WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

「喜びも悲しみも幾年月」

2017-02-27 | 人生妙なり





昨日はスマホを家に置いてきてしまったので画像がない。

しかし、今年度中、1~2位…という充実のすばらしい1日であった。

☆LIVEにいった、ものすごく良かった

☆「喜びも悲しみも幾年月」を観た 泣いた

☆「さぬ一」でピリ辛つけめんを食べた 超美味しかった

☆ SYOさんが、おようふくを買ってくれた 超嬉しかった

これら、ひとつひとつ感動、ゆっくり記事かきます。
しかし、画像がないので、どうするか( ̄□ ̄;)!! 筆力勝負かヽ(`Δ´)ノ


まずは、「喜びも悲しみも幾年月」(ネタバレあり)

前日、男木島に遠足に行った折、灯台を訪れ、記念館を見学しました。
ここが、この映画のロケ地となっていることは以前からなんとなくは知ってましたが、実際に記念館で資料を見て、「これはゼヒ観てみたい」…ということで、観た次第。

私の生まれる前の昭和。
これは、私の祖母の世代のストーリー。

これを、私自身の中にもしっかりと刻んでおきたいと思いました。観てよかった。
(以下はネタバレ。ヤな方はここまでにしてね)








昭和7年、たった1度のお見合いで速攻結婚した若い夫婦が、その後灯台を転々としていく中、2人の子供を産み、育てながら、戦争、終戦を経験し、長女を嫁がせるまで、昭和32年までの25年間のストーリー。
長男(長女の弟)は高校卒業を目前にして亡くなります。

激動の時代を生きてきた灯台守夫婦のストーリーは、地味ながらも、魂の奥底に響きました。
見合い結婚や、夫唱婦随の日常、平成の今ではもう既に風化してしまっている生活がそこにあり、
日本人としての魂を揺さぶられます。
人生にとって、夫婦や家族にとって本当に大切と思われることが浮き彫りにされていて、
特に、ストーリーが終わったあと、テーマソングとともに夫婦の25年間のドラマのカットがが次々と流れる場面は、めっちゃ泣けました。



25年か~~~
今の私たちにとっては、あっという間な気がしますが、長いのでしょうか?
結婚生活25年が、長いのか、短いのか、経験のない私にはわかりません。

このドラマでは、「幾歳月」… 長いのです。とっても。
25年を経て、長女を嫁がせた後、夫婦は2人でまた次のの灯台へと転勤していきます。

だけど、私としては
「そこからだよ、人生は」と思ってしまう。
80、90まで生きる時代なのですからね、、、「余生」というには長すぎ、ここからがまた新しいストーリーですからね♪



それともうひとつ、フィクションながら心にとまったこと。

夫婦の長女は、教会で結婚式を挙げます。
今のように、クリスチャンでなくても教会で式を挙げる時代ではなく、
夫婦は、クリスチャンの家に娘を嫁がせたってことですね。

こんな場合、「私たちにはあなたしかいないのに、うちの先祖代々の仏様はどうなるの!?」などなど、、現実ならものすごい反対や、葛藤などなどあるはず。
超絶保守的な燈台守夫婦が、娘をクリスチャンファミリーに嫁ぐことを許し、
しかも夫は貿易会社勤務で、世界を舞台に働く。
まずはカイロへ…

終戦後の、このグローバル感に、胸打たれます。

日本の北から南まで転々としながら生き抜いてきた夫婦だからこそ、
これからは世界を転々としながら生きていく娘夫婦を祝福することができるのだ、、、

ここがツボでした。


娘夫婦への祝福の霧笛で長い長いストーリーは終わり、
さらに、夫婦は次の任地へと向かいます。
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タワークレーン登場

2017-02-22 | クレーンが好き




月曜日。

ついに!
私の大好きなタワークレーンがやってきました!

なんと凛々しく目の前にそびえ立っていることでしょう!
もぉ、たまりません。
こんな近くでタワークレーンの作業を見られる日々が1年間続くのです。
(クビにならなければ)

もう早速作業やってました。








ある時、現場の隅にこのような鉄骨が4本埋まっているのを発見。
これはいったい何のため…?と思っていたら、






実は土曜日に出勤したとき、タワークレーンのマスト(支柱)の組立がここまで進んでいました。
うわ~~~こないだの4本の鉄骨はクレーンの土台だったのか!
…っていうところで、もう既に感動していた私。

これからジブ(アーム)が組み立てられるんだ、見たい!!
と思っていたけど、月曜日に出勤したらもう出来上がっていて、早速作業をしていました。

私はクレーンが組み立てられるところを見たくてたまらなかったので、
組立現場が見られなかったのが残念でたまらず、
家に帰ってからググりまくりました。

主には、大手建設会社のウェブサイト。子供にもわかりやすく解説しているものがたくさんありました。



これなど、初心者向けですごくわかりやすく楽しいよ。

特にクレーンの組立と解体について。
息子Takの父親は、一時、この仕事に携わっていたことがあったので、
私はこのことを聞いて、「へ~~~っっ!」と、その時は感動したのでしたが、
うっすらとした輪郭だけで、ほとんど忘れ去っていました。


ナゼに私はこんなにクレーンが好きなのか!?
自分でもうまく言えなかったけど、ちょっと整理してみた。

子供は恐竜みたいな大きな生き物が好きでしょ。
とにかく、大きいから好き。しかも動く。
そしてモノを作る。
フツー人々は、ビルもタワーも、高いものって好きでしょ。
しかしビルもタワーも被造物であって、クレーンをはじめ、たくさんの重機たちがそれらを作るのだよ。
スカイツリーは、スカイツリーより高いクレーンによって作られたのだよ。
コレ、超重要!!!ヽ(`Δ´)ノ
被造物より、クレーンのほうがエラいっっっ!!
そして、完成したら解体されて、スカイツリーよりも高くそびえていたなんてこと、誰も思い出さない。
解体のドラマも知る人は殆どいない…

建築現場を上から眺めていると、ほんとにいろんな重機が連携して生き物のように動いている。
創造のドラマです。だからわくわくする。


このたびの投稿画像は、facebook用のものを転載したので、イマイチでした。
これからはちゃんと気合を入れて掲載するつもり。
そして、新たなカテゴリー「クレーンが好き」を追加しました。




建築現場が好きとは変わってますね~~……と、笑わば笑え。


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クリスチャンのお祈り

2017-02-19 | キリスト教のこと



「晩鐘」ミレー Wikipediaより




私はクリスチャンですが、それにしては毎日のお祈りが短かすぎます。
日々慌しく、出勤途中の自転車が、いつも神さまとの会話タイムです。

お祈りとは、神さまとの会話です。
たくさん神さまとの会話の時間をつくると、いくらでも神さまは、すぐ傍で聞いていてくれます。

なので、ぜひ、神さまに毎日たくさんお祈りをしましょう。
神さまは、ほんと~~~に、私達が神さまに向かって語ることを喜ばれます。

…というのは、元をたどれば、実は私の幼児体験なのです。

私は、子どものころも(特に幼稚園時代)、よく「お祈り」してました。
あまりよく覚えてないけど、
「…しませんように」っていうのが多かったなあ。
特に私は、当時胃腸が弱かったのか、よく吐いていたので、吐きそうになったとき
「吐きませんように」ってのが多かった。
でも、それが叶うか叶わないかは五分五分だったかなあ、、、
それでも、子どもの頃、私は神さまにお願いを聞いてもらってる感すごくありました。
神さまにお祈りしても、吐かないと治らないときは吐くんだ…ということもわかっていました。
こう書くとこじつけのようだけど、神さまは、祈り手には、その人にとって最善の結果を与えてくれるのだと、私は実は幼稚園の頃から確信していて、私にとっては、それは「事実」でした。


「神さまにお祈りをする」ということは、祖母たちに教わりました。
父方、母方の祖母とも、仏教徒で、毎日の勤行で仏壇にお経をあげる人でした。

ある時、雛人形を飾っていた時、人形にも心があるんよと、祖母が言いました。
「じゃあ、私のつくったこのお雛さまにも心がある?」と聞いたところ、
「仏さんのところに持っていって、心が入りますようにと、お祈りしたらええ」
と言われました。
私は、幼稚園(小学校だったかも)で作ってきた雛人形(卵の殻に顔を書いて、毛糸の髪の毛をつけて、牛乳ビンに乗せて服を着せたもの)に心を入れたくて、
素直に仏壇に持っていって、「心が入りますように」と、いつも私がお祈りしている神さまにお祈りをしました。
これで、このお人形たちにも心が入ったと、素直に信じていました。


でも、だんだんお祈りをしなくなってきました。
自分勝手なことを祈っても、こんな私の祈りを神さまがきいてくれるわけない。
ちゃんと努力もせず、合格祈るのは気が咎める、
ワルイこといっぱいしてきたのに、病気平癒もムシがよすぎる、、、

宗教に本格的に興味を持った中学生以降は、もう「神頼み」的なお祈りをするのはやめました。
家内安全、商売繁盛、合格祈願…それらを5円や50円のお賽銭でその場限りでお願いするのは、神さまに失礼…なような気がしてきたので、自分自身のことは全くお祈りしなくなりました。
初詣に神社にいったときや、旅行などで訪れた寺社仏閣で手を合わせるときは、いつも世界の平安を祈りました。
「これなら、神のこころに叶っているだろう」


私は、子どもの頃から、宇宙は「神」が創ったと信じていたのですが、
その神さまが、初詣やお寺のお参りや、そのた全世界のいろんなところでの宗教行事で数限りない人々それぞれの祈りをちゃんと聞いて、応えてくれるのか、、、、
そんなワケないだろ。
じゃあ、そこは、それぞれに祀られている神さまの担当なのか!?!?
神さまと仏さまの違いってなんなんだ?
「神」とは「摂理」であって、「法則」であって、まああまねく「愛」ってのもあるかも、、
だから、その法則に乗っ取って生きていれば自然と願いは叶うものだ。
それが、クリスチャンになるまでの、私の「神」についての考え方でした。





私が教会に通うようにって、聖書の「みことば」で、まず心にど~~~ん!と響いたのは、これです。

神は「あなたがたの髪の毛まで一本残らず数えられている」(マタイ福音書10章30節)



マジですか!?
私の知らない自分の髪の毛の数を知っている神さま。
私より私のことを知っているのか( ̄□ ̄;)!!
これだけでもうじゅうぶんなのでした。
私をこの世界に創り出して、あとは「摂理」に基づいて生きろよ…ってことじゃないのか。


じゃあ、やっぱり神さまにお祈りをしよう。
…ってことで、私は、また再び、幼稚園時代のように、ぐだぐだとした自分勝手なお祈りをすることにしました。
これ「お祈り」っていうのか??
お祈りは神さまにお話しする…な感じ。しかしそれを、神さまは必ずすぐ傍で聞いてくれるのです。
そして喜んでくれる。それだけでいいよ私は。

幼稚園の頃の感覚が甦ります。


イエス・キリストの言葉「まことに、あなたがたに告げます。子どものように神の国を受け入れる者でなければ、決してそこに、はいることはできません。」
(ルカ福音書18章17節)



「子どものように」とは聖書では、純真、無垢というよりも、自力では生きていけない、弱い者という意味合いで語られています。





さて。
キリスト教では、「とりなしの祈り」というのがあります。
自分の周囲で、心や体が弱っている人、病床にある人、困っている人、受験生、、、
これらの人たちを、神さま、どうぞ心にとめて、支えてください…というもの。
私は、教会に通い始めた最初の頃、牧師先生が礼拝の中で、この「とりなしの祈り」をされている最中に涙が止まらなくなりました。
私にとっては全くお会いしたこともない、知らない人たちでしたが、その方たちのことを、牧師先生が、ひとりひとり名前を挙げて、イエス・キリストの名前によって神さまにお祈りするのです。

教会に集う方たちも、それぞれ毎日、個人で「とりなしの祈り」をされてます。

恥ずかしながら私は、とりなしのお祈りをしようにも、咄嗟にその方たちを思い出せないことがとても多く、
「その他全部まとめてお願いします」…と、こんな大雑把に神さまにお祈りするってどぉよ、、、(-_-;)
ですので、今後、必ず手帳に書くことにしました。

Sさんの体調不良が3日以内に治りますように。
Yさんのお母さまの腰の痛みが早く治りますように。
Mさんの受験が良い結果でありますように…などなど。

手帳には、その他にも、今日買わなくてはいけないものを書く。これも併せて決心しました。

先日は、おにぎり用の海苔と、洗濯機の上の電球を買うところまでは覚えていたけど、あと一つが何だったのか、思い出せませんでした。(これを書いている今も思い出せない)
とにかく、こーゆうのはすべて手帳に書く!!
書くだけではなく、毎日手帳を開いて読む!!こうしないと書く意味はないのです。
(あたり前なんですけど、よほどの決意をしないとこれができない)

昨日は、棚を整理していたら、節分用の大豆が出てきた。
節分の10日ほど前に買ったものです。ずっと捜していたものです。
節分には「酢大豆」を作ろうと思っていたのですが、どこに置いたのかさっぱり思い出せず、放置状態でした。まあ、いつか出てくるだろうと諦めていました。
きっとこれからも、加齢とともにこんなことが多くなっていくのだろうなあ、、、


本日は「お祈りのオススメ」でした。
お祈りは、寺社仏閣にいったときだけじゃなく、いつでもどこでも、心に願いが生まれたときに、「わたしを創造した神さま」にお祈りすることオススメします。


私にとっては、「とりなしの祈り」をもっとちゃんとするためと、買い忘れ防止のための、手帳の活用をするという決意表明でもあります。

ではこれから、「酢大豆」を作るとしよう!!



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Takがインフルに罹った

2017-02-18 | 教育ママ日記





息子Takがインフルに罹りました。
まさかのインフル!

昨日朝、Takが「熱ある、だりー、休む」ってことでしたが、微熱だし、
まあ1日休めば復活するハズと思っていたのでありました。
ですので、当然Takを放っといて仕事にいった。
そしたら、勤務中最初のワンクール1時間半の間に、学校から3回も着信履歴が、、、

折り返したところ、Takの隣のクラスがインフル感染者多数で学級閉鎖になり、
Takのクラスも相当ヤバく、授業を中断して、体温測定となった。
Takくんは受診しましたか?…どうでしたか?
…というもの。

私は、たかが微熱と思っていたけど、担任の先生のただならぬ気配に、
「わかりました、なんとかします」と言って、仕事を中断して家に帰り、
Takを連れて内科を受診した…結果、やはりインフルに感染していました(-_-;)

マジ!?
だって、こんなに元気じゃ~~~ん!!

イナビルを投与し、もうこれで大丈夫!と、2人でお昼にうどんを食べに行った。

「こぉやって、平日の学校の時間に母とうどんを食べるのも感慨深いものがあるなあ…」とTakは言う。

…しかし、この間にも母子感染の危機が、、、、( ̄□ ̄;)!!



医師のピアノの生徒さんから、いろいろとアドバイスをいただいたので、
ここに記しておきます。


発症3日間は感染性高い時期である。
高熱が出てるときは脳症のリスクもあるし、マンション住まいであれば、熱下がるまで横でなるだけついてたほうが良い。
潜伏期1~3日(平均2日)であるが、免疫があれば発症しないかもしれない。

家族は濃厚接触の上、ウイルスは20分で喉の粘膜から感染するらしい。

喉を水でこまめに潤しておくのはウイルスも流すし不活化しやすく良い。
マスク着用と2メートル距離あけて、アルコール手指消毒をこまめに手につけて、
共有のドアノブや電話機には触らない。
咳やくしゃみの飛沫感染と接触感染でうつり、空気感染はしない。
発症前日から感染性があるみたいなので、熱が出そうなら早めに休む。


                   

以上。



「濃厚接触」という4字熟語にちょっとビビっ私。
早速消毒用エタノール買ってきた。

20分ごとの水分補給は、職場では毎日やってるし、
ご家庭では、アルコール消毒じゃダメ?


息子Takはは、私が本日仕事で不在のときに、39.7度という記録を達成したらしい。


「桃がたべたい」
「この季節は無理」
「缶詰でいい。それとカスピ海ヨーグルト。」
ってことで、買ってきたけど、国産桃缶1とカスピ海ヨーグルト1で600円はもったいなすぎて、
中国産桃缶にしました。許せ息子。
年度末でカツカツのTAKAMI家。

Takの触ったり食べたりした食器や缶に触ったり、「これが濃厚接触か…」と少々ビビる。


でもきっと私は大丈夫。
コレまでも大丈夫だった。

それより、早く熱下がって、元気になって、期末試験の勉強ちゃんとできますように。



追記:冒頭の画像は、「さぬき一番」の生姜うどん。風邪の特効薬です♪
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男木島水仙ツアー3 虫虫&デザート編

2017-02-14 | アーティスト魂






食事が終わって、体も心もひたひた感満載!
オーナー(女性)の食材のお話しを伺うのはほんとに興味深く楽しかったけど、
ここにもう1人、この築101年の古民家の改築を一手に引き受けていらっしゃるモリシタさん(男性)という方も同席されていて、
彼からは、家の改築に関するお話をたっぷりお聞かせいただきました。
松明にする木は、油の成分がたくさん含まれてること。だから陽にかざすと透き通って見えるとか。
いろんな木のこと、改築のこと伺いました。
私たちがランチをいただいた部屋は吹き抜けになっていますが、2Fにはゲスト用ベッドルームがあるとのことで、みんなでどやどやと見学もさせていただきました。



このベッドルームから下のダイニングを見下ろせる



薪ストーヴの暖かい空気が上がっていくので、とても暖かいです




2Fベッドルームから見下ろしたところ。きよぴーとオーナーさんが語ってる模様(^_^;)

これら、すべて建築はモリシタさん



いんや~~次回は虫虫合宿だな!!

私たちが2Fを見学してる間、マイペースで飄々とランチを食べているきよぴー。

さて。きよぴーにお鉢が回ってきました。
オーナー「おにーちゃんの好きなことはなに?」
きよぴー「う~~ん…」
TAKAMI 「うーんじゃないでしょ、ここは即答やろ!!」

虫だろ虫!!虫虫虫虫虫ヽ(^o^)丿

さあ、ここで虫話炸裂!

なんと、建築名人モリシタさんは、虫名人でもあったのだ。
なんというご縁でしょうか!

モリシタさんは、カマキリやヤブキリにお箸でランチのワカメをあげている画像や、
カマキリが卵を産んでいるところの画像…などなど超レアな画像をたくさん見せてくださいました。
男木島は虫の宝庫でもあるのですね。


そして、〆のデザートタイム。

黒米の甘酒、豆乳入り
甘柿の干し柿
くわの実
柚子とはちみつをミキサーで混ぜて乾燥させたゼリー

冒頭の画像ですが、もいちどここに置きます。






甘酒は、ほんのりお米の甘さだけで、体がすごく喜んで吸収していくのがわかります。
こんなふうに書くと、TAKAMIの誇張表現だろう…と言われそうだけど、
みんな同感だったもんね。

これまで飲んだことのある甘酒って、やたら甘くて、酒にしてはアルコール分低すぎだし、殆ど魅力感じなかった、あれは何だったんだ!?
そして、「甘酒」といえば、生姜だった。
ここでは、柚子はちみつが少しお椀の底に敷かれていました。
少しかき混ぜていただくのですが、最後の一口で、柚子はちみつの香りと甘さがふんわりと口の中に広がります。

このアート感、、、、ほんとにほんとに感動しました。

3種のお菓子(果物)は、どれも命の力がすごく強いと感じました。
デザートといえば、ケーキとコーヒー。バターと砂糖…な世界が覆る。
デザートだけじゃなく、ランチの野菜もそうだったんだけど、「実」って特に…なのかな。
男木島の自然の中で育った果物の持つ生命力なのだろうな。
その生命力のとても強い植物たちは、人の体の中で働いて、人を変える力がある…と感じました。

健康に?
…きっとそれだけじゃなく、人の思考や感性も変える力があるのだと思います。
私、変えられたいなあ、、、



閑話休題。

ここ男木島は「猫島」なのです。
大勢の方たちが猫さんとの触れ合いを求めてやってきているとのこと。
男木島の猫たちは、虚勢手術を受け、耳を「さくらカット」しています。

この日は暖かかったとはいえ、2月はまだまだ寒いので、猫たちはあまり現れません。
それでも猫さんとの触れ合いを求めて来ているグループはかなりいらした模様。
私たちも、乗船までの時間、猫や、そのた海の生き物を探して散歩してみました。

海辺で、5、6匹の猫たちに出会いました。
画像ナシです。きよぴーのかーちゃんにお任せします。



お天気にも恵まれて、素晴らしかった真冬の男木島をあとに、「めおん」で高松港へ…

なんと、高松港に着いたら雪がちらついていました。寒っっっ!!


港で解散後、きよぴーとかーちゃんと私で、さぬき映画祭の「カンカンSUN」という作品を観ました。
瀬戸内海と讃岐平野を舞台とした作品。
主人公はヨーロッパに留学して、あらゆるピアノコンクールに出場し、受賞している讃岐出身の女の子。
その主人公が、自分の音楽の方向性に疑問を感じ、故郷に帰ってきて、そこで、サヌカイト奏者、小松玲子さんに出会い(なんとご本人賛助出演!)、共演することで、これからの方向性を掴み取るというもの。
また、同じ音楽家の母との確執、和解…など、ミュージシャンの視点からはとても感慨深いものがありました。
…が、なによりも、讃岐平野の、のどかで、穏やかな自然の描写がすごくよかったです。

男木島を堪能したあとで、タイムリーなこの映像と音楽が、ゆっくりと、じわじわと、心に染み渡りました。
この日の締めくくりとして、最高。
ほんとにほんとに、いい1日だったな~~~~!!


奇跡が重なりあったような1日でした。神さま、ありがとう♪


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男木島水仙ツアー2 男木島の食編

2017-02-13 | 美味礼讃






虫虫女子会一行は、朝8時発の「めおん」に乗りました。
(女子会といっても、男子成人1名、少年1名を含む)
8時40分、男木港到着。
そこからゆっくりと、虫や、鳥…など生き物を探しながら歩いて、男木島一周。

そしてちょうど、お昼前。
これまた、楽しみにしていたランチタイムは「ドリマの上」





ここは、先にも書いたように、SYOさんと訪れた前回の瀬戸芸でランチしたところです。
記録をみたら、前回は3月24日でした。
何の計画もなく、たまたま訪れたのでしたが、男木島で採れた食材だけを使った、ここでしか味わえない、とても体に贅沢なランチでした。
さらにオーナーさんが男木島の食文化について、すごく詳しくお話ししてくださり、感動のひとときだったのです。


そして、今回も、彩り豊かな、採れたての野菜を贅沢に使った、
言葉に書きつくせない感動のランチタイムでした。(冒頭の画像)

「ドリマの上」は、築101年の古民家を改造した「体験古民家宿」とのことですが、ランチのみもOK。
冬場は予約のみ受付とのことです。

薪ストーブのある個室貸切状態。
…というよりも、オーナーのお宅にお招きいただいた感満載!
熱いハーブティーをセルフでいただいて、くつろいでいるうちに、食事が運ばれてきて、
オーナーのさんが、食材のひとつひとつを、詳しく解説してくださいます。


伺ってると、もう、男木島そのものの、生命力の強さをどどどぉぉぉ~~っっ!!と感じます。

いやいや、それよりまず、とにかく、美味しい!!!
素材そのものの味がものすごく濃くて甘いです。朝採れたての野菜を僅かな天然の調味料で味付けしただけのものなのに、すごいのです。
「もったいない」
…と思いました。ガツガツと食べるのがもったいない、
しっかり味わって食べなくてはもったいない、
こんなにきれいに作品のように盛り付けしていただいたものを丁寧にいただかなくてはもったいない、、、

男木島で採れた食材の生命力の強さについて、オーナーさんが説明してくださいます。










虫虫女子会総書記!? 「きよぴーのかーちゃん」がすべての料理と食材についてメモしてくださいました\(^o^)/
私はこれをもとに、それぞれの食材について解説しようと思ったのだけど、
このメモがあまりにも素晴らしいのでそのまま掲載させていただきました。



里芋はビタミン満載。白菜の外葉は、中身を護る働きをするので、ヒトの体の中でも同じように働く。
外葉は捨てずに、いただきましょう。












男木島の野菜ほんとうに生命力が強く、大根も、なかなか抜けない。
本来野菜の持つ野生の生命力とはすごいものだとか。
人が手をかけて栽培したものとは比べ物にならないそうです。
男木島では春にはアケビの花が咲き、秋には実がたわわに実るそうです。アケビの栄養の成分はスゴイことが着目され、人工的に栽培しても、自然に実をつけるアケビには遠く及ばないとのこと。





黒米(玄米)にカリーが添えられています。これだけでも、もうすごいんです。脇役のようなのですけど、、、
カリーというと、本来はすごく主張するもの…だけど、この控えのポジションで、ご飯にお新香やふりかけより、もっと静かに地味に乗っかってるカリー。


私は、もぉ、この日のランチに関しては、書いて表現すること、放棄!であります。

とにかく、いただきながら、胃が…体が無言で吸収しているのが感じられる。
私が感動で言葉もなく、無言で食べるのと連動してます。

お味噌汁はおかわり、いただきました。
これまで味わったことのない、麹が主張しまくっているものでした。
これだけ単独でいただいたら、「うぇ~~っ!!これがお味噌汁?」って思うんだろうけど、カリーにしても、このすべての調和があまりにもスゴすぎてアートです。

表現できない自分がもどかしい、、、、


ナゼに、こんなに完成形なのか、、、、、、、


前編、後編で終わる予定だったけど、まだ次があります。「虫虫」&「デザート」です。










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男木島水仙ツアー1 遠足編

2017-02-13 | 光と風と旅






「虫虫女子会、男木島水仙ツアー」(職場の虫が大好き軍団)

高松市「男木島」は、高松港から船で40分。「猫島」であるとともに、2月は水仙の季節。
群生する水仙…いつか見にいきたいと思って、やっと念願叶いました!!

なんといってもこの季節、島ですから海風強く、とにかく寒いのは覚悟。
何日も前から週間天気予報をチェックしまくり、
晴れもしかしたら雪…みたいな予報の中、、、
諸先輩方に、防寒対策について綿密に伺い、万全の策で臨みました\(^o^)/

カイロを貼るのは、腰、太もも、つま先。
マフラーで胸元を防御。
耳まで隠れる帽子を被る。

こうして、企画したときから何週間もの間、わくわくしながらこの日を待つ♪
遠足前の小学生さながら…ですね(^_^;)
瀬戸芸でしか訪れたことのない私にとって、冬の男木島は、初めて。



いざ、当日。
よっしゃ~~!!と、船に乗り、現地に乗り込んだのですが…
拍子抜けするほどお天気よかった!!




  

行きの船からの瀬戸内海。西側と東側。






男木島に上陸して、まずは島のマップを入手しようと港の「交流館」に行ったら、そこでこの日のランチでお世話になる「ドリマの上」のオーナーさんにお会いしました。
私から、お声かけしました…が、彼女は、私たち(昨年の瀬戸芸で訪れたSYOさんと私)のことを、見たとたん、思い出して下さったとのことで、とても喜んでくださいました。
瀬戸芸開催期間、何千人ものお客さまをおもてなしされた中で、
私たちは、それほどインパクトのあるお客でもなかっただろうと思うのだけど、
ちゃんと覚えていてくださってるというのが、さすがプロ!!…というか、
オーナーさん、タダモノじゃありません。
私個人的には、もぉここでテンションあがりまくりでした\(^o^)/





男木交流館




…この件に関しては、後編でじっくりと書きます。
前編は、遠足。後編は、男木島の食。


さて。遠足編すすめます。










石垣の狭い路地を抜けて海の見える坂道をの途中、コレって防風芒? 
あまりにも巨大!!
人がいないと巨大さが伝わらないので、虫博士きよぴーに立っていただきました。


少しずつ道端に水仙が現れてきました。
画像はないけど、八重のものもあって、可憐でしかも強い!





島の西側から、灯台を目指して歩きます。
朝なので、日陰が多いですが、風はあまりなく、防寒万全対策のため、全く寒さは感じません。
時折、スマホで画像を撮るとき、手袋を外すと、手がめっちゃ冷たいけどね!






いよいよ灯台に到着!

さすがに、風が強くて寒い!! 
灯台の資料館は、この日、開いていました。
この季節は土日でも事前連絡がなければ開館しないと聞いていたのに、めっちゃラッキ~~!!

この灯台は、木下惠介(原作・脚本・監督)の、映画「喜びも悲しみも幾年月」のロケ地となった場所。
ここを訪れたら、もぉ、絶対観たくなるよ!次のオフには観ることにする!
SYOさんは観たことあるんだって。なので、きっと感慨もひとしおだったことでしょぉ♪





そして、資料館の中に映画の主題歌の楽譜が載っている新聞記事が展示されていたので、当然、歌ってみました。
私がメロディーと歌詞を知ってたのは、最初の4小節のみ。
この譜面、コードもあって、しかもコーラスになってるじゃないの!!
ゼヒとも、春になったら再開する中央公園ランチセッションでやりたい!!

閉館していたら、灯台は寒いので素通りするとこだったのに、充実のひとときとなりました\(^o^)/








さて、ここから水仙郷へ歩みを進めます。
これまで道端にかわいい花が風に揺れながら咲いていたのが、一気に水仙に埋もれる、、、












あ~~~ホントに、来てよかった~~!!
この季節限定。


そして、水仙だけではありません。









男木島の自然は、ワイルドでいて、可憐。

帰りは、島の東側を歩きました。猪が掘った穴をいくつも発見。
島の農業も、猪対策に苦慮していると伺っています。
こんなに猪の爪あとを見ながら歩いていると、「もののけ姫」が観たくなってきました。

よっしゃ、次のオフには、これも観ることにする。



虫虫女子会ご一行さまは、お腹をすかせて、これから「ドリマの上」に向かいます…






男木からの五剣山と屋島







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