in my room

静かなパラダイス

ダニエル…

2008年10月25日 | Weblog

「Daniel」…
バーニー・トーピン&エルトン・ジョン珠玉の名曲。
エルトン・ジョンについては、
曲は良いけど、声や雰囲気、ノリがあまり好きではない。
バーニー・トーピンの詞が素晴らしいので、これはかなり惜しい。
歌が上手くて表現力のある人達が
彼らの曲を歌えばいいのに、と常々思っていた。



あるんです。
彼らを敬愛するミュージシャンが集まって1枚のアルバムを作った。
これが素晴らしい~ずいぶん昔に買いましたが、愛聴盤です。

特に僕が好きなのが、
ウィルソン・フィリップスが歌う「ダニエル」。
ウィルソン・フィリップスは、
ブライアン・ウィルソン(ビーチ・ボーイズ)の2人の娘と
ジョンとミッシェル・フィリップス(ママス&パパス)の娘の3人組。
「親の七光り」グループですけど、侮れない。
これが出た頃はまだ20歳くらいですが、表現力はすでにピカ一。
ボン・ジョヴィ「リヴォンの生涯」
ホール&オーツ「フィラデルフィア・フリーダム」
このあたりの選曲もいい~それにしても皆、歌上手いなぁ。

「ダニエル」の詞は…こんな感じ?

今夜ダニエルは旅立ちます
スペインへ向かう飛行機の赤いテールライトが見える
「さよなら」と手を振るダニエルが見える
でもダニエルのように見えるのは
私の目が涙で曇っているからでしょう

スペインは素晴らしい所だと聞きます
行ったことがないけど
ダニエルもこれまでで最高の場所だと言っている
もう何度も訪れましたね
あぁ あなたが恋しい 恋しくて仕方ありません

ダニエル 私のブラザー
私よりも年上の
癒えることのない心の傷がまだ痛むのですか
あなたの瞳はもう何も見ていないけれど
私よりもずっといろんな物を見ている
ダニエル あなたは大空に輝く一つの星

下手な和訳ですみません。
抽象的で解りづらい詞ですね。
歌詞カードではブラザーを「兄」と訳していますが、
僕は「同志」のようなもの、あるいは「恋人」ではないかな、と。
同性愛者(ゲイ)の歌だと言う人もいます。(定説?)
やっぱり「ブラザー」の解釈ですかね?
女性が歌うとそうは聞こえないですが…どうかな?


真ん中の“寅さん”ウェンディと
右のブーツ、カーニーが
ブライアン・ウィルソンの娘。
父の面影があります。


流されない…

2008年10月22日 | Weblog

いい年して、下手なデザインやってる場合やないで!
ヘコんだ!疲れてるだけ?
昨日はゆっくりと風呂につかって身体を温めました。
今日はずいぶんリフレッシュされたかな?
さぁ、勢いつけて行きますぜぃ!

打たれれば起き上がるのみ!
ロッキー・バルボアのように…
あるいは、ムンクの叫び人形のように…気色悪いわ!
昔に比べればずいぶんとポジティブになりましたなぁ。
次、頑張りましょう!
買い物にでも行きたいところですね。



先日、お弁当屋さんで朝日新聞を読んでいると、
中折に入っていました。
ADは木村裕治さんですね、一目で解る。
この人は全然流されない、全然ブレない~上手いです。
欧文書体はロックウェルとガラモンド。
オーソドックスですけどね、
“読みたいな“という気になる~どこかストイックで知的。

僕も頑張ってやりますかな。
しかし…ベタやで…これは…やり直しぃ!


ブラザー・ルイ…

2008年10月18日 | Weblog

胃がギュッとせり上がるような仕事が
ようやく終盤に~脂汗がかなり出たけど、もうすぐ。

コーヒーを飲みながらボンヤリ空想していると
急に「ブラザー・ルイ」という曲が聴きたくなった。
好きな曲。1973年全米第1位。
白人グループ「ストーリーズ」バージョンが聴きたかったんだけど、
これは後輩に貸したままということを思い出した。
あれっ?ずいぶん前?いつ返すねん?
レコードのシングル盤。
「レフトバンク」のマイケル・ブラウン(キーボード)が作ったバンド。
ハスキーなボーカル、イアン・ロイドがメチャいい!
(ロッド・スチュワートと声そっくり)


帰ってこないシングル盤。

仕方がないので黒人と白人の混合グループ、
「ホットチョコレート」版をひっぱり出してきた。
こちらがオリジナル。
かなり濃いけどこちらも良い。
なんたってオリジナルですから。
ずいぶんストーリーズ版とは雰囲気が違うけど…



この曲は詞が深刻。
シドニー・ポワチエ主演の映画「招かれざる客」みたいな感じ?
白人(男)が黒人(女)と付き合っている。
彼女を家に招くと両親がビックリ…
肌の色なんて関係あるの?そんな歌詞ですね。

ドイツのヴィム・ベンダースの初期の映画(何だったかな?)でも
主人公が車の中で口ずさんでいたなぁ、確か…

ストーリーズ、メチャよろしい!
http://www.youtube.com/watch?v=k-5Y5PX2qHQ
ホットチョコレート版と聴き比べてみては?
https://www.youtube.com/watch?v=NsyVpqTCgpo


オカダは速い…

2008年10月16日 | Weblog
やっぱりパワーが凄いなぁ。
ずいぶんと助けられています~おおきに。
Mac Proの話です。
こうやってコーヒーを飲みながらチンタラ遊んでいられるのも
「オカダ」はん(Macの通称)のおかげ。
いろいろ解らない事も多いけど、
シュシュッと動作に保存がメチャメチャ速い。
処理が速いと考える時間が長く取れるし、
なんせイラつかない。
やる事は増えているようにも感じるけど、
こればっかりはどこも一緒かな?

いろいろといい勉強させてもらっています。
ありがとうございます!
深い霧を振り払ってくれるような、
あるいは暗闇に電気をつけてくれるような人達が
僕の回りにはたくさんいる。
レベル相当高いですけど、ね。
なかなかできんよ、人のためになんて…
僕なんか自分のことで精一杯だし、
それすら満足にできずにブーたれている。
いつかは恩返し…しないとねぇ。

岡田はん(阪神の監督)、辞めるようですね。
まぁ、しゃあない。
阪神の監督はそらたいへんだわ!
負ければボロカスですから…
「大阪のぼん」という雰囲気は良かったけど…
もうちょい年取った方がドッシリ構えられたかも?

うちの「オカダ」は一層頑張ってもらわないと。
まだまだ機能の5分の1くらいしか使ってないけどね…
ムービーやりますか!?
アメリカでは「Creative 4」発売。
またお金が掛かりそうですな?!


パンク世代…

2008年10月14日 | Weblog
僕はモロにパンク世代なんですが、
パンク…『まったく知りません!』
当時は僕の友達なんかも「これしかないだろ!」
というくらいにハマっていたし、
「知らん!」などと言ったら
「お前アホか!」というシラーッとした雰囲気に…
モノ凄い勢いでしたね、当時は。


パティ・スミス。女性ですよ!
中性的で独特かつ不思議な魅力~熱狂的なファンがいたねぇ。

僕はその頃は黒人音楽=ソウル・ミュージックに首ったけで
「パンク?」あんな下手なガキの音楽なんか聴けるか?
と思っていた。今でもそうですけど…
それから、パンクというのは
イギリスの根深い「階級社会」が生んだ現象だったので、
ニューヨークや日本などでは
上っ面=ファッションだけ模倣して騒いでいるだけ~
「根っこ」の部分がどうも見えてこなかった。
ムーブメントとしては興味を覚えましたが、
やっぱりね、チープで小汚い雰囲気がどーもイカン!
ソウル・ミュージックは歌も演奏も踊りもメチャメチャ上手いし、
ビシッとスーツ、何といっても“洗練度”が違いますからね~大人です!
そういう事を言うと
「お前アホか!」となるんです~しんどい時代でしたわ。



ニューヨーク・パンクの女王「パティ・スミス」。
音楽はほとんど知りません。
その名前はロバート・メイプルソープ(写真家)の
パートナーとして認知していました。



リゾーリから写真集が出たので買いました。
写真集として素晴らしい。
写真良し、レイアウト良し、紙質良し。本の厚さ良し。
彼女の伝記映画の写真版でしょうか?
時代としても「ググッ」とくる写真が数多くあります。
何といってもリアルタイムの大きな流れでしたからね、
ゆっくり眺めることにします。
優れた写真集ですわ。


熊でた?…

2008年10月13日 | Weblog

昨日は朝遅めに始動して、
東山一万歩コースを歩いて午後から仕事、
と段取りをしていたのだが、
東山公園周辺は車が溢れていて大渋滞。
諦めて郊外の猿投山に行きました。
登山靴もあるし…デジカメ忘れた。

ここは620メートルちょいの低山で
山頂まで往復4~5時間の手軽なコースですが、
階段が多くて足にくる。
日頃の運動不足がたたってバテバテでした。

“熊に注意”の看板が至るところにあって、
すれ違う人達も熊よけの鈴をぶら下げて歩いていた。
月ノ輪熊が目撃されたらしい。
「まさかねぇ…?」北海道じゃあるまいし…

「出たぁーーーーーっ!」
もう少しで山頂というところで
「ゴロゴロ~ッ、グルグル~ッ」と獣特有のあの低音が…
足が止まって顔面蒼白…鈴つけてないし…
そーっと180度回転してあわてて引き返しました。
帰りの足の早かったこと。

見てないんですけどね、何も。
あの低音はわりと大きめの獣に違いない。
というか、他に説明がつかない!
あ~恐かった。
時間が遅めになっていて回りに人もいなかったし…

ポテチとチョコを持っていましたが、
その程度で許してくれそうもないし…?

前に一度登ったところで、低山と舐めていました。
やっぱり山に行くなら準備は周到にしないといかん。
時間も遅かったし、水も足りなかった。
鈴はいるよなぁ。
トレッキングステッキ(登山用の杖)も必需品。

次はもう少し高い山にチャレンジしたいですね。
日帰りでもこのあたりなら十分に楽しめる。
「あれは、、、やっぱり熊だったよね?」


気分はブルーズ…

2008年10月11日 | Weblog

「♪ 朝起きたらぁ~~~~~♪」
「♪ 巨人が優勝しとったぁ~~~~~っ♪」

この「♪ 朝起きたらぁ~♪」というのは
ブルーズによく出てくる歌詞なんです。
だいたいその後は、
「好きな女に逃げられた~~~♪」とか
「一文無しになっとった~~~♪」とかそんなんばっかし。(哀)
それが、いわゆる“ブルーズ”ですわ。
「世の中、上手く行かんことばかりだけど、何とか生きていきまっせ!」
というのがブルーズの本質…現実は辛いけど、ちょっとだけ前向き…
そのあたりが“共感”を呼ぶんですな。
さかのぼるとアメリカの「奴隷制度」に行き着きます。


ギターに焦点を当てた21曲入りのベスト盤。
この人はこの写真しか見たことない…ほかに無いの?

ビッグ・ビル・ブルーンジィ。
シカゴ・ブルースの父。
そしてシカゴ・ブルースの巨人。(あれっ?巨人?)
ギターの名手!上手いです!
じっくり聴くと様々なギター・テクニックを駆使しているのがわかる。
この人はちょっと古い。
1930~40年代に活躍…いわゆる“戦前ブルーズ”ですね。
そのギター・スタイルが
戦後のミュージシャンにも多大な影響を与えている。

イギリスの“ブルーズおたく”エリック・クラプトンも
「Hey, Hey」をレコーディングしたり…
僕もこの曲はギターで弾ける、歌えませんが…(泣)
クラプトンは「青春をブルーズに捧げた」と言ってますから、
さぞ、暗かったんでしょうね?
そして引き籠ってギターの練習ばっかりしとった。
何事も腕を上げるのは“継続”ですかね?
しかし、いくら頑張ったところで、本場の黒人にはかなわない。
そのあたりのジレンマ、絶望感というのも理解できる。
だから、僕はニセモノの“白人ブルーズ”も好きなんです。
ストーンズもブルーズ大好きですから、ね。

というわけで“広島ファン”(今年から)の
ワタシにはどうでもいいんですけど、
今日はとことんブルーズですなぁ。


「コツン!」が来ん…

2008年10月08日 | Weblog
どう考えても実力以上の仕事をやっているような…
質・量ともに…
いや、イカンイカン。そんな弱気でどないする?
仕事をいただいている人達に対して失礼きわまりない!
それを言ってはいけません!
「撤回!」「御無礼!」
頑張らんかい!根性出したれ!
とか言いつつ、実はヘタレです。(トホ)
ありがたい話やないの?!

ブログなんか書いてるうちは大丈夫でしょ?
そんなもん書く暇があったら、仕事せい!

ま、それはそうなんですけど
ブログは精神安定剤みたいなもの。
「クールダウン」ですわ。
「ちょっと休憩」「深呼吸」みたいなもんです。
書いているうちに頭の中のいろんな事が整理されたり、ね。
わりと効能もあるんです。
丁寧に一つ一つ正確に、確実に潰していくことだね。

まだ「コツン!」とヒットしないなぁ。
「コツン!」が来ると後は早いんだけど…まだ来ない。
まぁいいや。
こういう局面をクリアし続けると腕が上がるんでしょうな、きっと?
皆やってることです。

ところで阪神は…?
今日は大一番!
アカン、負けとるがや!(焦)


エリオポール…

2008年10月03日 | Weblog
ラシックに入っているエリオポールで
肌着=シンプルな白のTシャツを買いました。
衝動買い~こればっかりは治らない!
まだまだ暑いのでコットンセーターの下にでも~という成り行き。


Eminence(エミネンス)というメーカー。
フランス製。
マーロン・ブランドが着ていたとか?
どの映画かな?「波止場」ではないらしい。(店員・談)

肌着にしては「エッ?」というくらいの値段なんですが、
これが優れモノ!着心地最高!!
毎日これでもいいなぁ。
首回りがボートネックになっていて(好みです)、スリムフィット。
お腹が出ているのは隠せないけど…これは自分が悪い。

白無地のTシャツは持ってはいますが、
劣化するというのかな、
少し置いておくと首回りが黄ばんできます。
人に聞くと、たまに漂白しているそうですね。

それにしても、肌着で感動するとは思わなかった。

エリオポールはレディースが主ですが、
メンズ・コーナーもちょこっとあるんです。
ニットが少ないのがややイタい。
狙っている「D~」というメーカーのニットがあるんだけど、
レディースはこのブランドが入っているので、
置けばいいのに…なんて思うんだけど…
その前に、先立つモノが…必要ですね。(嘆)
ここのニット高いんだわ!

いよいよ週末です。
といっても宿題がたくさん溜まってます。
この時期は仕方がないのですが、
近頃は仕事が好きになってきたので、(ようやく?遅い?)
「いいもの作りましょっ!」ってな感じ。
以前は「何が何でもやらなければならない!」と
肩に力が入り過ぎていて、カラ回りしとったね。
“成果が出ないのに、ヒドく疲れる”という時期が長かった。
近頃はずいぶん気持ち的には“楽”になってきました。
それに比例して仕事の質もググッと上がってきているみたいです。

ボチボチと「いっちょ、やりますかい!」