日本一“熱い街”熊谷の社長日記

組織論の立場から企業の“あるべき”と“やってはいけない”を考える企業アナリスト~大関暁夫の言いっぱなしダイアリー~

「青山カレー工房」だより ~ カレーパン類の通販について

2011-11-18 | ビジネス
日本テレビ系「キューピー3分クッキング」のテキスト12月号「地食旨いものめぐり」のコーナーに、お取り寄せ可能な埼玉の旨いものとして「熊谷かれーぱん」が紹介されました。ネット経由でのお取り寄せ絶賛受付中です。

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★店舗TEL★
048-598-8091

★青山カレー工房ホームページ★
http://www.studio-02.net/aoyamacurry/


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◆営業マンには、やっぱり「楽観派」が向いているのか?◆
http://www.j-cast.com/kaisha/2011/11/14113046.html
◆INDEX◆
http://www.j-cast.com/kaisha/column/kokonao/index.php

北朝鮮の“真っ赤なスタンド”に思う

2011-11-18 | その他あれこれ
15日のサッカーワールドカップ予選「日本対北朝鮮」戦を見た人は、皆あの異様な光景に驚きを禁じ得なかったのではないでしょうか。

真っ赤に染まる金日成スタジアムのスタンド、巨大な人文字、自国選手に対する異常な声援と日本選手に対するブーイング・・・。どこの国でもサッカーと言うスポーツは見る人を熱くさせ、熱狂の渦に陥れることは間々あります。しかし、これは違う。意図的に5万人対150人というスタンド観戦のサーポーターの比率を制限され、さらに日本チーム・サポーターには応援に関しても数々の制限が加えられ、国家統制の支配下で皆が同様の方向に行動をコントロールされた実に気持ちの悪い人為的統制下の社会を見せられた思いです。あの光景を見た誰もが、従来のサッカーの国際試合における国対国の愛国心的応援のぶつかり合いとは全く異質なモノを感じたに違いありません。

国歌斉唱における君が代斉唱の時に巻き起こった巨大なブーイングは一体何なのか。北朝鮮の人々が、日本をあれだけの嫌悪感を感じさせる態度で迎え入れる理由が分かりません。そこにあるのは国対国の試合応援ではなく、「お前らは来るな」「余計な情報を入れるな」「嘘を教えるな」と叫んでいるかのように思えました。まるで映画「猿の惑星」とも共通するような、「なぜ猿が人間を支配するようになったのか、それを知ってはいけない」と、近未来における支配者である猿が人間の復権を恐れるが故に、理由を言わぬ敵対心を持って現代人間社会に破壊的に対峙する統制国家の絵そのものでした。

あのスタジアムにいた5万人の北朝鮮の人々もテレビで中継を見てテレビの前で一緒にブーイングをしながら自国チームを応援している北朝鮮国民も、皆きっと信じて疑わないのでしょう。自分たちの思っていること、していることは正しいと。なぜそうなるのか。それはすべて、国家的情報統制が人々を誤った判断や行動に関する疑問や問題意識といったものを失わせてしまう、ということに尽きるでしょう。実に恐ろしいことです。外部からの情報を遮断し、国家統制下にあるメディアは独裁者や現体制から既得権を得ているものの利益を守らんがために、自分たちに都合のよい情報だけを取捨選択あるいは情報誘導して全国民を誤った判断に導いているのです。

日本のメディアは大丈夫ですか?記者クラブ制度と言う名の長年飼いならされた情報統制が、誰かの既得権益を守る結果になっているのではないかとか、メディアによる報道するか否かの情報取捨選択やその報道姿勢等は本当にニュートラルなものであるのかとか。賛否あってしかるべき一連のTPP報道における主要メディアの足並み揃いの気持ち悪さとか、自社グループに巻き起こった醜態をニュートラルに伝えられない大新聞の対応のおかしさ等を感じるにつけ、真っ赤に染まった金日成スタジアムの光景を眺めつつ、我が国のメディアは本当に大丈夫なのかと心配にもなったりするわけです。

我が国国民の思考回路が真っ赤に染まることはないにしても、政治家と官僚とメディアが場面場面の既得権益擁護で手を結んでの情報操作をおこない、日本国民の脳みそを空っぽの“透明一色”に貶めることになってはいまいかと、そこはかとない恐ろしさを感じさせられもした「日本対北朝鮮」戦でした。


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