WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

モーツァルト「魔笛」「夜の女王のアリア」のレッスンにいってきた

2019-09-21 | アーティスト魂







モーツァルト「魔笛」の「夜の女王のアリア」の発音レッスンにいってきました。


ことの始まりは、私のところにヴォーカルのレッスンにいらしてる生徒さんの発声練習。
彼女はポップス系のヴォーカルを主にやっていらっしゃるので、オペラのような高音域を使うことがなく、とりあえあずといったところで、架線二本のドまで発声練習してました。
でも、この方、ものすごく高音域イケそう…と思って、どこまで出るのか試してみたところ、そのさらに上のファ♯まで出た!!

こんな人、私の周囲で、音大時代でも出会ったことありませんでした。
そしてファが出るということは、「夜の女王」です。

モーツァルト「魔笛」の「夜の女王のアリア」
この曲が歌える人は、プロのソプラノ歌手のなかでも僅かしかいません。

でも、素人さんが歌うにはドイツ語は難しすぎるし、私もこれまで1曲もドイツ語を歌ったことがないのです。
だから、ま~「隠し芸」的に、母音だけで歌う高音のとこだけやろうよ~と最初は軽く言ってたんだけど、この際だから、1年ぐらいかけて、ドイツ語の発音もちゃんとやって1曲ぜんぶ歌いましょうってことになった。



flauto magico - Regina della Notte - Diana Damrau: un duetto con sé stessa.





ひぇ~~~自分で言っておきながらエライこっちゃ!!

私、実はドイツ語の歌は1曲も歌ったことがありませんのです。
めっちゃイタリアオペラばっかりでした。
ですので、彼女にドイツ語を伝授するために、レッスンを受けることにしました。

1時間レッスンで、「夜の女王のアリア」の発音と単語の意味を教えてほしい」

これをFBにアップしたところ、Kzzo M Rccamino(日本人)というおともだちが即「手配するから待っとれ!」と言ってくださった。なんと頼もしいことでしょうか!! 
3連休中なので、じっと待機しておりました。

そして本日、個人レッスンして下さったのはこの方。
香川大学医学部と法学部でもドイツ語のクラスを持っていらっしゃるという、私には大変もったいない方でした。


マリウス・アルベルス先生


しかしめっちゃ楽しいレッスンでした。
本来なら、自分が歌えない曲の発音レッスンという、大変虚しいものでありますが、
私、発声練習してから行った。
そして、レッスン会場である「アイパル香川」の小会議室を借りて、個室でのご教授を願いました。
本来なら、ラウンジとか、談話室みたいなところでやる予定だったのです。

もちろんフルヴォイスで歌うつもりは最初からないけど、とりあえず歌って身につけ、歌ってみて、ちゃんとドイツ語になってるか聞いて頂きたかった。
先生はそんなこと想定してなかっただろーな~~
私は小さな声だけと、正しいキーで歌ってチェックしていただきました。

先生は翻訳機能のツールだけ持ってきて、私の隣に座る。
そして、私が準備していった楽譜だけで、私がレッスンしてほしいことだけに応える…というようにレッスンは進んでいきます。
私のペースなのです。

いいな~~こぉゆうの、、、
私の生徒さんのレッスン、ゼッタイ私がペース作ってるもんな。
それが皆さま、当たり前だと思ってるな、、
これって、親切なようで、ダメダメなんじゃないかな~~
生徒さんが主体的に疑問や教わりたいことに応答するレッスンがホントはいいに決まってるんだがなー。


ところで、最近ボトルキャップを飛ばすマライヤ キャリーの動画が一部で話題となっていますが、これがほぼF♯なので、生徒さんに試してみてねとお願いしています。


【速報】世界の歌姫マライヤキャリーのボトルキャップチャレンジ

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TAKAMI Sings Ballade

2019-09-20 | アーティスト魂







これまで2度ほどお世話になった「エシカル・ガーデン」さんで、このたびもLIVEをやらせていただきます。

お友達にここのお店を「いいよぉ~」と教えていただき、SYOさんと私は何度もランチに行ってます。
何が「いいよぉ~~」か…を私なりに語らせていただければ、、、

私は、加齢によるのかもしれないけど、大変少食なのです。普通の量のランチが食べられないのです。
がんばって最後まで食べる…ができないのです。飽和状態になると嚥下ができなくなってしまうのです。
ですので、お店でランチするときは、ご飯「少なめ」ではなく「半分」でお願いしています。

ところが、エシカル・ガーデンのランチは、いつでも完食できるし、デザートも美味しくいただきます。
私にとってはあり得ないことなのです。体が受け容れるんだろうな~~
それだけ、あらゆる食材にこだわって調理されているのだろうと察します。












ロケーションも、志度湾が見渡せて最高!
そしてさらに、ドッグランも併設されていて、ワンちゃんと一緒のお食事もできるテラスもあります。

さらにさらに、エシカル・ガーデンには、ションリーというショップが併設されています。
一応リサイクルショップなんだけど、フツーじゃないのです。素敵なのです。
私、ここでどれほど買い漁ったことか!!
詳細は省略。
LIVE当日は、70%OFFのバーゲンだって( ̄□ ̄;)!!  なんとな~~!!
私、LIVEの前にセッティング前に行って買い漁る!!



…と、まずはお店のご案内でした。


さて、ホントにご案内したいのはもちろん私たちのLIVEです。


TAKAMI Sings Ballade


↑見てね♪


このウェブサイトは、前回もお招きしたゲストヴォーカルの木村清繁さんが作って下さいました。



今回も清繁さんとデュエットやります。
私はコーラスがものすごく好きなのです。どれほど好きか、もぉ~~~表現不能!!

先日息子が帰省していたときに、自宅で2人で超絶ヨッパでツインヴォーカルでセッションしました。こんなことがものすごく楽しく、ものすごく豊かな人生と感じる。
私は小学生の頃も、学校からハモリながら友達と下校してたし。


このところ、自分でこれまで作った曲を見直したりしたのですが、、、殆どコーラスあり…なのでした。
しかし、、、めっちゃ恋の歌満載で、スゴいっす!!!!
よくぞここまで


しかしやはり、これは私。「詞」に偽りはなく、全部自分のことだと思えます。

これからは、命のうた、祈りのうた…にシフトしていくと思います。
恋のうたもときどき作りそうですけど♪




Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪でさざえちゃんとまなみちゃん親子と対面しました

2019-09-18 | 人生妙なり





丁度息子が大阪に戻る日の翌日、「関西桜紫会」という、出身高校の同窓会総会&懇親会があって、
SYOさんと私は演奏のご依頼を受けていましたので、3人で大阪に行きました。
そして、大阪に着いた日の夜、「さざえちゃん&まなみちゃん」親子と対面し、ディープな大阪の夜をご案内いただきました。

さざえちゃんとは、まなみちゃんがお腹の中にいる頃に、とある高齢出産系のサイトで知り合って、個人的にもメールのやりとりなどしてました。
なんだか地下水脈が同じ…みたいなものを感じて、いつか是非ともお会いしたい、お会いできるに違いないと思って密度の濃い期間、疎遠な期間いろいろありましたが、今日まで17年間、お付き合いしてきました。

特にさざえちゃんは料理が得意で、簡単にぱぱっっと、何品目も作る人で、
どれほどいろんな簡単料理を教えていただいたことか、、、

さざえちゃんが作るまなみちゃんのお弁当の品数もハンパない、、、
毎日忙しく働いて、よくこれだけのことがこなせるなあ、、、と、常に尊敬しております。


そのさざえちゃんは、土木の設計や解析関係の仕事をしてらして、このたび息子も建築構造の世界に足を踏み入れるので、いろいろ教えて頂ける。
そして、娘のまなみちゃんは、合唱をやっていて、サークルは、コンクールの全国大会に出るほどのレベル…ってことで、私も彼女と語れる。

これって、私がネットのサークルで出会ったときからの、神さまの計画だ、、、と、クリスチャンの私にはとっても自然に思える。

さざえちゃんは、まなみちゃんを妊娠してから、つわりがとてもきつくて、出産までずっと入院してたと記憶しています。
そして、出産後も、家庭でいろいろとトラブルがあって、それでもすごく頑張っていた…けど、離婚。
その過程についても、いろいろと伺っていましたが、「よくぞここまで頑張るわ、私だったらもうとっくにムリ!」って思ったなあ。

そういう、とっても頑張るさざえちゃんの娘のまなみちゃんと、高校生になってやっとナマでお会いできたんだけど、これまでずっと成長の様子を伺ってきたし、特に合唱を始めてからは、演奏の動画などもいくつか見せていただいたり、部活での練習のことなども聞いていたので、ただ友達のお嬢さん…というだけで済まされない思い入れがありました。

そのまなみちゃんとさざえちゃん親子は、私がこれまで出会った親子の中でダントツに素敵だった。
16年間で、こんなにいい関係、深く暖かい絆を結んでこられて本当によかったね。

ディープな串揚げやさんで、2時間と少しの間だったけど、心から楽しく心地よく、リラックスして過ごすことができました。
息子も大変美味しく楽しかったらしく、私らの4倍ぐらい食べてました。
遠慮というものがないのか、、、(-_-;)


さざえちゃんとまなみちゃんは、本当に仲良し親子で、まなみちゃんがお母さんのこと大好きで尊敬してることは、もうストレートに伝わってきます。
あまりにも仲良しで、先輩と後輩のようです。
でも、そんな親子でも、いつか娘は母を越えていかねばならぬ。
こんなビッグマザーだけど、まなみちゃんなら必ず越えられる。


ということで、知り合ってから17年の歳月を経てやっとお会いすることができました。感動でした。
しかも、5人で!!



ますます楽しみなこれからの人生、、、


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏休みの息子帰省

2019-09-15 | 人生妙なり





この夏休みは、息子が2度に分けて、合計約10日ほど帰省していました。

車の運転免許を取るのが目的で、帰った日には試験を受けて取得し、さっそくじーちゃんのMT車で練習した模様。
じーちゃんに付き添ってもらって、いきなりひーばーちゃん(私の祖母)のお墓参りに行ったとのこと。
ひーばーちゃんのお墓は庵治の高台にあり、MTなので、坂道発進コワイよー。
私だったら絶対隣に乗りたくないな。

翌日は、私が付き添って、息子の運転でスーパーと靴屋とガソリンスタンドに行った
免許取得後2、3日目の息子の運転の助手席に乗るのはめっちゃ怖くて、思わず左手でドアの取っ手を握り締めてしまったわ~~
そんなことしても意味ないんだけどね(^_^;)

そして、バックで駐車する…に慣れてなくて「タイヤがどっちに向いていて、どうハンドルを切ったらいいかわからない」というので、ますますコワくて、
「もうそこで止まって~~~!! 違うってば、こっちにこぉぉ~~~やって振って!!」と大声で叫びまくる。
アドバイスというより、コワくて叫んでるだけだ、、、
「母よ、周りの人に聞こえて恥ずかしいし、集中できないので、大声を出すのはやめて。」
と息子に冷静に言われた。
もっともだ。
息子のほうが母よりオトナだなあ…と思ったこと多々ありまくり。

彼はほんとうに良い大人になりました。

路上では、子供が運転している助手席で母が付き添っている感アリアリで、何度も停車して譲ってくれました。
最初は、「たまたまいい人」と思ったけど、こう何度も重なると、彼は19歳で、a little 童顔だし、やっぱり子供の運転と誰にでもわかるのですね。
普通は譲らないような、お店から歩道を渡って道路に出るところ。車線に入れてもらうところ。
息子は、香川県人の愛を感じたとか言ってたけど、ちょっと違うど思うんだがな~~~


さてさて。息子が「モツ鍋がたべたい」というので、お洒落なモツ鍋やさんに行きました。
これまでモツ鍋NGだった息子のリクエスト。






幸せだったな~~~
息子が鍋食べながら「あ~~幸せや~~」と言った。
美味しい、そして母と語る。
でっ、帰りは普段ならタクシーで帰る距離を歩いて、さらに語りまくった。
何を語ったかはもう忘れたけど、私が感じたのは、息子も母とのこういう時間を望んでいるってことだ。


乳児はしっかり肌を離すな
幼児は肌を離せ、手を離すな
少年は手を離せ、目を離すな
青年は目を離せ、心を離すな
(子育て四訓)


こんなんありますよね。ついに息子は青年。
息子に対して否が応でも目を離さざるを得ず、しかし、心は離れていないんだな~~と、ここまで辿り着いたことがとても感慨深いです。
一方的でなく、お互いにってことです。


また、ある日は「テアトロン」に行って、短い時間ですが、SYOさんと3人でセッションしました。(冒頭の画像)
テアトロンも、息子にとっても私にとっても、とても懐かしい場所。
小学生の頃は虫捕りにいったり、東京からの幼なじみと一緒にステージの真ん中で「千の風」を歌ったり…


息子が帰省するたびに、とっても短い時間だけど、こんなふうに濃い時間を過ごしています。
自宅でも、ディープな「2人セッション」や「2人即興作詞作曲LIVE」とかやる。
提案してくるのはいつも息子です。

そして、「あなたがオカンでよかった」「アンタが息子でよかった」
…となります。





相変わらず餃子はこのように包んで並べてくれる



さて。
まだまだディープな世界。
続いては、先日大阪に行ってお友達母子に対面したおはなしです。


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TAKAMI Sings Bllade 19.8.24

2019-09-13 | アーティスト魂




9月になってしまいました。

またまたのご無沙汰でした、、、、

8/24 「TAKAMI Sings Ballade」

ご報告が遅くなりました。お客様は殆どお友達な、アットホームな雰囲気のなかで、とても和やかな楽しいLIVEとなりました。ありがとうございました。


今回のLIVEの特筆事項は、Vocal木村清繁さんとデュエットやったこと。
木村清繁さんとは、高校音楽部OBコンサートをやることになった数年前に知り合いました。
知り合ったといっても、幹事会で、一方的にWEB関係大変頼もしい方なのだなあ…と感じ、私にとっては大変遠い存在だったのでした。

それがこんなことになるとは( ̄□ ̄;)!!
曲中で手を繋ぐ演技の練習まで!!
(普段はきよしげくんと呼んでる)


これまでにも高松で、私はオリジナルでコーラスを含む曲はいろいろやってきました。しかし…

「NEXT DOOR」
この曲は、香川に帰ってきてからずっと封印されたままでした。
これから出会う2人のデュエット。テクニカルすぎて誰もお相手がいない、、、
この歌を作った東京フラミンゴ時代、メンバーのVocal男子は、にっこり笑って見つめあうようなキャラじゃなかったので、まだ出会ってない設定で作ろう…ってことで。
それならお互い見つめあわずそっぽ向いて歌えるからね。
当時の音楽パートナーでアレンジャーの「カッシー」と電話でめっちゃ議論しまくり、泣いたこともあったっけな~~ 喧嘩しながら完成させた。
どの曲も思いいれは深いですが、この曲は特に完成までの経緯がスゴすぎました。
カッシーはもはやそんなこと全然全然忘れてる模様。

香川でこのうたを再び歌える。
オリジナルは超絶ポップスなんだけど、私のバックを固めてくださるのはすべてjazzのミュージシャンでありまして、この曲がすっかりと衣替えする…ってのもとっても楽しみなのでありました。














そう、そして、高松での私のバックを演って下さるのはみなさん、めっちゃクォリティの高いJAZZのミュージシャンの方々なので、私は自分のLIVEでJAZZのスタンダードも歌わなくては…と思っていました。
しかしまあその後、自分の気持ちの中で大変紆余曲折がありましたが、私が本当に歌いたいのは一般的な JAZZ VOCAL ではないよというところに辿りついた。
片手間のように、ついでのようにスタンダードは歌えない。
本当に自分で心から歌いたい曲だけを演りたい。
そうでないと、ミュージシャンの方たちにも失礼です。





バックの方たちがどんなにクォリティの高いJAZZのミュージシャンでも、彼らには「アウェイ」で私の音楽をやっていいただく。それを了解してくださる方たちと一緒に演る。
そのように開きなおりました。







LIVE終了後、ミュージシャンのみなさんは、「ホーム」(のライヴハウス)に戻っていって、のびのびのびのびとめっちゃ楽しそうに演奏してました。

会場としてお借りした「ダイニング タートルズ」さんは、フレンチのレストラン。
当日は、LIVE仕様でおつまみをご用意いただきましたが、リーズナブルでめっちゃ美味しかった。皆さまにご満足いただけたのではないかと思います。
また、お店のオーナーも、お客様のことを考えて、LIVEを見ながらつまみやすい特別メニューを考えて下さいました。
またぜひここでLIVEやりたいです。


また10月には次のLIVEもやります。

もうまたすぐにご案内させていただきます。どうぞこれからも宜しくお願いします。



Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする