1月31日 水曜日…今日も冷えますね!
地味に淡々とボチボチやりますか!(笑)
映画「シャレード」(1963年・米)
原題「Charade」
よくできた面白いサスペンス映画ですが、
テレビで何度も観ているので
“ナゾ解き=犯人”はわかっている。
この手の映画は犯人がわかってしまうと
たいていはもう観ない。
では、なぜDVDを購入してまで繰り返し観るのか?
1. オードリー・ヘップバーン+ジバンシィの衣装
2. スタンリー・ドーネン監督
3. 豪華な配役
4. 1960年代
5. ゴージャスな気分
https://www.youtube.com/watch?v=XIsc0_J_vg0
いろいろあると思いますが、
僕の場合は“オープニング・タイトル”
見ればピンとくるはず…“007シリーズ”と同じ人。
デザイナー、モーリス・ビンダーの仕事…素晴らしい!(憧)
特に文字が動いて入ってくるアニメーションが◎
https://www.youtube.com/watch?v=LEiCb8i3i2Y
そして…お馴染みヘンリー・マンシーニのテーマ音楽!
こちらも傑作…特に1:08〜 優雅で美しい…盛り上がりますね!
映画「ひまわり」のテーマ曲は、
ヘンリー・マンシーニの中でもベストだと思いますが、
本日は僕の好きなこの曲…ロマンティック!(涙)
1972年ミュンヘン・オリンピックの記録映画
「時よとまれ、君は美しい/ミュンヘンの17日間」(1973年・独/米)
原題「Visions Of Eight」
https://www.youtube.com/watch?v=9NUr7yN_mB8
世界的な映画監督8人がそれぞれの種目を担当したオムニバス映画。
その中の一つ、女子体操競技のロシア人選手
リュドミラ・ツリシチェワを追ったテーマ曲が、
ヘンリー・マンシーニ「リュドミラのテーマ」。
8人の映画監督の一人が日本の市川崑。(100m競争)
彼は1964年東京オリンピックの記録映画を監督しましたが、
“汗と涙と感動” が描かれていないと、国内では酷評…さんざん叩かれた。
しかし、市川崑といえば…
モダンで洗練されたクールでスタイリッシュな演出、映像が特徴。
“汗と涙と感動” は絶対に描かない…人選ミスですね(笑)
“市川フォント” に代表されるグラフィックのセンスも抜群!
ミュンヘン・オリンピックでは、
パレスチナ過激派組織「黒い九月」による
イスラエル人選手とコーチ11人殺害という痛ましい事件がありました。
その後、報復に次ぐ報復という悲劇の連鎖に…
この事件はS・スピルバーグ監督
「ミュンヘン」(2005年・米)で詳しく描かれている。
歴史を知る上では必見ですが、残酷描写が多く厳しい内容です。
スピルバーグは “娯楽” と “事実”…両方の映画を撮る!
トム・ハンクス主演「ブリッジ・オブ・スパイ」(2015年・米)
米ソ冷戦時代の “事実” を描いた素晴らしい映画でしたね!
今朝も凍っている…冷える…さむっ!
週末なので熱いコーヒーを入れて映画音楽でも…
映画「ひまわり」(1970年・伊/仏/ソ連)
原題「I Girasoli」
製作:カルロ・ポンティ
監督:ヴィットリオ・デ・シーカ
撮影:ジュセッペ・ロトゥンノ
音楽:ヘンリー・マンシーニ
出演:マルチェロ・マストロヤンニ ソフィア・ローレン
リュドミラ・サヴェーリエワ 他
https://www.youtube.com/watch?v=uouhQ61XWyA&t
ロシアの国花“ひまわり”
誰も悪くはない…悪いのは戦争…切ない!
駅で夫を見つける→列車に飛び乗る→号泣!
隣に座っているオバちゃんがめちゃリアル!
夫の足元には妻が落とした夫を探すための写真が…(泣)
きめ細かいデ・シーカの演出、カメラワーク、マンシーニの音楽…泣ける!
息の合った主演二人の演技は素晴らしいですが、
瀕死の夫を救ったロシア人女性役のリュドミラ・サヴェーリエワ…この人が◎!
昔は気づきませんでしたが、
列車の背後に見えるのは原発?実は火力発電所だそうです。
製作のカルロ・ポンティは、
妻のソフィア・ローレンをロシアが舞台の
「ドクトル・ジバゴ」(1965年)で使う予定が
ロシア人には見えないので(笑)叶わず、この映画を作った…という経緯。
「ドクトル・ジバゴ」でも“ひまわり”が印象的に出てきます。
音楽で映画の魅力倍増…ヘンリー・マンシーニ…さすがです!
ツモった!スベった!脳天逆落とし!
気温はマイナス!道路はツルンツルン!めちゃめちゃ寒い!
あかん、優勝してしまう…なんやそれ?!
帽子つきモコモコのセーター買ってしまった!
無駄使い…衝動買いはあきまへん!(嘆)
なんか知らんけど、事務所が“駆け込み寺”状態!
若者はいろいろと悩みが深いようで…
「我慢はNG!アホな会社は辞めてしまえ!」
ワタシのできる唯一のアドバイス。
自分は変われるけれど、人は変わらない。
妥協せず、自分を活かせる道を模索するべきでしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=Vb_7I2fwjXE
The City「Snow Queen」(1968年)
キャロル・キング!
昨日、横浜ベイスターズのファンと少し話をしましたが、
ナゴヤドームで横浜戦は全試合観ているそうです。(タラリ汗)
さらに横浜や甲子園に遠征…敗北感…完全に負けている!(焦)
今季は優勝争い必至…大和をヨロシク!
今季の観戦ユニはコレだ!(熱)
球場で見かけたら声を掛けてくださいね!
ビールおごります!(笑)
昨日ラロ・シフリンが出たところで、
本日は“刑事アクションもの”の金字塔
「ダーティハリー」(1971年・米)
監督:ドン・シーゲル
撮影:ブルース・サーティーズ
説明不要、定番中の定番、世界中の誰もが知っている、
サンフランシスコ市警察本部捜査課ハリー・キャラハン!
容赦なくスミス&ウェッソンM29“44マグナム”をブッ放すアウトロー刑事。
クリント・イーストウッドの出世作…カッコよすぎ!
男臭いドン・シーゲルの演出…冴えてます!
https://www.youtube.com/watch?v=nkqF0EED6AA
緊張感のあるオープニング…ゾクゾク!
ラロ・シフリンの音楽…バッチリ!最高!
「Make My Day」決めゼリフを吐いてドカンと一撃!
“楽しませてもらうぜ” そんな意味ですかね?!
https://www.youtube.com/watch?v=_oFl_2p_LHU
余談ですが、名セリフをもう一つ。
S・スピルバーグ監督「ジョーズ」(1975年・米)のラスト、
ロイ・シャイダーが放つ「Smile, You Son Of A Bitch!」
“笑えよ、この野郎!” そんな感じ?!
あまり英語の勉強にはなりませんが、(笑)
この二つのセリフはその後さまざまな映画で使われていますね。
映画「ブリット」(1968年・米)
監督:ピーター・イェーツ
https://www.youtube.com/watch?v=S__L_OQe6NE
オープニングの緊張感…タイポグラフィ…超カッコいい!(痺)
デザイナーはパブロ・フェロ…超クーーーール!
S・キューブリック監督「博士の異常な愛情」(1964年・米)
手描き文字のオープニングもこの人。
https://www.youtube.com/watch?v=Qs7EikHQGlA
この二本のオープニング・タイトルは繰り返し鑑賞…素晴らしい!(泣)
音楽:ラロ・シフリンのジャズ…超クーーーール!
撮影:ウィリアム・A・フレイカー…ドキュメント・タッチ!
見所はサンフランシスコでの壮絶なカー・チェイス!
フォード・ムスタングにダッジ・チャージャーがブッ飛ばす!
カースタントが第一人者のビル・ヒックマン!
出演:
スティーヴ・マックイーン
ジャクリーン・ビセット
ロバート・ボーン
ロバート・デュバル
ビル・ヒックマン 他
ストーリーが今イチよくわからん!(笑)
この映画…ムード&トーンが抜群!(涎)
マックイーンのファッションも最高レベル!(涙)
今朝は暖かいですね…春のような陽気…ウキウキ!
というわけで“ガス人間第一号”…なんやそれ?!(笑)
東宝のSF・特撮映画「ガス人間第一号」(1960年)
このあたりけっこう好き!(笑)
この映画は日本では当たらなかったようですが、
日本情緒が受けてアメリカで大ヒット!
現在ではファン垂涎の“カルト・ムービー”!
監督:本多猪四郎
特撮:円谷英二
尊敬するこの二人が手掛ければ面白くないはずがない!
ガス人間:土屋嘉男
日本舞踊の家元:八千草薫
付き人:左卜全
刑事:三橋達也
見所はなんといってもこの世のものとは思えない
八千草薫の妖艶でミステリアスな美しさ!(溜息)
着物姿…日本舞踊…絶品!(驚)
大阪プール学院〜宝塚娘役出身…さすがやね!
背がもう少し高ければボンドガール文句なし!
そして…今観るといささかチープですが、特撮が素晴らしい!
この時代はCGないですから…ようやるわ!(感心)
この映画、五日市街道〜吉祥寺のあたりが出てきますが、
今では考えられない田園風景…ド田舎でワロタ!
学生時代に住んでいたけど、武蔵野…めっちゃ郊外!(笑)
映画…2月のラインアップ…いいね!
ルイス・ブニュエル、メキシコ時代の3作品。
学生時代、名画座で必死に追いかけていましたが、
余裕があれば観に行こうかな?!
ブニュエルは、晩年の映画もいいんだよね!
ウディ・アレンの映画「ミッドナイト・イン・パリ」(2011年・米)
1920年代のパリにタイムスリップ→若き日のブニュエルと出会う。
主人公が、今回上映される「皆殺しの天使」の
着想のヒントを与えるというシーンがある。
しかし…「皆殺し〜」は1962年作品なので、時間的に無理がある。(笑)
「デヴィッド・リンチ:アートライフ」(2016年・米)
これはマスト!必ず行く!
もう映画は撮らないそうですが、引退詐欺であってほしい!
“ワクワク”“ソワソワ”“ゾクゾク” 現在、最高峰の監督の一人でしょう!
星野(仙一)さんに続いてまたまた訃報。
学年は違いますが、くしくも同じ70歳。
この世代の人が次々と亡くなっていくのは寂しい!
一世を風靡したスーパー・アイドル、フランス・ギャル。
https://www.youtube.com/watch?v=JVA670WKAQc
オリジナリティがある…やっぱりこの曲がいい!
タランティーノ映画でもお馴染み“ズンドコ節”
S・ゲンズブール作「Laisse Tomber Les Filles」(1964年)
邦題「娘たちにかまわないで」
https://www.youtube.com/watch?v=tsPukeLdjS4
こちらはミュージカル映画「サリュ・レ・コパン」(2012年・仏)
https://www.youtube.com/watch?v=Vs0dAD1_EME
「クリスチャンセン」(1964年)
キュートな女の子でも年をとればその辺にいるお婆さん。
ですから…女性に過度な期待を抱くのは禁物!
この人から学んだ教訓です…どうでもいい話ですが…(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=QMx8zUWuZko
「Jazz A Go Go」(1964年)
これからいろいろと追悼特集が組まれることでしょう。
世の中どんどん寂しくなりますね!
くらしの中にクラシック…
チケットをいただいたので出かけました。
週末にクラシック音楽…大らかな気分になっていいんだよね!
ドレスデン・フィルハーモニー弦楽三重奏団
高音→ヴァイオリン 中音→ヴィオラ 低音→チェロ
息のあった三人のアンサンブルが心地いい!
合わせるのが難しいだろうなぁ…と思いながら聴いていました。
スコット・ジョプリン、ヨハン・シュトラウス→お馴染みの曲。
フチーク「剣士の入場」…あぁ、あれか。
ガルデルの曲は知らなかった。
演奏技術や表現力はもちろん、
ファッションもスタイリッシュで洗練されていて、
何もかもレベルが高い!(驚)
後半は日本人ピアニストが入ってシューマン「ピアノ四重奏曲」
アンコールがブラームス。
派手さはないけど落ち着いた雰囲気でとても良かった!
優れた音楽が身近にある…僕はこのホールが大好き!
行く度に思いますが、過不足のないサービスが気持ちいい!
演奏者との距離が近いし、音響に座席数、そして値段…理想的!
日本はもとより世界に誇れるホールだと思います。
軽く食事をしてから音楽を聴きに行く。
奏者は一流、途中の休憩でコーヒーやワイン…週末はこれですわ!
ヨーロッパのように夜の8時を過ぎて始まればいいのに…
日本はちょっと早すぎる…それが残念!
僕はクラシック音楽はよく知らないですが、
ちょくちょく出かけようと思います。
訃報…いや、もう、ほんと…ビックリしました!
忘れもしない2003年…歓喜のブッチギリ…最高でしたがな!(涙)
2003.9.15 甲子園 セ・リーグ優勝記念Tシャツ!
胴上げされる星野監督…新品未使用…お宝ですが、今年から着るで!
アホンダラ!ヤメテマエ!(怒)
屈辱と絶望の4年連続最下位→猛虎復活→活気&躍動&勢い…見違えた!
“ダメトラ”阪神タイガースを変えた男、闘将・星野仙一!
監督は短い期間でしたが、強烈なリーダーシップ&インパクト!
こんな人はもう出ないでしょうね?!
お疲れさまでした!ありがとうございました!
今年は優勝するしかない!
“ナゴヤドーム”ではなく、“ナゴヤ球場”で応援しよう!
青空天然芝+選手と距離が近い…
二軍の“ナゴヤ球場”…雰囲気がいいんです!
植草甚一(1908-1979)
この人の肩書って何だろう?
映画、ジャズ、欧米文学評論家、なんでも収集家…
そういうことよりもこの人は “自由人”!
何のわだかまりもなく、好きに生きる…
その生き様には憧れますが、こんな人…今いるのかな?
いないと思うけど、いるかもしれない?!
知らないだけかも?!
改めて著書を読むと面白い!興味深い!
現在では観れそうもない
知らない映画がどんどん出てくる。
古い映画や音楽が好きなら、
リアルタイムで接していた人の話を聞きたい。
なによりも “時代の空気” を感じることができる。
捨てなくてよかった…再読しよう!
ギャビン・ライヤル「深夜プラス1」(1965年)
原題「Midnight Plus One」
年末に家の掃除をしていたら、
押入の奥からペーパーバッグが出てきた。
買った記憶がない…妻が買ったらしい。
私「読んだ?」
妻「読めん!」
物語は知っているので、チャレンジしてみよう!
かつて、飯田橋に勤めていた頃に、
同名のミステリー専門の本屋さんがありました。(2010年閉店)
狭かったけど…懐かしいなぁ!
“つまらない時代だなぁ〜 ついてないなぁ〜”
かつては常にそう感じていましたが、現在の方がつまらない!
そんなことを言うとネガティブに捉えられますが、
1980〜90年代…どこかノンビリした空気があって良かったかも?
特にバブル時代を体験したことは貴重だったかな?
2018年…年頭にそんなことを考えてしまいます。
黒澤明監督「七人の侍」(1954年)
久しぶりに観ましたが、面白い!
エンターテイメントに撤したアクション超大作!
脚本:黒澤明 橋本忍 小国英雄…冴えてます!
記憶違いのところもありましたが、よくできている!(感心)
休憩を挟んで3時間30分…まったく長さを感じない!
しかし…
【難点その1】セリフが聞き取れない!
冒頭の藤原釜足と土屋嘉男の農民の会話…さっぱりわかんねぇ!
侍の志村喬と加東大介が出てくると安心…滑舌が良くなる。
【難点その2】敵が何者かが描かれていない!
これはまぁいいか…野武士、野盗が攻めてくる…それでいいや!
この映画の公開は1954年(昭和29年)。
1954年といえば初代“ゴジラ”(どちらも東宝)公開の年。
両方に主役で出ている志村喬→最高!
“七人の侍”→丸坊主 “ゴジラ”→フサフサ
いつの間に生えたんや? 半年くらい間隔がありますね。
寡黙な剣豪・宮口精二…腰の据わった殺陣…渋い!カッコいい!
癒し系ムードメーカー…稲葉義男 千秋実
お花畑ラブロマンス…木村功 津島恵子
なによりも三船敏郎の愛すべきキャラクター造形!
老人と子供の使い方…うーん、バッチリ決まった!
仲間集め→緻密な戦略に戦術→農民指導→団結→雨中の決戦!
もしも仲代達矢と山形勲が仲間に入っていたら…
大掛かりなセット、カメラワーク、ライティング…いろんな角度から楽しめる!
“また生き残ってしまったな”
お正月に観るにはピッタリ…黒澤映画…力強いですね!
2018年 平成30年
お正月 まったりと暇なんだよなぁ〜
https://www.youtube.com/watch?v=06hF6FNfr3U
なんとなく気分は“はっぴいえんど”!
“花いちもんめ”(47:08〜)うーん、この空気感!
酒を飲むしかない?
やっぱりお汁粉にするかな?(笑)
駅伝、ちょっと苦しいか?
じっくり黒澤映画を観よう!