WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

TAKAMI’s home リフォームレポート一挙掲載 5

2023-11-29 | よしなしごと





ここまでやるのに、業者さんのリフォームが終ってから3週間かかりました。
チェストの引き出しも、押し入れの衣裳ケースも、本もCDやDVDも、楽譜も、、、
とにかくごちゃごちゃを整理して、使わないもの要らないものは捨てるのです。
「断舎離」なんて観念的なんじゃなく、もうぎゅうぎゅう詰めをスカスカにしたい。

なんといっても息子の成長の中で、次々と買ってきたもの。
プラモ、モデルガン、ゴムボート、クリスマス系も大量。
息子のとーちゃんから貰った釣り道具や、楽器練習用グッズなどなど大量。
息子とも連絡とりながら、淡々と処分したなあ。

それに、SYOさんの遺品、とりあえず持ってきて置いといて、一部屋は息子とSYOさんの化石のような部屋だった。

粗大ゴミ、破砕ゴミ、気持ちいいほど出しまくりました。




やっと「ゲストルーム」まで漕ぎつけた。
息子帰省の折もこの部屋。
ここのクローゼットには楽器類や周辺機器を収納。








いわくつきの鈴木和也さんの遺品のステンドグラスはリサイクルに出さずに活用することにしました。

これにてリフォーム完了。
見映えとか、装飾的なことは節約のため全く考えず、とにかくまだこれから先いくよ…というコンセプトは「よくできました」。
腰の痛い中、しかも乳がんマンモでひっかかり要精検になったりして受診した中、ホント、ひとりでよく頑張りました。(結果はだいじょぉぶ)

そんな中、従弟のともちゃんが、PC移動の手伝いに来てくれて家具の移動も手伝ってくれたり、
ワーシップバンドのゆみこさんが、粗大ゴミの運び出しのお手伝いに来てくれたり、
たくさんのみなさま、本当にお世話になりました。 ご協力ありがとうございました。

           (完)













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TAKAMI’s home リフォームレポート一挙掲載 4

2023-11-29 | よしなしごと


うちのマンションは大変古くて、3度目の大規模改修工事が終ったところです。
そのかわり、8:00~20:00 音出しOK。 ピアノ&ヴォーカル教室OK。
それでこのマンションに決めたようなものです。
今の新しいマンションではあり得ないですね。防音室は自分で作らないといけないし。
なので、壁も、外壁はもちろん、仕切りの壁もたいへんしっかりしていて、壊すのが大変だったのでした。
本当にドリルで叩き壊す…な感じ。
粉塵が飛び散りまくり、ここまでラッピングしまくらなくては家具が守り切れないことに、、、
普通なら「カパっ」と外れる仕様になってるとのことらしいのですが、、、

もちろん、壁の中には、電気のコードなどなどが複雑に通っているので、それも併せて別の壁に移動します。
コンセントとスイッチね。


壁を真横からみたところ



1日でなんとか壁がすべて外れました ひろびろ~~


大工さんも電気屋さんも、めっちゃ頼もしい。
電気屋さんは、その大変そうな電機の線以外に、部屋の照明をすべてLEDにするのも私が自分ではムリ!ということで、お願いしてみたら、
すごく快く引き受けて下さいました。
4つもだよ。
リモコンの設定とかもちゃんと確認して下さり、結構この作業には時間がかかった…
にもかかわらず、これは、見積りに入ってなかったにも関わらず全部サービスでやって下さったのであった。

大工さんには、壁の撤去のあと、1~2cmできる床の段差をどうするか…という悩ましい問題があり、
彼は、最初に部屋を見にきて下さったときから、最後まで、これをどうするか考えこんでいたのであった。

壁を取り払ってしまわないと、「段差」がどのような状態になっているのかはわからないので、まあとにかく外してから考えるということになった模様。
私は、まーそれくらいテキトーでいいんですけど…と思ったけど、
大工さんにとっては、そんな杜撰な仕事はできない職人としての誇りがあります。


段差をどうするか、脚立の上で考え込む大工さん 疲れてたそがれている図ではない



その後、サッシ屋さんにも見てもらって、相談されていました。
そして、1~2cmにビミョーに傾斜している段差に合わせて平行になるまで木を削ります。


右側の高いほうに合わせる


特注の床の仕切りを被せる


以前この物件を契約したときにも、壁をブチ抜くリフォームをして貰ったのです、広いLDでレッスンしたかったのです。
その時の業者さんが作った床の仕切りと全く同じものを特注で作って下さった模様。

こんなワケで、広々としたL字型のLDKはこれにてめでたく完成しました。
本当に、大工さん、電気屋さん、クロスやさん、建具やさん、サッシやさん…それぞれみなさま、大変卓越した職人さま方で
めっちゃ頼もしく、連携プレーも素晴らしく、感動いたしました。

しかしこのあとの片付け作業は、地味だし、腰は痛いし、遅々として進まず、
本当にリフォームの感動を噛みしめるのはまだまだ先なのであった、、、


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TAKAMI’s home リフォームレポート一挙掲載 3

2023-11-29 | アーティスト魂





まずは和室の畳をはがすところから。襖も張り替えていただくので、建具屋さんにお預かりいただきます。
ベッドと学習机がなくなったら、ものすごく広いわ~~
そしてこの部屋は、南向きで日当たりもとってもよくて、いちばんいい部屋なのです。
フローリングは明るめの木目調。襖とのクロスは城。天井は木目調のままなので、なんとなく和風感があって



入口には暖簾代わりにこんなハンカチを…


「外面如菩薩 内心如夜叉」(げめんにょぼさつ ないしんにょやしゃ)



片づけをしていると、ハンカチやタオルハンカチが山のように出てきて、全然使ってなくて殆ど忘れ去っているものが殆どだったので、
半分以上処分しました。
残ったものは、アイロンがけをしました。
ハンカチのアイロンがけなんて、普段は全然しません。「パンパン」と伸ばして干すだけ。
中でもこのハンカチは存在すら忘れていて、どなたに頂いたのかさえ覚えていません。
でもいちばん好きで、時々使うだけではもったいないので、このように飾ることにしました。
「女性は、うわべは菩薩のように柔和で美しく見えるけれども、心のなかには、残忍で恐ろしい夜叉のようなところがあるというたとえ。」
…転じて、「ワタクシ、優しい人みたく振舞ってるけど、あなたが一歩ここに足を踏み入れたら夜叉になって喰い尽くしますからね」
ジョークよジョーク。



その1でもご紹介した自室


一間半の押し入れもリニューアル


チェストと小さい本棚はこちらの部屋へ移動。

さあ、次は壁をブチ抜くのだ。


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TAKAMI’s home リフォームレポート一挙掲載2

2023-11-29 | よしなしごと

リフォームは、引越しと違って、まずリフォームする部屋の中のものを全部移動させなきゃいけません。
当たり前だけど、、、
和室は息子の部屋。
学習机とベッド…という私一人では絶対無理な家具があり、これは業者さんにお願いしました。
あとは、押し入れの中には、衣装ケース、布団…などがびっしり。
これらを全部運び出さなきゃいけないのだけど、
大工さんが来られることになってる3日前には突然葬儀の奏楽をやることになったり、
胃の内視鏡と、乳がん検診のマンモグラフィの検査もあって、ぐったり…で1日中何もできなかったり…
と、こんなことでズレこみまくり、遅々として進まない運び出し。

自室とピアノ周りは、あっという間に荷物だらけに。





ここの壁をブチ抜くのです



さらに、リフォーム中、特に壁を壊すときには粉塵が部屋中に散らばるので、大きくラッピングされました。
この間、ベッドもPCも使えないし、ピアノももちろん弾けません。
ダイニングスペースには天井からブルーシートを吊るして食事できるスペースだけは確保。







ブルーシートは、常時下まで垂れ下がっています


私が寝る部屋はここ(まだ物置状態に息子のベッドをむりやり設置した



当然レッスンはお休み。非日常な日々が続きます。
キッチンでご飯炊いたり料理したりする気には当然なれず、スーパー&コンビニ総菜で昼からストロングを飲み、
それ以外の時間はベッドでごろごろしながら本を読んだりなどして、物置に籠る。
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TAKAMI’s home リフォームレポート一挙掲載 1

2023-11-29 | よしなしごと


このたび、1か月少々かけて、自宅マンションのリフォームをしました。
リフォーム前の3LDKを壁をひとつ取っ払ってドアも外し、2LDKにしました。
そして、息子の部屋だった和室をフリーリングにして、クロスも張り替え、1間半の押し入れを
衣替えしなくていいクローゼットにしました。




おひとり様で住むには広すぎる部屋ですが、息子が独立してから、2部屋が物置と化していたのでした。
そんな中、SYOさんも天国に帰り、あまりの事後処理のストレスで、髪の毛が抜けたり、皮膚がかぶれたり、
免疫力も落ちて、頭の回転も確実に鈍っていってるようで、
このままでは認知症を発症して、どんどん進んでいくかも、、、これではマズイ!
…などと思って、まだまだこれから感で次いかなきゃ!と考えたのでした。



 



9月の中秋に、月を愛でようってことで、ベランダで友達と焼肉やりました。
これがもう、すごく楽しかったのでした。
しかし、このベランダには、自室を通ってしか出れないので、気軽にご招待はできない。
部屋の片付けにはうんと気合が必要。
または、も~~超気のおけないお友達しか呼べない。 
そんなことから、誰とでも気軽にベランダで夜景を見ながら、焼肉や鍋ができたらいいなあ…と考えたりもしました。
それに、うちでバンドのリハをやるときには、大きな重いダイニングテーブルや椅子をいちいち動かさなくてもいいように…とか。

それでキッチンをリフォームしていただいたときの業者さんに相談してみたら、すぐに見積もりに来て下さって、
見映えは殆ど気にしないので、最低限でお願いしたのですが、思ったよりもすごく安く請け負っていただくことができました。

リフォームの工事は約10日。
しかし、その前にモノを移動するのと、終わってからの片付けなどの作業あわせて1か月以上かかってしまったのであります。

このあと、工事中の部屋の中をアップしていきます。

私の「記録」とか、「記念」としてのつもりです。もしお時間ありましたらお付き合いくださいね。



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薦田義明「リーダーアーベント ~ドイツ歌曲の夕べ~」

2023-11-08 | アーティスト魂



またしてもご無沙汰しております。

実は私、部屋をリフォームしました。リビングと自室の壁をブチ抜き、自室は息子の部屋だった隣の和室へ。
和室はフローリングにして、1間半分の押し入れは、まるごとクローゼットに。
押し入れの上下の仕切り板を一部切り取って、ドレスやワンピも収納できるようにして、衣替えしなくてよい仕様にしました。

ひろーいL字型のLDKになりました。

作業は、大工さん、クロスやさん、電気屋さん、それぞれベテランの職人さんが担当して下さり、手際よく、素晴らしい仕上がりになりました。

でも、その後の片づけがまだ終わってなくて、リフォーム全貌をここに公表することができません。
あと1週間お待ちを…
なにしろ、1人で段ボール箱を3個運んだだけでもう腰痛くて、遅々として進まない。


ですので、今日は別の話題を書きます。

薦田義明先生の「リーダーアーベント ~ドイツ歌曲の夕べ~」のご案内です

薦田先生は、私が高校時代の部活(音楽部)のご指導に時々来て下さっていました。
東京藝術大学声楽科出身で、数々のオペラや、第九、メサイア、レクイエム等のソリストとしてご活躍。
現在は、フラウエンコールという女声合唱団の指揮者でもあられます。

私はフラウエンコールとはご縁があって、数年前から定演のお手伝いをやらせていただいています。
私の役目は、ステージの後ろのスクリーンに、外国語の歌詞の日本語訳を曲の流れに添って流していくこと。
モーツァルト レクイエム(抜粋)を頼まれたのですが、学生時代歌ったこともあるし、懐かしくてお引き受けしました。
そしたら、その後2回、同じ曲の別の「抜粋」もやるハメに、、、

公演近くなると、夜通しエンドレスで曲を流して聴きながら寝たり、
どっぷりと曲に浸れる「非日常感」がよかったなあ、、、

今度は、殆ど知らないドイツ歌曲の世界です。
ドイツ語は「第九」ぐらいしか歌ったことがなく、イタリアオペラばっかりで、ドイツ歌曲は大きく迂回してきました。
そんな私が、薦田先生の「ドイツ歌曲の夕べ」なんて、勤まるワケがないから絶対にお断りするつもりだったのに、
結局いつのまにかやるハメに、、、

でも、資料として本番と同じ曲順のCDを頂いて、譜面を読みながら聴いてみたところ、ものすごく素敵で、すぐに引きずり込まれてしまいました。
歌とピアノのアンサンブルがすごく素敵に映像を織っていきます。
以前コロナ禍中に、先生がご自宅で録音されたというアカペラの日本歌曲集のCDを頂いたこともありましたが、
その時も、先生の選曲は私の好みにとても近くて、私だったとしても同じ曲を選んだだろう…という曲がたくさんありました。

ドイツ歌曲は殆ど通ってって来なかった世界ですが、あまりにも良かったので、日本語の全訳詞も頂いて、聴きこんでいるところ。
本番では、楽譜の付箋の矢印↓に添って次々送っていく作業なので、全訳詞の書き込みがありません。
外国曲をコンサートで歌う場合、プログラムに訳詞を載せて、お客様には読みながら聴いていただく…
そのあたりが一般的だと思います。
薦田先生のように、ステージのスクリーンに歌詞を流す…というのは、私は他には見たことがありません。
それだけ、先生は「歌詞」に深いこだわりを持っていらっしゃるのだと思います。そのところは深く共感しています。

2時間のステージで、先生はご自分の人生の集大成を表現されているのだと感じ、感動しました。
若き日のときめきや恋、そして、人生が深まっていくにつれて、孤独感や苦悩、自分の存在に対する思惟、そして、やがて誰にも訪れる死への思い…
これらを、先生は数多のドイツリートの中から選んで構成されたのだ。
先生のこのリサイタルに対する想いがものすごく伝わってきました。

私もこれから先のライヴ活動、自分の人生のまとめにかかるよ。
「遺作」ともいうべきうたを作る。

ほんとうに、とてもインスパイアされるリサイタルのステージリハでした。
本番まであと3日ですが、まだまだ聴きこみたい。

このリサイタルの…先生の人生の集大成のお手伝いをやらせていただけること、今ではすごく光栄に思います。
薦田先生、素晴らしいリサイタルになるよう、心からお祈りしています。

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