ザ・フォー・シーズンズ、あるいは
フランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズ。
いいですね、このグループ→昔から大好き!
その魅力は…
1.フランキー・ヴァリの個性的なヴォーカル(ファルセット)
2.都会的で洗練されたアレンジ
3.素晴らしいコーラス・ワーク
その前に曲の良さはもちろんですが…
元気が出る、背中を押してくれる…そんな曲が多いですね。
カヴァー曲の選曲のセンスも抜群!
初期はプロデューサーのボブ・クリューの手腕で
白人ドゥーワップ・グループとして大成功。
しかし、ここで終わらないところが
このグループのスゴいところ。
ソフト・ロックやダンス路線にスタイルを変えつつ、
ハートを鷲掴みにする“胸キュン”サウンドを連発。
僕はこの中期あたりのスケール感のある曲が
とてもいいと思う、好みです。
ベスト盤はけっこう出ていますが、
収録曲が少なかったり、好きな曲が入っていなかったりで、
今イチ物足りない。(それだけいい曲が多い。)
1988年に米・RHINOから出た結成25周年記念の
3枚組CD(54曲入り)に目をつけていましたが、
なかなか出てこない。
先日ようやく見つけました。(涙!嬉!安い!)
ブックレットも充実しているし、“涙モノ”の名曲が目白押し!
いやぁ~、ほんと素晴らしいグループだわ!(溜息)
最も有名な曲は、フランキー・ヴァリがソロで出した
「君の瞳に恋してる」(1967年・米2位)でしょうか?
現在でも映画やドラマ、CMでよく使われるし、(ほら、アレですよ、アレ!)
ボーイズ・タウン・ギャングのカヴァー(1982年)でもお馴染み。
大ヒットした映画「グリース」(1978年)の主題歌もこの人。
「ジャージー・ボーイズ」というこのグループを題材にした
ミュージカル(2004年)が大ヒット(トニー賞)→その後映画化。
近年、再評価の機運が高まっています。