前回記事の「Love Sonata」には、Takも一緒に行きました。
最近のTakは、毎日学校生活のことを家に帰ってきて喋りまくります。
特に部活のこと。
小学校のときは全然こんなことなかった。
もともとお喋りだけど、学校のことは聞いても「忘れた」とか、めんどうがって自分から話すことなんか殆どなかった。
「説明する」ってことに少しずつ慣れてきたからのような気がする。語彙も少し増えたような気がするし。
Takは早々と吹奏楽部に入部届けを出し、念願のアルトサックスパートに入れるよう、毎日頑張って行ってます。
1年生はまだ「体験入部期間」なのだけど、もう心はすっかり「アルトサックス」
でも、希望者が多いのでオーディション制なんだって。
ガンバレ…
そして、音楽全般にも興味が膨らみ、今回のコンサートの出演者も、サックス奏者はいないけど、「コンサート」を聴くこと自体に興味が湧いてきたらしい。
でっ、件のソプラノの演奏の途中で私の耳元で、
「ねえ、お母さん、この人うまい?」
「うん、めっちゃうまいよ、わかる?」
帰り、駐車場に向かって歩きながら、
「あの人、めっちゃスゴかったよねーーー! でも、らりるれろが巻いとった。川のながrrrれのよ~~に~~~♪」
「うんうん、お母さんもチェック入れたよ! オペラの人はね、rの発音が思わず巻くのよ(巻き舌)
イタリア語のrは巻くのよ、でもお母さんも、英語でも、JAZZのときは巻かないけど、
「オペラ系」の発声で英語で歌うときは、思わずrが巻くんだよね~~(^_^;)
promise とかさ、Jordan とか…」(と歌ってきかせる)
「あの人の歌を聴いたあとでお母さんのを聞くと、ヘタに聞こえる」
「当たり前でしょ。次元が違うのよ。世界コンクールで1位になった人だよ。
よく見えなかったけど、マリア・カラス コンクールって書いてあったような気がする。
マリア・カラスっていうのは、お母さんがソプラノ歌手で最も尊敬してる人でね…」
とまあ、こういう会話を息子とできるようになるって、とっても嬉しいもんだ。
それに、Takは、唇をぷるるるる…と震わせる金管楽器の人がやるウォーミングアップを最近よくやる。
リード楽器のサックスには関係ないんだけどね。いろんな楽器を体験している模様。
それを見てると、なんだかやっぱり、トランペットの初代夫がよくやってたのを思い出して、懐かしくなる。
私のところにレッスンに来ているYちゃんは、トランペット希望で、もう楽器も購入したんだって。
昨日は、Yちゃんのお母様もレッスンのあといらして、たくさん部活の話をしました。
「私の最初のダンナさんはトランペットのミュージシャンだったんだけどね、押入れの布団に向かって毎日何時間も練習してたよ。防音のマンションじゃなくても大丈夫。」
「そうや。この人、2回も結婚しとるんで。」
まあそんなことはどうでもいいんだけど、Takとはどんどん会話の範囲が広がっていってるなあという気がする。
でも、男の子だから、そのうち家で何も喋らなくなるのかなーーー今のTakでは考えられないんだけど。
一時的にそうなっても、一生語り合える親子でいたいな。