WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

うどん噛み切る 

2023-03-22 | 美味礼讃



このところ私はなんとなく、もう人と一緒にうどんは食べないぞと思っていたのでした。

なぜなら、「うどんを噛み切るのはみっともない」という話がFBの友人の間で話題になり、
youtubeでうどんを食す画像や、嘗てみのもんたがうどんを途中で噛み切った…とか、、、
これは見事だ、これはみっともないという話題で盛り上がっていたことがありました。
正直いって、ちょっと引きました。

私は、口の中の容積が非常に狭いのです。
すし一貫でさえ、ほおばると口の中いっぱいいっぱいになります。ほっぺたがぷっくりとなります。
うどんは、口の中に入るのはせいぜい1本。
なので、1本を箸でたぐって「ずるずる」とやります。
でも途中で別のヤツがついてきたりしたら、途中で噛み切らないわけにはいかないのです。

ラーメンや蕎麦は、細いし、箸でたぐった時点で先が読める。
でもうどんは読めない。これストレス、、、
私があまりうどんを食べたいと思わなかったのは、無意識にきっとそんなところに理由があったのだ…と、最近になってわかった。
特に強麺の場合、1本の長さがどれくらいなのか、口の中に全部入るのか…
そんなこと、意識したことなかったけど、無意識のうちに私はそんなことで、うどんを敬遠していたのかもなー

先日、友達に新規開店した「まんでがん」にお誘いいただいて、まあそんなに頑なに断るつもりはなく、喜んで行きました。
セルフ店で、3人で壁に向かって食べたので、私がうどんを噛み切っているかどうかなんて、誰も見ていない。
だけど私、一応「うどんリハ」なつもりで、やってみたよ。
やっぱり1本のつもりが、柔らかいだけあって、途中から2本目とかまとわりついてくるので、やっぱり噛み切る。噛み切らないと、エンエンとすすることになって、息が苦しくなります。
口の中も「あばけんように」(いっぱいいっぱいに)なります。
もっちりとしたやわらかい女麺。すごく美味しくて、しかも「あさりうどん」ですわ~~~ んまし!!
これ、グランドメニュー? こんなんアリ!?
私、ひとりでも行くよ。

やっぱりうどんは好きだ。でも、なんかストレスを感じながら食べていたのだ。無意識のうちに。

先日息子と「山田家」に行ったときにもその話をしました。
「え~噛み切りまくってたし、それがお行儀が悪いなんて思ったことなかった!」
彼は試しに噛み切らずお箸で手繰ったヤツを全部口に入れてみたところ、口の中が「あばけんように」なって、ほっぺたぷっくりになるのであった。
それ、みっともないじゃん。彼も私の息子であり、口腔小さ目の父親の息子である。




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「拒絶うどん」

2019-03-02 | 美味礼讃






本日、帰省中の息子が通りすがりに見つけたうどん店にゼヒとも行きたいというので、仕方なく付き合ってやった。

「讃岐つけ麺 寒川」



ところで、実は私は、バーテンダースクールを卒業しています。30代半ばだったか、、、
酒好きがただの飲んべーで終わりたくなかった。
バーテンダースクールとは、カクテルをシャカシャカと作るるだけのお勉強ではありませんのです。
世界史を酒の視点から勉強するのです。
「酒は命の水」ってところから始まり、
まずはすべての酒の歴史、製造工程を学び、その上でカクテルを作る実習もします。
カクテルはピラミッドの頂点の1/4ぐらいかなあ。
めっちゃ楽しかった…と、これはまた別の話でありますが、当時の私はよさげなバーを見つけては通っていました。
バーのドアを見れば店の中がわかるほどに。


私が好きだったのは「拒絶バー」なのでありました。
つまり、酒の味にこだわりのあるお客さま歓迎…なところで、まあ「拒絶バー」とは私の造語でありますが、一般のお客さまが大変入りにくい、寄せつけないムード…
そこに一歩踏み入れたら、カウンターの壁にこれでもかどわ~~っっとボトルが並んでいる…のではなく、
すべてのボトルはボードの奥。一切見えない。
マスターが最近入手してちょっとるんるんと自慢したい酒が奥ゆかしく数本さりげなく飾ってある、、、
そんなスッキリとした空間で自分の飲みたい酒を心行くまで味わう、、、

もぉ~~こんな店に出会ったら心踊りまくりでしたわ~~

…と、これもまた別の話。



本日は、息子が連れてってくれた「拒絶うどん」







土曜日の繁華街、やってんのかこの店!?
みたいなところ。
暖簾もないよ。大丈夫か!?

しかし、いっぽ足を踏み入れたら、
ここが大変くつろぎの空間で、大変よかったです。
初めてでしたので、この店がどのようなスタンスでやってるのか不明。
ナゼ息子がここに私を伴っていきたかったのかも全くナゾ。

居心地よくて昼酒2杯飲んじまった。

…てか、うどんも大変美味しゅうございました。
しかしお値段もそれなりで、気軽にランチには行けない、、、



京鴨とネギのつけ麺 \1100



これって、「さぬきうどん」の世界?ちょっと違くね??


昨年上京した折、高校時代の先輩(知る人は知ってる耕造さんね)に東京のさぬきうどんをご案内して頂いたのですが、
美味しいのは当然として、酒と肴がめっちゃ充実してました。
よかったな~~

ソコなんです。
どうやら夜は「うどん居酒屋」としての営業のようです。

きっとフツーのうどん県民的にはあまりない発想なのでは、、、
ランチタイムにささ~っと行ってががーっと食べるのがフツーのさぬきうどん。
ですが、蕎麦だって、蕎麦前とかあるじゃん。
さぬきうどん店も、そのような居酒屋的文化を興したらどうでしょうか?



お昼のお品書き




お昼の「うどん前」といたしましては

まんばのけんちゃん
甘くなくて固いしょうゆ豆
刺身こんにゃく
炙りいりこ
茎わかめ
わさび漬け(これはTAKAMIの偏った希望)


どうしても昼酒が飲みたいのかTAKAMI( ̄□ ̄;)!!



まあとにかく、息子がナゼなのかこんな店を発見してくれて、母は嬉しい。





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晩秋ダイジェスト2018 番外編

2018-11-26 | 美味礼讃





本日は半分以上ヨッパなので手短に。

昨日アップした晩秋ダイジェストに付随するお気に入りランチとかいろいろ。


どんぐりクーポンが使える「番丁」は、まずは昨日に引き続きアップしときます。(冒頭の画像)
時々行く某セルフ店と違って、具材へのこだわりが如実に感じられます。
具材の個数、大きさ…など、常に安定。
「今日は鶏肉入ってるかな~~」などという不安を抱くことなし。


一福まちなか店は、「釜玉バター」に粒胡椒をかける…ってのか新鮮。
そして、「しっぽく」にも、トッピングでわかめ盛り放題\(^o^)/











エシカル ガーデン

体調不良とか、食欲にムラありで、完食できないことが多い私なのですが、
ここのランチは、本当に身体に優しく、デザートまですべて美味しくいただけます。















そして、このお店の1Fの「ションリー」というショップは、いつ行っても「コレ欲しい!!」商品、必ずあり。
前回はコレ買った。







今回買ったのはライヴ用に調達したので、本番までナイショですけど♪♪




天満屋サンド





バーガーというものは、押しつぶして、全部まとめてかぶりつく…というのが鉄則とか。
そんなこといったって、どうやったって押しつぶして一口で食べきれないヤツあるじゃん(-_-;)
でも、ここのバーガーはかろうじて押しつぶしたら私でもなんとかほおばれる。
まあ限界値ではあるが、、






あと、冬季限定、スープカレーとパンのセットみたいなのもあった。
ものすごく美味しそうだったけど、絶対食べきれないと思ったので、オーダーするのは諦めたんだけど、
やっぱりものすごい量だった。
SYOさんはこれをオーダーし、パンはすべてお持ち帰りにしました。




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山田家 「釜ぶっかけ」卵付き

2018-10-19 | 美味礼讃




時系列むちゃくちゃです。
1週間前だかのとある終日オフの日、山田家でランチしました。

「釜ぶっかけ」卵黄つき。

釜ぶっかけの薬味は、ネギ、大根おろし、すだち、生姜、海苔、すりゴマ…です。
それに、所望とあらば卵黄がついてくる。

さ~~どうやって食べるんだコレ!?!?


前者の薬味に卵黄もごちゃ混ぜにすることには大変抵抗ありますから私。

でっ。
前回大変困ったので、今回は器をもう一つずつ頂くことにしました。
これですべて解決。










ぶっかけはぶっかけ、釜玉は釜玉で、2度味わう。


山田家「釜ぶっかけ」ファンのみなさま、臆せずゼヒとも、「器をもうひとつください」といいましょお!!
小ぶりだけど、決してとり皿のように小さくはない器を快く持ってきて下さいます。


この季節、山田家は、引き戸がすべて取り払われ、開放感満載。

仏生山温泉もです。

時系列むちゃくちゃですが、先日は仏生山温泉の炭酸泉で昼寝しまくりました。

生活逼迫しまくっており、なかなか県外には行けない私ですが、
こんなに近くで、至福の時を過ごさせていただいています。






















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「マドラス」のカレー知ってる?

2018-08-16 | 美味礼讃






ローカルな話題ですみません。

「マドラス」っていうカレーやさん、知ってる?
覚えてる人、いませんか~~?
確か私が中学生の頃にオープンして。当時は中央通りの、国税局の隣?あたりにあった。
駐車場もあって広くて、当時、まだインドかリーとかナンとかも当然なくて、普通のカレーといえば楕円形のちょっと深いお皿にライスとカレーが半分ずつになって入っていた頃。
「マドラス」のカレーは、平べったい円形のお皿にターメリックライスが敷き詰められていて、グレイビーボートのカレーを、スプーンで一口ずつ掬ってライスに乗せて食べるもの。
すごくコクがあって、すごく美味しかったけど、値段は結構高かったような気がして、中高生が友達と一緒にそうそう行けるようなところじゃなかった。
でも、すごく美味しかったので、ごくごくたっっっま~~に清水の舞台から飛び降りて行ったな。
5回前後ぐらいは行ったかなあ~~

それ以降の記憶はなくて、東京に住んでた頃、帰ってきたらもうそのお店はなくなっていた。

そして、その「マドラス」は、今、菊池寛通りの中央公園の南側で、規模を縮小して、奥さまがやっていらっしゃいます。
味は当時と同じ。
オーナーだったご主人が亡くなり、場所は中央通から、高松市街のどこぞやの繁華街のあたりに場所を移して、ずっと続けていたそうな。
そして、また元あった場所の近くに戻ってきたのだとか。

レシピは当時のまま。
殆ど千切りキャベツのミニサラダにフレンチドレッシングがかかっているところも当時のまま。
カレーは、お皿にライスとカレーが一緒に敷き詰められてるところは変わってるけど、
味は、もぉホント、昔のままで、すごく懐かしい。
仕事の日のランチに\780は私にとってはかなり贅沢なのですが、たま~~~に行きます。

インドカリーでも、欧風カレーでもない、独特な香りと甘みがあって、カリーといえば激辛を求めてしまう私にとっても、全然激辛じゃないけどすごく懐かしく癒される味なんだよね~~ん。

そして、食後のホットコーヒーはすごく小さなエスプレッソのようなカップなんだけど、
私にとっては3口ぐらいで飲めてめっちゃってほどよいのよ。
カレーの〆って感じでね。


しかし今日は午後から90%雨予報だったので、バスで行ったのに帰りも全然降らなくて、バス代とマドラスで1000円以上かかってしまったヽ(`Δ´)ノ
チャリで行けばよかった~~~!!


ローカルな話題でごめんなさい。


今日は職場でとってもプンプン<`ヘ´>な出来事があったのですが、
ここで少しなごみました。





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「ダシアン・ライス」

2018-07-09 | 美味礼讃






このところ「だし」暴走の記事が続きまくっていましたが、
ついに、先日、教会の「ワカモノ夕食会」(若者夕食会)というイベントで、17名分の「だし」を作ることになりました。
先月の「ワカモノ夕食会」では、「フランゴ・コン・キアーボ」というブラジル料理を作ったのですが、
「暴走だし」は、もぉここまできたら私のオリジナルといっても過言ではなく、それだけに料理名がなく、
「耕造さん」という高校音楽部時代の先輩(この方こそ私を「だし」に導き?ここまでハマらせた張本人)が、連日のような私のFB投稿記事と画像を見て、不憫に思い?命名して下さったのが、「ダシアン」=「dashi + asian」


おおおぉぉ~~~!!
さすがプロ!!!(詳細は割愛、、めっちゃレジェンドな広告代理店の方)

他にも、TAKAMIの名前入りのかわいいネーミングを考えて下さった方などもいらしたのですけど、
さすがに自分の名前を料理名に入れて名乗る?のはこっぱずかしくてね~~~
ホントに、みなさま、却下でごめんなさいです。


…しかし、本番の画像はナシです。
当日はそれどころではなく、、、、

でも、数日前の試作品はあります。(冒頭の画像)

豚バラ肉をカリカリベーコンのように焼いて、それをご飯(本番は雑穀米)の上に敷き詰めて(本番は経費節減のためぱらぱらと乗せる)
たっぷりと「ダシアン」をかけ、ご飯と混ぜ混ぜして食します。
胡瓜のカリカリ感、茄子のしんなり食感、トマトのジューシーな味…
そこにパクチー、大葉、そして唐辛子。
いろんな味や香りが混ざりあって、えもいわれぬハーモニーを醸し出します。

実は私、この試作品のときに、初めてご飯に「ダシアン」を乗せて食べてみた。
いんや~~~もう素敵すぎます。

ゼヒともみなさま一度お試しください\(^o^)/

味付けは、ナンプラー、レモン汁、スイートチリソース。
そんなんないよ…って??
いんや~~これだけのために入手する価値ありますって。




ラスクに乗せて食す、、、♪



いずれ、「カオ・クルク・カピ」というタイの混ぜご飯もやりたいな。

チャーハンや、炊き込みご飯の常識を超えたワンプレート混ぜ混ぜごはん。
私も「ダシアン」からさらに発展させたいな~~




ついでに…ってことでもないんですけど、美味しく幸せなランチタイムなどなどの画像もせっかくなのでアップしとく。


先日、豪雨の日に行った「瀬戸きぼう恵美屋」さん







豪雨の土曜日にもかかわらず、ランチタイムのお店はほとんど満席。
「お造り定食」もぉ~~美味しすぎ。
私、正直申しまして、ちょっと明日は休みでよく飲んだ…って時の翌日午前中はあまり食欲ないのです。
しかしここではそんなときにも絶対に完食。



お刺身だけじゃなく、これは鯛のカマ。しゃぶり尽くしましたヽ(^o^)丿



たんごぶ後、酒は控えていたので、久々の昼酒。オーナーのお心遣いなのだかわかんないけど、めっちゃ濃くて美味しかったよ(*^_^*)






こちらは「山田家」さんの「ひやかけ」









大葉、梅干、大根おろし…などが食欲そそりまくり、よく飲んだ翌日に(またソレ!?)

つまりは、身体が歓んで受け入れる感が良きかな~~~!!

しかも、デザートに抹茶ラテとわらび餅もいただいてしまった。

このお店のメインのお座敷での、平日ならではのゆるゆるまったり感… 超いいっす、、、

   




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中国酒家 目眩の宴

2017-09-13 | 美味礼讃




ああ…もう9月になりました。
更新滞りました。
たくさん書きたいことがありすぎ!! 時間と気持ちが追いついていかない状態。

まずは、8月の「中国酒家」での宴です。
もう半月以上前のことですが、忘れもしません。
味と香りの記憶って、時間とか関係ないのですよね。

atatachanご夫妻にお誘いいただきました。
「中国酒家」の関シェフは、中国料理教室を開催されているとのことで、
その生徒さんご夫妻やお友達をお招きして、香川の地酒に合う広東料理を心行くまで堪能していただこう…という主旨のパーティーです。


私は、生徒でもないのですが、料理と酒につられて、参加させていただきました。
目眩がしそうなほど、美味しく楽しく、素敵なパーティーでした。


SYOさんと私は、一番乗りです。心踊り逸りまくってましたもん♪

テーブルには、本日のコースの「菜譜」(お品書き)の中国語と、日本語バージョン。
もぉ~これを見ただけで目眩がしました!! 最後まで辿り着けるのか私!?!?








そして宴開始の前に、関シェフからのご挨拶。
シェフは「厨师」というそうですが、あまり聞きなれないし読み慣れないので、「シェフ」と書かせていただきます。
「みなさん、広東料理、ご家庭で作ってますか?
ご主人方、奥さまの料理の腕は上がりましたか?」






料理教室では、料理の中国名をキッチリ教授し、包丁の使い方から徹底的に本格的にご指導されているとのこと。
この日の料理も、一品ずつ、アカデミックな解説をしていただき、
心行くまで頭と体と魂で味わい尽くしました。

日本酒は、「久本酒店」の専務セレクトの、四国(主に香川)の地酒。
「辛口」といえど、わりと甘く感じます。でも決して甘ったるく悪酔いするような味ではなく、キレがあり、非常にスッキリとしてます。グレード高いのです。





さて。
いよいよ料理が運ばれてきました~~~~\(^o^)/



上海式ピータン豆腐

短冊のように切られ、お宮の階段のようになってるのが豆腐ね。
やはり私は、ピータンと豆腐を和えるこのソースが絶妙だと思うのですが、この階段のような豆腐の切り方にも意味があるのだろう、、、
お料理教室の生徒さん、教えて~~~



広東式焼き物2種

パリッと焼いたお肉に薬味のペーストをちょっとつけて食べる。ピータン豆腐の次にこのメニュー。組み立ての緩急?が絶妙。



北京式2種千切り和え物

これは、生のメイクイーンの千切りサラダ。
素材ももちろんものすごく美味しいんだけど、ほのかにかかっているこのタレは何!?




ってことで、ようやくここ前菜終わり。少しずつ飲む、なるべくちょっとずつ取り分ける。…を心がけます。



緑野菜と海鮮の炒め

これまた、当然なのですが、火のとおり具合、塩加減が絶妙すぎて、油断するといくらでも食べてしまいます。




地物ワタリガニの内子のフカヒレスープ

地物ワタリガニは、子供の頃、庵治に住んでいた頃、漁師さんが朝漁ってきたものを、おやつによく食べてました。
今思えばなんという贅沢。
大人になってから食べた他のどの地方のカニより味が濃厚で、美味しいと思う。
その内子のフカヒレとな!!
贅沢すぎて、目眩がしそうなほど美味しかった~\(^o^)/
味はすごく濃厚だけど、意外とさっぱりとしています。



若鶏の醤油煮バラの香り

煮物には、通常、香りのいいスパイスが使われますよね~
いろんな香りが、炒め物などと違って、まったりと混ざり合って、口からだけじゃなく、鼻の穴からもえもいわれぬ充足感が、、、
このお料理は、仄かなバラの香り、、、、
だいぶお酒も進んでまいりまして、シェフのアカデミックな解説も、その時は「おぉ~~そうか!」と感嘆してたけど、記憶が…( ̄□ ̄;)!!



空芯菜炒め

これは、「菜譜」から変更されています。
予定の地物野菜の良いものがなかったのだそうです。



私はこの料理を食べていません。
なぜなら、この中に入っている青い唐辛子の話でシェフと盛り上がってしまい、
シェフは、最強の唐辛子を持ってきて下さいました。
画像を撮りそびれたのはとっても残念ですが、私は皆さまが「空芯菜炒め」を召し上がっているあいだじゅう、
シェフが持ってきてくださった「当店最強の唐辛子」を肴に飲んでおりました(^_^;)

なんでこんな辛いものを!?
…と、理解不能な方たちからのヒソカな顰蹙、軽い批判、ちょこっと軽蔑…などの風は常に感じています。
ナゼに涙ぐんでまで、これほど辛いものを食べなくてはイカンのじゃ~~( ̄□ ̄;)!!

…そういうアナタとは語りたくありません。
永遠に接点はないでしょう、、、、

ものすごく辛くて、ものすごく風味のある唐辛子。
わかる人にはわかる。
わからない方は、自分がどれだけ辛さに耐えられるかを愚かに誇ったり、競ったりしていると思っていらっしゃいます。





鮮魚のあっさり蒸し



地物ワタリガニのマカオ風


スマヌ…
もうフィナーレでございまして、日本酒も進みまくり、解説不能となっております。




さて。ここからが本論!!
私が心動かされたシェフのスピーチの一部です。ヨッパにつき一部始終をお伝えできなくて、大変残念です。

首都圏や関西圏と比べて、残念ながら香川の中華料理店は大変ショボいのが実情で、本気で本場の料理を食べさせる店は大変少ない。
ホテルや有名店でも、料理人の入れ替わりが激しく、高いレベルをキープしていくことは大変困難。
そんな中、関シェフは、「中国酒家」の味の伝承ということを常に考え、人材を求めていらっしゃるとのこと。
基礎的な中国料理を学び、さらに志の高いワカモノをヘッドハンティングしようとしても、
良い人材はどうしても東京、大阪などの有名店を選ぶ…とのこと。

日本の片隅の香川で、本気の広東料理を誰が受け継いでいくのだ、、、

私見でありますが、全国の優れた人材の中から、偏狭の地香川で「中国酒家」のシェフに惚れこんでここに骨を埋めよう…という逸材を捜し当てるより、
地元に宝は隠れているのでは…と、、、

関シェフの志は本当に高く「香川で本物を」。
私は「広東料理」が特に好きという訳ではなく、むしろこのお店で本場の味を知りました。
タイ料理、インド、ベトナム、それにブラジルやトルコのソウルフードも少しだけど体験して、大変感動しました。
日本人向けにアレンジされていない、各国のソウルフードは本当に美味しい。
それは、文字通り「ソウル」が伝わるからなのでは、、、
世界の食は地下水脈で繋がっている。
表面を整えた、うわべの料理とは違うのだと感じます。

文章で書くとこのように「理屈げ」になってしまいますが、理屈とちゃいます。ソウルです。
うどんだけじゃない香川の食文化を、こうしてソウルフルに支え且つ導いていらっしゃる関シェフ、とても素敵です。
素晴らしい後継者、担い手が現れますよう、お祈りさせていただきます。



本場シャケ炒飯

大変残念ながら私は、もうおなかいっぱいで、食べられませんでした。
デザートの「さぬきの梨とブラックタピオカのココナッツミルク」はいただきました~~!!
しかし、画像は撮りそびれました



またまたヨッパでございます。
しかし、前回花火の宴ときよりは、大変きれいに出来上がったと自負しております(^_^;)


翌日になって、お誘いくださったatatachanと「私、記憶あるよ~~」「私もあるある!」などとメール致しました。
日本酒は超苦手で、飲みすぎると翌日は二日酔いがお約束な私なのですが、
「久本」専務セレクトはほんとにとっても質のよい、美味しい酒だったので、幸せがいつまでも持続したのでありました。





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「山田家」の冷やしうどん

2017-07-16 | 美味礼讃




今日は山田家に冷やしうどんを食べにいってきました。
ものすごい人でしたが、山田家は敷地が広く、庭あり、ベンチもあちこちにあり。
「行列」はできません。
レストランのように、名前を書いて、敷地内を散策したり、日陰のベンチに腰掛けたりして、呼び出されるのを待ちます。
私達は、2枚目の3分の1番目ぐらいのところに書きました。
「しょう まいける」
平仮名でフルネームで書くのです。
これだけ名前がずらずらと並んでいたら、1時間以上待ちか!という勢いですが、山田家さんは、キャパもあり。
20分程度で名前を呼ばれ、平日には使われていない、「こんなとこあったのか!」っていう初めてのところに通され、
「冷やしうどん」と、「ひやかけ」をオーダーしました。
オペレーション最高。





麺も出汁も、この混雑の中、これだけしっかりと納得のグレードというのは、ほんとに、さすが山田家さん…と思いました。
キンキンに冷えた「冷やしうどん」というものは、麺が締まりすぎて、うどんとしてどうか…という説もありますが、
山田家さんの冷やしうどんは、さにあらず。
氷水で締めているわけではなく、そっと氷水に浸けてあげている感じ。
ひと目みただけでそれがわかります。
1本味見させていただきましたが、見た目通りの味でした。
ひやかけも、なんと気持よさそうに冷たい出し汁の中に浸かっていることか…
まるで自分がプールに浸かっているかのような気持ちよさになります。



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至福の「中国酒家」

2017-04-12 | 美味礼讃




今日の記事はスゴイよ。

めっっっっっっちゃ美味しかった仲良しのお食事会。
…まあ、飲み会なんだけど、お料理があまりにも美味しくて、
幸せ絶頂でしたわ~~~~\(^o^)/


自慢記事じゃなくて、みなさまにご紹介したいのです、ご理解くださいね。


時々拙ブログにコメントくださるatatachanご夫妻と、kyokoちゃんご夫妻、
それにayaちゃん、aoiちゃん SYOさん&TAKAMI

お酒強い最強軍団…と言っておこう、、、(私は最近衰えとります)

場所は「中国酒家」
団体席の8人掛けのとっても立派な円卓で供されたコース料理。

ひと皿ひと皿ご主人が持って来られて、料理の説明をして下さいました。
その時は、「へぇ~~っ、ふ~~~ん」と、てりてりに輝く美味しそうなお料理を目の前に、
真剣に聞くんだけど、一晩寝て起きたら、もぉ、記憶も曖昧で、
ブログで解説はとても出来ないよ。


でっ、ご主人自筆のこの「菜譜」という、本日のお品書きをアップしとく。





まずは、イサキの刺身。
この魚自体がめっちゃ大きくて立派です。
ご主人のお友達が釣ってきたものを、この日の(私たちの)ために買い取ったとか。




これに、次のようなものをお好みでかけて、しっかりと和えるのです。
コブミカン風味の塩、パクチー、ナッツ、ザーサイ、ネギ、セロリ、生姜、醤油、春雨の皮のようなパリパリのヤツ、ピーナッツオイル??←コレ重要なのに、もう忘れてますm(_ _)m





刺身といったら、わさび醤油、またはカルパッチョ系。

しかし、この「順徳生奐片」という料理は、味が複雑で奥深く、新鮮な刺身ってシンプルにいただくものよね…な概念が覆される。
私もやってみたい! 他のお刺身でも作れそうだし。



これが完成形♪



「これとこれが口の中で混ざりたくない」
という固定観念を持っている人はとっても多いと思います。

特筆するは「餡餅雑煮」あんもちぞうに!!

お雑煮のお味噌汁の中にあんこの餅が入ってる超絶違和感!!…という人あまた!!

でもね、たくさんの具材や調味料を混ぜ合わせた料理はすごく美味しいのです。
3年ほど前に、所属教会から派遣されて、「教会音楽講座」を受講しにいった「聖書宣教会」というところでは、毎回ワンプレートで食事が供されました。
質素だけど心のこもったお料理で、これをスプーンで混ぜて食べると、えもいわれぬハーモニーが醸し出されて、いつも幸せひたひたになりました。
調理担当のシェフは、錚々たる経歴の方と記憶しています。
聖書宣教会での奉仕に携わることになり、限られた予算の中で最高の料理を提供することに、歓びを感じています…みたいなスピーチをされたことを憶えています。


このひと皿で酒が進みまくり、以下は、記憶が曖昧なので、解説不能。




atatachanご夫妻持込の酒 これがまた、超美味しすぎて、堪能しまくりました















私がこの日、いちばん感動したのはこのスープ 









気になるお値段(^_^;) …は飲みホ付きで\5500 
atatachanご夫妻のお付き合いで、大サービスだったのかもしれないけど。
バブリィな時代には、横浜中華街、ホテルの中華、いろんなところで食べて、それなりに感動したけど、
これが最高だったな。


もちろん、料理だけじゃなくて、一緒に過ごす人たちとの楽しい会話。
コレがメイン、料理は脇役。これ鉄則。


この日、大いに盛り上がったのは、kyokoちゃんちのおぼっちゃま達が、中学生、高校生にもなるのに、家族4人で一部屋で寝るって話。
kyokoちゃんのご主人は、子供の自立のため、いい加減で追い出したいご様子。
それについて、女子全員の意見は「いいじゃないの」
母は、男の子には甘いよね~~!
…というこの話を、atatachanはものすごく熱く語っていたのに、全然覚えてないんだって!

あるある。
私もしょっちゅう記憶失くしてます。

私は、今夜は絶対記憶を失くさないぞ~~!!と、脳ミソにしっかり言い聞かせ、保存して帰りました。
酔いが進むと、「保存」を押すのを忘れるんだよね。

さらにこのあと、私の職場の向かいの工事現場の話になり、アソコは、〇〇が買い取って、〇〇ホテルになる…という話は、盛り上がるというよりは深く掘り下がる、、、
私は、ふぅーん…と、興味深く伺いながら、「高松城復元」についての、みなさんのご意見を伺いたかったのですが、ここでタイムアウト。

この続きはゼヒやりたい!


冒頭の麻婆豆腐は、本日のコースには含まれていません。 ランチメニューで、すっごく美味しいとのことで、atatachanご夫妻からのリクエスト。


また行きたい、すぐ行きたい!!



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男木島水仙ツアー2 男木島の食編

2017-02-13 | 美味礼讃






虫虫女子会一行は、朝8時発の「めおん」に乗りました。
(女子会といっても、男子成人1名、少年1名を含む)
8時40分、男木港到着。
そこからゆっくりと、虫や、鳥…など生き物を探しながら歩いて、男木島一周。

そしてちょうど、お昼前。
これまた、楽しみにしていたランチタイムは「ドリマの上」





ここは、先にも書いたように、SYOさんと訪れた前回の瀬戸芸でランチしたところです。
記録をみたら、前回は3月24日でした。
何の計画もなく、たまたま訪れたのでしたが、男木島で採れた食材だけを使った、ここでしか味わえない、とても体に贅沢なランチでした。
さらにオーナーさんが男木島の食文化について、すごく詳しくお話ししてくださり、感動のひとときだったのです。


そして、今回も、彩り豊かな、採れたての野菜を贅沢に使った、
言葉に書きつくせない感動のランチタイムでした。(冒頭の画像)

「ドリマの上」は、築101年の古民家を改造した「体験古民家宿」とのことですが、ランチのみもOK。
冬場は予約のみ受付とのことです。

薪ストーブのある個室貸切状態。
…というよりも、オーナーのお宅にお招きいただいた感満載!
熱いハーブティーをセルフでいただいて、くつろいでいるうちに、食事が運ばれてきて、
オーナーのさんが、食材のひとつひとつを、詳しく解説してくださいます。


伺ってると、もう、男木島そのものの、生命力の強さをどどどぉぉぉ~~っっ!!と感じます。

いやいや、それよりまず、とにかく、美味しい!!!
素材そのものの味がものすごく濃くて甘いです。朝採れたての野菜を僅かな天然の調味料で味付けしただけのものなのに、すごいのです。
「もったいない」
…と思いました。ガツガツと食べるのがもったいない、
しっかり味わって食べなくてはもったいない、
こんなにきれいに作品のように盛り付けしていただいたものを丁寧にいただかなくてはもったいない、、、

男木島で採れた食材の生命力の強さについて、オーナーさんが説明してくださいます。










虫虫女子会総書記!? 「きよぴーのかーちゃん」がすべての料理と食材についてメモしてくださいました\(^o^)/
私はこれをもとに、それぞれの食材について解説しようと思ったのだけど、
このメモがあまりにも素晴らしいのでそのまま掲載させていただきました。



里芋はビタミン満載。白菜の外葉は、中身を護る働きをするので、ヒトの体の中でも同じように働く。
外葉は捨てずに、いただきましょう。












男木島の野菜ほんとうに生命力が強く、大根も、なかなか抜けない。
本来野菜の持つ野生の生命力とはすごいものだとか。
人が手をかけて栽培したものとは比べ物にならないそうです。
男木島では春にはアケビの花が咲き、秋には実がたわわに実るそうです。アケビの栄養の成分はスゴイことが着目され、人工的に栽培しても、自然に実をつけるアケビには遠く及ばないとのこと。





黒米(玄米)にカリーが添えられています。これだけでも、もうすごいんです。脇役のようなのですけど、、、
カリーというと、本来はすごく主張するもの…だけど、この控えのポジションで、ご飯にお新香やふりかけより、もっと静かに地味に乗っかってるカリー。


私は、もぉ、この日のランチに関しては、書いて表現すること、放棄!であります。

とにかく、いただきながら、胃が…体が無言で吸収しているのが感じられる。
私が感動で言葉もなく、無言で食べるのと連動してます。

お味噌汁はおかわり、いただきました。
これまで味わったことのない、麹が主張しまくっているものでした。
これだけ単独でいただいたら、「うぇ~~っ!!これがお味噌汁?」って思うんだろうけど、カリーにしても、このすべての調和があまりにもスゴすぎてアートです。

表現できない自分がもどかしい、、、、


ナゼに、こんなに完成形なのか、、、、、、、


前編、後編で終わる予定だったけど、まだ次があります。「虫虫」&「デザート」です。










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Bistro Bon のクリスマス♪

2016-07-01 | 美味礼讃




SYOさんと、12月の、Bistro Bon でのクリスマス ディナーライヴの打ち合わせにいってきました。
私は出演しません。お客で堪能させていただくのですが(^_^;)

去年のディナーライヴ、ものすごくよかったのです。
もぉ~~料理は超美味しいし、お酒も飲みホで、心行くまでゆるゆると、素敵な音楽とともに楽しめて、気の置けないお友達ご夫妻と一緒に、至福のひとときでした。

あまり広いお店ではないので、予約が殺到して、途中からお断りをしたとかで、今年は2日に渡ってやることになりました。
きっと、それでも2日とも満席になるのではと私は踏んでいます。

シェフがひとりで厨房を切り盛りしているこのお店、普段はランチは日替わりで、曜日によって決まっていて、普段木曜日しかお休みじゃない私は、いつも「チキン」。
先日は水曜日がたまたまお休みんだったのです。水曜日は「オムライス」
毎週同じ日にしか行けない私としては、かなり悲しい、、、
しかし、「オムライス」すごく美味しかった~~\(^o^)/
卵ふわとろ、ほんのりバターのいい香り、そして、中身は、チキンライス。
Takが喜ぶだろな~~~
これは私には作れない。
やっぱ、外食は、私には作れないお料理が嬉しいよね。

某薬膳カフェの薬膳カレーや雑炊は、「これなら私にも作れる」。
そぉなると、味見だけしに行って、もう次からは自分で作る…ってなる。

やっぱり、プロの技に酔いしれたいっちゅーもんです。
去年のクリスマスライヴは、シェフの選りすぐりのお料理で、ほんとに「本領発揮」な感じで、
いつも「チキン」のランチばかり食べていた私にとっては、ものすごく感動しました。

まだ半年も先のことですが、Bonのクリスマス、超オススメなので、要チェックですよ~~♪
しかし、TAKAMI関係者が殺到したらお店にご迷惑なので、また近づいたらそぉっとご案内しますね。



ヴィシソワーズもすっごく美味しい




さて、Bonのあと、SYOガーデン見学にいきました。
「ツマグロヒョウモン」がサナギになっている…との情報を聞いて、どうしても見たかった!!

「ツマグロヒョウモン」とは、チョウです。
とってもきれいなのです。

幼虫はパンジー(スミレ系)を食べて育ちます。
サナギは、こげ茶色ですが、金色のきれいな斑点があります。
これがあまりにも美しく、オブジェのようで、ブローチにしたいほど!!



金色に美しくきらきらと輝いています




これが幼虫




これが成虫







SYOガーデンは、ジャングルと化していました。
すごっ!!






栄養が行き届いているようで、キュウリもバジルもそのほかすべて、めっちゃデカイ!!
これから、スイカ、カボチャ、デラウェア、ゴーヤ、トマト、パクチー、バジル、ナス、あともうなんだか忘れたけど、次々と収穫予定。
キュウリはもうすでに、溢れかえっているので、今日はこれから「キューちゃん」作ります。




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Bistro Bon Dinner Live

2015-12-14 | 美味礼讃



まずはこのめっちゃ笑ってる画像から!!

atatachanご夫妻と3人で、Bistro Bon の、クリスマス ディナーライヴにいきました。
ずっと前から楽しみにしてたコレね。
SYO Michaelトリオです。




お料理もどーん!とアップする。
ホント美味しかった。
私の右手に持ったフォークにささっているのは、レホール添えのローストビーフ♪♪
この完成形、何年ぶりに味わっただろうか…
スープもなめらかで、美味しかった~~ いや、全部美味しかったんだけどね!
















そして、左手のワイングラスのこのなみなみな量ってどぉよ( ̄□ ̄;)!!
ふつー、お洒落なビストロのワインって、グラスの1/3以下でしょ。
コレ、2/3なんだってば!
飲みホだから、何度もおかわりの手間を省くためではないかとと思われる。
でも、やっぱ、こんなになみなみと注がれると、めっちゃ嬉しいってもんよ~~~ヽ(^o^)丿
めっちゃ笑ってるのは、その話題で盛り上がりまくっていた時な気がする(^_^;)
コレ、赤ワインだけど、その前の白ワインも、こんな感じで、3杯ぐらい飲んだっけな~~♪♪♪ 全部で5杯!?!?

atatachan otto(夫)さんも、ハーパーストレートをオーダーしたら、トリプルがやって来た( ̄□ ̄;)!!
その次にオーダーしたロックも、めっちゃなみなみ!!トリプルロック!





…って、興奮してまずは酒の量について書いてしまった私です(-_-;)

3人で、ほんとに楽しく話しもはずみまくりました。
これがメイン!!!
料理も、音楽も、「控え」なのだと私は思っています。


いや、もちろんLIVEのことも書きます。

SYO Michael率いるトリオなので、クリスマス・ディナーとなるとやっぱりクリスマスの賛美歌のジャズ・バージョン。
渋いっっ!!
「グリーンスリーヴス」も実はクリスマスの賛美歌なんだけど、知ってる人はあまりいない。
でも、私には、イエス・キリスト降誕の賛美歌がこんなふうにJAZZになるお洒落なクリスマスムード満載なLIVE、堪能しまくりましたよ~~~!!


でっ、突然に、バースデーのお客さまがいらして、「ハッピーバースデー」歌うことに…

ってか、実は、その話、ちょっと前に聞いてた。「よっしゃ、ほな私、歌うよ」って言ってたのに、すっっっっかり忘れてた。
なぜならその話を聞いたとき、私はすっかり酔っ払っていましたm(_ _)m
ヴォーカルマイクもアンプも手配するの忘れてた。
だから、またもや「スプーン」をマイクにやりました。



ってか、マイクなしは全然OKだけど、それより、歌うって覚えてたらもっとちゃんとお洒落なカッコしていった~~~!!
このオバハンないでたちで…だけど、心をこめて、サプライズ、お届けさせていただきました。
スプーンのマイクがウケた(^_^;)

サプライズの「ハッピーバースデー」は、
1コーラスはルバート、2コーラスは、ジャズワルツ…ってな感じで、打ち合わせ全くナシとは思えない仕上がりとなり、ゲストのみなさまにとっても喜んでいただけて嬉しかった♪
ホント、阿吽の呼吸のSYO Michaelトリオならではでした~~~!!


さらに、ディナーも終わりに近づき、LIVEのセットが全部終わったところで、アンコールがきた( ̄□ ̄;)!!

ええい! こーなったらやったるわい。
しかも、スプーンはもうなくて、ワイングラスをマイクに歌った!!
飲みながら歌ってるんじゃないよ~~~









トリオのお三方、MCもなくBGMに徹しているので、最後に3人を紹介して、Bistro Bon の美味しいお料理を讃えるMCを挿入させていただき、まあ、よくわかんないお客オバサンの飛び入りアンコールも、なんとか体裁は繕いました…かな???


Bonには、これまで5回ぐらい行ったような気がするけど、
メニューが限定感あり、いつも美味しいなと思ってるので残念なのでした。
この日は、オーナーシェフの心意気が隅々まで感じられて、本当によかったな!

また来年もやってほしいな~~~

…てか、ワタクシ的には季節ごとにやってほしいくらい♪♪
オーナーシェフのいろんなお料理がたべたい!!


画像はすべてatatachanご夫妻提供。


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「猪肉打ち込みうどん」 八十八庵

2015-03-07 | 美味礼讃





引き続きストレス最高潮につき、大窪寺の八十八庵に、打ち込みうどん食べにいってきました~~~!!
例によってSYOさんが連れてってくださいました。
このところ、LIVEや、自治会会長業務で大変お忙しそうなSYOさん。
我がままをいいました。

この季節限定の猪肉入り打ち込みうどん♪
よかった~~、間に合った!!

少し前、猪があちこちで出没して、瀬戸内海を泳いだり、港を走ったり、人を襲ったり…という事件が相次ぎましたが、大窪寺の山の中にもたくさん棲息しているのであろうか?

今日の猪肉は、とっても柔らかくて、臭みも殆どなくて、もしやうり坊くん?? って感じだったなあ。

画像はさっぱりダメダメだったので、こんなんですみませんm(_ _)m

繁殖しまくって、田畑や民家を荒らしまくり、人に危害を加えるのなら、
うり坊くんであれども、捕らえて美味しく料理してありがたくいただけばいいのではと、私は思うのです。





このストーヴも、すごく好き。
ぴかぴかに磨かれているので、ランプのように火がきれい。
そして、すぐに温まる。

今日は小雨そぼ降る1日でした。
…が、八十八庵で、あったかいストーヴの傍で、熱々の猪肉打ち込みうどんを食べて、ぽかぽかになった。
幸せだった~~~~♪
茗荷の押し寿司っていうのもあって、そそられたけど、食べきれないと思ってパス。
残念(-_-;)

久々の八十八庵。
おかあさんに「お久しぶり~~髪切ったの?」って言われた。
以前にも息子のことを、「久しぶり、ちょっと見ないうちに、大きくなったね~~」って言ってくださった。
結願の寺、大窪寺で、全国…いや、世界中から来るお客さまの中で、地元の、常連ともいえない、年に数回の私たちを覚えて、声をかけてくださるって、さすが八十八庵のおかあさんだ。
タダモノじゃないよ。
うどんのオーダーとったあと、すかさずおみやげ物のレジにいって対応、それからお遍路さんのお土産選びの接客やって、にこにこ優雅でいながら、ものすごく動きまわっていらっしゃる。
お人柄なんだろうなあ… すごく魅力的なおかあさんです。





みっともないダルマのような私ですが、おかあさんとの貴重なツーショットなのでアップしたよ。

以前私がアルバイトしていた某さぬきうどん店の社長(女性だけど年下なのでおかあさんと呼べないな)も、
ランチタイム、修羅場なのに、笑顔で動きは素早いんだけど、
全然お客さまからはそうは見えないエレガントさで、すごいな~~と尊敬してた。


さぬきうどん店は、きっと殆どどこでもお昼が勝負で、この修羅場をエレガントにこなしていけるって、ほんとにスゴイことだ。

私が焼酎お湯割り飲みながら、刺身蒟蒻食べて、打ち込みうどん食べてる間に、
15人ぐらいの集団のお客さまがいらして、勝手気ままなオーダーしてたけど、
その集団は、私たちより先に食べ終えてささ~~っっと出ていかれました。
サービス、手際よくてすごかったです。
年末年始、GW…などなどには、そんなもんじゃないだろうから、こんなの、どーってことないんだろうなあ。

カウンターの中と外では全然世界が違っていて、
スタッフのチームプレイというものが、その時どきで、お客さまの人数や状況によって、
常に臨機応変に変わっていくっていうところが、マジですごいんです、素晴らしいです。

でも、お客としてはそんなこと全くどうでもよく、気にもとめず、ただただ「ああ…おいしい~~」と、思って幸せになる…。
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「激辛カレーうどん」と「きりたんぽ鍋」

2015-02-24 | 美味礼讃




自画自賛で恐縮ですが、めっちゃウマい激辛カレーうどんできました~~ヽ(^o^)丿

先日、カレーうどんが美味しいと評判のとあるうどん店に行って、「激辛カレーうどん」食べました。
(この店には、普通のカレーうどんと激辛の2種類がある)
美味しかったのだが…しかし、、
トッピングの紅生姜やら、丁寧に刻んである青ネギやらは、激辛スープに埋没してしまい、役割不明、、、
これは、きっと普通のカレーうどんならとってもいいハーモニーを醸し出すに違いないのだけど、、
うどんもストロングで、カレーとの絡みもいい感じなんだけど、、、





激辛に特化したカレーうどん…って、こぉじゃないだろお!
…と思ってしまった私は、挑戦してみましたよぉ~~~!!
折りしも、前々日から、「きりたんぽ鍋」を2日連続でやって、ものすごくウマイ出汁が残っていた。

「きりたんぽ鍋」といっても、きりたんぽは入れてないのにナゼに「きりたんぽ鍋」???
…と、つっこまないで~~!

とにかく、牛蒡やら豆腐やら、いろいろ残っているスープに新たに投入したのは、激辛スープに負けない具材のつもりで、

◆親鶏「おーやーどーりー」モモ細切れ!コレだよ
◆白ネギ
◆セリ

◆S&Bカレーパウダー・どばっとレッドペッパー・ガラムマサラ、クミンその他のスパイス少々


そして、仕上げは、小麦粉と片栗粉を水溶きしてとろみをつけました。
最後に残ったスープを飲み干すのでなく、最後までうどんにほどよく絡め尽くす…って感じにしたかった。


冒頭の画像はTak用の2玉入り。

しかし、彼はこのあと、「おかわり」といって、計3玉食べた。
それほどほんとにほんとに、ウマイ激辛カレーうどんでありました。
奇跡のハーモニーだな…

あまりにも美味しかったので、エラソげに書いてしまいましたm(_ _)m

しかし、うどんは冷凍なのでした、 悪しからず。






ところで、昨年秋ごろからハマっている「きりたんぽ鍋」について。

「きりたんぽ」とは、ご飯をちくわ状にして干したもの…とでもいうか、、、
高松では、殆どのスーパーでは見かけません。
…が、なぜか、うちの近所の「マルヨシ」には、お肉のコーナーにある!!
期間限定かもしれないけど。

きりたんぽ鍋の中身は、鶏肉、牛蒡、舞茸、芹、白葱、糸蒟蒻…な感じです。

20代の頃、秋田出身のお友達のアパートで初めてご馳走になりました。
正直いって、その時、「きりたんぽ」というものが特別に美味しいとは思わず、
なんか、不思議な食べ物…
だけど、牛蒡や舞茸や芹の、なんだか身体の芯から元気になりそうな、この部屋中に立ち込める匂いが、すごく印象的でした。
東北の冬にコレなんだ…って、すごく納得した。

それから30年近くも歳月を経て、今また「きりたんぽ鍋」
…改めて、ウマい!!
秋田出身の方やら、マニア?の方々から情報収集して、皮内地鶏のスープ…など正統派なものを買い集めてきました。
…が、もぉ、スープOK!
自力で作れるもんね♪




とにかく、濃い鶏の出汁をとる!
そして、牛蒡と舞茸で、もぉ北国感満載!
あとは醤油、塩、酒、黒砂糖。

そして、そこに「きりたんぽ」を投入する…って、今ではわかる。
この最高のスープを纏った炭水化物が、身体の中でエネルギーになるカンジ。

「かあさんの歌」の世界が広がります。

「根雪もとけりゃもうすぐ春だで 畑がまってるよ」


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ワン・プレート ディナー

2014-07-29 | 美味礼讃





先週の日曜日夕刻、教会で「若人の集い」?っていうのがありました。
部活などで主日(日曜)礼拝に行きにくい中高生を中心に、誰でも参加OKのお食事会です。

Takは、まさに毎週日曜日も殆ど部活で、教会から遠ざかっているので、こういう時には、積極的に参加してます。
参加費、¥200 
牧師先生からご案内のTELをいただき、TAKAMIさんもぜひどうぞ…というので、
まあ、やらなきゃいけないことはあるんだけど、「ご飯つくらなくていいぞ、ラッキー♪」とばかり、参加させていただきました。

その時の食事が、冒頭の画像のようなものでした。
(これはその時のものでなく、後日私が作りました)

ブラジル料理の、「フランゴ・コン・キアーボ」という、鶏肉とオクラの炒め煮のようなものに、サラダも添えられています。

教会では、お皿を洗う手間を節約するため、このようにワンプレートで供されることが多いのですが、
理由はそれだけでなく、
この料理、こうやって、サラダも一緒に乗っけて一緒に食べるとすごく美味しい~!
以下は牧師夫人に教わったレシピ。牧師夫人は、ブラジル人の旦那さまの奥さま(日本人)に教わったとのこと。

1.たっぷりめの油で、たっぷりのみじん切りしたニンニクを炒める。
2.鶏肉投入。焼きつける。
3.玉ねぎ投入。炒める。
4.水とチキンブイヨンをいれる
5.オクラと塩コショウをいれて、味をととのえる。

サラダは、トマトとキュウリをサイコロに、玉葱はみじん切りにして水にさらし、材料を混ぜ合わせてたものを、 塩、胡椒、酢、オリーブオイルで和える(たぶん)

TAKAMI的には、「胡椒」は、あまり最後に味を整えるのに使うことはなく、「フランゴ・コン・キアーボ」にも、タカノツメを使います。
調べたところによると、コリアンダー(パクチーね)も、投入するというレシピもあったよ。

この、一見えっ!?これを混ぜて食べるの!?!?というようなものが、お皿の中で混ざり合うと、えも言われぬハーモニーが生まれるのですよ~~♪
ソウルフルでした。



別々にすると、なんかありきたりでしょ?




以前、「さぬき一番」で食べた「フェジョアーダ」もソウルフルで感動モノだった。
ブラジル家庭料理系、ナイスです。

昨日どどっとアップした教会音楽講習会のダイニングでの食事ももスープやデザートを除いてワンプレートでした。
そうそう、デザートもすっごく美味しかったのですよ~♪撮りそびれてるけど。

講習会のワンプレートは、最初にメインとサイドの料理がきれいに盛り付けてあるところをちょっとどかして、そこにガーリックライスとか、ターメリックライスなどを大皿から取り分けます。
お料理には、芳しいソースがかかっていて、ライスとも混ざり合って、「えも言われぬ」味のハーモニーが生まれるのです。

ハイ、連発です。「えも言われぬ味」を使うな!とは開高健さんの名言ですね。物書きなら文章で味に迫れとのことですね。

では、ちょっと試してみます。

「チキンとオクラの炒め煮…塩胡椒味」ですから、味はとってもシンプル。オクラのねばねばが餡のようになっています。
そこへ、トマトとキュウリのサイコロサラダ。こちらも、味付けは超シンプル。
この両者自己主張の弱くおくゆかしいもの同士が合体…しかも、ライスを介してです。
ライスは、あまりふっくらとやわらかいと、水分をそれ以上に吸収してしまうとべしゃべしゃになって、かわいそうです。
やはり、固めに炊いたものやピラフがいいです。そのライスの表面を、餡とドレッシングがやさしくふんわりと覆い、その周りを、ほどよい大きさのチキンと野菜がごろごろと囲む。
想像したら、やっぱり「ええぇぇ~~っ!」と、引いてしまうでしょう。
しかし、ここは、奥歯で思い切って全部まとめて擂りつぶしてみましょう。
始めは恐る恐る…それがいいのです。 
おくゆかしいものたちのハーモニーは、とても繊細でマイルドで、遠い記憶を呼び覚ますような、決して自己主張しまくることのない、
記憶の奥底で、子どもの自分がおともだちと手をつないで環になって踊りながら歌っている声が幽かに聞こえてくるような… 

味をことばで表せばそんな感じ(^_^;)  やり過ぎ!?!?



聖書宣教会でのワンプレートの食事は、本当は、世界中の貧しい人びとの生活を食事で一緒に味わうという意味がこめられているのではないかという気がします。

実は、教会で初めてこの料理をワンプレートでいただいた時、現地の子どもたちが、大喜びでほおばっているシーンが浮かんできました。
そういうのがソウルフル…と感じるワケです。

騙されたと思って、ぜひ作って、ワンプレートで食べてみてね。
ご飯は、銀シャリでなく、雑穀米とか、玄米、ピラフなどが合いますよ~♪

ちなみに、30代の頃、バングラディシュのカレーやスープやサラダを得意とするお友達に教えてもらったサラダが、このサラダとほぼ同じだった。
違うのは、野菜のサイコロの直径は5~7mmでした。
やはり、これを、カレーに乗っけたりなどして、一緒に食べていたっけ。


近々、「レンズ豆のスープ」もご紹介したいと思います♪♪


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