WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

良いお年を♪

2014-12-31 | 人生妙なり




ついに大晦日になってしまった( ̄□ ̄;)!!

年末の喧騒の中で、書きたいこといっぱいあったけど、全然時間もなく、今日を迎えてしまった~~~!!

私が「このままじゃ年が越せないよ!」と騒いでいるところに、Takが、
「おかあさん、年っていうのは、普通に生活してたら越せるもんなんだ」と…
そして、彼は淡々と、昨夜、私が寝ている間に自分の散らかりまくった部屋を片付けた。
私が朝起きたら、ものすごくきれいに片付いていた。
私の部屋はぐちゃぐちゃのままだ(-_-;)

「おかーさん、片付けたから、部屋の掃除、隅々までお願いします」と言われた( ̄_ ̄|||)これ、約束だった。
やる時はやるんだな、コイツ…

私の身長を超えたTakの精神的な成長も見たよ。

昨日、Takと私は時間差で美容室に行った。

美容室のオーナーはとても気さくでいい人なんだけど、正直すぎて口が悪く、言いたい放題言う。
そのオーナーがTakのことを、「あの子は優しくてしっかりしてええ子や」と褒めてくださる。
美容室オーナーだけてなく、いろんな人からTakのことは「優しくてしっかりしている」と言われる。

中3受験生、いよいよ、本番目前… 母としては、こんなんでどぉなるの!?!?と、ストレスマックスな日々。
「優しくてしっかりしてる」だけじゃなくて、勉強もしろよ!ヽ(`Δ´)ノ
いや母にとっては全然「しっかり」なんかしてない。

今日もTakは今塾にいっている。がんばれTak!


とりあえず、部屋の片付けと掃除は寝るまでにはなんとかなりそうだ。
今日の夕飯は、きりたんぽ系の鍋に、〆は鶏そば♪

この年末、きりたんぽ鍋や、カマンベール・ミルフィーユ鍋や、他にもいっぱい鍋やった!
Takのお誕生日のことも書けなかった。
ほんとに忙しかった。

だけど
毎日健康で仕事ができること。そしてその収入で好きな食べ物が買えて、美味しく食べられること。
これこそが幸せ…という思いは父と鈴木さんを見送った3年前から、今もそしてこの先もきっとずっと変わりません。


明日、元日も朝から仕事。
「スーパー」は、年末年始、みんな開き直って気合入れて頑張ってる。
なんか清清しいのです。

明日の仕事が終わったら、ちょっとゆっくりまったり、ゆるゆると昼飲みモードになる予定(*^_^*)


それではみなさま、どうぞよいお年をお迎えください。


(冒頭の画像は本日の記事とは関係ありませんが、杉亭の美味しい天ぷら蕎麦)

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アフター クリスマス

2014-12-31 | アーティスト魂

 



久々の投稿です。今更ですが、クリスマス…

最近は毎年のことですが、またしても、今年もバタバタのクリスマスでした。


23日の野外ライヴは、これまで毎年参加させていただき、ここ3年ほどは、教会のワーシップチームと、私のバンドとの2ステージを受け持ってきました。
今年は、さらにその所属教会チームが、「クワイヤー」(聖歌隊の合唱のような感じ)と「ワーシップバンド」(コンテンポラリーな賛美歌をバンドをバックに歌う)に分かれ、
私はその両方に、アドバイザーのような役割で参加していたので、ものすごいことになっていましたが…

今年は、これまでの中で最高に充足感あり、いい演奏ができたと自画自賛ですが、感じます。

私自身も、チームも、すっごく成長してるな~と感じます。嬉しい♪

ほんとに、この季節、毎年ハードな部活のような日々ですが、ここまでやってきてよかった。

普段はプロのミュージシャンとの演奏に、本番前に、リハ1回が普通。
しかし、アマチュアのメンバーは、練習を重ねまくって上達していくので、いつもギリギリになって、これでもかとリハをやりまくり、私も一緒になってやります。
完成形が彼方に見えてきたあたりからが、いよいよTAKAMIの出番だもんね。
キメやエンディング、私の持ってる引き出しの中から、「コレでいこう!」って決めて、それをメンバーで練習する、最終段階が、ものすごく楽しい。
みんな、へろへろ、ヨレヨレなんだけど、それでもやる。

ちょっと、やりすぎだろ?!

翌日のクリスマスイブの「燭火礼拝」には、ダウンして欠席の人が何人かいました。
もう23日で精魂尽き果てた…んだね。
ほんとにお疲れさまでした。
私は元気なのですが、その代わり、我が家が荒れ果てて病んでます(-_-;)


燭火礼拝とは、イブの夜に、キャンドルの灯りで、イエス・キリストの生誕ストーリーを聖書の中から選んで小冊子にまとめたものを、順番に読みながら、賛美歌を歌う…ことを繰り返し、最後に牧師先生の説教があります。

途中で「特別賛美」として、私がアレンジした曲をクワイヤーが演奏しました。


今回は「羊飼いとして」と題して、加藤牧師先生の力のこもった、本当に素晴らしい説教をお聞かせいただきました。

キリスト降誕当時の「羊飼い」という職業は、身分的に最下層の人たち、さらには、前科者… 
ハイジの物語の羊飼いペーターのイメージとは全く異なります。
キリストは、家畜小屋で生まれ、最下層の人たちへ、最初の「救い主の誕生」の知らせがもたらされた。
キリストは、人間の世界の底辺に降誕して、すべての人を救うために十字架に死んだ。

羊飼いは前科者たち…という牧師先生の言葉を聞いて、3年前の12月9日のことが突然蘇りました。
私のところにヴォーカルのレッスンに来ていた鈴木さんを、その日、見送りました。
彼は「前科者」でした。その日まで知らなかった。
彼はその前日に洗礼を受けました。彼は「間に合いたい」と救いを求めていました。
その日、苦しみの中にある鈴木さんの付き添いをしながら彼がこの部屋を出て行くための荷物の整理をしていたとき、どこからともなく「きよしこの夜」がはっきりと聞こえてきました。
不思議な音色だった。鈴木さんに「聞こえる?」って聞けばよかったな。
彼にもきっと聞こえていただろうな。いや、鈴木さんが聴いている音楽が音楽が私にも聞こえたんだろうな。
不思議な体験だったけど、なんで今ここで「きよしこの夜」なんだろう…って、あまり気にもとめてなかった。

厳かな気持ちで礼拝を終えた後、お汁粉をいただいて、殺伐と荒れ果てた家に帰ってきたけれど…ここも底辺…だけど、あたたかく護られてる感じがじわんと心に広がっていきました。
Takは礼拝の途中から塾に出かけていき、帰ってきてからじーちゃんがデリバリーしてくれた「一鶴」の親と、勤務先のスーパーで、先輩が作ったカットフルーツと、チョコバナナ…という、めっちゃ適当なディナー(^_^;)

年末の喧騒はまだまだ続く!!
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年末年始 仕事三昧!

2014-12-16 | アーティスト魂





来年、初めて元旦に仕事をすることになりました。
スーパーの女、3年目ですが、去年も一昨年も、元旦はたまたまお休みでした。
でも、「スーパー」ですから、年末は当然大晦日まで…最後の最後まで、休みなして、みんなで総力をあげて売りまくります。

なにも、スーパーやコンビニだけじゃなく…
ホテルも旅館も、サービスする人とされる人がいます。アメ横も、神社も、病院も公共交通機関もです。年末年始に大手を振って休むのは、お役所関係とそれに近いところ…のようですね。

「元旦から元気に仕事ができて、働いたお金で食べたいものを買って美味しく食べられる」ことに感謝…というお正月にしたいです。
元旦から働くって、なんか清清しいような気がする♪

今年のお正月は、ミュージシャン新年会で大いに盛り上がったけど、
来年はTakが受験なので、謹慎…のつもりだけど、やっぱ正月は飲むな。


その前に、クリスマスがあるよ。

教会では、様々なイベントがあり、私は礼拝の音楽と、23日の野外ライヴ…に加え、別ユニットでの参加ということで、
まあ、今に始まったことではないのですが、12月は怒涛の日々です。
それも、もうあと1週間、それまでにやらなきゃいけないことが山のようにある。


ちょっと整理してみる。覚書なのでスルーしてください。

1「Ring Christmas Bell」のシンセの譜面をつくる
2「小鳥も飛び去る冬の最中」のピアノ譜を直す
3「神の家族」のピアノパートの譜面を書く
4 その他、すべてのコーラスのアルトの譜面を書く
5「I Have Seen The Light」を暗譜する 他の曲も極力暗譜する

しかし、それよりなにより
「KAZEの弦」(30分ステージ)の曲を決めて、リハの日を決める
コレが大問題だ!!( ̄□ ̄;)!!  何もやってない! 

…曲も決めてなかったけど、今決めた!
ピアノとベースの2人はベテランなので、リハ1回でバッチリ決まるであろうが…そのリハがいつできるんだい!?!?

まあ、私としてはこれらをなんとかすればよい。


…と書いたのが一昨日。

リハの日、決まった。あさってだ。よっしゃ。





今日は午前オフ。
1~5までのどこまでできるかだな。頑張る。
でも、大量の洗濯物を畳んで片付けなくてはいけない。
大掃除も全然着手していない。

24日までは、私はほんと~~~に、朝から夜まで予定満載で、家事をやる時間がほとんどない。
年賀状なんか全然まだ買ってもないし、窓拭きなんかに到達するのは大晦日のギリギリ最後の最後だな。
しかも受験生Takがいて、大詰めなのに、体調崩して塾を休むとかいろいろ!!


こんなんです。
この妙齢で私のようにむちゃくちゃな人はそんなにいないと思います。
それでも新年はやってくる。

それでも楽しく年末年始を過ごしたい♪




終盤なのであまり美味しそうじゃないね(^_^;)



昨日はSYOさんと23日ライヴの打ち合わせがてら家でモツ鍋やりました。(Takは体調わろしで不参加。モツ大量に買ったのに~~ヽ(`Δ´)ノ)
美味しかった~~~~!!
が、しかし、モツのシボウが全部おなかの中へ…( ̄□ ̄;)!!
みなさん、モツ鍋やる時って、モツはあらかじめ下茹でしてシボウを落とすの?
そしたらなんか、旨みがなくなるだろう…と思ってシボウごと鍋に投入するんだけど、
ほんと~~に美味しいんだけどギトギトで、これで雑炊やラーメンやる勇気なし。
食べ終わったあと、「ベランダに30分土鍋を出して、シボウを固めて捨てて、それから雑炊するんだよ(^_^;)


ではでは、今から洗濯物畳んで片付けて、譜面にとりかかります。

12月23日ストリートライヴ、お時間のある方はゼヒお立ち寄りくださいね♪



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矢野さん 安らかに…

2014-12-12 | アーティスト魂





12月8日

私の尊敬するパーカッション矢野さんが、自宅マンションで亡くなられていたとのこと。


又聞きなので、詳しいことは何もわかりません。
憶測で書きたくありません。


悲しくて残念で、どうしようもないこの気持ちのやり場がなくて、、、

..........................................


Speak Lowのセッションで、初めて矢野さんのステージをみたとき、いきなり引き込まれてしまいました。
誰だこの人は… ナニモノなんだ、、、

私だけじゃありません。
彼のステージを見たことのある人は、もぉ、必ず、彼の音と表情に引き込まれない人はいないはず。
なんて楽しそうに叩くんだろう…
なんでこんなに音楽のうねりが作れるんだろう…

そして、カウンターでコーヒーを飲みながらお話をする矢野さんも、気さくで優しくて、
このお人柄がそのまま音に現われているのです。

矢野さんは、「東京キューバンボーイズ」という、プロのフルバンド出身の方です。
私は 子供の頃、両親がダンス教師だったので、ダンス音楽を聴いて育ち、キューバンボーイズのこともよく知っていました。
それに、東京時代、フラミンゴDs.が、キューバ音楽フリークだったので、私もいろいろ教えてもらったり、キューバのバンドのコンサートに連れてってもらったりして、
一般の人よりちょっとだけ知ってるよ…ってなカンジだったので、そんなところを糸口に、いつかきっと、この大御所矢野さんとお話ができたらいいなあ…と思っていたのでした。

ところが、意外にもその日は早くやってきました。
そして、「こんどゼヒ一緒にやりましょう」と、声をかけて下さったのでした。


嬉しかったなあ…

私はホントのホントに結構シャイなのです。
自分から「一緒にやっていただけませんか」とお願いするのにはものすごく勇気がいるのです。
矢野さんから「ぜひご一緒しましょう」なんて言っていただけなければ、きっと5年ぐらいは、畏れ多くてお願いできなかっただろうなあ…


2度目のライヴのときも、「よろしかったら、お手伝いいただけないでしょうか」ってことで、お願いしたのですが、快諾してくださり、
しかもお忙しくてリハにはなかなか参加できないのだけれども、こんなことをおっしゃるのです。
「TAKAMIさん、僕は、譜面を見て、一度曲の感じを聞けばだいじょうぶ。だいたいどんな楽器を使って、どんなリズムを入れるか、任せてくれればいいよ。
TAKAMIさんの演奏に迷惑をかけるようなことは決してしないので、心配しないで。」
…なんという頼もしい、、、、
電話口で、私はじわっと涙ぐんでしまいました。

ですが、その、気さくで優しい矢野さんが、リハのときには、突然鋭い目になるのを私は見逃していません。
リハ一発に、ものすごい集中力を注ぐのだと思います。
ジャズのセッションと違って、私の曲は、キメが多いです。
それをハズさないように、リハ一発で把握して、しかも、1回聞いただけで自分がどのように最高に効果的に絡むかを判断なさっているのだと思います。



.......................................


…以上は、矢野さんに私のバンド WIND AND SOUND のライヴをお手伝いいただいたときの日記です。

その後、彼は諸事情で、高松の音楽の世界から少し隔たることとなり、あまりお会いすることがなくなりました。
最後にお目にかかったのは、私の生徒さんの発表会のとき。
矢野さんに、生徒さんの演奏のフォローをお願いしました。
矢野さんは、ホームコンサートのような発表会の中で、以前と変わらずにこにこ笑いながら生徒のアンサンブルのバックをして下さいました。

そして、これからもゼヒ…といってお別れしたきり、、、


矢野さんは、最後までミュージシャンとして、この世を生きて、終えて旅立ったのだと思います。
旅立つ瞬間に、いったいどんなことを思っていらしたのか、誰にもわからない。
そして、矢野さんはどこへ行ったのか?


実父
鈴木さん
モメントス マスター


今、どこで何してるの…って、わからないし、考えても仕方がない。
だから、この思いは、今生きている自分と、かかわりのある人たちへ向けて、なるべく悔いのないように、日々を過ごしていきたいと思います。

「我が人生に悔いなし」なんて私には言えない。
悔いだらけ
矢野さん、ごめんね。もっと一緒に演奏したかった。声かけたら、絶対応じてくださったよね。
でも、もう今、どこにいるかわからない矢野さんのことを悔やんでも、矢野さんの追悼ライヴやっても、それは私たちの「気休め」。

今生きている人たちとのかかわりを、大切にしていくね。

矢野さん、ほんとうに、たくさんの素晴らしい音楽をありがとう。さようなら。




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クリスマスモード

2014-12-11 | キリスト教のこと





さてさて。
もう巷はすっかりクリスマス・モードとなっていることでしょうが、
私は、スーパーと家の往復、たまに仏生山温泉…な日々なので、巷のクリスマス気分を味わうことができません。
しかし!
教会に所属している私は、先月からとっくにクリスマスモード。
冒頭のフライヤーでご覧いただけますが、私は今年も、2ステージ出演します。

「KAZEの弦」と「ミリヤム」

今年は、シオン教会「ミリヤム」も、クワイヤーとワーシップ、2チームに別れ、私は両方。
毎週末は怒涛のリハです。
さらに、私のところにピアノ、ヴォーカルを習いに来ている生徒さんも出演するので、
別の教会チームの曲のアレンジもやってます。

こうして、音楽的には、クリスマス一色!

当然ですが、教会にとっては、クリスマスは、イエス・キリストの降誕を祝う特別な季節なので、もぉ~~それぞれの教会員が、これでもか!と、身体を張って?準備をします。

12月21日は、「アドベント第4週」の、クリスマス礼拝。その後、「祝会」というパーティーがあります。

23日の、ストリートライヴに続いて、24日、イヴの夜は、燭火礼拝。

それぞれ係りの方が準備をされます。

パーティーの準備、特にお料理の準備など、大変だろうなあ…と思うのですが、私の担当は音楽のみ。
とっても楽しくやらせていただいています。
普通にも忙しい中、夜遅くまでリハやって、あるいは、譜面作って、そのあとお腹をすかしてるTakにご飯作って…という、まあ、そんな日々が続く、、、
それぞれの方が相応の役割を担って、心をこめて喜んで「救い主」の降誕をお祝いするのです。
きっと、お料理担当や、会計担当…などの方も、私と同じで、「大変だ、ヤだな」なんてことは全くなく、夢中で楽しく準備をされているのだと思います。

この感じが、私はすごく好きなのです。
身体はすごく疲れていても、「ああ、疲れた、忙しすぎる、大変だ、休みたい」…とかって全然思いません。
音楽やってるんだもんね。
音楽に関わることは、いくらやっても、疲れても、楽しい♪♪
終わったあとのひたひた充足感がたまりません。このために生きててよかった…と、、

隙間時間で、仏生山温泉にいくのです(*^_^*) 1日の終わりには飲むし(^_^;)


ところで、このストリートライヴ、いくつかの教会が集まって主催しているのですが、
「KAZEの弦」は、教会とは全く関係のないユニットです。
ちなみに、ベース中ちゃんちは一向宗だそうで、、、
音楽に宗境はありません。


常盤街商店街を歩く人たちに、クリスマス・モードなうたを贈りたい。
クリスマスだから、少しだけ、「神さま」のこと、きっと誰の心の中にもあるハズなので、思い起こしてもらえたらうれしい…
そんな気持ちで、歌わせていただきます。

当日、私は歌だけの奉仕ですが、野外ステージの客席には、大勢の教会の方たちのご奉仕によってストーヴもたくさん配置され、暖かい飲み物や、手作りのお菓子なども用意されるようです。
お時間ある方は、ぜひいらしてくださいね♪♪

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Volunteer

2014-12-10 | アーティスト魂








12月2日。


朝のパート、公休をいただき、「人形劇団すまいる」の公演のお手伝いにいきました。
私としては、4度目の本番です。公演は、まだ来年も続くのですが、私としては、今回の演目についてはこれが最後にさせていただくことにしました。


さて。今年の演目「かぐや姫」は、台本もお人形も音楽もすべて「すまいる」のオリジナルで素晴らしいのですが、それぞれの施設の職員の方が、がくや姫に扮して会場に登場したり、
舞台のかぐや姫に、職員の方扮するキャラクターがプロポーズする場面など「ふれあいタイム」のようなものが盛り込まれていて、大いに盛り上がります。
これも、「すまいる」ならではの演出。

すまいる劇団全員が、障がいのお子さんを持つお母さんの集団で、10年も香川県下の養護学校や施設への公演を続けているので、お客さまが何を求めているか…ということについては、プロ感覚で把握されているのだと思う。

私は、「すまいる」代表、淳子ちゃんとは、同級生で、今年は、ピアノの発表会も合同でやったし、これからもずっとご縁が続いていくであろうと思います。
彼女の家に打ち合わせやリハなどで何度かお邪魔しましたが、重度障がいのお嬢さん仕様の家にお邪魔して、初めてリアルに障がい者の方とその家族との生活を実際に感じることができました。

「大変だな…」
「よかった、私たちは普通の家族で」

…殆どの人はそう思うでしょう。
しかし、淳子ちゃんはこのように言います。

「私は娘がこうなったことで、人生観も価値観も変わり、あのままの人生だったら絶対に出会うことのない人たちと出会えて、いろんな経験ができてほんとうに良かった。
大変なことは、本当に大変だけど、それ以上に、報われることや、普通に生活していたら味わえない喜びも、ものすごくたくさんある。」

その、ほんの一部かもしれないけど、私にはわかる気がします。





「すまいる」のメンバーです。

お子さんたちの通う養護学校で知り合って、今ではもう、そのお子さん達は卒業して成人し、作業所などの施設で、それぞれの人生を、ゆっくりと歩んでいらっしゃいます。


そんな人たちが、普段の生活で、制限された行動範囲の中で、観たり聴いたりすることのできない、本物を届けたい。
そんな思いが、この写真から伝わってくるでしょ?


あるお友達に言われました。
「ボランティアっていうのは、精神的にも、生活にも余裕がないと、そう気軽にできることではない。TAKAMIがやってるのがそもそも無理があると思う」

うーっっ…

そうなんです、無理があるから辞退するのです。
来年は、いよいよTakの受験本番。新年早々から入試が始まります。
ここはやはり、母としては息子の受験にシフトしたい。
それが一番の理由です。
せっかく、メンバーのみなさんにも溶け込みかけてきたし、かなり自分でもいい感じに流れに乗れるようになってきたところなのに(T_T)


公演のたびに、パートの公休を貰い、その埋め合わせを別の日にすることは、あまり「無理」をしている気がしません。
私としては、一緒にやることがほんとに楽しかったし、できれば、もっと曲をつくって、それぞれのキャラクターの歌もつくって、
オペレッタみたいな楽しい人形劇ができたらいいのに…と、構想が膨らみまくる、そんなふうに、次へ、次へ…と「ベクトル」になれることは、どこまでも楽しい♪♪♪

精神と生活に余裕がなければボランティアはできない
…というのとは、私はちょっと違うな。
「さあ、ちょっと余裕ができたからボランティアやりましょう」
っていうのってな~~~
逆に、自分が、報酬や生活パターンを度外視してもやりたい!と思うのが「ボランティア」なのではないだろうか?
そして、こんな私にもできることがある…ってことは、すごく自分自身が救われることでもある。

TAKAMI的最後の公演は、春日町「サン」にて
http://www.yorokobi-selp.com/place/28.html

ここの会場では、暗幕がなく、会場を暗くすることができないので、「かぐや姫」の最後の見せ場であるブラックライト・ショー…「日本の四季」ができないとのこと。
そこで、TAKAMIに、かわりになんか歌ってもらいたいんやけど…とのオファーをいただきまして、
いろいろ検討した結果、クリスマスの曲を歌いながら、お人形たちと一緒に会場を歩くことに♪
かぐや姫が、月の都に帰っていってしまう、悲しい悲しい場面で人形劇はおわり。
その余韻をどうすんだ!?…とか、まあいろいろ相談の結果、月の世界と、地球と、サンタのそりは結ぶよ…みたいな歌詞を盛り込み、楽しいカーテンコールにしましょうってことに(*^_^*)

人形劇の声優は、フツーにスッピンで普段着で、声にだけ気を使ってればいいけど、歌うとなると、やっぱり、2曲でもステージですので、心構え的に別モノ。
自宅からエンジェル仕様のドレス着て、上から布団を巻きつけたような黒いコートを着て、
そのままのカッコで公演本番の「声」をやり(声優はステージを見ながら台本を読むので、お客さまから見える位置にいるのです)
終わったら速攻舞台裏に行ってコートを脱いで、エンジェルになって登場!

ああしかし、、、

熟年エンジェルってどぉよ、、、
気分はエンジェルでも、ビジュアル的には高齢化の一途を辿るのであります、、、

しかーし!!
私は一貫して「セクシー路線」は辿ってこなかった。
セクシー系でやってたら、もぉ今頃は壊滅的になって、今後の方向性を立て直すのにのたうちまわっていたことだろうなあ(^_^;)

80歳になってもかわいいエンジェル系でいたいなあ(*^_^*)


…ともあれ、この人形劇団との出会いはほんとにすばらしい「ベクトル」です。
また、きっと来年も、なにかのかたちできっと関わっていけるような気がしています。


さ~~~!! 次はアドベント週間に突入…なおハナシ。
引き続き、怒涛の日々、次々とアップ予定(*^_^*)/
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11月28日

2014-12-09 | アーティスト魂




いよいよ師走も中盤に、、、

あまりにも慌しく、更新が滞っております…

書きとめておきたいことは山ほどあるのです…


11月28日

この日は、朝はライヴのリハ、午後は「おへんろの駅こくぶ」で本番。

「おへんろの駅こくぶ」は精神障がい者の方の作業所です。

四国八十八箇所の八十番札所、国分寺の門前にお店を構え、お遍路さんのお接待や、地域の方の交流の場となっているようです。
一昨年、去年とお招きいただき、
「3年連続フロントが同じなのは飽きるだろうから、別のヴォーカルの方をゲストにお招きしては?」と提案したのですが、
「いやいや、TAKAMIちゃんがいい」…と仰っていただき、いい気になって今年も歌わせていただきました。

3年目ともなると、お客さまの動向などもだいたいわかってるので、「JAZZライヴ」と銘打っているけど、スタンダードジャズは、1曲も歌いませんでした。
年齢層かなり高く、「蘇州夜曲」などが喜ばれます(*^_^*)
「紅葉」「かあさんの歌」…などをJAZZYなアレンジで。
「うどんデート」も歌わせていただきました。なんといっても「熟年~シルバー夫婦」の歌なので♪♪
みなさま、シ~~~ン…と、歌詞をひとことも聴き漏らすまい…ってな感じでお聴きくださっていました。






ライヴのあと、ベース中ちゃんちに初めてお招きいただきました。
美味しいコーヒー淹れていただきました~~♪♪
中ちゃんのプライベートな書斎にもご案内いただきましたが、とってもすっきりと整理整頓され、
書棚には、歴史関係をはじめとするハードカバーが美しく並んでいて、
もちろんベーシストですから、レコード、CDもぎっしりと…

やはり、部屋というものは、人の心の状態を反映するものなのだろうなあ…と、、
私の、ごちゃごちゃの部屋、、、これじゃ~いけない。年末に向けて、大掃除に先駆けてまず、心の整理だな。







夜は、ピアノSYOさんと栗林公園ライトアップに行きました。
このところ毎年行ってるけど、毎年進化してるように感じる。
この日は、1日暖かく、夜も寒くなくて、夜の公園を満喫しました。
掬月亭では、サックスの生演奏をやっていました。
庭園内にサックスの音色が響き渡り、小径で足を止めて聴き入る人… 
演奏が終わった後の拍手が、コンサートホールと違うリアリティがあって、
演奏→拍手→静寂
この一連の時間の流れがよかったなあ…









でも、おでんのタコがものすごく硬かったのは、超不満。
これ、「おでん」といえないだろっヽ(`Δ´)ノ
硬すぎて、いつまで噛んでも飲み込めなかったんですけど!!
ホント、文句いってお金返してもらいたいくらいの硬すぎるタコだった。
おでんのタコって、いちばん高いじゃないの~~~<`ヘ´>
あっ、それから、コンニャクをお箸で半分こしようとして、つるっ!と…落としてしまったのも残念(T_T)
これも忘れられないね!!!

…まあ、こうして毎年いろんな思い出が刻まれていくわけであります、、、






濃い1日でした。
疲れが心地よく、家のお風呂で1時間…


続いて、次は「人形劇団すまいる」公演

…と書こうとしたけど、これでじゅうぶん長くなってしまったので、いったん締めて提出いたします。


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