今日は1月28日。
合ってます。
しかし、てっきり金曜日だと勘違い。
土曜日でした。
ということは段取りが…いかんいかん(汗)
最近多いです、この手のポカが…
一つの事に集中すると他に気が回らない。
至らない自分を責めても仕方がないので、
地道に前進するしかないですね。
フェデリコ・フェリーニ「81/2」(1963年)。
ストーリーは把握していますが、
映画館では寝てばかりでちゃんと観ていない。
再度じっくり観ようとDVDを購入。
フェリーニの世界に浸るのは
とても豊かで幸福な時間です。
オマケで公開当時のポスターを縮小したカード付き。
素材(=ヴィジュアル)がいいので、
デザインは自ずとカッコよくなる。
デザインの場合(もの作りは何でもそうですけど)、
何よりも重要なのは“素材”ですね。
「ジンジャーとフレッド」(1985年)
昔一度観ましたが…もう一度。
以前、ジュリエッタ・マシーナが
好きではないと書きましたが、
これは1950年代ではなくて80年代の映画。
当然年を取っている。
フェリーニもマストロヤンニも同様…
そういう映画ですね。
なかなかゆっくりとDVDを観る時間が取れないし、
そんな気持ちの余裕もない。
でも…そのうち観れるっしょ?!
NHK朝の連続ドラマ小説「カーネーション」が
面白く、楽しみに観ています。
脚本家の渡辺あやさんの
手掛けた作品を観てみようと借りてきました。
「ジョゼと虎と魚たち」(2003年)
原作:田辺聖子
監督:犬童一心
脚本:渡辺あや
出演:妻夫木聡 池脇千鶴 上野樹里 他
公開当時は“身障者の恋愛”というテーマが
話題になっていたと記憶しています。
邦画はけっこうレンタルで観ていますが、
この作品は見逃していました。
脚本 いいですね。
池脇千鶴 悪くない。
う~ん、妻夫木くんがアカン!
福岡出身で大阪の大学4回生という設定で、
なんで関東弁(標準語)やねん?
物語には引き込まれるのに、
こういうところで一気に冷めてしまう。
チュッパチャップスばあさん(新屋英子)、
なぜか気になる森下能幸(笑)に
出始めの江口のりこ…
このあたりの脇が効いている。
大倉孝二と新井浩文…関西弁×
スタイリストが伊賀大介→リアル○
犬童一心監督の作品は
どれも“不完全燃焼感”がある。
僕はそう思うけど…どうなんでしょう?
近頃はあまりオシャレには情熱がなくて、
ヨレヨレのネルシャツ+ジーンズの
ニール・ヤング状態ですが、
先日、こんなDMが届きました。
『ドレステリア 3/2(金) リニューアル・オープン』
少しだけ胸がザワつきました!
というのもドレステリアのカジュアル・ライン
「Violet Buffalo Wallows」
(バイオレット・バッファロー・ワロウズ)
が入るそうで…
これまでは名古屋になくて、
大阪や神戸のショップに問い合わせたり…
品質は折り紙つきでデザインも“ヨッシャーッ!”
(興奮してどないするの)
流行を意識せずに長く着れる。
値段も“そこそこ”ですが…
Pコートにトレーナーは重宝していて、
しょっちゅう着ているのでヨレヨレ。
3月といえば春…オシャレでも…という季節。
ここはディスプレイが素晴らしいので、
目の保養にブラブラ見に行こうかな。
行かない方がいいかも?
今は外見よりも内面、
知的好奇心を満たす方が優先なので。
http://www.youtube.com/watch?v=JGyjD1WzRjM&feature=related
「The Loner ~ Live In San Francisco 1978」
映画「いちご白書」(1970年)の挿入歌。
というわけで、
ニール・ヤング特集はまた年末にでも。
バリバリの現役…この人はホンマにスゴい!
「小澤征爾さんと、音楽について話をする」(新潮社)
村上春樹×小澤征爾 対談本です。
1 嫁が読みたいと言ってくる
↓
2 アマゾンに注文するのは私
↓
3 支払いは私
何かおかしくない?
どうでもいいですね、そんな家庭の事情は。(笑)
先に嫁が読んでいて、
小澤さんのところだけ読んでいる。
(どんな読み方やねん?)
この時期に上手いですね、この組合せ。
小澤さんは(手術後の)体力は戻っているのかな?
家族ぐるみで懇意にされているとは知りませんでした。
嫁「この分厚さで1,600円は安いわ
音楽本ならこの倍はするよ」
あの…支払いは私(もうええって)
そのうちゆっくり読みますわ。
ニール・ヤングで一番有名な=売れたアルバムは、
4枚目の「ハーヴェスト」(1972年/米・英・カナダ1位)。
ソロとしての彼の存在を決定づけたアルバム。
そして、一番有名な曲が
「Heart of Gold」(米・年間1位)。
(彼のサウンドは)ランキングどうこうというものではないけどね。
https://www.youtube.com/watch?v=V51Itpvc1Pw
邦題が「孤独の旅路」←これはいけない
「黄金色に輝く心(優しい心 美しい心 純粋な心 愛する心)
を探し求めて人生の旅を続ける そして年老いていく…」
そんな感じでしょうか。
抽象的で内省的な詞の世界→比喩もある→深いね。
https://www.youtube.com/watch?v=r75UvbN2pbk
「Old Man」
『ロック史上燦然と輝く不朽の名盤』
このアルバムの評価ですが、他のアルバムの方が好み。
例えば
「アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ」
「今宵その夜」「ズマ」「ラグド・グローリー」
ライヴ・アルバムもいい。
アルバムの2曲がジャック・ニッチェのアレンジ。
華麗なストりングスが大げさ(豪華)過ぎない?
ロンドン・フィルって…ニール・ヤングでっせ!
せっかく南部のナッシュビルで
地元のメンバー(ストレイ・ゲイターズ)と組んで、
人間臭いカントリー・ロックを展開しているのに。
昔からの付き合いだし、
ニールの音楽の幅を拡げた…ともいえるのかな?
曲が素晴らしいので、装飾は不要だと思うけど?!
バンドでやる時もある。
どちらのニール・ヤングもいいですね!
本日はヘヴィなバンド・サウンドなんぞ…
1.バッファロー・スプリングフィールド
3枚のオリジナル・アルバムを発表。
↓
2.CSN&Y(クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング)
一世を風靡したスーパー・グループ。
↓
3.ソロ
クレイジー・ホース他とバンド活動も。
経歴はざっとこんな感じ。
ソロ転向後の2枚目のアルバム
「Everybody Knows This Is Nowhere」(1969年)
意味深なタイトルですね。
クレジットが
ニール・ヤングwithクレイジー・ホース。
バンドやってます!というアルバムです。
http://www.youtube.com/watch?v=aAdtUDaBfRA
1曲目「Cinnamon Girl」。
まさに“シナモンが違う”というサウンド。
(昔チョコのCMでそんなんありました)
微妙な“ヘタウマ感”が何ともいえない魅力です!
本日はライヴ・アルバム。
「マッセイ・ホール 1971」(1971年)
アコースティック・ギターとピアノのみ。
一人だけのライヴです。
http://www.youtube.com/watch?v=d4ED-VOxwYs&feature=related
「On The Way Home~Tell Me Why」
このライヴは1971年1月19日、
カナダ・トロントのマッセイ・ホールで行なわれたもの。
ここはジャズの殿堂のような場所ですね。
ニール・ヤングはカナダ・トロントの出身。
地元なので当然本人もお客さんもいい雰囲気。
熱狂的に迎えられています。
内容そして録音状態も素晴らしい。
http://www.youtube.com/watch?v=_SZD1oCQAds&feature=related
「Down By The River」
昨日登場した「アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ」の後、
「ハーヴェスト」(1972年)が出る前に行なわれたもので、
時代的にもたいへん貴重なライヴです。
http://www.youtube.com/watch?v=rSRYVun2GkE&feature=related
「See The Sky About To Rain」
使用ギターはマーチンの最上位機種D-45。
丸みのあるヘッドの形状、グローバーのペグ、黒いピックガード。
1968年製ですね。
1968~9年にかけて229本作られた初期もので、
今、市場に出回ればとんでもない値段がつく代物です。
このCDにはDVDも入っていて、
若きニール・ヤングの姿、演奏が観れる。
値段が少々高いけど…買うしかないですね!
心を痛めるのは
誰かを好きになった時だけ…
そんなニュアンスですかね。
週末になりました。
ぼちぼちとニール・ヤング、出番です。
風貌に似合わず
繊細な詞を書きますね、この人は。
この曲は
名盤「アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ」(1970年)
A面3曲目。
まだ若くて気ままだった頃
独りでいるって、どんな感じだった?
いつだって自分がやっていた
ゲームのことを考えていたよ
人生を最高のものにしてやろうってね
でも誰かを好きになるとダメだね
初めっから用心しておかないと
胸が締めつけられるんだ
僕の中にまだ会ったことのない友達がいて
いつも夢の中に隠れている
誰かがそいつを呼び出して
ちゃんと出てこれるかどうか確かめないと
落ち込ませないようにするためにね
誰かを好きになるとダメだね
まだ会ったことのない友達がいて
いつも夢の中に隠れている
誰かを好きになるとダメなんだ
http://www.youtube.com/watch?v=bhfsygy8f5k
アン・サリーのバージョンもいい。
聴き比べてみてはいかがでしょうか。
カンヌ国際映画祭グランプリ受賞。
ヨーロッパ映画祭5冠。
内外の映画評でも大絶賛。
予告編でこれは観たいな、と思っていて
最終日間近になってようやく観てきました。
「ゴモラ」(2008年・伊)
監督/マッテオ・ガッローニ
イタリア・ナポリの犯罪組織の話。
現実に起きていることなので超リアル。
“現在”のイタリアン・リアリズム映画ですね。
60数年前のロベルト・ロッセリーニが
今ならこういう映画を撮るのでしょうか?
しかし、リアルです。
頭からアンダーなトーンで最後まで押しまくる。
ブレも迷いもなく描写されるのはイタリアの現実。
132分がまったく長く感じない。
出演者の選定を含めて監督の力量が素晴らしい。
同時進行のいくつかのエピソードを
画面の切り替えで繋いでいく手法は
オーソドックスですが、内容が…でぇら濃いがや!
映画の途中で結末が予測できるのと、
やはりラストが説明的すぎる。
死体が海辺に転がっているだけの方が恐い。
エンドロールでショベルカーが向こうから…おぉコワ!
仕立屋のパスクァーレ。
↓
トラック運転手
↓
スカーレット・ヨハンソン
このあたり…いいですね。
素晴らしい作品なのは確かだけど、
賞を総ナメにする程とは…1冠くらいじゃない?!
そう思うのはワタシだけ?
今年は映画館で映画を観よう!
しょっぱなは“Hot”な作品でした。
フランシス・レイ(仏)ときたら
この人、ニーノ・ロータ(伊)ですね。
『人生は祭だ』フェデリコ・フェリーニ。
僕の一番好きな映画監督。
そして、一番好きな映画が「甘い生活」。
これは珍しくうちの嫁も同意見。
この群像劇は素晴らしいの一語に尽きる。
誰がどうディレクションしようが、
あそこまでは…ちょっと無理…ですよね?!
身につまされる場面も…う~ん、豊潤や!
http://www.youtube.com/watch?v=f756NCma5h0
http://www.youtube.com/watch?v=qZxUIzB4fZY
「La Dolce Vita(甘い生活)」(1959年)
初期作品から音楽を手掛けていたのが、
友人のニーノ・ロータ。
本業はクラシックの作曲家。
なので映画は副業、こづかい稼ぎ、
バカにしつつ、イヤイヤやってます。
おおよそのストーリーを聞いて作曲、
フェリーニの映画はまったく観ていないそうです。
しかし…名曲の数々はご存知の通り。
とてつもない天才ですね。
僕はフェリーニの妻で女優の
ジュリエッタ・マシーナがどうも好きではない。
ですから初期の作品※はスルー。
初期では「青春群像」(1953年)が好きですね。
もちろんジュリエッタは出ていない。
http://www.youtube.com/watch?v=us3Kgy52XAg
「アマルコルド」(1974年)
「81/2(オット・エ・メッツォ)」(1963年)は…?
これまで3回は観に行っていますが、
すべて途中で寝てしまい、
最後まで通して観たことがない。
だから…どんな映画か不明です。(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=_nJ2shjepHA&feature=related
「81/2」
指揮/リッカルド・ムーティ
※「道」「崖」「カビリアの夜」
(頭おかしくなりましたか?)
ヘンリー・マンシーニ…やっぱりエエなぁ!
となると…次は…フランシス・レイ…になりますね!
冬ということで、
極めつけ「白い恋人たち」(1968年)
原題は「フランスの13日」。
厚い氷も溶かす誰もが知っているメロメロのメロディ。
何ともロマンチック!
何も言うことはございません!(エエなぁ!)
http://www.youtube.com/watch?v=UIfOtRGS030
1968年2月に開催された
グルノーブル冬季オリンピック(フランス)の
記録映画のサウンド・トラック。
男子滑降、回転、大回転の三冠王、
ジャン・クロード・キリーの勇姿が印象的。
クロード・ルルーシュと
フランソワ・レシャンバックの共同監督。
そらオシャレになりますわ!
なぜオリンピックの記録映画は
こうも胸を打つのだろうか?
映画の作り、編集(音楽も)が素晴らしいのは確かだけど、
限界に挑む若き人間の姿が
“純粋”で“美しい”のだと思います。
競技の中に、国家や宗教なども含めた
人間の生き様が凝縮されている…
ドキュメント映画の最たるものですね。
箱根駅伝も見ているとジーンとくる…
今年は我が母校も大健闘でした!
「新春ニール・ヤング」…と思いきや、
いくら何でも新年早々ちょっと “ゴツい” でしょ?
“ゴツい” よね、やっぱり…そのうち出ます!
というわけで、2012年は穏やかに始めましょうか。
本日は映画音楽でも…
「いつも二人で」(1967年・米英合作)
監督:スタンリー・ドーネン
主演:オードリー・ヘップバーン
アルバート・フィニー
https://www.youtube.com/watch?v=NMUaNqVk3QI
「Two For The Road (いつも二人で)」
http://www.youtube.com/watch?v=s2nm6WuK9ws&feature=related
映画はこんな感じ。
ドレスはパコ・ラバンヌかな?
フランスを車で回る…
ロード・ムービーですね。
フラッシュバックなので、
(時代によって)乗っている車が
ころころ変わるんだよね?(違ったかな?)
オードリーは容色がそろそろ…という時期だけど、
この映画は…それでいい…そういう映画ですね。
学生時代に場末の映画館で観ましたが、
今観ると、かなり感想が違うかもしれない。
小説などでもそうですが、
今の方が理解力があるといえばある。
男女の心の機微(それも中年の)など、
ガキにわかるワケがない!
子供の頃、落ち着きがないので
「本を読め」とよく言われましたが、
“わからんもんはわからない”
機を見ていろいろ読み返すのもいいかもね?
ヘンリー・マンシーニ。
いまだにメロディがスッと出てくる…
優しくて心地いい、オシャレな曲ばかり。(溜息)
●おまけ
http://www.youtube.com/watch?v=vSgsMtyid8s
「時よとまれ、君は美しい~ミュンヘンの17日」
ミュンヘン・オリンピックの記録映画(1973年)
この曲、流麗でメチャいいんだよなぁ。(落涙)
本年もよろしくお願いいたします。
震災の傷跡が深いので、
“おめでとう”とはちょっと言い難いですね。
今年はどんな年になるんでしょうか?
さっぱりわからない。
目標は2、3ありますが、
「捕らぬ狸の~」にならないように
じっくりと、伸び伸びとやっていきますわ。
年末に何か忘れている事があって、
どうしても思い出せなかったんですが、
さっき思い出しました。
「歳末ニール・ヤング」忘れてました!
毎年やっとったんですが…
というわけで、
「新春ニール・ヤング」…たいして変わらんなぁ。(笑)
今年の最初は景気のいいのを一曲。
“愛多き一年になりますように”
という願いを込めて(こじつけですが…)
ニコレット・ラーソン「ロッタ・ラヴ(溢れる愛)」
(ニール・ヤング作 1978年・全米8位)
http://www.youtube.com/watch?v=reSa2ipIH8s&feature=related
この曲はニール・ヤング自身も歌っていますが、
素直で伸びやかな
ニコレットのヴォーカルの方が合っているように思います。
アンドリュー・ラヴのサックス
デイヴ・カリスのギター・カッティング
プラス・ジョンソンのフルート…
このあたりも聴きどころ。
ずいぶん並びましたが、
熱田神宮に初詣に行きました。
人ごみ・混雑・行列はこれまで一切避けていましたが、
今年はなんとなく(何時間でも)並んでもいいかな…
心境の変化ですかね?!