布製スリッパの踵がすり切れたので部屋用に買ってみました。
セールで安い!ここのは初めてですが、どうなんだろう?
アディダスのadiletteみたいな感じ?
何でもええわ…近頃は見たくれ(格好)にはまるで興味おまへん!(笑)
1983年アメリカ映画
原作:スティーヴン・キング
監督:デヴィッド・クローネンバーグ
出演:クリストファー・ウォーケン、ブルック・アダムス 他
名作!久しぶりに観ました。
派手さはないけど、よくできている。配役もいい。
映画とは別物ですが、原作もお勧めです。
デッドゾーン=「空白」という意味。
超能力を持った男の悲劇…ネタバレになるので物語は省略。
キワモノから名監督へ
奇才デヴィッド・クローネンバーグの転機となった作品。
主演のクリストファー・ウォーケンが泣ける…素晴らしい演技力!(涙)
この映画は学生時代に他大学に通うガールフレンドと観た。
たしか渋谷のユーロスペース(だったと思う)。
ちょっと思い出したので…(それがどうした?)
先日、映画好きの知人と話をしていたら
少し前のブログに出てきたダリオ・アルジェントの話題に…
というわけで本日はダリオ・アルジェント監督作品 “わたしのベスト10”
とはいえ、最近のものはほとんど観ていないし、
マニアではないので見方が浅いかも…ご了承ください。
「深い赤」
僕の場合は作品の出来や面白さはもちろんですが、
“イタリア度” が高いかどうかもポイント。
ハリウッド女優を起用したり、
ロケ地がイタリア(トリノが多い)以外の作品は評価が落ちる傾向あり。
言語はイタリア語(英語はNG)時代は1970年代が好み。
そして…ダリア・ニコロディの扱い方…ここ重要!(笑)
「サスペリア」
1位 「深い赤」(1975年)やはりこれでしょう!
2位 「シャドー」(1982年)ドンデン返し
3位 「サスペリア」(1977年)米女優 ドイツ舞台
4位 「歓びの毒牙(きば)」(1970年)初監督作品
5位 「4匹の蠅」(1971年)アイデア◎
「フェノミナ」
6位 「インフェルノ」(1980年)魔女三部作
7位 「フェノミナ」(1985年)米女優 スイス舞台
8位 「オペラ座~血の喝采」(1987年)スケール感
9位 「わたしは目撃者」(1971年)初期佳作
10位 「スリープレス」(2001年)マックス・フォン・シドー
視覚効果…ビジュアルがスゴい!(「サスペリア」より)
巷の評価とはズレがありますが、こんな感じかな?
そもそも設定に無理があったり、突っ込みどころも多い。
“このオヤジは変態” と思うこともしばしば…(笑)
高い美意識に研ぎすまされた抜群の美的センス、凝り性でサービス精神旺盛。
セットや美術に小物の使い方、野外ロケにカメラワークだけでも十分に楽しめる。
“いかにして美女を絶叫させるか”…ホラー映画の永遠のテーマですね!
先日のブログでちょこっとタランティーノが出てきたので
本日はもうちょいそのあたりの話題で。
「デス・プルーフ in グラインドハウス」(2007年・米)
監督・脚本・出演:クエンティン・タランティーノ
好きな人はたまらんくらいに大好き、嫌いな人は反吐が出るほど大嫌い
それにしても ものすごい めちゃめちゃな映画です!…いつもですが(笑・驚)
https://www.youtube.com/watch?v=FWRCJhsz5t4
エンディングで流れるのがこの曲…いいっすね!
ここでようやく“ふぅーっ”と一息つけますが…どどっと疲れる映画です!(汗・笑)
歌っているのは違う人ですが、有名なフランス・ギャルの曲。
「Laisse Tomber Les Filles」(1964年・仏14位)
作詞・作曲:セルジュ・ゲンズブール
邦題「娘たちにかまわないで」…「(恋人を)振っちゃえば」くらいの感じですかね?
♪ズンズンズンズン ズンズン ドコ…聞き覚えのあるイントロですね!(笑)
カルト・ムービー「バニシング・ポイント」(1971年・米)を観ていれば
この映画をさらに楽しむことができますが、
タランテーノですから、そんなことはどうでもいい作りになっている!(笑)
監督:リチャード・C・サラフィアン
主演:バリー・ニューマン
これまで観てきた映画 聴いてきた音楽…オタクの中のオタク!
やっぱりタランティーノすげぇ!やってくれるぜ!めっちゃテンション高いです!(びっくり)
https://www.youtube.com/watch?v=ln7Vn_WKkWU
こちらも現在でも耳にするよく知られた曲。
スコットランド出身のフォーク・ロック・グループ、
スティーラーズ・ホイールのヒット曲。
(1973年・米6位/英8位)手拍子いいね!
このグループは1970年代後半にAORで大ヒットを飛ばす
ジェリー・ラファティ(右端)が結成したことでも有名。
さらに…この曲は映画「レザボア・ドックス」(1992年)で使われていた。
記念すべきクエンティン・タランティーノ初監督作品!(脚本、出演)
僕は「パルプ・フィクション」(1994年)が好きですが、
やはり「レザボア・ドックス」だろ…という人は多いですね。
先日、「シンプル・プラン」(1998年・米)という
つまらない映画を観ていたら、最初の方でこの曲がかかった。
原作が大ベストセラーのミステリーですが、(原作は未読)
脚本・演出ともにいただけない…(いくらなんでも)ああはならんでしょ?
各人が精神的にギリギリに追い込まれて崩壊していく課程を
もっとじっくりと丁寧に描くべきであろう。
田舎のドンパチは不要で静かな余韻が残る映画にすべきでは?
心象風景が降り積もる深い雪に覆われていく…そんな感じ?
ノーマン・グリーンバウム「スピリット・イン・ザ・スカイ」(1969年・米3位/英1位)
一度聴けば耳から離れないロックンロールとブギーが合体したような強烈なリズム。
この曲にはオンリーワンの個性、オリジナリティ…不思議な魅力がある。
https://www.youtube.com/watch?v=AZQxH_8raCI
“この曲知ってる 聴いたことがある”…現在でもけっこうかかってますね。
1975年 イタリア映画
監督:ダリオ・アルジェント
ホラー映画の金字塔!語り継がれる傑作!※
僕は恐がり+ビビり性なのでホラー映画はほとんど観ませんが、
この人は別格…研ぎすまされた抜群の美的センスが素晴らしい!(涙)
ダリオ・アルジェント…熱狂的マニアを持つイタリアン・ホラーの巨匠。
いろいろと確認するために、たまに観ている。
“あらまぁ デヴィッド・リンチが真似してる”とかね…こういうの楽しい!
主役はデヴィッド・ヘミングス…ジャズ・ピアニスト
ミケランジェロ・アントニオーニ「欲望」(1967年)のファッション写真家。
このイギリス人俳優は軽やかな都会的雰囲気を持っている…めちゃいいぞ!
構図や美術はアメリカの画家エドワード・ホッパーの影響が見られる。
マーシャ・メリル…霊能力者
最初に惨殺されますが、透き通るような白い肌…この人は美しい!
J・L・ゴダール「恋人のいる時間」(1964年)めちゃキュート…惚れるぜ!
誰もが驚嘆、絶賛する“殺人の美学(殺し方)”にカメラアングル、
セットに美術に音楽、小道具の出し方、使い方…
コメディの要素を入れたり、ロケ地トリノの古い建物、街並に車やファッションも興味深い。
チープで下品なアメリカン・ホラーでは決して出せない“豊かで深い味わい”がある。
https://www.youtube.com/watch?v=lN5wpoNJDUk
それから、特筆すべきはこの作品で初めて組んだ
イタリアン・プログレッシブ・ロック・グループ「ゴブリン」の電子音楽。
効果的どころか映画の魅力5割増くらいの抜群の相性&カッコよさ!(ビックリ)
ブルーズもやっている!(驚)
同時代にこういう才気に満ちた映画監督がいて、
洗練された高度な美意識&スタイリッシュな映像を堪能することができる。(駄作もあるけど…笑)
すごくラッキーで幸せなことではないのか…そんなこと思いながら観ています。
※日本では大ヒットした同監督の「サスペリア」の続編のような「サスペリア2」のタイトルで出ていますが、
「サスペリア」は2年後の1977年作品なのでこちらが先、まったくの別物です。
本日も雨。
よう降りますなぁ…空が明るくなってボチボチ晴れてきましたね。
雨上がりにぶらっと散歩にでも出かけよう!
なんやら毎日鬱陶しいので気合いを入れてっと…元気が出るダンスナンバー!
https://www.youtube.com/watch?v=aZzi9R_QcSM
ボビー・ルイス「トッシン・アンド・ターニン」(1961年・米1位)
Tossはバレーボールでいうトス=上に放り投げる
Turnはターン=回転する
いわゆるダンス用語→ご機嫌なナンバーですぜ!
梅雨入りしちゃいましたねぇ…しばらくは憂鬱な日々。
じっくりと籠るしかないので、
本やらDVDやらCDをごそごそ揃えてっと…あとはビール?
小説を読むには根気がいるので、伝記とかいいかも?
名古屋の夏祭りの先陣を切って、
一足先に地元に夏の到来を告げる「天王祭」が土日に行われましたが
今年はかなり人が少ないんでは? という印象を受けました。
例年はすれ違う人の数がもっと多かった…なんでだろう?
梅雨入り前で曇り空でしたが天気は悪くはない。
浴衣姿の少女たち 山車 笛の音色 提灯の明かり 団扇 法被に鉢巻
微熱に浮かれたような初夏の夕刻…うーん、なんか寂しい!
角の酒屋さんが路面で生ビールを出していて、でぇらウマい!これはいい!
盛り上がっているといえば盛り上がっているけど やっぱり人が少ない?
寺の参道の露店もそれほど混んでいない…こんなもんだったかなぁ?
午後の早い時間にブラブラしていたので、
日が落ちる頃には人が増えてきたのかもしれないけど、
確かに去年はもっと活気があったような…天王祭…廃れないことを祈る!
https://www.youtube.com/watch?v=cHA_VV6yxQM
「If Wishes Were Horses」 サウンド 映像 ベースライン いいね!
ザ・サンダウナーズ 現在ハマり中 うほっ!
UK発 もろ60年代 ヒッピー サイケデリック サマー・オブ・ラブ いいね!
結成:2010年 レーベル:Skeleton Key Records
1960年代のアメリカに同名のイカしたバンドがありますが、別物。
こちらは現在活動中のイギリスの5人組。
https://www.youtube.com/watch?v=Y1Rnxs6jWE8
「Humminbird」 むむっ この感じ うわっ!
https://www.youtube.com/watch?v=ZQYUcmEl8k4
「Into The Light」 やべっ たまんねぇ よだれ出た!
カラカラと風で回転する夏らしいディスプレイ。
花屋さんの軒先で見つけました。
空き缶を利用した粋なアイデア…材料費ゼロ。
止まっていると空き缶だとわかりますが、
回ると文字や模様が消えて爽やかで涼しげな風情になる…いいね!
https://www.youtube.com/watch?v=J13d4rvjtYQ
話は変わって、ザ・ピクシーズ。
4人組のアメリカのオルタナティヴ・ロック・バンド。
「Where Is My Mind」(1988年)ギターでやると気持ちいい!
この曲は映画「ファイト・クラブ」(1999年・米)のエンディングで
とても印象的に使われていました…最高にクールな映画でしたね!
デヴィッド・フィンチャー監督
大好きなんですが、近頃はどうしちゃったんだろう?
コンスタントに映画は撮っているけど、どうもアカン!おもろない!
あの頃のようなハードでシャープでワイルドな映画はもう作れないんだろうなぁ。
すっかりハングリーさが消えちゃいましたかね?(残念)
オランダ アムステルダムにあるそうです。
お土産をいただきました。
といっても僕ではなく、妻へのピアノの生徒さんからのお土産。
おもしろいのでちょっと借りてきました。
皆さんいろいろな場所へ出かけているんですね。
油絵具
と思いきやボールペン
親指と人差し指のところが
うまい具合に凹んでいて持ちやすい、書きやすいようになっている。
楽しい…なかなかのアイデアですね!
生前は不遇で一枚しか絵が売れず。
「赤い葡萄畑」400フラン…37歳没…なんだかなぁ
1976年スウェーデン映画
監督:ボー・ウィデルベルイ
以前VHSで観た記憶がありますが、旧作100円で借りてきました。
スウェーデン作家による有名な警察シリーズの映画化。
上はこの映画のポスター…スウェーデン語の文字がいい!(読めませんが)
「屋根の上の男」というタイトルだそうです。
シンプルで力強いグラフィックが素晴らしい!
主役のマルティン・ベックがこの人…「レツゴーじゅん」!(笑)
恰幅のよい地味な中年オヤジですが、ものすごくリアル!
この映画は予算をかけて何もかもがリアルに作られている。
凝り性の監督の“手作り感”“こだわり感”がひしひしと伝わってくる。
アクションだけでなくしっかりと人間を描いているので重厚感あり安っぽくない。
フルートの即興演奏のようなBGMも映像とマッチしていて効果的。
撮影はすべて手持ちのカメラで行われたそうで、
室内のシーンでも微妙に揺れていて、
これが何とも言えない緊張感を生んでいる…やってくれるぜ!(感心)
クライマックスはストックホルムの街中での銃撃戦。
逃げ惑う何千人もの群衆。そこにヘリコプターが落ちてくる。(マジかよ)
日本でいえば銀座みたいな場所じゃないの?
1970年代のストックホルムでのロケ よく練られた脚本 大掛かりな撮影
魅力的な俳優たち 何より映像の色彩、トーンが素晴らしい!CGなんてないぞ!
僕はこういう映画を観ているととても幸せな気分になる。
夜中にごそごそ ウィスキーでも飲みながら 密かな楽しみなのです!