ペットじゃないんだ。

いきなり何を？と言われるような始まりで申し訳ありません。


実はこのフレーズ、数年前までウチの広告で使っていたコピーの出だしです。


全文を紹介すると『ペットじゃないんだ家族なんだ。だから最後までちゃんとしてあげて欲しい。それが私達の願いです。』と、なる訳ですが、このコピーが出来上がる迄には、そう時間は、かかりませんでした。


何故なら、この仕事を通して、そう感じる場面が多々あり、きっと日頃から、そうどこかで思っていたのでしょう。


飼い主の為に無償の愛を注ぎ続けてくれた彼らに、せめて手を合わせて感謝の気持ちを全ての皆様に表して頂きたいものです。

冬の猫達

ようやく冬らしくなってきましたね。


この季節、３日に一度の鍋でも全然嬉しいのは私だけでしょうか（笑）


冬になると、霊苑を訪れる皆様から、良くご質問頂くのが『この猫達は何処で寝るの？』です。


確かに霊苑のある熊野町は、市内の平野部より２～３度は気温が低いと思います。


そこに猫達が自由気ままに暮らしている訳ですから、皆様のご心配も当然かも知れません。


そんな時、私達が『ちゃんと猫達のお部屋がありますよ』と、お答えすると、皆様非常に安心してくださいます。


実際に猫達の部屋は３箇所あり、部屋の中には皆様からプレゼントして頂いた毛布が敷き詰められ、入り口には風よけ、今年から導入した湯タンポまで入っていて、そこでお気に入りの子同士で寝ているみたいです。


でも本当は、ちいさなころ離ればなれになった飼い主様のもとで、ゆっくりと暮らしたいと、ここの子達は思っているに違いありません。

もうひとつの仲間

霊苑の皆さんのお墓には、写真にあるような動物の置物が沢山置いてあります。


きっと、飼い主さんが少しでもうちの子が寂しくないように…という愛情の証だと思うと、微笑ましく思いながら見させて頂いています。

合同供養塔

今日の写真は、約３万体の天使達が眠る熊野の『合同供養塔』です。


私が昔、愛犬との別れの時に利用した、とある火葬場では、供養塔には、お骨が存在せず、他県に移動させるという話にショックを受け、開苑以来、敷地内からひとかけらのお骨も動かさずにここまできました。


だから沢山の皆さんに日々お参り頂き、供養塔前には、お話やお供え物が絶えないのです。


これからも基本は変えず、皆様からお預かりした小さな天使達安心して眠れることや皆様に安心してお預けして頂ける様に、供養を続けて参ります。