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先日アマプラで「パウロ」を観ました。「ハロセット」をお供に。
2回目です。
聖書の「使徒の働き」に関する物語。
新訳聖書で、「イエスの生涯」について書いた人は、マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネと、4人の福音記者がいます。
そのうち、「ルカ」は、イエスの生涯について書き終えたあと、さらに続編である「使徒の働き」を書いています。
キリストが、十字架にかけられ、葬られて3日の後に復活して、大勢のイエスを信じる人に幽霊ではなく、復活の体で現れた。
そしてその後召天して、今も生きて働いておられる。
使徒たちは、この福音を伝えるために命懸けで伝道の旅をして回る…という時期のことを記したのが「使徒の働き」
めっちゃ聖書的で、とても良かった。
パウロの旅の終わりに、ローマ皇帝ネロに迫害を受けて、牢獄に繋ぎ止められるているその間に、ルカが牢獄に訪れて、パウロの口実を筆記するという内容です。これも史実。
獄中のパウロを訪問するルカ
さて。
ハロセットとは。
これは旧約聖書の中の「出エジプト」を記念する「過ぎ越しの食事」のメニューのひとつです。
イエス・キリストの「最後の晩餐」といわれている食事もこれです。
しかも、最後の晩餐の中では「ハロセット」はものすごく重要な場面に登場するのです。
でっ。私が作るのは、「なんちゃってハロセット」
材料は
ロカボナッツ(アーモンド 胡桃 ヘーゼルナッツ)すり鉢で砕く
りんご(細かいサイコロ切り)
パクチー(刻む)
ハチミツ
レモン果汁
シナモンパウダー
カルダモンパウダー
クミンシード
サワークリーム
これらを和える
山形の「だし」を「ダシアン」にした時と同じだなあ。
どんどん原型から好き勝手に旅をしていくなー。
てか、原型は知りません。
出エジプト時代のハロセットがどんなものかは、中川牧師がメッセージで語って下さってます。
りんごはサイコロ切りにし、ナッツはつぶし、それらを混ぜた上にハチミツ、レモン汁、シナモン、赤ワイン…をかけて和える。
それを種なしパン(発酵させてないパン)につけて、その上にホースラディッシュ(西洋わさび)を乗せ、
さらに種なしパンをのせてサンドイッチのように挟む。
これはユダヤ人がエジプトで400年間奴隷であったとき、煉瓦を作っていた、その煉瓦の材料や色を思い起こすためのメニュー。
ホースラディッシュは、過酷な労働への涙を表すとのこと。
イエス・キリストがユダにハロセットを手渡したとき、ユダの中にサタンが入ったと書かれています。
日本語訳では、「パンを浸し」となっています。
パンでハロセットを掬っているということなのですが、「ハロセット」という言葉は聖書中には出てきません。
近年、ユダヤ人のクリスチャンが増えて、イスラエルの歴史に関する正確な情報がどんどん豊富になってきていることから、
この「最後の晩餐」の記述についても、細かいところまで解明されてきたとのこと。
私は、どんなドラマや映画でも、食事にはとても興味があって、以前三国志にハマりまくったときもそうだった。
でも三国志に出てくる料理は、興味はあるけど自分で作りたいとは思いません。
三国志 曹操のふつーの食事
私にとっては、最近はやっぱり「きのう何食べた?」がよかったなあ、、、
ハマりまくりました。
わたしは、レシピ通りに作るのは苦手です。手順だけを覚えて、味付けは勘です。
…ていうか、大匙小匙ありませんし。
昨日はゴーヤーチャンプルーを1年以上ぶりで作りましたが、高齢化に伴い、1年も経つと、作り方などさっぱり忘れています。
また1から出直しですわー。
絶対押さえておきたいのは、ゴーヤーの苦みが失われないよう、火を通し過ぎないこと。
そしたら、意外と優しい味の一品となりました。ここから出発。
でも、これをとんがった味にしたいとも思わず、よくできました…だったな。
あと、ヨッパのときのもう1品はコレ!
生ハムアボカド。
メロンやいちじくなどで作ることはあるけど、お1人様用に果物を買うことはあまりない。
アボカドは買う。
私は塩のみで食べるのが好きですが、生ハムで巻くのだから、塩も要らない。
剥いて切るだけのがさつな一品。大好きです!!