WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

朝ビール

2021-05-18 | 酒は心


最近私のFB友の間でビールの注ぎ方が話題になっています。
私は尿酸値高めってことで、ビールは卒業したつもり。
どこの店でビールを飲んでも美味しいと思ったことないし。
しかし、ビールの注ぎ方といえば、モノ申したい私。
かつてキリンシティ全盛期?だった時代、私は友人とフィットネスに行った帰りにキリンシティで飲むのがお約束でした。
そして、この美味しくてごくごく飲める注ぎ方のコツを家でも実践しておりました。

今日は、ものすごく久しぶりに、友人がアップしている「泡」を見て、たまらず朝からヱビスビールを買ってきて、「3度注ぎ」をやった。
あ~~~~やっぱり んまい~~~!!
いや私の場合4度注ぎ、5度注ぎもあり得る。

まあ、ご興味のある方は検索してみてください。

私が思うに、
ビールは最初にガガ~~~っと注いで炭酸をある程度抜く。
泡でビールにフタをする。最後までフタをした状態で飲む。

コレです。
朝っぱらからゴクゴクと飲んでしまった。
朝ビール
ほんと~~~に美味しかったな~~。


これは昨日の夜ゴハン


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幻のドロナック・シェリーカスク 本編

2008-05-15 | 酒は心

セッション~ショットバーの話を久々の六さんと熱く語っているのと同時進行で、
別のお友達が、カレシのお誕生日にウィスキーを贈りたいので、相談にのってほしいといってきました。
「カレシへのプレゼントにウィスキー」
あ~~いいないいな~~ 羨ましいな~~ いつも仲良しでいいな~~
よっしゃ任しとき!

でっ、お相手は、、、
いつもにこにこ穏やかで、全ての人に等しくおひさまのように燦燦と愛をふり注ぎ、酒の嗜み的には、だまにお付き合いでおねーさんのいるお店にも顔を出されるこの上なく紳士的な方…とのこと(*^_^*)v

そういうタイプは、だいたいお店で飲むのは、ブランデーの水割りとか、ウィスキーなら、サントリー「響」とかよ。
マニアックなクセのあるヤツはやめたほうがいいよ。ウィスキーを贈るなら、スコッチのシェリーカスクかな。マッカランなどが無難かもね♪

…とかいいながら、ネットで検索していると、、、
なんと、「マッカラン」からシェリーカスクが消えている!!!\(◎_◎)/
どっひゃ~~ん!!ショック!!
「マッカラン」といったら、シェリーカスクの代表選手みたいなもんだったじゃん!
ちなみに、「シェリーカスク」っていうのは、シェリーを熟成していた樽で貯蔵したウィスキーのことです。
ウィスキーに、ほんのりシェリーの甘い香りが混ざって、まろやかな、ほの甘い仕上がりになります。
シェリーというのは、スペインの南部の特定の地域で、特定の葡萄で作られた強化ワイン(アルコール度数高め)です。
ナゼだ!?
いつの間にこんなことに!!
ここで私は、本当にずいぶん長い間、大好きな酒の世界から遠ざかっていたことを思い知らされました。
いや、酒からは遠ざかってないわ、毎晩焼酎飲んでるし(^_^;)
「ショットバー」やら「スコッチ」やら「カクテル」の世界からよ。
だってお金がないんだもん(^_^;)
それにTakをバーに連れていくワケにもいかないし…

マッカラン蒸留所では、シェリー樽の入手が困難になったに違いない…
あれほど大きな蒸留所なのに、何があったんだ…

まあ、事情はあとで調べるとして、シェリーカスク、捜せば他にもあるわよ。
もしかして、稀少になって、めっちゃ高くなってたりするワケ!?
…と、恐る恐る検索していると、
グレンドロナック・シェリーカスク
という、私のショットバー黄金時代、お小遣いで飲める手ごろでまろやかで香りがよくて、「静かにひたひたと」好きだった酒が突然現われました。
この酒は、当時、「もう手に入らなくなります」と、バーテンダーから教えられ、めっちゃ残念…と思いながら、静かに私の視界(っていうか、味界?)からフェイドアウトしていった酒。
それが突然、当時と変わらない値段で現われたのです。

懐かしい友に再会したような、一瞬信じられない、夢かしら…と思う、そんな気分。

嗚呼やっぱり、私酒を語るときは擬人法だな。

もちろんその場でお友達にイチオシしましたが、なんと彼女がゲットしたら、ドロナック・シェリーカスクは、そのお店のリストから消えてしまった。つまり、最後の1本だったのです。
よかった~~! って、私が飲むわけじゃないんだけどさ(^_^;)

しかしとにかく、私が離れている間にも、酒の歴史は動いているのだ。
原料の農産物の収穫だって、温暖化や、社会情勢や、いろんな影響を受けて揺れ動いているのだし。
勉強してた当時は、家にPCもなく、いろんな本を買って読み漁って、写真を見て蒸留所や、広がる大麦畑に思いを馳せたものです。でも、そのときの著述も、もう古い記録になってしまったのか…
酒を味わうとき、スコットランドの大麦畑や、アンダルシアのぶどう畑を思い描く私。もともとは畑で生きていたんだもんね。
酒=spirits 
カテゴリー「酒は心」というのは、そーゆう意味なのです。
一杯の液体に凝縮されている、自然や、歴史や人のおもい。

あ~~なんだか、酒への想いが、封印が解かれたように、フツフツと湧いてきた~~。
久々に六さんにショットバーを語りまくり、おともだちにドロナックを語って、胸が熱くなりました。

2日連続冒頭の画像はおともだちがゲットした「GLENDRONACH」 シェリーカスク♪





こちらは、本日なべさんがおすそ分けしてくれたチェリーです♪♪
すごい量!!\(◎_◎)/
「あんまり甘くないよー」とメモが入ってましたが、十分です!それより、なんだか採れたての、ワイルドな、口に入れると、チェリーがたわわに実るその場所の空気や陽射しまで全部一緒に味わえるような、、、そんな感じ。嬉しい…


ちなみに、チェリーを原料としたお酒は「キルシュ」。
これもまたとってもいい香りで、カクテルの材料には最高(*^_^*)
私の好きなカクテルNo.1 の「ランデブー」には、キルシュが使われてます。
レシピはこちら


追記

検索でいらしテ下さった方へ
このラベルは、シェリー樽熟成の後にオーク樽で後熟しているものです。
輸入者:サントリー
Comments (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テキーラ・サンセット

2005-05-18 | 酒は心
★テキーラ 30ml
★レモンジュース 30ml
★グレナデンシロップ 1tsp
材料を3/4カップの氷とともにバーブレンダーでブレンドし、大型ワイングラス、またはゴブレットに注ぐ。スライスレモンを飾り、マドラーを添える。

今日は午前中とってもいいお天気でしたが、午後から雲が広がり、夕方には風が強くなって、大気が不穏…って感じでした。
夕方、ちょっとうとうとして、Takを迎えにいく時間になり、外に出ると、空がなんともいえない複雑な表情をしていました。
雲が何層にも折り重なって、その隙間から覗く夕日が雲を照らして、グラデーションがあまりにもきれいで、違う世界に迷い込んだようでした。
Takの迎えには、夕日を背にして走ります。
写真は、迎えに行って、帰ってくるときの坂道の上ですが、この時にはもう、
行く時の空とは変わり果ててしまいました。残念~!
Takに、「空の写真撮るから、急いでね!」とせかしまくったのですが~…(^_^;)
夕焼けの空の表情ってほんとに一瞬一瞬変わっていくものですね…

さて、今日は久々にカクテルシリーズです。
出来上がった「テキーラサンセット」は、ほんとに夕日が沈んだ直後の、ピンク色に染まった空の色って感じ。とってもきれいです。
「バーブレンダー」というのは、ミキサーです。氷をクラッシュするのです♪
「グレナデンシロップ」はザクロのシロップ。甘酸っぱくてルビー色で、とってもきれい。

「テキーラサンライズ」というカクテルもあります。
こちらはテキーラ45mlと、オレンジジュース90mlを氷とともにゴブレットに入れてステアしたあと、グレナデンシロップをそぉぉ~っと沈めます。スライスオレンジを飾って完成。
赤からオレンジへのグラデーションがとっても美しいカクテルです♪

テキーラの原料はいってみれば「サボテン」。といっても、「竜舌蘭」という大きなもので、8年~10年かけて栽培し、収穫した球形の茎の部分は、直径70~80cm、重さ30~40kgにもなるものです。
特定の種類の竜舌蘭を使い、特定の州で生産されたものだけが「テキーラ」と名乗れるのですが、一般的には「メスカル」と呼ばれるメキシコのこの国民酒は、結構ワイルドです。
レモンスライスをかじりながら、塩をつまみながらストレートでガンガン飲んだりします。竜舌蘭の葉に付く「グサノ」といういも虫の尿が固まってできた塩が最高に合うと言われてます。私、やったことあります。味わい深い「塩」でしたよ。なかなかワイルド・メキシカン?な気分が味わえて楽しかったです♪
しかも、チェイサーは「コロナ」(メキシコのビール)だったりして(^_^;)
それに、瓶の中にいも虫や、さそり、マムシなどの入ったメスカルもあるのです~~。ひぇ~~
まっ、テキーラっていうのは、そんな中の「掃きだめの鶴?!」みたいなもんでしょうかね?

テキーラは、ジュースととっても相性がいいのです。
トロピカル系のカクテルのベースは、テキーラがかなり多く使われます。
メキシコ料理屋に行ったときなど、金魚鉢のような大きなグラスに、テキーラと、トロピカル系のジュースをブレンドしたオリジナルカクテルが出てきて、結構強いカクテルをごくごく飲んだりします。
チェイサー・ビールといい、やっぱり暑い国の感覚なんでしょうね?
夏生まれの私、これからの季節は私の季節! テキーラベースのカクテルを作ってジュース感覚でごくごく飲む季節です♪♪

そうそう、グレナデンシロップは、お菓子にも使えるし、子供のジュースに1匙落としてあげたりすると、グラデーションがとってもきれいなので、結構使えますよ~。
Comments (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スコッチ・ウィスキー 蘊蓄2

2005-04-03 | 酒は心
先日、「マンハッタン」で「アメリカン・ウィスキー」について書いていて、これはゼヒ書いておかなきゃな…と思ったことがあります。ウィスキーの定義というのは、実は、生産される国によって違うのです。各国の税法上の都合によるのです。
日本でわかりやすく言えば、「ビール」と「発泡酒」これも税法上の分類ですよね。シロウトには、何か原料の割り合いが違うらしい…ということしかわかりませんよね。
実は、日本はウィスキー製造の歴史はとても浅いこともあって、税法上のウィスキーの定義はむちゃくちゃなのです。これはまた別の機会に書きますね。

今日は私の大好きなスコッチ・ウィスキーについて♪

ウィスキーの歴史は「密造」と「隠匿」の歴史
…と、先日も書きました。
ウィスキーが琥珀色の液体になったのは、19世紀以降なのです。スコットランドとイングランドが併合され、イングランドの税法によって、麦芽を原料としたウィスキーも課税されるようになった為、小さな蒸留業者はハイランド地方の谷間に逃れ、シェリーの樽に入れて、買い手がつくまで隠しました。ハイランドのスペイ川流域に「GLEN◯◯」という名前の蒸留所がたくさんあるのはそんな背景があるのです。
スコットランドの短い夏。痩せた野山にも毎年、薄紫のちいさなヒースの花が咲き乱れ、それが堆積して泥炭(ピート)になります。麦芽を乾燥させる際に、このピートを焚きます。スコットランドでは昔、野山に無尽蔵にあるこのピートが唯一の燃料でした。そして、ピートの香りが、スコッチの最大の特徴なのです。

スコッチのグラスを手にとるとき、私はスコットランドの大麦畑とその上に広がる空を思い浮かべます。スコッチを飲むということは、この液体が過ごしてきた時間との出会いのような気がします。一面の大麦畑で風にそよいでいた時間、樽の中でオークの香り、さらには、幽かに香る樽の外の海の香りを嗅ぎながらゆるゆると眠っていた時間、眠りから覚めて、ボトリングされ、きれいなラベルを貼られて出会いを待つ時間。思いきり擬人法になってしまいます。こんなふうにしか書けませんのです!愛おしくて
先日はこのブログ内「バーテンダースクール」のページで、最高の出会いについて紹介させていただきました。(3/17)
「ストラスアイラ」私の生まれた年のビンテージものです。時には、たった一口の酒が身体の中から、自分自身の過ごしてきた長い時間を語りかけてくれているような感動を覚えることがあります。ま~それほどの酒に出会えるのは、一生に1度か、多くても数回でしょうけど。

しかし、それを言うなら、ワインも、ブランデーも、日本酒も、さらにはすべての料理も「出会い」でしょう。TVなどで、有名なお店のシェフが「料理は出会いです」などと言っているのを耳にしませんか? 素材同士の出会い、素材と料理人の出会い、料理と人との出会い…

素晴らしい出会いはいつも自分から探し求めて見つけるものだと思います。


写真はハイランドの大麦畑
新潮社「スコッチ・モルトウィスキー」より


人気日記BLOG

Comments (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マンハッタン 蘊蓄

2005-04-01 | 酒は心
★ライ・ウィスキー 3/4
★スィート・ベルモット 1/4
★アンゴスチュラビターズ 1dash
ステア→カクテルグラス
★マラスキーノ・チェリーをカクテルピンに刺して飾る

辛口の強い酒の蘊蓄ばかり書いているので、今日はちょっとスウィート系のおしゃれ?なカクテルを紹介します。といっても、「マンハッタン」は、材料の全部が酒で、ジュース類は一滴も入っていないので、強いんですけどね♪

マンハッタンを語る前に、ウィスキーについて少しだけ。

ウィスキーは12世紀にアイルランドで生まれ、スコットランドに伝わったとされています。語源はケルト語の「Uisqebeatha」(ウシュクベア)…命の水。
ワインやビールが紀元前から作られていたのに対して、液体を蒸留することによってアルコール度数の強い酒を作るというワザは、錬金術師によって発見されたのです。そしてそれをシェリー樽に隠している間に熟成が進む… ウィスキーの歴史は、密造と隠匿の歴史ともいえます。飲んべーのまさに「スピリッツ」ですね。

世界のいろんな地域でウィスキーが作られていますが、大きく5種類に別れます。
「スコッチ」「アイリッシュ」「カナディアン」「アメリカン」「ジャパニーズ」
各地で、原料や製法が少しずつ違います。大麦、小麦、ライ麦、トウモロコシなど。もっと簡単に分ければ(ここからは、私の蘊蓄です。念のため)「モルト」(大麦麦芽)と「それ以外」大麦が原料でも発芽させないものは「それ以外」です。地域で分けると、スコットランドと日本がモルト・ウィスキーの主な生産地です。

マンハッタンの原料のライ・ウィスキーは、アメリカンウィスキーの仲間です。アメリカン・ウィスキーといえば、まず「バーボン」。この地域ではコーンを主原料とするウィスキーが生産されています。開拓時代、荒れ地に強いということで、ライ麦からコーンへと移り変わっていったということです。税を逃れるためってのもあったかな。そして、有名な逸話ですが、バーボンの熟成に内面を焦した樽を使うのは、これも開拓時代、山の中に魚を運ぶ樽を使ったため、魚の臭みを消すために焦していた名残りとか。ここにも飲んべーのスピリッツを感じますね。

…と書いておいて、オシャレな「マンハッタン」に戻るのか、、(^_^;)
でも実は「マンハッタン」って、インディアンの言葉で「酔っぱらった」という意味もあるそうです。
残念ながら、スコッチやジンに比べて、私はライ・ウィスキーは語れるほど飲んだことがないのですが、ライ・ウィスキーとスウィートベルモットの相性は素晴らしい!です。
ウィスキーをスコッチに変えると、「ロブ・ロイ」というカクテルになりますが、私にとっては全然違うのです。「マンハッタン」はキリッと頭がスッキリする感じ。「ロブ・ロイ」はスコッチとベルモットの香りが混ざりあって、酔いが深まっていく感じ。これも私だけの蘊蓄ですから、安易に信じ込まないように(^_^;)ちなみに、「ロブ・ロイ」とは「紅毛のロバート」。スコットランドの「ロビン・フッド」みたいなアウトローの英雄です。赤いチェリーを飾ったきれいなカクテルも、意外と男性的なんですね。

最近、「蘊蓄」を書くにあたって、酒関連のサイトをあちこち徘徊してみてますが、蘊蓄人間があちこちにいます~。みんな、好きなこと書いてるなあ~。そんな中で「日本バーテンダー協会」系列の人のサイトは、そうとは明記していなくても読めばわかる!って感じ。なかなかおもしろいです。私は一応ここのスクールの卒業生なので、大きくハズしたことは書いてないだろうと思います。ある程度はご安心を。でも、鵜呑みにしてはいけません。
自分の味覚を信じましょう。



人気日記BLOG
Comments (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブラッディ・メアリー 蘊蓄

2005-03-27 | 酒は心
ウォッカ45 ml
トマトジュース 適量
1/6カットレモン

タンブラーに氷を入れ、ウォッカ、トマトジュースを注ぎステアする。
カットレモンを飾り、マドラー、またはセロリスティックを添える。

「血まみれマリー」。この名前は、16世紀半ばのイングランド女王メアリー1世に由来していという説が有力です。女王はプロテスタントを迫害して、火あぶりの刑にしたりなど、あまりにも残虐だったために「Bloody Mary 」と呼ばれました。

ジンリッキーと並んで、私の大好きなロングドリンクです。
バルセロナのバル(Bar)で注文したら、トマトジュースとウォッカの量が日本の逆でした~!!これには感動しましたよぉ~
飲んべーの私ですから、そりゃ、お酒はたくさん入ってるほうが嬉しいに決まってます。
なので、行き付けのお店ではベースのウォッカを「スピリタス」(アルコール度数96度)にしていただいてました。これが最高。
以前よく行ったバーでは、「クラマト・ジュース」という、はまぐりエキスの入ったトマトジュースでこれを作っていただいてましたが、これには「ブラッディ・シーザー」という別名があるっていうのを、今回カクテルブックを開いてみて知りました~!
私としたことが…(^_^;)
検索したら当たり前のようにたくさんヒットした~!!
コクのある冷たいトマトスープって感じで、とっても美味しいのです。
もともと、ブラッディ・メアリーは、塩、胡椒、ウスターソース、タバスコなどが添えられるようなドリンクなのです。サラダ感覚のカクテル!?

アメリカの禁酒法時代は、酒の歴史にも当然大きな影響を与えていますが、
禁酒法時代アメリカで流行したのが「ブラッディ・サム」という、トマトジュースにこっそりジンを入れたもの。
ベースがテキーラだと「ストローハット」
ビールとトマトジュース1:1で「レッド・アイ」
これで5種類イッキに覚えられましたね♪


写真はカクテルと何の関係もありません。
春なので、あちこちで見つけたお花をアップしていきます


人気日記BLOG
Comments (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マティーニ 蘊蓄

2005-03-22 | 酒は心
(ドライマティーニ)
ドライ・ジン 4/5
ドライ・ベルモット 1/5
ステア → カクテルグラス
レモンピール
オリーヴを添える

辛口の代表的なカクテルで、誰もが知ってるマティーニですが、、、
ちょっと解説させていただいていいでしょうか?

ドライジンとは、原料のアルコールを再蒸留させる際に、蒸気が通過する時に、杜松の実をはじめ、アンジェリカ、フェンネル、コリアンダー、キャラウェイ、アニス、アーモンド、レモンやオレンジの皮などを詰めた、巨大なポプリのようなものを通して、香りをつけたものです。これが、イギリス式のドライジン。
これに対して、オランダ式のジンというのもあって、香味成分を直接アルコールの中に入れて、成分を浸透させてから再蒸留するという方法もあります。
(再蒸留というのはね、、、アルコール度数の高い蒸留酒をつくるには、2度蒸留するんです~。)
殆どのカクテルに使うのは、イギリス式のドライ・ジン。
ドライマティーニだからドライジン…ではありません(^_^;)

ドライ・ベルモットとは、白ワインをベースとして、ニガヨモギなどのハーブを配合して、さらにブランデーなどのスピリッツを加えてアルコール度数を高めたもの。日本酒でいうなら「お屠蘇」って感じ?
これに対してスイートベルモットというのもあります。色は赤。甘口ですが、「赤ワインがベース」というわけではありません。ハーブの種類が違う、スイートベルモットはカラメルで着色している、また、発祥の地が違う、、などです。
ドライはフランス、スイートはイタリア。

以上でわかるように、マティーニの材料となる酒は、ハーブの香り満載!って感じなのです。
マティーニのバリエーションはとってもたくさんあります。
ドライマティーニ、エクストラドライ、ミディアム、スィート(この2種はスィートベルモットで作ります)、オンザロック…まだまだもっと!
それに、オリーヴの添え方も、カクテルピンで刺して添える、刺さずにグラスに落とす、別のグラスで出す… 
オリーヴ自体も、種のあるもの、種をとって、詰め物をしているもの…

実は私、ジンとベルモットのことをよく知らなかった頃、マティーニが美味しいと思ったことはあまりありませんでした。
正直いって、なんかファッションとして飲んでただけの時代もありました。20代の洟垂れ小僧時代(^_^;)
これは絶対にバーテンダーの技術とも深くかかわりがあると思います。
当時は「拒絶バー」にいったこともなかったし。
いかにして冷たくて濃くてバランスよく混ざりあったマティーニを作るか!
ジンとベルモットの割合より、オリーヴをどう飾るかよりなにより、マティーニはこれがすべて!だと私は思います。「私は」ですからね。私の蘊蓄ですから、悪しからず。
ぬるい、水っぽいマティーニは最悪。論外。「マティーニ」として認められん!
じゃあ、ミキシンググラスでステアなどせず、冷凍庫でとろとろに冷やした酒を直接グラスに注げはいいんじゃないの?
…っていうことになるけど、それもちょっと違うな。多分。ステアすることで、2種類の酒が混ざる、多少の氷が溶けて、両方の酒を繋ぐ役割をしている…と思います。

行きつけのバーで、若いバーテンダーさんたちが、マティーニの修行をしていましたっけ。常連のTAKAMIさんにはめちゃくちゃ気合いを入れて作ってくれてたもんなー。もちろん私だって、バーテンダーさんの手の空いてる時を見計らってオーダーしてたんだから。蘊蓄TAKAMIの感想(文句じゃありませんから!)も素直にきいてくれてたっけなあ。彼らのつくるマティーニは美味しかった。でも、バーテンダーは、暇な時だけに気合いを入れてマティーニを作ればいいわけじゃないので、そこが難しいところでしょうね。
彼らも修行になったかもしれないけど、私もマティーニを深める、いい時代でした。
日常的というほど頻繁に飲んでいると、ジンとベルモットの混ざり具合までわかるようになるものです。
「これはステアが足りないからざらざらしてる」とか… でもステアしすぎると、水っぽくなる、めちゃくちゃ微妙ですよね。今はたぶんわかりません(^_^;)


私は、マティーニから「ギブソン」というカクテルへ移行していきました。
「ギブソン」とは、ドライマティーニのオリーヴの代わりに、「パールオニオン」を飾るってヤツです。文字どおり、真珠のような小さなたまねぎのピクルスっていうんでしょうか?? ただ単純にオリーヴよりこっちが好きってだけのことなんだけど。
ギブソンを注文したら、パールオニオンが別のショットグラスに「どうぞお好きなだけ」って感じでてんこもりで出てきたりすると、「うふふ♪」って気分。

明日は何をかこうかなあ…♪
なんか、リクエストありますかー?


人気日記BLOG
Comments (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カクテル 蘊蓄

2005-03-21 | 酒は心
★ジン 2/3
★キルシュワッサー 1/3
★カンパリ 1tsp
shake → cocktail glass
★オレンジピール

これは、私が大好きで、初めて出会ったお店でレシピを聞いて、メモして、
あちこちで所望しまくったカクテルです。
それなのに、名前を忘れてる(T_T)
相当酒で脳細胞が破壊されてます。
誰か、憶えてる方、いませんか~~? HIMEちゃんの御家族など、ご存じありませんか~~??
これは、老舗バーラジオのオリジナルカクテルで、バーラジオのカクテルブックにしか載ってません。どなたか持ってる方いませんか~?
…って、早速アマゾンで買おうっと。

★は材料です。2/3 とか 1/3ってのは、カクテルグラスに対しての量。通常は60ml。1tspは、バースプーン1杯。これらを、シェイクして、カクテルグラスに注いだ後、オレンジの皮1片をさっと絞って振りかけて香りをつける…ってことです。

先日も書きましたが、私はカクテルは香り重視です。
度数が高く、香りのいいものが好き。
上記のカクテルも、そういって作っていただいたのです。

ある時、立川のバーで、やはり香り重視といって注文したら、ジンに大葉を一緒にシェイクして粉々に砕いたカクテルを作っていただきました。
粉々に砕けた緑の葉っぱが泳ぐ、きれいでスッキリして、とっても美味しいカクテルだったなあ~♪ 忘れられない作品です。
これも、どなたかのオリジナルだそうで、名前もレシピも忘れてしまいました…(T_T)

バーテンダースクール時代、椙山先生がおっしゃっていました。
カクテルは、1tspの他に、1dash とか、1drop という単位もあります。
dashは、「えいやっ!」と勢いをつけるのに対し、dropは、制止した状態で落とす。
こんな微妙な違いで味が変わるのに、料理の世界の「塩、ひとつまみ」「胡椒少々」ってのはなんだありゃ~。
カクテルは適当ではダメです。まず完全に基本をマスターして、それから自分の感性でよい塩梅をみつけなさい。
なるほどその通りです。

では、明日はいよいよ?「マティーニ」蘊蓄と参りましょうかね(^_^;)
ホントにいいのぉ~?


人気日記BLOG
Comments (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ショット・バー 蘊蓄(実践編)

2005-03-19 | 酒は心
友人と恵比須で焼肉を食べていた時、学芸大学(彼の最寄り駅)に気になる店があるぞ…という話になりました。
彼は、飲まない人。でも「ウマイもの」にはものすごく敏感な人で、「ここの焼肉が非常にウマイ」というので、一緒に食べにいった時のことです。彼は駅までの道の途中にある、気になるその店の店構えのことを語ってくれました。昨日書いたような、「ふつーの人を寄せつけない」どころか、人を拒絶するような雰囲気なのだそうです。中は全く伺えない。バーなのかもわからない、たぶんバーだろう…店の名前もよくよく見ないとわからない…
「私、その店、いきたい!絶対いきたい!!」
彼は超絶テニス男。毎朝ランニングをしていて、夜飲む習慣は全くなく、そのルーティンを崩すことはあり得ないという人でした。
「連れていくだけならいいけど、俺は20分で帰る。ハズレかもしれないし、最悪、バーじゃないかも…それでもいい?」
「いい、いい!!そこまで連れてってくれるだけでいい!!」
ってことで、学芸大学までついて行くことにしました。
当時の私の住まいは国分寺。

彼の言うとおり、人を拒絶しているような店構え。
通りからみたらドアしかなく、「STONE」というそのお店の名前は、よぉ~く見ないと見つけられません。めっちゃアヤシイ!
わくわくしながらドアを開けたとたん、その店のBGMはオペラ!
しかも、男声限定(テノールとか、バリトンonlyってこと)。
さらに、ボトルの棚がない!

ああ、来てよかった! シアワセ

暫くお客は私たち二人だけでしたが、ひとり、ふたり、お客が来たころ合いを見計らって、彼は店を出ていきました。

暫くはおとなしく飲んでいたのだけど、どうしても私は、マスターにここのお店のオペラのBGMについて「とってもいいワ」と言いたかった。
そして、友達にここに連れてきて貰った経緯を話したかった。
来てよかったっていう思いを伝えたかった。
マスターと話してるのを他のお客さんも聞いていて、口を挟んできました。
何の話をしたのかよく憶えてないのですが、マスターがこんな店を作りたかったというあたたかくしみじみとした話や、ジンの話。
その店で、「エギュベル」という、とっても香りのいいジンを教えていただきました。
もちろん冷凍庫でとろとろに冷やしてイッキに咽に流し込むのです。あ~また飲みたい、今すぐ飲みたい
「拒絶する店構え」の中はこんなに居心地がいい空気が流れているのですよ~
でも、常連さんたちとお店の「馴れ馴れしさ」とは違う。

なんだか、2、3人のお客さんとマスターとかなり盛り上がって気持ちよく飲んで、正しく終電に乗りました。

しかし…そこからがエライことになってしまったのでした。(つづく)


人気日記BLOG

人気ブログランキングに参加してます。ここをクリックして下さり、さらにランキングされてるブログを覗きにいって下さると、自分のところにポイントが加算されるというヤツです。
お暇なときにはぜひよろしくね。
Comments (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ショット・バー 蘊蓄

2005-03-18 | 酒は心
初めてのバーに入ってカウンターに座るときって、やはりちょっと緊張するものです。
私のバー選びは、かなりハズレはありません。店構え、入り口で、だいたいわかりますから。ふつーの人は寄せつけないような雰囲気のお店がイイのです。
「うちは、マニアックな人には喜んでいただけますよぉ~」と言っているようなもんだもの。
そんな店だからこそ、「いらっしゃいませ」と言われてからカウンターに座るまで、
バーテンダーさんに観察されている自分をものすごく意識してしまったり…
みなさんは、カウンターのどの位置が好きですか?
私は空いていればほぼまん中です。後ろの棚のボトルが見渡せるからね♪ ボトルの棚がないお店なんかもあります。これはもう、ぞくっ!とする位嬉しいってもんです。ふつ~のお客さんは「びくっ」とするだろうけど(^_^;)
そして、「ゴードンのジンリッキーをお願いします」
(うっそぉ~ ゴー貪の仁ricky…こんな変換してくれる!私って、なが~い間「ゴードンのジンリッキー」ってタイプをしてなかったってことじゃん!大好きなのに)
…って、いつもコレではありませんが、いきなり「ドライマティーニ」のジンの銘柄を指定したり、マニアックなカクテルを注文すると、ものすごく挑戦的に思われて、性格の悪い客と思われてしまうと悲しいので、無難だけどある程度の自己主張のできるものをオーダーする…というのが、TAKAMI流であります(^_^;) さりげなく私はこんなお客です。宜しくお願いします…と自己紹介?も兼ねてってゆーか。
それから、私はおくゆかしいので(ホンマかいな!)ほんとは、スコッチを飲むときは、チェイサー(お水)には氷を入れないのが好きなのです。常温のストレートで飲むので、いちいちチェイサーで口の中を冷やすのがイヤなのです。でも、そんなマニアックなことも、最初は言わずに、スコッチの2杯めをいただく時から「氷は入れなくていいです」と言います。すると、次回からも、そこのお店では絶対に氷の入ったチェイサーは出てきません。これが正統なバー。
カクテルのオーダーは、ベースの指定(ジン、ウォッカ、テキーラなど)と、味と強さの希望を言って、これまで飲んだことのないヤツを覚えるのが楽しいです♪
もちろん、そこで、美味しかったら分量をしっかり聞いてメモしておきます。他のお店でもオーダーできるように!
カクテルは、私の場合、香り重視です。ハーブの香りのカクテルが好きですぅ~~
(#^_^#)
あ~~、だんだん止まらなくなってきたぞ。

明日は、そんな初めて入って感動したお店で、嬉しくて舞い上がってとんでもないことになってしまった「実践編」!?を書いて、バー蘊蓄、終わりにしたいと思います。(ほんとは終わりたくない)



人気日記BLOG


Comments (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バーテンダースクール

2005-03-17 | 酒は心
私は、とあるバーテンダースクールを卒業してます♪
私が通っていたのは、夜間だったので、サラリーマンの人が多かった。昼間は、実際に夜、営業してる方がお勉強に来るというのが多く、夜は、ビジネスで外国人とお酒の話をするからとか、自分自身がやはり酒が大好きな、私のような動機の人もいました。
世界の酒の歴史と製造工程を学び、カクテルを作る実習をやります。カクテルの実習は、1回2種類。つまり、2杯ひっかけて帰れるわけです(^_^;)
スクールの受講生の仲間と、講議が終わったあと、渋谷のバーでもう2、3杯飲んで帰るのが決まりになっていました。
それも、「バーの中のバー」っていうようなお店をあちこち探して、お勉強がてら行くって感じ。
いつまでもうだうだ飲まず、さっと飲んで軽くおしゃべりをして、引き際爽やかに去っていく… 私は飲みはじめるとうだうだなるタイプなので、「これがビジネスマンの正統な飲み方か…かっこいい…」と思ったものでした。

そうそう、そしてそのバー通いの時代に、渋谷のとあるお店で出会った、忘れられないスコッチがあります。
「ストラスアイラ」の私の生まれた年のもの。
殆どバレバレなのに、決して歳は自分からは暴露しないところが、ヤなヤツですね~
(^_^;)
これは、当時お気に入りでよく通っていたバーのマスターが、特別に原価でお分けしますから、ぜひぜひ飲んでみて下さいといって、薦めて下さったものです。
ほんとに彼は私にこれを飲ませたかったんだと思います。
一口飲んで、ほんとに涙が出るほど感動しました。
「ストロング」…こんな表現があるかわからないけど、ただ強いっていう意味じゃなく、なんか、味や香りがぐぐっと凝縮されている感じ。なので、口に含んでも、胃の中に入っても、ぶわぁ~っ!と想像以上に、封印が溶けたように、世界が広がっていく感じ。
「華やか」…これも、うまく言えないけれど、ふわっと、羽のように、うすい花びらのように軽い華やかさもあるのですが、そのSTRATHISLAは、花に例えるなら、深紅の大輪の薔薇、とか、尺玉の超特大花火…。でも派手でなく、深みと品のある華やかさです。
身体の中から世界が広がってくるのです。こんな液体が私が生きたのと同じ時間を過ごしてきて、今出会って一体化しているんだと思うと、感動はさらに増幅するってもんです。

その時、どんな感想をマスターに言ったのか忘れましたが、↑こんな感じで私はいつも、バーテンダーに薦めてくれた酒の感想を感じたとおりに伝えます。そうすると、バーテンダーさんも、満足してくれたり、もちろん、自分が思ってたのとちょっと違うって時もあります。それも素直に伝えます。そんなやりとりの中で、「お客とバーテンダー」としての特別な関係ができあがっていく…ってのも楽しい。恋愛系に逸脱したりは決してしないのです!
一時、私もせっかくスクールで勉強したことだし、バーテンダーの仕事をやってみたいと思ったことがありました。その時、STRATHISLAを飲ましてくれたマスターは、「お止めになったほうがいいですよ。カウンターの中と外では世界が違いますから。」
とおっしゃいました。これは心に響く一言でした。
私は、いつまでも良い客でいたほうがいい… 彼にはそれが見えたのでしょう。


ところで、バーテンダースクールの椙山先生が、講義中、ある女の子に質問しました。
「パルフェ・タムール(リキュールの名前)とはどういう意味だったかな?」
「えーっと、、、永遠の愛」
「残念。完全な愛だ。永遠の愛はダメだ、飽きるから…。 完全な愛。コレこそがいいんだよ」
バイオレット・フィズなどに使われる紫のリキュールです。
私はこの椙山先生の言葉もなかなか奥深くて好きです


人気日記BLOG
Comments (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スコッチ・ウィスキー 蘊蓄

2005-03-16 | 酒は心
昨日のスコッチの「選び方」についてご本人に聞いたところ、1時間もお店の人にスコッチの説明を聞いたそうです。そしてお店の人がいう「女性に人気がある」「軽い」「甘い香り」などはすべて排除したそうです。そして「アイラモルト」に行き着いて、その中からこの1本となったとのこと。
私、近年は、「お花系」も好きだし、シェリーカスクも大好きなんですが…
でもでも、基本はアイラ。

バー通いにハマっていた頃は、お店で次に何を飲むか、お店の1時間程度の中での組み立てを考えるのが大好きでした。
だいたい、3~4杯飲むけど、順序は気分によってばらばら。
でも、その中で、「ストロング系」と「お花系」は必ず入ってたな。
ここがバーテンダーの腕のみせどころ。「こんな酒をください」っていうと、お店の少なくとも百~何百本のスコッチから2、3本選んでカウンターに出して、その酒の特徴を説明してくれて、その中からこの1本をお客が選ぶワケですが、ここで、そのお客の好みのものをチョイスできるかどうか…ってのは、バーテンダーの感性。
カクテルを注文するときは、そのベースとなるお酒や、リキュールなどの中身を聞けば、味はだいたい想像できるけれど、スコッチの微妙な味や香りの希望はは、言葉でやりとりをするしかありません。それもまたバーの楽しみかな。
「パワフルでストロングだけど、甘さが残るようなヤツ」
「お花系の香り、華やか系で軽めのヤツ」
「海系でわりと口当たりのいいもの」
こんな感じかな。そんなに細かいことは言いません。すると、バーテンダーは、
コレは◯◯の何年物で… とか、樽出しで…とか、こういう珍しいものですよっていうのを選んでくれます。
今飲んだ酒とは絶対に違う、違いが際立つってのもポイント。
「1杯何千円なんて、ぼったくりだ!」という人もいますが、バーで飲む時間って、
質のいいコンサートを聴く時間と同じように、時間に対する対価だと思えば、いいお店でいい酒に出会うのって、決して「ぼったくり」とは思いません。
でもまあ、「遊び」は「遊び」。ビンボーになった今では、そうそう通えません。
(T_T)

バーではいろんな美味しい酒に出会うことができるけれど、自分で買うとなると、
自分の身の丈にあったものを日常的に…ってことになるけれど、私にとっては、
「LAGAVULIN」、それに「MACALLAN」。

ああ…もう時間ぎれにつき、続く。



人気日記BLOG
Comments (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プレゼント

2005-03-15 | 酒は心
2日間研修でした。
そのおかげで、リアルタイムの「ホワイトデー」を貰いそびれていましたが、
本日、「ホワイトデー」が届きました(#^_^#)

CAOL ILA 蒸留所ラベル  CASK STRENGTH

…といったって、一般の人には通じませんよね。
私結構スコッチの通ですが、送り主は「一般の人」。しかも飲めない人。
その人がこの一本に辿り着いた…ってことに、私はものすごく感動してしまいました。

私は、プレゼントするのって基本的には好きです。相手に喜んでもらえるものを贈る基準は、「自分が貰ったら嬉しいもの」「この人にはこれが似合う」「この人のライフスタイルにはこれかな」…などなどです。
でも、相手が例えばワイン通…とかだったりるすと、私はプレゼントにワインは選べません。だって、わからないんだもん。

「ホワイトデー」の送り主さんは、プレゼントを選ぶとき、相手のことを一生懸命思い浮かべて、「プレゼント」を持っている姿、使っているところなどを頭に描くのだそうです。
下戸の彼が飲んべ~の私に「スコッチ」を贈ろうなんて…なんという無謀。

ところが、彼はまず、「TAKAMIは酒がすき~」と認識しつつ、日頃車で走る道路沿に、怪し気なリカーショップを見つけました。私はマニアなので、実はその店は知ってましたが、「一般の人」にとってはどーってことないお店なのです。
そして、そこに足を踏み入れ、マニアックな店主に「スコッチの好きな人にプレゼントしたい」と、相談したのでしょう。でなければ、「アイラモルト」のこの1本に辿り着くはずがありません。
アイラモルトって、海系、磯系の独特な香りのするスコッチ。
私はスコッチの中でもアイラモルトが大好きなのです。
私がスコッチが好きという他に彼が知っているデータといえば、私はビンボーなので、毎晩JINROのお湯割りシークヮーサー入りを飲んでいる。シークヮーサーは、苦味のある青切り。ビンボーだけど、発砲酒は買わない。ビールじゃなくっちゃ。ドライのビールは好きじゃない…こんな程度です。

リカーショップの店主と彼は、どんな情報を交換しながらこの1本を選んだのでしょうか。こんどゼヒ聞いてみたい!
とにかく私はこの1本を贈られたことに心を動かされました。

…で、もちろんすぐ開けて飲みましたとも!
もちろんストレートで、テイスティング・グラスで。
咽を通り過ぎたあとも、身体の中から鼻の奥へいつまでも香ってくる…海の香りに
酔いしれましたとも


人気日記BLOG
Comments (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キッチンドランカー

2005-02-24 | 酒は心
タイトルどおり、私はキッチンドランカーです。きっぱり!
だって、料理しながら飲むのは当たり前。これがハラを成長させる原因なんだろうなあ…
でも、やめられませんっ! しかも最近は小賢しく、「うこん」など飲みながら…
料理は楽しい。楽しいことをしながら飲むのはとっても楽しい。
これが言い訳です(^_^;)

今日は帰宅が9:30を回ってしまいました。週に1度、Takは保育園から「トワイライトステイ」先に搬送されていきます。ここで、遠方出張レッスンから帰ってくる母を待つ。迎えもいつもより30分以上遅くなってしまった。年度末は、道路工事が多かったり、なんだか必ず延々と渋滞するのです。往復だけで3時間もかかってしまったがな…
Takを迎えにいって、二人で走る道は雪。大きな雪でした。
ここでもまたTakの名言が…
「なんだか、灰みたいだね~。雪が襲ってくるみたい」
全くその通り。私は運転していて、大きな灰のような雪が目障りで、恐かった。
「停まるとふつうなのに、走り出すと襲ってくるみたいだね~」
うんうん、その通り。
昨日の満月もそうだったけれど、Takは、大粒の雪を大きな目を見開いて、ずっと見入っていた…

話が逸れました。
キッチンドランカー。
今日は、出かける前に炊き込みご飯のタイマーをかけて、家に帰ってからさささっ!と肉じゃがとスープを作る下ごしらえもして準備万端だったのです。
Takは、トワイライトステイで夕飯も食べているのだけど、母と一緒に家に帰ってくると、安心するのか、いつもお腹がすいたと言います。
しかし、今日は遅いので、タイマーで出来上がったご飯だけ食べさせて、フロにもいれず、さっさと寝かせました。

その後が私の至福のひととき…

さあて、続きを作ろうっと! …って、もうこの時間なんだから、出来上がっても食べません!ダイエットですから!!
これは明日の朝食。早起きして、いっぱい食べようっと!
…とかいって、グラスに焼酎をどぼどぼと注ぎ、シークヮーサー入りお湯割りを作る。
うちのキッチンは寒いんで、冬場はやっぱりコレです。

料理が好きなのか、料理をしながら飲むのが好きなのか…謎


人気日記BLOG
Comments (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする