうそう、1合や1.5合炊きは、お茶碗1杯も美味しく炊けるのです。

ネットで検索して、「味」にこだわって選びました。

私がご飯を食べるのは、昼食です。
夜は飲みモードなので、ご飯はなし。
お昼に、焼き魚や味噌汁やスープ、お漬物…それに炊きたての美味しいご飯でもう満足なのです。
外食ランチも殆どしなくなりました。
かなりの節約生活をしているつもりですが、食生活に関しては、かなり満ち足りています。
「たまには鰻がたべたいなー」と思う以外は。




次に。
私のこだわりは「唐辛子」
生唐辛子、パウダー系…よりどりみどりですわ~~~~

これに関しては、あまり共感して下さるかたはいらっしゃらないかと思いますので、簡単に。
これまでの投稿でも、私が唐辛子が好きなことはおわかりなのではと思います。
唐辛子とは、「辛さ」だけでなく「香り」も、そして「辛さ」の種類もいろいろあります。
パウダー状の唐辛子は、じんわぁ~~~っっっ…と、汗ばむ辛さ。
対して、生唐辛子は、噛んだとたんにピリッと「痛い」というようなダイレクトな辛さ。
どちらもランクとか等級のようなのがあって、自分の限界を把握しつつ、うまー-くお付き合いするのです。

パウダー状の唐辛子を投入した上に、生の唐辛子を刻んでぱらぱら…と散らします。
パウダーの量も、刻む大きさも散らす量も、「限度」をわきまえる。
少なすぎると物足りないし、多すぎると辛さがおさまるまで、大量のキャベツとか人参…などの生野菜を齧り続けなくてはならない。
(そうなのですよ、水や氷でなく、生野菜がよいのですよ。)

でも、本当にこの絶妙な辛さと香りは、えもいわれぬ幸福感をもたらしてくれるのでありんすよ。
何故なのかは自分でもよくわかりません。




息子の高校時代、彼はあるとき、毎日のお弁当はオムライス限定でよい…と言い出し、1年以上、ホントに毎日オムライスを作り続けました。
そして、彼は、オムライスには唐辛子が入っているのが当然…で、「今日は全然辛くなかった」と不平を言われたことも。


当時の唐辛子はこんな感じ


これらはすべて、拙ブログの過去記事に、リアルに記録されております。
彼の唐辛子人生は卒乳の頃から始まっており、ベビー椅子で頭に汗をかきまくって麻婆豆腐を食べていました。
夫婦で辛いメニューの時、息子には、別途辛くないものを特別にお作りしてお出ししたところ、スプーンを放り投げて泣き叫んで抗議したことも、、


それでは、次回はまた料理の記事の続篇を書きます。






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おひとり様食生活3 チキンカリー・火鍋

2023-12-13 | 宅飲み&うちごはん


私の作るカレーは殆どがチキンカリー。
玉葱を炒めクミンやコリアンダー、カルダモンなどを使って作るインド系なのです。
作るとなると、最低でも5人分は作らないと…ということで、いつしか美味しいレトルトカレーを求めるジプシーに…
しかし、好みの味に仕上げる自分で作るカリーのほうがやっぱり好きだ。
5人分作ったら1人で食べ切らなくてはいけない。
実家におすそ分けはできないのです。実家の人たちは、母の作る牛スジのカレーが大好きで、辛さも私のカリーは辛すぎて全然好みが違う。
お友達を招いての宅飲みの時にカリーは作りません。その場合は、チシティ(スリランカ・インド料理店)のテイクアウト。

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思えば本当に長い間インド系チキンカリーというものを作っていなかった。
SYOさんも息子も「フツーのカレー」が好き派。
私は、カレーのルゥを使って箱に書いてある「作り方」通りに作ったものは結構苦手なのです。
私には調味料のアミノ酸系が強すぎるのです。
でも、仕上げにルゥ2かけほどを入れて味を整えると、すごくいい感じ。
そういえば、「きのう何食べた?」でシロさんが作ってたシチューも赤ワインで牛肉を2時間煮込んだり、野菜も時間をみて順番に入れたり…など
「うんうん、わかるよー」と共感しつつ観て、最後にシチューのルゥを2かけほど投入して味を整えるあたり、
もう、私にとってはパーフェクトだったな。はやく作りたい。

では、チキンカリーに戻ろう。さあ作ろう。
昔は、「玉葱を2時間、あめ色になるまで炒める」というのを忠実にやってたこともあったのだ。
でも、前出の「チシティ」のカウンターでキッチンの様子を眺めていたら、全然あめ色じゃなく、
ペースト化した玉葱は軽くキツネ色になる程度に炒めてる。それも次から次へ。
コレだ。アジア系のカリーはこれでいいのか! と。

スパイスは、「適当」。これも、以前はインド料理の本をお手本に忠実に作ってたこともあったけど、
今や好みの香りに整えつつ、ほんとにチョー適当。
でも、やっぱりカリーを作るのは楽しい。
5食は、全然飽きることなく美味しくいただきました。
ナスやインゲンを揚げて追加したりなどして。
画像のみどり色は生の唐辛子輪切り。これを齧るとぴりっ!という刺激が私はとっても好き。
どこまでも「私の専用」カリー

そうそう、「カルダモン」は、いつのまにかめちゃくちゃ値上がりしてて、気軽に使えなくなってしまったなあ…






そして火鍋。
これはさすがにおひとり様ではできません。
お友達をお招きしたとき。
…というか、お友達が「火鍋」のスープを持ってきてくれて、ラムの火鍋、やりました。
ニンニクや生姜、その他スパイスがふんだんに入っていて、ワイルドの極致!
こちらは、「ぴりっ」ではなく、じんわりと身体に浸みていく辛さです。
ラムは肉屋さん(肉のヒガシハラ)でしゃぶしゃぶ用にスライスしといていただくのです。
野菜は、普通の鍋とほとんど同じ。

焼肉のときも、各種ホルモンや、牛肉各部位を少しずつ、焼肉用スライスを予約しとくと、すぐに買えます。
こればかりはスーパーでは叶わないワガママです。お肉屋さんならでは。次回ベランダ焼肉、楽しみだなあ…

オリーブ牛の肉のヒガシハラ / TOPページ




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おひとり様食生活2 ベランダ焼肉・トマトシチュー

2023-12-10 | 宅飲み&うちごはん
   



あるとき、焼肉を家で食べたくなって、お友達をお招きすることにしてみました。

しかし、私は焼肉コンロというものを持っておらず、近日中に煙の少ない焼肉コンロを買おうとは思ってたところだったんだけど、
お友達が、家にある焼肉コンロを持ってきてくれることになり、部屋が煙で充満しないよう、ここはまずベランダでやろうということに…

うちは角部屋なのでベランダは2つあるのです。
しかし、やはり広いのは洗濯物を干すベランダ。
6畳分のブルーシートを縦半分に折って敷いた上に、コタツテーブルを置いて、座布団敷いて、床に座って焼肉やりました。

楽しかった~~よかった~~~

床に座って食べる…なんて、このところ全然やってなくて、くつろぎまくり、
途中で寝そべったりもしたし…
すると、なんかベランダが隣の和室から続く「一部屋」になるんだ。
あまりにも気持ちいいし、夜空が空気ごと専有空間になるし、、、
SYOさんのウッドデッキではやろうとも思いつかなかった寝そべり空間。


実はこれがきっかけでリフォームしようという流れになったのでした。
物干し用ベランダは、私のベッドルームを通ってしか行けないので、よほど気の置けない人しかお招きできない。
それでも、お招きするときには、自室を片付けまくらなくてはいけない、、、

もちろん、焼肉だけじゃなくて鍋も。
気取らず、床に座って気持ちよくなったら寝そべる…ってのがベランダ極上体験だったのだ。

その後煙の殆ど出ない焼肉コンロ買いました。冒頭の画像は煙の少ない「やきまるⅡ」
春になったらまたベランダで活躍です。


さて。
次は「きのう何食べた?」の「チキンのトマト煮」バリエーション。
一度レシピ通りに作ってみようとしたら、フライパンがもうダメダメで、IHではオリーブオイル少々で鶏モモが焼けない。
ついに数年使ったフライパンを買い替えることに…
このフライパン、結構高かったんだがなー。
でも、外側の焦げがこびりついて全然落ちない、よくここまで使い込んだもんだ。


手前が新しいフライパン 


買い替えたフライパンは、値段は以前のものの1/3以下だけど、滑る使い心地が気持ちいいよ~~
余談ですが、Guitarカッシーはフライパンで炒め物とかしょっちゅうやってるようで、フライパンの話では盛り上がりまくりました。
あと、家電(カデン…洗濯機や掃除機etc.)の話でも最近たいへん盛り上がる。
私にとってカッシーは知音アレンジャーのハズなのに、ナゼここで盛り上がる!? でも、音声終わるとナンカ充足感ありまくるなー。


チキンのトマトシチュー


このレシピは、最後にピザ用チーズを入れてコクを出すところがとってもお気に入り。
それに唐辛子も投入します。
どんどん、もとのレシピからは遠ざかってしまうなあ…

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おひとり様食生活1 油淋鶏・豆乳鍋

2023-12-07 | 宅飲み&うちごはん



料理好き(得意ではない)であった私ですが、おひとり様になってから、超絶節約生活をしており、
食生活もいろいろと変わりました。

まず「買いだめ」は全くしなくなりました。
毎日スーパーやコンビニに行って、その日に必要なものだけ買う。
ナスを3本、ピーマン5個パックを買っても、1日で使い切らず、毎日同じものを食べるのもイヤだし、
そのうちしなびて全然美味しくなくなるし…ということは避けたいと思って、おひとり様用カット野菜や、コンビニのパック総菜もまーまーイケるかな…などど。
そして、カレーも、いちど作ったら最低でも5食分。冷凍してるうちに忘れるし、、、
ですので、レトルトカレーの美味しいものを探すジプシーになったり、、、

しかし、やはり、どんなレトルトカレーより、自分で作ったほうが絶対美味しいのだ。
人の評価はおいといて、、、
スパイスを適当に調合しまくった私の作るカレーは、子供だった息子には評判よくない。俺はフツーのカレーが好きだと申すのです。


しかし最近「きのう何たべた?」https://www.tv-tokyo.co.jp/kinounanitabeta2/がとっっっても好きで、シロさんがケンジの健康に気を使いながら楽しく料理をするシーンがすっっごく良くて、
どでもこれも作りたくてたまらなくなるのです。
結構簡単で、レシピも、大さじ小さじは最低限しか登場しなくて、手順を見てるだけである程度インプットできる。
心の奥底に沈殿していた料理欲がもわぁ~~~っっっと浮かび上がってくる。




それで最近はいろいろ作っております。
お友達が来てくれるときの為の試作品…と思うと、お1人様ランチも意欲が湧くってもんだ。

でっ、これからランダムに、順不同で、最近作って美味しくて嬉しかったものなど、ご紹介したいと思います。

冒頭の画像は、「油淋鶏」


下ごしらえ中


これは、作ったことなかったので、「なに食べ」レシピどおりにやってみました。試作品だけど、大成功で嬉しかったなあ、、、
ただし、パクチー投入、唐辛子は生ハバネロも混入…となりました。





豆乳鍋


リフォームが完成して最初にご招待したお友達とは、彼女のリクエストで「豆乳鍋」やりました。
これは、東京時代、新宿オペラシティの高層階の豆腐料理店でとっても好きだったものを模したものです。
濃い豆乳の鍋の表面にできる湯葉を絡めながら食べるもの。
そして、最後には鍋ににがりを入れてゆるめの豆腐をつくり、ごはんにかけて「豆腐丼」にして食べるのです。



翌日の豆腐丼


一晩でここまで至らなかった。
豆腐丼は、翌日ひとりで美味しくいただきました~~~

ぜひいつか、名月や、詰田川の夜景を見ながらの「豆乳鍋」やりたいな。
オペラシティととは全然違った風情があるよ


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