(8)競馬場の統廃合
現在、中央競馬の競馬場は全国に10ヶ所ある。シーズン制の導入やダート競馬の拡充を実現するため、思い切った競馬場の統廃合を提案したい。
まず、現行の芝・ダート混用を止めて、競馬場ごとに芝かダートに特化させる。現行の競馬場は芝コース優先のコース設計で、そのしわよせがダート・コースに及んでいる。
冬競馬のために、温暖の地(沖縄や高知など)のダート・レース専用の競馬場を新設する。
芝のレース専用の競馬場として、東京・新潟・京都・阪神の各競馬場を割り当てる。(新潟競馬場を主要競馬場に格上げする。)
ダート・レース専用の競馬場として、中京競馬場と沖縄競馬場を割り当てる。(中京競馬場で春のダート競馬の総決算日を開催し、沖縄競馬場で秋のダート競馬の総決算日を開催したらいかがか?)
夏競馬のために、札幌競馬場と函館競馬場を割り当てるのは従来通り。
では、中山・福島・小倉の競馬場はどうするか?
中山競馬場と小倉競馬場は障害競走専用の競馬場にする。(障害競走にそれだけ需要があるかどうか不透明だが、存続させるのであれば、専用の競馬場と専用の騎手を用意して臨むべきだ。)
福島競馬場は廃止する。 (2014/1)