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WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

「かめさんバス」を一緒に読んだ

2012-06-28 | 教育ママ日記


先日の夜、Takと話の流れで、保育園時代の絵本を引っぱりだして読むハメになりました。
(どんな流れだかは忘れた)

中学進学にあたって、殆どのものは捨てたり、絵本はお友達にあげたりしたけど、お気に入りの絵本20冊ぐらい取ってあります。

中でもTakがいちばん好きなのが「かめさんバス」。


好き…というより、かわいそうで泣けるんだって。

物語はこのように始まります。




























ここで、Takはもうダメなのです。目が真っ赤。
せっかくバスになろうと思ったのに、周囲の生き物たちが、みんなかめさんをバカにしながら通り過ぎていくところが、かわいそうで、
しかも、このかめさんの目や口もとの表情が切なくてやりきれないのだと。

なるほどぉぉ~~
絵もかなり深く読み込んでいます。

でも、この物語は、このあと、ハッピーエンドに向かって展開していくんだよ。

かたつむりの親子が来て、「ちょうどよかった~ 乗せて~~」と…

かめさんは、一生懸命歯を食いしばって、坂道を登ります。
背中の上で、「がんばって!」とかたつむりファミリーが応援します。







そして、このあと、「あしたも、のせてね」といって、ファミリーは降りていき、
かめさんはひとりでにっこりしながら歩いていきます。


なので、はあとウォーミングなストーリーであって、哀しいとかかわいそうとかって私は思わなかったんだがなあ…
これで泣く子はあまりいないと思う。

しかし、TakはTakの感性で、このかめさんが「かわいそう」なのだ。
すごく優しくていいかめさんなのに、必要とされてない…みたいなところ。



「かわいそう」な登場人物、私も、子供の頃、いろいろ出会ったっけな。
特に「おじいさん」が多かったような気がするなあ。

なんといっても筆頭は「ピノッキオ」のジェッペットじいさん。
せっかく木で作って愛情こめて育てようとしたピノッキオがいたずらっ子で、学校にも行かず家出して、
そのピノッキオを探しに海へ小舟で漕ぎ出してサメに呑まれるなんて、かわいそうすぎる。
私は、ピノッキオを母に毎日少しずつ寝る前に読み聞かせしてもらったのですが、
ずっとピノッキオが好きになれず、ジェッペットじいさんがかわいそうでたまりませんでした。
最後にいい子になったからまあ、許すけど…ってな感じだよ(^_^;)


それから、浜田ひろすけ氏の、「いちばんいいおくりもの」に出てくる、ホームレス?の親子。
このお話は、あまり知られていないかもしれません。
私も、ストーリーうろ覚えで、無責任なことは書けないのですが、
ものすごく貧しいけれど、肩を寄せ合って仲良く生きている父と息子のところに、サンタクロースがやってくる… というのだったような、、

「ごんぎつね」も哀しくてかわいそうです。

子供の頃は、あまり感慨をもって読まなかったけど、「ごんぎつね」に似た少年がいろいろいるのです、、、
年齢関係なく。
「あれはオレだ…」と何人かの男子から同じことを聞きました。
それからなんだか、悪戯が過ぎで、病気の人を死なせてしまうなんてユルセン!とまずは思っていた「ごん」のことも、見る目が違ってきたかな…

子供の頃読んだ絵本や童話は、それで終わりではなく、読んだ人の成長とともに一緒についてきてくれるものなんだな…

それも、親とか、大人の思惑とは全く違うところで、絵本は、子供の心に棲みついて、一緒に成長しているのだなあ、、、


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「ジミーのアップルパイ」

2012-06-26 | 美味礼讃





higeさんが沖縄から帰っていらしたその足で、お土産を届けてくださいました。

以前にも記事にした「ジミーのアップルパイ」です。

「ジミーズ アップルパイ」で画像検索すると、美味しそうな画像がずらずらと出てくるので、気がひけてしまうのですが…

私はものすご~~く楽しみにしてました。
だって、コレ、沖縄でしか買えない。通販でも冷凍じゃなきゃ買えないらしいです。

そして、戦後の味、沖縄の味、沖縄の哀しさ、したたかさ、柔軟さ、そして明るさの集大成のような味…とはいったいどんなもんなんだろうか!?!?


でっ。

早速食べました!!
まるごとの画像はナシです。
なぜなら、以前からお裾分けを約束してたお友達が今か今かと待機していて、5分の2を切り分けて大急ぎで持って帰ったからです(^_^;)

その後、ゆっくりと切って、「淡路島牛乳」と一緒にいただきました。

美味しかったよ♪

これじゃー、説明にならないか(^_^;)

全体的に蜂蜜に包まれたようないい香り。
higeさんが「マズイんです」と仰っていたのは、きっと中身のペーストが今どきにしては甘め、パイはぼそっとそっけない(パイというより、タルトに近い感じかなあ?)…ということなんだと思うんだけど、
そ~れ~が!イイのです。このバランスが!!


だから、、、時々思い出しては、食べたくなる、懐かしい味なんだろうな。


国道246沿い、福生市、横田基地のそばにピザレストランがあります。
何故か私は、いただきながら、突然その店を思い出しました。
ピザと、アップルパイ、全然違うんだけどね~~

でっ、このたび検索してみたら、それは「ニコラ」という店で、やはり、戦後初めてピザを日本に持ち込んだとのこと。
日本人「ジミー」が米軍基地の厨房でアップルパイのレシピを教わったという経緯とは全然違うようだけれど、「戦後」の味を守り抜いている点が共通なのかな?
これまた言葉では言い表せないけれど、人間の「味覚」の記憶って、深く刻まれているものじゃないだろうか?
私としては、どこかに、繋がるものを感じたに違いないのです。


「昭和の味の記憶」…

たとえば、私たちの給食。
コッペパンと、マーガリン。
先割れスプーンで食べた、鯨の竜田揚げや、マッシュポテトとコンビーフ(馬肉)、大豆がいっぱい、豚バラ肉がほんのちょびっと入ったトマトスープ、、、
(実はこれら、かなり苦手だったんだよな~~… でも今となれば、ナニゲに懐かしい)


給食の献立表、とっておけばよかったなーー
ゼヒ、小中学校のお子さんのいらっしゃる方、春夏秋冬それぞれ、スキャンして保存しときましょうよ♪
今では、日本各地域の郷土料理や、世界の料理が給食で味わえる時代。
インドの「ナン」やロシアの「ボルシチ」なんて、小学校の頃、単語さえ知らなかったもんね。


この子たちが大人になったとき、次の世代の給食はどうなっているんだろうか??
汚染されていない食材を選ぶことがまずは最優先…という状況になっているかもしれない…


ジミーのアップルパイをしみじみといただきながら、結局こんなことに思い至るのでありました、、、





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暴風警報の仏生山温泉

2012-06-21 | 光と風と旅




6/19 

やっとたどり着きました、「仏生山温泉」

前出のしゃぶしゃぶ屋さんもSYOさんとTakと3人で行ったのですが、シルバーと小学生は食べ放題半額!!
ちょっと、ソレ、気前良すぎじゃないのぉ~~!?!?
Takは中学生なんですけど、お店の方が「小学生」と判断して下さったようなので、
大変ありがたく、訂正申告しませんでしたm(_ _)mゴメンナサイ

その分、私は、鳥が啄ばむようにしか食べなかったのでご容赦を…

しっかし、シルバーと「小学生」のお二方は、ガッツリ食べまくり、モトとりまくりよ。
750円で食べ放題よ!!!
フツーの大人の値段だったとしてもモトはとってると思われる。
時間も無制限…お昼の閉店時間まで。

そのお店は…ココです、、、
ちょっと気が咎めるので、堂々と書きにくいので、コソッと…
お肉は、リーズナブルな、同程度の値段の他店と比べ、かなり…いや相当イケます。
豚しゃぶもイケます。私のように、食べ放題でモトがとれない方は、ふつーのランチで、満腹マンゾーでありますよ~~(*^_^*)
しかもここは、「しゃぶしゃぶ」と「スキヤキ」が同時に食べられるのです!!


これからTakの食欲が右肩上がりで途方もなく増進していくのは必至なので、今後の外食は「バイキング」とか「食べ放題」へと向かうのだろうな~
質より量と、量より質… この攻防の行く手は何処??


さて、ハラごしらえを済ませたら、いざ、仏生山温泉へ。








この日は、脱衣所と露天のガラス戸が外されていて、フルオープン状態でした~~!!
ラッキ~~ ハッピ~~♪♪

常連さまで当ブログに訪れて下さってる方には「またか」の画像で恐縮なのですが…


でっ、「暴風警報」といってもたいしたことない…のですが、
ここの露天は回廊のようになっているので、湯船に浸かると、空が四角く切り取られて
見えます。
そこに、雲がものすごいスピードで流れていくのです。
「暴風警報」なるほど…って、このとき初めて納得したわ。
しかし…すごく美しい、、、流れが速いので、見入ってしまいます。我を忘れます。

雨も、時折ざさざ~~っ!と、中庭の潅木に降る、その音や、雲の流れる様子をぼぉ~~っっと聴いたり眺めたりしていると、またしても

 と・ら・ん・す …

なのであります。不思議です。
大自然の中でもない、まあ、普通の郊外の住宅地にある温泉の露天風呂で、源泉の流れ出る音を聴いたり、中庭を眺めながら、
私は何度この「と・ら・ん・す」を体験したことだろうか。

トランス:催眠状態やヒステリーの場合にみられる、意識が通常とは異なった状態。受動性・被暗示性が高まって自発的な行為が減少し、運動・知覚・思考などの異常性が誘起されやすくなる。

辞書にはこのように書いてあるので、よい子は近寄らないでください。


しかし…
昼寝ができるほどの低温浴に浸かって、ちょろちょろと流れ出る源泉の音を聞きながら、
雲の流れを眺めたり、、雨の日、葉っぱのしずくがだんだん大きくなって、ぽたり…と、葉先から落ちる瞬間や、
雪が舞い降りてうっすらと積もる様子を無心に眺める時間がほかにあるでしょうか…

そうしているうちに、なんだか「無」になっていく…
表現の仕様がないのですが、とにかく、「無」の至福…みたいな、そして時間の経過が全く通常のように感じられない…という状態を、私は「と・ら・ん・す」と、表現しているのであります。


でっ。
TakとSYOさんは、一緒に男湯でくつろいだあと、ご自由にお帰りいただき、それぞれゲームや庭仕事に没頭していただき…
私は心行くまで温泉に浸りまくり、さらに、徒歩5分のSYOさん宅で昼寝しまくり…


やっと目覚めて家に帰って、夕飯は水餃子。
種は私がつくり、Takが包みました。

「ナムル」と「水餃子」は、このところ、我が家のめんどくさいときの筆頭メニューであります(^_^;)
「餃子なんて、めんどくさいじゃん!」と思われるかもしれないけど、種を作るのは超簡単だし、TakはTVを見ながら、「ついで」のように包むので、問題ナシ!
しかも、焼くのはテクが要るが、茹でるのは猿でもできる!!

その他、手羽中塩焼き、卵とレタスのスープ、ブロッコリーとソーセージのボイル…

みなさま、「究極にゴハン作るのめんどくざい時」のメニュー、ぜひおしえてください!!!





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暴風警報の休日

2012-06-20 | 教育ママ日記





夜中に何度か雨の音に目が覚めたけれど、朝起きたら、雨は止んでました。
時々強い風が吹く程度。
しかし… 携帯には、学校から「暴風警報発令中につき、自宅待機」とのメールが…
え~っ、これで「警報」か…慌ててTVつけてチェック。

結局、9時になっても警報が継続中なので、休校に…

Takとは、前夜に「おかーさんはアンタの奴隷か!?」といって、喧嘩中で、
朝も起こさないから勝手にしろと言い渡してあったのです…が、
全然起きる気配なし。
結局放っておいたら8:30に起きて、慌てて「お母さん、お願い、学校に遅刻するってTELして!」「ヤなこった!」「お願いします」
…とかいいながら、一応作っておいたサンドイッチを食べて(完全に遅刻なので開き直ってゆっくり食べる)制服に着替えて、出かけようとしたところで、
「今日は暴風警報だから休みだよ」と教えてやったヽ(`Δ´)ノ

さて。

何して過ごそうか~~私も仕事休みだし。全然暴風じゃないし…

とりあえず、遅刻して登校…じゃなくて安心しまくったTakはベッドで再びごろごろして、まったりモード。
こーゆうときって、結構Takといろいろ語りまくる。
最近はかなり深い話もするようになったし、できる限り私は自分の過去についても、隠さずなんでも伝えてる。
Takは、私の子供の頃や、Takが生まれる前の話を聞くのが好きなのだ。
それから、Takのテストの結果についての話や、音楽の話、「男と女」系の話、
あっ、そうそう、聖書の話も最近は共通の話題だったりする。
Takは、教会学校で聖書の中の物語を断片的に学んでいるのだけれど、あるとき、教会から「ミューティニー」というマンガを貰ってきました。
創世記から出エジプト記までをわかりやすくまとめたものなんだけど、その最後に、簡単な系図が載っているのです。

「聖書」というものを、私も、初めてじっくりと、斜め読みじゃなく最初から読んでいるのだけど、まだ23%ってカンジ(^_^;)
きっとクリスチャン以外の人で聖書を通読された人なんて殆どいないと思うのですが、
「聖書」の特に旧約の部分は、殆ど「ストーリー」なのです。
歴史書のような、でも、人間の権力側からの歴史書ではなく、神を信じたり、背いたりする人間の、あまりに「人間的」というか、神と人間との間の歴史が淡々と語られているのです。
淡々と…の割りに、「ひぇ~~なんじゃそりゃ~~(@_@;) 」という内容だったり、
正直なところ、ものすごくおもしろいです…

…と、またまた話が逸れてきたので元に戻して。
Takがマンガの最後にまとめられた「系図」を「俺、これがめっちゃよくわかって、納得した」というので、
「うんうん、わかる。おかーさんも! やっぱさ、聖書を読むには、資料集がほしいわ。
社会の教科書と資料集みたいな感じでね。
社会の「三内丸山遺跡」なんて、読んでてめっちゃときめいたもんね。」
(縄文時代の認識を根底から覆したヤツね。私たちの時代の教科書には載ってなかった)

Takの中間テストもじわじわと返ってきてるのでありますが、社会は70点台。
「悔しくないのぉ~~!? あんなに頑張ったのに!!!」
私はこんだけやりゃ~90点台は掌中と思っていたのであった、、、

凡ミスで10点は損してる。
あれほど興奮して盛り上がりまくった「三内丸山遺跡」を「三内丸三遺跡」と書いてるし( ̄□ ̄;)!!  これには呆れ果てました。

5教科全部の凡ミスを合わせたら、30点近くにはなる…いや、もっとかも、、、

でも、中学校のテストの問題用紙って、かなりむずかしそ~~で威圧的に見える。
こんなのを12歳の子供が解くのかと思うと、ちょっとかわいそうな気もする、、、

…こうして、点数とか偏差値で、人間の価値が決まるワケじゃないけど、人間の性質とか、傾向っちゅーのはわかるもんなんだなあ、、、
私の先だっての就職の面接のときの「計算問題」も同じようなもんだ(^_^;)


…と、まあ、そんなことをずーーっと午前中語りまくり、結構濃い時間を過ごしたのでした。

「おかーさん、奴隷じゃないから出ていくとかいって、帰ってこない間、レッスンとか、ブログとかどーするつもりだった?」

「いや、どうせ喧嘩も1日と持たないと思ってたから…」

「ああ、そうか、それはいえる。」


でっ、お昼は、「しゃぶしゃぶ」に行くことに決定。その後仏生山温泉だ。
仏生山といえばSYOさん。



…前置きが長すぎました(^_^;)

次回こそ「暴風の仏生山温泉」を書きます。

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「じゅげむ」

2012-06-19 | TakのMusic Life


吹奏楽のための綺想曲「じゅげむ」



6/19

今年のコンクールの課題曲は、「じゅげむ」なのだそうで…
先日、高松ウィンドシンフォニーの定期演奏会で、初めてこの曲を聞きました。
「じゅげむじゅげむ ごこうのすりきれ かいじゃりすいぎょの…」
という言葉をそのまま管楽器で演っているところが、ものすごく楽しくて、
私は、当日の全演目の中で、コレがいちばんよかったのでした♪♪

ただリズムだけじゃなくてね、管楽器は呼吸で表現できるので、ホントに語るように、タンギングによって、言葉に近い表現ができるのだな~~と、理屈ナシでとっても楽しかった!!
ホントに歌ってるように聞こえるんだもん。
「ぽんぽこぴーの ぽんぽこなーの!…」なんて、アレ、ほんとに心の中で…じゃなく、口でも叫びながら吹いてるに違いない(*^_^*)

しかし、コレを、中学生の吹奏楽の課題曲に!?!?
難しすぎるんじゃないのぉ~~!!
変拍子のようだし、テクニックも相当要りそうだし、アンサンブルも、楽器を始めて2年やそこらの子が挑戦するには相当ハードル高いよ、、、


Takは、TWSの定演を一緒に聴きにいって、この曲を知ってるので、
学校で練習してる先輩たちの様子を「相当ヤバい」と言います(^_^;)
そりゃ、大人と比べたらね~~無理もないんだけど。
16分♪のところが壊滅的なんだそうで…
ご案内の You Tube の曲を聴いていて、「おかあさん、ココが壊滅的なんや」と…
「じゃあ、Takは、どうしたらいいと思う?」
「やっぱ、パート練習の前に、個人練習や」

うん、その通り。

私は、これまでTakの吹奏楽部の演奏を聴く機会ごとに「音がぞろぞろしている」と、正直に感想を述べてきました。
そりゃ、もちろん経験が浅いのだから仕方がない、でもホントのことですから。
こんなところで、「楽しい」と満足していないで、もっともっと、学び、感じて、磨いてほしい。



以前、このブログのどこかに書いたことがあったのです…
「フラミンゴ」の本番での出来事。

リハのときに、「ココはこうして、いったんブレイクにしてほしい」ってことで、2拍ばかり、ブレイクを作ることにした。
しかし、まあ、TAKAMIのことですから、直前の通達で、みんな「そーかよし、わかった」といっても、
いざ本番になると、忘れるメンバーとかもいたり「あっ、しまった、そうだった!」などなど、、、(^_^;)
「おっとっとぉ~~」って停まるのよ。「ホイきた、待ってました!!」じゃなくね(-_-;)
これがね、まるで、幼稚園児のお出かけで、信号のところで、ぞろぞろ~~っっと止まる感じ。「ぴたっ!」と停まりたいのよ、私は~~!!


私が肝心なベースとドラムの音を聞き逃していたため、空中分解しそうになったこともあります。メンバー全員「ヤバイ、これでもうこの曲は終わった!」と思ったのです。

しかし、プロは、立て直しもキッチリできます。
そこはやはり経験と技。もうこれで空中分解か!?っていうほどヤバい場面をも切り抜けるのであります。




アンサンブルは本当に楽しい。そういう失敗談も、いつまでも笑い話になるしね(^_^;)
しかし、個人練習あってこそのアンサンブル。
グループレッスンだけではどうしても無理があるよね、そりゃ、、


この曲を作られた「足立正」さんのプロフィールなども拝見しました。


>この作品の中間部に優しさと切なさ、安堵感と緊張感といった二面性があ-ると思います。
世の中には辛いことや悲しいことが沢山あるけれど、強く逞しく生きてほしい...そういった親の愛、子供の成長を願う祈りが子守歌には込められているのです-。
 落語を題材にしたあるドラマの中では、この「寿限無」のことを「子供に良い名前をつけたい一心のアホな親の話」だと紹介していました。
実は私も昨年子供を授かりました。結婚16年目で授かった子供だったので、本当に嬉しかったのですが、命名する時は本当に悩みました。
そんなこともあって、我々夫婦と同じ「アホな親」が登場する落語に強く引かれたのかもしれません。





高く目標をもって、切磋琢磨してほしいな。
子供や、若者の才能や柔軟性…などというものは、全身ギシギシになってる我々からは想像もつかない、漲ってるものがあるもの。


ああ、私も潤いを注入しつつ、がんばらねば…ってことで、嵐の仏生山温泉へつづく…




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発表会用の譜面

2012-06-18 | アーティスト魂




6月18日


今日は、新しい職場での仕事2日め。

まだ2日目なので、主任の方はとても親切で、どんなに作業がのろくても叱られないし、、今のところパラダイスであります。
まあ、いつまでも続くとはもちろん思っていませんけど。

久々の自転車通勤。
足の筋肉が衰えてることを、ひしひしと感じてしまいました(T_T)

ずっと立ち仕事だったり、フロアー内を歩きまわっていても、自転車を漕ぐ筋肉は全然別なのね。
でもまあ、きっと1週間ぐらいで慣れるとは思います。
ウチから職場まで、ものすごく快適な自転車専用道路が昨年開通したので、自転車通勤に苦情はいえないわ(^_^;)


でっ、まあ、それはそれ。

仕事から帰ってきて、次は「発表会の準備」であります。
生徒さんそれぞれの曲を、ミュージシャン用に譜面を作る作業。
瀬戸際オンナTAKAMI、もぉ~~切羽詰まりまくり。

「楽譜のコピーをとってきてください」と指示しただけでは、譜面全体がきちんと入っていなくて、ト音記号とかの左端や、右端が切れていたり、
本人は、自分が弾くために必要な「音符」が書いてある部分がわかればよいと思っているのだ。
しかし、楽譜の右端や左端は、アンサンブルの場合、とっても大切で、繰り返しの記号や、「ここに戻ってここへワープする」みたいな記号は最も大切な「枠組み」なのであります。

「コピーをとってきてね」としか言わなかった私がいけなかった!!!


私は、このたびの発表会で、生徒さんたちに「アンサンブル」の体験をしてもらいたいと思っているのだけど、その中での「楽譜」の役割というのも、伝えていきたいなと思っています。

私のお友達や知り合いでも、バンド活動をやっている人はかなりいるし、メジャーデビューしている人でも楽譜とは全く無縁でやってきた人たちもいることは事実。
それはそれで、スゴイことだと、耳コピだけでそこまで~~!!と心から感心してしまいます。
ずっと同じメンバーでずっと同じ曲をやっていくなら、それを深め、極めていくのに譜面なんて要らないかもしれないけど、私は違うところからアプローチをしています。


字を知らなくても、聖書が読めなくても、神さまを心から信じる人が大勢いる。
楽譜が読めなくても、音楽が大好きだったり、秀でている人も、大勢います。
音楽が好きでいることに、楽譜は必要ではないのです。
でも、共通の言葉でコミュニケーションができたら、世界中どこでも誰とでも簡単にプレイができます。

大昔、まだ20代の頃、大冒険していってきた、全く言葉が通じないブダペストの郊外のペンションで、ミュージシャンの人たちがディナータイムにライヴをやっていました。
日本の女の子が来た!といって、彼らは、大歓迎の意を表して、「里の秋」や「上を向いて歩こう」を演奏してくださり、私も一緒になって歌いまくりました。
スタンダードっていいね。
あっ、でもこれは「楽譜の要らない」世界。音楽を愛する人たちの世界共通の「スタンダード」。

発表会では、それぞれの生徒さんたちが、自分の好きな曲を引っ提げてきます。
「嵐」「陰陽座」アニメ「化物語」「千と千尋」…(@_@;)
サポートするミュージシャンの方たちとはリハ1回のみ。
これで、アンサンブルが成立するのは、「楽譜」あってこそ!
この共通語は「学ぶ」べきもの、技は鍛えるもの、感性は磨くもの…
こうして、音楽の世界は、どんどん広がっていくと確信しています。


私がやりたい「音楽教室」って、そういうことなんだな…と、自分でもなんだか、譜面を作っているうちに、光が射してきた感じ(*^_^*)



ところで、Takの中間テストや、部活の話題は宙に浮いたままですが、また徐々に書きます。

まずは、コンクール課題曲「じゅげむ」あたりから…(*^_^*)
   
                          -つづく
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病み上がり「香松」ランチ

2012-06-15 | 美味礼讃





今日は、SYO Michaelさんと、7月のディナーLIVEの打ち合わせ&就職祝い?(これはあと付け)っちゅーことで、レストラン「香松」に連れてっていただきました。

っつか、以前から決まってたので、この体調絶不調、逆流性食道炎マックス状態で大丈夫なのか!?!? と不安だったけど、
絶対いきたい、明日から出勤だし、なんとしても体調戻したい、最近マトモに食べてないので、食べたい一心で、根性で立ち直りました(^_^;)

なんだか最近、「香松」のシェフのブログがとっても魅力的なウマソーな記事満載なので、そそられまくるのよね~ん♪

結局、「打ち合わせ」といっても、近々マイクテストをしましょうってこと位で、その日程の打ち合わせ程度で、それ以外に具体的なことはナシ。
SYOさんも、何ヶ月に1度かは顔を出しとかなくちゃという、これもSYOさんのお人柄なのだと思います。
ちなみに、ディナーライヴのバンドのメンバーは、毎年クリスマスのディナーで演奏しているのです。

私は初めてお誘いいただいて、ガッカリされないよう、精一杯やらせていただきたいと思います。


本日は、体調イマイチにつき、あっさりしたお魚料理をチョイスしてみました。


オードブルもデザートも数種類からチョイスできるのです。



鴨のハム



少し厚く切ってあって、お肉の味をしっかり噛んで味わえます。
1枚食べてから慌てて撮った画像(^_^;)




ホワイトアスパラのスープ



え~~ったったこんだけ!?!?
自然の苦味と甘みがものすごくフレッシュで、すっごく美味しかった~~~
以前に訪れたときは、鳴門金時のポタージュでした。
これもすごく美味しかった。
「香松」のスープはいつも本当に美味しいです♪♪
私としては、本日はコレがいちばんお気に入りでした♪♪

体調不良の私は、なんだか「苦味」をとっても求めているような気がする。
先日kyokoちゃんに蕗の葉っぱをいっぱい頂いて佃煮にしたのですが、コレがちょ~~ウマイ!!




メインディッシュは 真鯛のビーツソース




周囲にあしらわれている夏野菜も、ほどよい火の通り加減で、口の中で少し弾力が残っていて、これまた夏野菜らしい新鮮さが味わえました。
とてもさっぱりとしてフレッシュな一品でございました。

私はもうちょっとソースをたくさん絡めて食べたかったなー。
最後にはパンもこのソースで食べられるくらいソースをたっぷり敷いて欲しかった(^_^;)


デザートはプリン。撮りそびれました。
コクがあって、カラメルの苦さとのハーモニーもGOOD!
しかし、本日の私にはちょっと重たすぎました~~。シャーベット系とかにしとけばよかったな~~
でもでも、昨日死んでた私がこんだけ全部完食できたって、スゴイわ。
ホント、根性モンだ。
無理して食べたのじゃなく、フレンチのコースって、食欲を引き出すようにちゃんと組み立てられているのですよね。


…でもやっぱ、夜はお粥にしといた(^_^;)

ちゃんとしょっぱい梅干買ってきた~~~



苦味を求める私としては、明日は夕飯、何を食べようかな~~と考え、
単純に、白身のソテー、レモンソースにパセリをたっぷり。
そうだ、パセリだ。ばりばり食べたい!
パセリの茎の佃煮とか、苦くてウマそ~~、、作ってみようかな、、、



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テスト期間おわり!明日は初出勤

2012-06-13 | 教育ママ日記





初めての中間試験が今日で終わります。
Takは、それなりに頑張ったと思います。
「パーフェクトを目指せ」と言ったら、「うんわかった」と、かるぅ~く言ってたけど、
そんなに気合の入りまくる性格じゃないし、コツコツ努力できるタイプでもあまりない。
私から見れば、全然詰めが甘い。
でも、自分では、それなりに頑張ったつもりでいるので、結果がわかって「こんなじゃまだまだ」っていうのを自分で体感して、くじけず次を目指して頑張ってほしいなあ。

私が嘗て毎回パーフェクトを目指したのは、「調音」と「楽典」。
それはもう、問題をつくるキムラ先生(楽典)に挑む…って感じだったもんね。
「なんだ、このいい加減な問題は! 問題が悪い!!」と思っても、勝たなくてはいけないので、先生の身になって答えてやろう…ってな感じ。
あの域に達しないと、パーフェクトなんて無理なのだということを私は知っている…

ちなみにそれ以外の教科、科目は、もぉ~赤点さえとらなきゃどーでもよかったことを申し添えておきます。

Takは、やっぱりまだまだ甘えっこで、母と一緒に勉強するのが楽しかったようです。
「これからもお願いします」ってゆーんだよ(-_-;)
そんな、毎回お付き合いできませんわ。

コメンテイター「きどちゃん」の息子君は、中2で、超イケメンなんだけど、反抗期でお母さんが苦労してるんだって。Takも来年にはそーなるのかなあ~~
…とTakに言ったら、「超イケメンと反抗期と、どんな関係があるんじゃ? 俺はゆるやかな反抗期だから大丈夫だと思う。」だって(^_^;)
そうであってくれよ。
でも、昨日寝る前に、「お母さんは、自分のことばっかり言って、人の話をきかない。
そーいうところは、ばーちゃんとそっくりや。」と言われた。

エッ( ̄_ ̄|||)
全く自覚ないよ…

「それ、どういうこと?例えば?」と詰め寄ったら、ちょっと考え込んで
「いや…やっぱ言うのはやめとく。人には誰にも言いたくない秘密っていうのがあってもいいでしょ」と、、
え~っ!何ソレって、気になるじゃないの。
でも多分、私がいつもTakを理詰めで言い負かしていることも含まれるんだろうな。
「お母さんの言うことはすべて正しい!」みたいで、Takは自分の言い分をじっくり聞いてもらえないことが不満なのかなあ、、、

Takが寝る前に含みをもたせたようなことを言うので、かなり母としえは考え込みました。
Takも、いろんなこと、母に言いたくないようなこと、言わないほうが母を傷つけないとか、そんなことも配慮しつつ考えているんだろうなあ。
そして、Takは、母の弱さ、だらしなさも、すっかりわかっていると思う。


しかしまあ、テスト勉強楽しかったな。
失業中で、どんより中だったので、ほんとに気が紛れてよかった。
しかし、体調は相変わらず不調のままで、昨日は、ベッドでごろごろしたままで
Takに問題出すのを付き合った。
夕飯はTakが手羽中を焼いて、トウモロコシを茹で、私にはおかゆを作ってくれた。
おかゆは美味しかったけど、梅干がはちみつ入りの甘いヤツで(私が間違えて買った)
「うえぇ~~っっ!!」となって、食べられませんでした。
フツーのしょっぱい梅干なら、もっとたくさん食べられたのになあ…


昨日1日で私が食べたのは、チーズバーガー1個(つまり作る気力なく、Takのお昼はマック)、トマト2個、おかゆ1杯。以上。
これでも頑張って食べたつもり。
それも食べては吐きそうになりながら、寝転がってはお腹をさすり、深呼吸をしつつ…。

しかし、明日は初出勤なので、どうしても今日中に体調を戻さなくてはいけない!

やはり逆流性食道炎が悪化?しているようなので、今日は病院にいってきます。
もぉ~~ホント、この自分の繊細さ?に嫌気がさすわ。
B型女性なら、きっと失業しても失恋しても、こんなことにはならないだろう!?!?

私は、失恋でも失業でも体調を崩す。…てか、気分的に落ち込んでるつもりはなくても、食欲をすっかりなくして、何も食べれないので元気がなくなるんですけどね。
でも、落ち込むのも極端だけど、立ち直りもものすごく早いのであります。
何十年もソレをやってきてるので、もう自分の心と身体のパターンはわかってるので、
あまり心配はしていません。
明日は元気に出勤できるハズです。




「クリーニング」「うどん」の次は「スーパー」

結局、「うどん」を退職したその日に見た求人誌で、いちばん最初に目にとまって、ピンときたところです。
良い導きでありますように。


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本日もテスト勉強

2012-06-12 | 教育ママ日記



レストラン「香松」  本日の記事とは何の関係もありません



Takは、土日月、3連休でした。
私の就活は、週末につきはかどらず、でも失業中なので、テスト勉強に付き合える…という恵まれた状況。

昨日のこと。

理科の実験に関する問題で、こんなのがありました。

「実験の結果、石灰水の色はなぜ変化したか」

正答は「二酸化炭素が増加したから」

しかし、Takは、二酸化炭素が増加したということは、「植物が呼吸しているから」と、推して次の段階の回答を書いた。
それはもちろん正しい。
しかしこの回答は×なのだ。
文で書く回答には「同意可」(同じ意味ならOK)っていうのもあるけど、この問題の答えは「同意可」ではないのであります。

う~~~~ん、厳しい。これが「科学」のテストなのだ。
Takはめっちゃ悔しい!納得しない。


科学っていうのはね、実験を繰り返して、発達してきたのよ。
アンタたちが学校で習っているのは、既に結果が出て今では「常識」になっていることばっかりだけど、
今でも、最前線の現場では、いろんな実験がされていて、それはものすごくシビアな世界で、、、
実験結果からひとつ段階を飛び越えて推し量るってことは、ものすごく危険な落とし穴がある可能性もある。
繊細な実験ほどそうなんだ。
このワークのの問題は、Takは最初から結果がわかってるからこんなふうに書いたのだろうけど、設問者の問いは、そういう意図ではなかった。
設問者は、実験の過程について、ひとつひとつの段階を問うている。
それをわからないといけないのよ。
問題を解くってことはね、相手が何を問うているか…ってのを理解することって、すごく大事なんだよ。

こんな言い聞かせでいいんでしょか?

やっぱ、ここはつべこべいわず、テストのテクニックを教える受験塾にすがりたくなったってもんよ。
いちいちこんなことやってたら消耗しまくるもん…


この夜、Takは、東京のお友達Hiro君と電話して、テスト範囲のクイズを出しあっていました。
楽しそうだったわ~(*^_^*)
自分が間違えた対照実験の問題を出したら、Hiro君が「う~ん…、植物がやってることだってわからせるため?」みたいな小学生的言い方なのだが、バッチリ正解なのであった。
Takは、舌を巻いていた。

Hiro君ママとは、今も相変わらず週末に時間のあるときはTELでお互いの息子の様子などを中心に語っています。
私が仕事のことが多くて、疎になりがちでしたが、失業中なもんで(^_^;)
Hiro君のところもテスト期間で、ママは毎日Hiro君の横に座って、付き合ってるんだってさ。
だもんで、お互い、テスト範囲の内容について、めっちゃ話が弾みまくり、
「えっ、そんな単語知らない、認識してなかったよ、読みとばしちゃったのかなー? ちょっとまって、教科書持ってくるわ」
…などといって、まるて私たち母親がテスト受ける勢い(^_^;)
でっ、お互い、
「勉強って楽しいよね、いまどきの教科書って、おもしろいよね~~」
ってことで、意見が一致。

しかし…

「中学時代なんて、作業のように淡々とこなしていただけで、おもしろいなんて思ったことなかったよね」
「いや、私、淡々とじゃなくて、ツラかったっす」→コレ私
「もう一度中学校で授業受けたいよ」
「うんうん、でも私は教科限定。数学と物理はパスだな。そのうちなんちゃらの定理やら、イオン化傾向なんか覚えさせられるのはもおゴメンだわ。」→コレ私

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初めての中間テスト勉強

2012-06-10 | 教育ママ日記


歴史の教科書に山岸涼子さんの「厩戸王子(聖徳太子)」が!!




6/9

Takの学校の中間テストの範囲が発表され、テスト期間となりました。

普段、殆ど自主勉をしていないTakを見ているだけに、放っとけない私(-_-;)
過保護やな~教育ママやな~~~~
もっと「自律」を重んじるべきだと思いつつも、ついつい介入してしまう私…


Takの計画では 午前中3時間、午後3時間勉強するというので、(といっても、50分→10分休憩)
まあ、それくらいの心積もりならいいだろう(甘い?)ってことで、
私は午前中「家庭教師」をやることにした(^_^;)



でっ、この日は、理科と社会にお付き合い。


中学の教科書、初めてじっくり読んだけど、40年前と比べ、なんと楽しくわくわくすることか!!
いいな~こんな教科書で勉強できるなんて。
特に、歴史の教科書なんか、基本的には日本史だけど、世界史の中での日本というのがわかりやすい。
範囲は、5~6世紀ごろまで。(古墳時代ね)
「ペクチェ」とか「シルラ」とかのところが、ワケわからん…とTakがいうので、
え~っ、そんなん私、習ってないよ~~と思ったら、「百済」と「新羅」のことなのね(@_@;)

そぉいえば、メソポタミア文明の「ティグリス・ユーフラテス川」も「チグリス…」と言ったらバカにされたし~~(^_^;)
新しい遺跡の発掘、出土、人骨などの発見によって、歴史は40年間で進化しているし。
おもしろいよ~~♪♪

「家庭教師」っていうより、2人で勉強してる感じだったな。

イエス・キリストが生まれた頃や、先日観た「テルマエ・ロマエ」の時代も、日本はまだ「弥生時代」だった。
さらに遡って、紀元前2000年以上前のインダス文明の「モヘンジョ=ダロ」にも「公衆浴場」があった!
その頃の日本は「縄文時代」… 日本にも、天然温泉、あったのかね~~???

…などなど。

すぐに話が逸れそうになるところを、戻して、「集中、集中!」


理科の主な範囲は、植物の光合成と呼吸について、それに顕微鏡を使った実験、観察の仕方など。
さっぱり忘れ果てていた「維管束」なんて単語が出てきたりして、Takが説明してくれたよ(^_^;)
「要するに、植物の身体も、人間の血と同じように、動脈と静脈みたいなもので、「道管」で肥料分や水分を運んで光合成をして、「師管」で養分を身体の必要なところに送るんや」

ほぉ~~…

こんだけ理解できてて、顕微鏡の各部位の名称や、使い方、「対照実験」の意味なんかもわかってりゃ~完璧じゃんと母は思うのだが、
Takは「これぐらい授業で習ったので、みんなわかってる、当たり前のことや」と、、、

ふぅ~ん…

「家庭教師」どころではなく、私はカブトを脱ぎましたm(_ _)m
「ほな、コレはどーゆうこと?」などと質問すると、Takは得意げに教えてくれるのであった( ̄_ ̄|||)


しかし!!
午前中、そんな感じで、テンポよくやったのに、午後の部は、私はレッスンなので放っておいたら、
案の定だらだらと能率あがらず、数ページをまとめるのに何時間もかかる。
まだ英語や国語は手付かずなのだよ。
あと4日しかないのよ~~~!!!ヽ(`Δ´)ノ

計画を立てて、集中してこなしていくってことが大きな課題だとわかりました。


…やっぱ、受験塾にお縋りするしかないかな~~~

とりあえず、今いってる「公文」の成果が、今ごろになって、じわじわと現れてきたような気がします。
特に「国語」の成果。
語彙も乏しく、学年相応の文章も理解できず、作文も書けず…
去年の夏休み、「NIE」に取り組み七転八倒しまくった母としては、あれから1年足らずの間で、何かがTakの中で整理され、少なくとも、まだ自分から文章で表現できなくとも、
文章(といっても教科書程度)を理解して、頭の中で要約して自分の言葉や、身近な状況にに置き換えて考える能力は備わってきていて、少しずつかたちに現れてきているように感じます。

はぁ~~~~しかし、まだまだ先は遠い。

Takには、伝えてあります。
「1年生の中間の結果は、自分で思っているよりも相当良くなく、ガックリすることかと思う。
しかし、そこをスタート地点で駆け上っていけばいいんだよ」
公文の先生の受け売りですが。
さらに、「3年生から受験勉強をスタートしたら、手遅れ。時間が足りない、みんなやる、どんなに頑張っても、成績に反映しにくい、結果、自分が辛い。」(自分の経験)


自律を促しつつも、親も学校の勉強にかかわることは、親子で共通の話題が広がるし、
いい面もあるように思います。
母も、「失業」のどんより期、かなり気が紛れるしね~(^_^;) これは今この時期、とても母の精神衛生上、重要です。
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6/7 「差別」雑感

2012-06-08 | よしなしごと


「オーストラリア」より




昨日、Takが「ザ・世界仰天ニュース」を観ていて、夫が突然自分は女性だと言い出すってのがありました。
結婚して1年ほど経った頃から、夫はチャットに夢中になり、部屋に篭るようになった。
それは、自分が女性として自由に振舞えるネットの世界に没入したかったから。
何も知らない妻は浮気しているのではと疑り、激怒してPCを取り上げてしまった。
すると、夫は毎日哀しそうな顔で、魂を抜かれたようになってしまった…

Takは、それを観ながら、「もしかして、この人、オカマになりたいんじゃないかなあ?」というのだ。
すみません、差別発言かもしれないけど、Takのそのままの言葉です。こんな表現しか今のところ思いつかないんだと思います…ご容赦を。
 エッ( ̄□ ̄;)…  
Takがいきなりそんなこと言うなんて、びっくりした~~~

「あっ、そうだよ、そうだきっとそうだ、絶対そうだ」
と、私も同調した。「Tak、なんでそんなことがわかったの? なんかどっかにヒントが書いてあった?」
「知らない、でも、この男の人が魂を抜かれたようなところ、なんとなく目つきが女っぽい気がしただけや。」

いんや~~ Takの勘にもびっくりしたけど、

番組は続く… ある日突然夫は妻の前に女性の格好で現れ、ずっと隠していたけれど、自分の心は女性なのだと打ち明けた。
でも、夫の恋愛対象は女性なのだそうだ。
そんなケースもあるのか… 人間いろいろ、多種多様なのだなあ、、、
自分は女性だけれど、妻のことは、ずっと変らずに愛しているのだと。

妻はとうてい受け入れられない。夫をなじる、無視する、当り散らす夫の女性用の服を切り刻む…
(この展開や、個々の場面自体、相当誇張があるとは思うのですけど…

Takは、その壮絶な場面を観ながらいたたまれず「これはイカン。心を入れ替えて、受け入れるべきや!」と言うのです。



「受け入れるべきや!」



Takには、女装した大人の男性の姿が滑稽には映らないのだな。
大人でも揶揄したり、気持ち悪がったり、露骨に差別する人が大勢いるのに、中学一年生がこんなにしっかりと「受け入れるべきだ」と言うなんて、母はかなり感動しました。

ちなみにTakは「性同一性障害」という言葉と意味を知っています。
Takにとっては、この夫は「障碍者」という括りのようだ。医学的には「疾患」ということのようですが…
そして、彼は障碍者に対して、小さい頃から、健常者と障碍者は、「差別」じゃなくて、「区別」「個性」って、当然のこととして感じているところが前々からすごいなーと思うのです。


身体が不自由でもなく、精神的にも知的にも生活するのに、表面上は特に支障があるわけではない「性同一性障害」
でも、差別されるということが、最も「生きにくい」ことなんだってことに心を向けない人はとても多い。


先月のとあるオフの日に、「オーストラリア」というDVD観ました。
このことについての記事を、ずっと書きかけのまま、テーマが重すぎてまとめられず、放り出していました。


実は、コレも、Takがその数日前に観てさめざめと泣いたようなのだ。
私も、そのうち観ようと思いつつ、やっと昼間の空き時間でひとりで観て、私も泣きました。

戦中~戦後の農家を舞台としたストーリーとしては、、少し前に何十年ぶりに観た「風とともに去りぬ」とダブるところがあって、
貴族の慈善パーティーで、ダンスのパートナーのオークションが行われる場面なんかは、「風邪と共に去りぬ」と殆ど同じで、
こういうことが、普通に行われていたのだなあ…と、、、
これが当時の教会のチャリティーのようなのです???

「風と共に去りぬ」も、大昔見た映画ですが、改めて観ると、当時とは違う視点や感情移入の仕方で、とても新鮮でした。


「オーストラリア」のメインテーマはアボリジニへの強制的な同化政策への反省、またできる限りの「差別」を浮き彫りにして、世界に向けて問いかけているように思えました。

「差別」という問題に、日本人はわりと疎いというか、無頓着なところがあると思います。
「今の日本には、人種差別や、差別、その他の差別というものは、ほとんどなくなった。」
「少なくとも、自分は、人をそんなことで差別はしていない」と、たぶん大多数の人は思っているのでは…
私自身も以前はそうでした。

これもまた、何十年も前のことですが、住井すゑさんの「橋のない川」を読みました。

橋のない川〈1〉 (新潮文庫)
住井 すゑ
新潮社



その時私は、自分の頭を大きな木槌でガガ~~ン!!と殴られるような衝撃を受けました。
どうか、ここを訪れてくださったみなさま、まだお読みになってない方は、いつかぜひぜひお読みください。できればなるべく早く。
大長編なのですが、日本人として、本当に本当に「必読」と思います。
当時、読後のショックの後遺症で??今まで何も知らなかった脳みそがブルブルと震えまくっているようで、毎晩寝れない日々が続きました。

今、手元に本がないので、うろ覚えでしか書けないのですが、主人公は、被差別の子供でした。以下ネタバレ注意↓↓


明治になって、憲法上は身分の差別はなくなったものの、人の差別の心は簡単に変えようもない。
小学生の主人公は、暗闇の中での小学校の集会で、憧れの女の子に手を握られる。
ああ、この子は、こんな自分のことを密かに慕ってくれているのか…と、彼女への想いを心に秘めて生きていくのだけど、実は、その女の子は、
「エタ」は血もヘビのように冷たい、普通の人間とは違うのだと、周囲の大人に教えられていたので、それを確かめてみたかっただけだった…



物語は、主人公の成長とともに、「結成」「開放運動」へと展開していきます。
けれども、あまりにも根の深い魂の根源的な問題であり、ハッピーエンドとはならず、未完のまま終わっています。


記録された歴史というのは、その時の権力者周辺の記録であって、記述されることのなかった、平民や奴隷の生活こそが、その時代を支えてきた、ナマの、日本や世界の歴史なのだと思います。
そんな礎の上に今の世の中があり、自分もそこに生きていることを、「少なくとも私は差別はしていない」とは、私はいえない。無知ってこわい…


日本は単一民族ではなく、少数民族は存在するのです。北海道、沖縄… そこに住む民族に対する同化政策、そして、戦時中の国家神道の強制、
江戸時代に身分上の差別されてきた人たち、障碍者、外国人への差別、職業の差別、性差別、年齢による差別、社会的弱者への差別…

差別は、人が人を比較し、優劣をつけるところから始まっているのかも。
人は、大昔から今日まで、罪深い過ちを繰り返し続け、今もなお、綿々と続いている、、、


「じゃあ、自分は何をしたらいいんだ?」
…ってことを、少しでも考えてみることに、価値はあると思います。



重い記事になってしまったので、最後に近況などなど…

ただいま失業~求職中であります。
「うどん」、やむを得ず退職しました。(って、重いやんか~~~(^_^;)
折りしも、Takの「中間テスト期間」に突入。
部活も休みになり、さっさと帰ってきて、すぐに机に向かい、私がレッスン中に「どーせ遊んでるに違いない」と思ったら、ノートをまとめて、
トイレに貼って覚えるといいよと先輩に言われたといって、ドアに切り貼りしてました(*^_^*)

次の生徒くんの弟が、「おしっこ~」とトイレにいったとき、「せんせー、トイレに鋏が落ちとった」と…(-_-;)

ちょっとどんよりな日々の中で、なんだかほのぼのな、嬉しい出来事でありました♪






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Zac Bran Piano Trio 10th

2012-06-04 | アーティスト魂





あっというまに6月!

今回ご案内するのは、我が師匠であり音楽パートナー SYO Michaelさん率いる Zac Bran Piano Trio です。


6月29日(金) 19:30開演 at Speak Low
 大人 ¥1700
 大人のペアチケット ¥3000(男女カップルじゃなくてもOK)
 親子ペアチケット(小学生~高校生) ¥2000
 いずれも、お1人様1ドリンクが含まれてます



私が高松に引っ越してきた年が FIRST LIVE だったのでした。
あれから6年、10回目を迎える「Zac」
ひとことで10thといっても、こうして毎年続けていくということは、地元ミュージシャンにとっては、本当に本当に、並々ならぬパワーと努力が必要です。

私も同じ活動をしている地元ミュージシャンとして、実感していることです。


LIVEとは、毎回、一定の人数を動員しないと、興行として成り立ちません。
ライヴハウスへの支払い、ミュージシャンの方へのギャラ、スタッフ謝礼、印刷、郵送などの経費などから、チケット代を設定して、最低動員人数を割り出します。
ものすごくシビアな世界なのです。

ZacのLIVEは毎回大盛況で、立ち見が出たこともあるほどですが、
放っておいてもお客様が来るというわけではなくて、SYO Michaelさんのたゆみない努力の賜物なのであります。
彼は、ほんとうにいつもマメに、手書きのめっちゃ面白いLIVEニュースのようなものを作り、あちこちのお知り合いの方に、ご挨拶がてら直接持参していらっしゃいます。
いろんな出会いや、人とのお付き合いを本当に大切にしていらっしゃるということだと思います。

LIVEのときだけ「お願いします」じゃなく。
なんだか政治家の戸別訪問みたいでしょ(^_^;) 全くそうなんですホント。

SYOさんの人脈は大変幅広いし、SYOさんのピアノのファンはたくさんいるけれど、いつも応援してくださるお知り合いがみんな来てくれるというわけにはいかない。
Zacも、回数を重ねていくごとに、応援してくださる人の底辺を広げていかなくてはいけない、それに、音楽の質も、お客様は当然前回よりもさらにいいものを期待するので、
ミュージシャンとしての「自己研鑽」も、怠ることはできません。

「ちょっと目先を変えて、人々を煙に巻いてやろう」みたいなことは、絶対に通用しません。
お客様は敏感で、今回はイマイチだったなあ…と思ってしまうと、もう次回からは来てくれません。

…そのような、さまざまなハードルをクリアしての10th LIVE。

「続ける」ということの価値は、はかり知れないものです。
私も、先日自分のバンド「WIND AND SOUND」の6回目を終えたばかり。
10th目指して…いえもっともっとですけど、これからも頑張りたいと、勇気とパワーをいつも貰っているのであります。


…と、今回は、Zac の音楽の内容よりも、「土台」重視で、常々思っていることを書きました。


「内容」はもちろん、毎回のエキサイティングでスリリングなステージング、JAZZファンはもちろん、そうでなくても、毎回、クラシックの名曲や、J-POPなどからの選曲で、「濃い」ステージを楽しませてくれます♪

どうぞみなさま、お誘いあわせのうえ、お出かけくださいね!!
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