in my room

静かなパラダイス

シャレード…

2018年01月31日 | Weblog

1月31日 水曜日…今日も冷えますね!
地味に淡々とボチボチやりますか!(笑)



映画「シャレード」(1963年・米)
原題「Charade」

よくできた面白いサスペンス映画ですが、
テレビで何度も観ているので
“ナゾ解き=犯人”はわかっている。

この手の映画は犯人がわかってしまうと
たいていはもう観ない。
では、なぜDVDを購入してまで繰り返し観るのか?



1. オードリー・ヘップバーン+ジバンシィの衣装
2. スタンリー・ドーネン監督
3. 豪華な配役
4. 1960年代
5. ゴージャスな気分







https://www.youtube.com/watch?v=XIsc0_J_vg0

いろいろあると思いますが、
僕の場合は“オープニング・タイトル”
見ればピンとくるはず…“007シリーズ”と同じ人。
デザイナー、モーリス・ビンダーの仕事…素晴らしい!(憧)
特に文字が動いて入ってくるアニメーションが◎



https://www.youtube.com/watch?v=LEiCb8i3i2Y

そして…お馴染みヘンリー・マンシーニのテーマ音楽!
こちらも傑作…特に1:08〜 優雅で美しい…盛り上がりますね!

 


リュドミラのテーマ…

2018年01月28日 | Weblog

映画「ひまわり」のテーマ曲は、
ヘンリー・マンシーニの中でもベストだと思いますが、
本日は僕の好きなこの曲…ロマンティック!(涙)



1972年ミュンヘン・オリンピックの記録映画
「時よとまれ、君は美しい/ミュンヘンの17日間」(1973年・独/米)
原題「Visions Of Eight」



https://www.youtube.com/watch?v=9NUr7yN_mB8

世界的な映画監督8人がそれぞれの種目を担当したオムニバス映画。
その中の一つ、女子体操競技のロシア人選手
リュドミラ・ツリシチェワを追ったテーマ曲が、
ヘンリー・マンシーニ「リュドミラのテーマ」。



8人の映画監督の一人が日本の市川崑。(100m競争)
彼は1964年東京オリンピックの記録映画を監督しましたが、
“汗と涙と感動” が描かれていないと、国内では酷評…さんざん叩かれた。
しかし、市川崑といえば…
モダンで洗練されたクールでスタイリッシュな演出、映像が特徴。
“汗と涙と感動” は絶対に描かない…人選ミスですね(笑)
“市川フォント” に代表されるグラフィックのセンスも抜群!



ミュンヘン・オリンピックでは、
パレスチナ過激派組織「黒い九月」による
イスラエル人選手とコーチ11人殺害という痛ましい事件がありました。
その後、報復に次ぐ報復という悲劇の連鎖に…

この事件はS・スピルバーグ監督
「ミュンヘン」(2005年・米)で詳しく描かれている。
歴史を知る上では必見ですが、残酷描写が多く厳しい内容です。

スピルバーグは “娯楽” と “事実”…両方の映画を撮る!
トム・ハンクス主演「ブリッジ・オブ・スパイ」(2015年・米)
米ソ冷戦時代の “事実” を描いた素晴らしい映画でしたね!

 


ひまわり…

2018年01月27日 | Weblog

今朝も凍っている…冷える…さむっ!
週末なので熱いコーヒーを入れて映画音楽でも…



映画「ひまわり」(1970年・伊/仏/ソ連)
原題「I Girasoli」
製作:カルロ・ポンティ
監督:ヴィットリオ・デ・シーカ
撮影:ジュセッペ・ロトゥンノ
音楽:ヘンリー・マンシーニ
出演:マルチェロ・マストロヤンニ ソフィア・ローレン
   リュドミラ・サヴェーリエワ 他

https://www.youtube.com/watch?v=uouhQ61XWyA&t

ロシアの国花“ひまわり”
誰も悪くはない…悪いのは戦争…切ない!

駅で夫を見つける→列車に飛び乗る→号泣!
隣に座っているオバちゃんがめちゃリアル!
夫の足元には妻が落とした夫を探すための写真が…(泣)
きめ細かいデ・シーカの演出、カメラワーク、マンシーニの音楽…泣ける!



息の合った主演二人の演技は素晴らしいですが、
瀕死の夫を救ったロシア人女性役のリュドミラ・サヴェーリエワ…この人が◎!
昔は気づきませんでしたが、
列車の背後に見えるのは原発?実は火力発電所だそうです。

製作のカルロ・ポンティは、
妻のソフィア・ローレンをロシアが舞台の
「ドクトル・ジバゴ」(1965年)で使う予定が
ロシア人には見えないので(笑)叶わず、この映画を作った…という経緯。
「ドクトル・ジバゴ」でも“ひまわり”が印象的に出てきます。

音楽で映画の魅力倍増…ヘンリー・マンシーニ…さすがです!

 


雪…

2018年01月25日 | Weblog

ツモった!スベった!脳天逆落とし!
気温はマイナス!道路はツルンツルン!めちゃめちゃ寒い!
あかん、優勝してしまう…なんやそれ?!



帽子つきモコモコのセーター買ってしまった!
無駄使い…衝動買いはあきまへん!(嘆)

なんか知らんけど、事務所が“駆け込み寺”状態!
若者はいろいろと悩みが深いようで…
「我慢はNG!アホな会社は辞めてしまえ!」
ワタシのできる唯一のアドバイス。
自分は変われるけれど、人は変わらない。
妥協せず、自分を活かせる道を模索するべきでしょう。



https://www.youtube.com/watch?v=Vb_7I2fwjXE

The City「Snow Queen」(1968年)
キャロル・キング!

昨日、横浜ベイスターズのファンと少し話をしましたが、
ナゴヤドームで横浜戦は全試合観ているそうです。(タラリ汗)
さらに横浜や甲子園に遠征…敗北感…完全に負けている!(焦)
今季は優勝争い必至…大和をヨロシク!



今季の観戦ユニはコレだ!(熱)
球場で見かけたら声を掛けてくださいね!
ビールおごります!(笑)

 


Dirty Harry…

2018年01月24日 | Weblog



昨日ラロ・シフリンが出たところで、
本日は“刑事アクションもの”の金字塔
「ダーティハリー」(1971年・米)
監督:ドン・シーゲル
撮影:ブルース・サーティーズ

説明不要、定番中の定番、世界中の誰もが知っている、
サンフランシスコ市警察本部捜査課ハリー・キャラハン!
容赦なくスミス&ウェッソンM29“44マグナム”をブッ放すアウトロー刑事。
クリント・イーストウッドの出世作…カッコよすぎ!
男臭いドン・シーゲルの演出…冴えてます!

https://www.youtube.com/watch?v=nkqF0EED6AA

緊張感のあるオープニング…ゾクゾク!
ラロ・シフリンの音楽…バッチリ!最高!



「Make My Day」決めゼリフを吐いてドカンと一撃!
“楽しませてもらうぜ” そんな意味ですかね?!

https://www.youtube.com/watch?v=_oFl_2p_LHU

余談ですが、名セリフをもう一つ。
S・スピルバーグ監督「ジョーズ」(1975年・米)のラスト、
ロイ・シャイダーが放つ「Smile, You Son Of A Bitch!」
“笑えよ、この野郎!” そんな感じ?!

あまり英語の勉強にはなりませんが、(笑)
この二つのセリフはその後さまざまな映画で使われていますね。

  


パブロ・フェロ&ラロ・シフリン…

2018年01月23日 | Weblog

映画「ブリット」(1968年・米)
監督:ピーター・イェーツ



https://www.youtube.com/watch?v=S__L_OQe6NE

オープニングの緊張感…タイポグラフィ…超カッコいい!(痺)
デザイナーはパブロ・フェロ…超クーーーール!
S・キューブリック監督「博士の異常な愛情」(1964年・米)
手描き文字のオープニングもこの人。

https://www.youtube.com/watch?v=Qs7EikHQGlA

この二本のオープニング・タイトルは繰り返し鑑賞…素晴らしい!(泣)



音楽:ラロ・シフリンのジャズ…超クーーーール!
撮影:ウィリアム・A・フレイカー…ドキュメント・タッチ!

見所はサンフランシスコでの壮絶なカー・チェイス!
フォード・ムスタングにダッジ・チャージャーがブッ飛ばす!
カースタントが第一人者のビル・ヒックマン!

出演:
スティーヴ・マックイーン
ジャクリーン・ビセット
ロバート・ボーン
ロバート・デュバル
ビル・ヒックマン 他

ストーリーが今イチよくわからん!(笑)
この映画…ムード&トーンが抜群!(涎)
マックイーンのファッションも最高レベル!(涙)

 


ガス人間第一号…

2018年01月18日 | Weblog

今朝は暖かいですね…春のような陽気…ウキウキ!
というわけで“ガス人間第一号”…なんやそれ?!(笑)



東宝のSF・特撮映画「ガス人間第一号」(1960年)
このあたりけっこう好き!(笑)
この映画は日本では当たらなかったようですが、
日本情緒が受けてアメリカで大ヒット!
現在ではファン垂涎の“カルト・ムービー”!

監督:本多猪四郎
特撮:円谷英二
尊敬するこの二人が手掛ければ面白くないはずがない!



ガス人間:土屋嘉男
日本舞踊の家元:八千草薫
付き人:左卜全
刑事:三橋達也



見所はなんといってもこの世のものとは思えない
八千草薫の妖艶でミステリアスな美しさ!(溜息)
着物姿…日本舞踊…絶品!(驚)
大阪プール学院〜宝塚娘役出身…さすがやね!
背がもう少し高ければボンドガール文句なし!



そして…今観るといささかチープですが、特撮が素晴らしい!
この時代はCGないですから…ようやるわ!(感心)

この映画、五日市街道〜吉祥寺のあたりが出てきますが、
今では考えられない田園風景…ド田舎でワロタ!
学生時代に住んでいたけど、武蔵野…めっちゃ郊外!(笑)

 


ブニュエル&リンチ…

2018年01月16日 | Weblog

映画…2月のラインアップ…いいね!



ルイス・ブニュエル、メキシコ時代の3作品。
学生時代、名画座で必死に追いかけていましたが、
余裕があれば観に行こうかな?!
ブニュエルは、晩年の映画もいいんだよね!

ウディ・アレンの映画「ミッドナイト・イン・パリ」(2011年・米)
1920年代のパリにタイムスリップ→若き日のブニュエルと出会う。
主人公が、今回上映される「皆殺しの天使」の
着想のヒントを与えるというシーンがある。
しかし…「皆殺し〜」は1962年作品なので、時間的に無理がある。(笑)



「デヴィッド・リンチ:アートライフ」(2016年・米)
これはマスト!必ず行く!
もう映画は撮らないそうですが、引退詐欺であってほしい!
“ワクワク”“ソワソワ”“ゾクゾク” 現在、最高峰の監督の一人でしょう!

 


France Gall…

2018年01月14日 | Weblog

星野(仙一)さんに続いてまたまた訃報。
学年は違いますが、くしくも同じ70歳。
この世代の人が次々と亡くなっていくのは寂しい!



一世を風靡したスーパー・アイドル、フランス・ギャル。

https://www.youtube.com/watch?v=JVA670WKAQc

オリジナリティがある…やっぱりこの曲がいい!
タランティーノ映画でもお馴染み“ズンドコ節”
S・ゲンズブール作「Laisse Tomber Les Filles」(1964年)
邦題「娘たちにかまわないで」



https://www.youtube.com/watch?v=tsPukeLdjS4

こちらはミュージカル映画「サリュ・レ・コパン」(2012年・仏)



https://www.youtube.com/watch?v=Vs0dAD1_EME

「クリスチャンセン」(1964年)

キュートな女の子でも年をとればその辺にいるお婆さん。
ですから…女性に過度な期待を抱くのは禁物!
この人から学んだ教訓です…どうでもいい話ですが…(笑)



https://www.youtube.com/watch?v=QMx8zUWuZko

「Jazz A Go Go」(1964年)

これからいろいろと追悼特集が組まれることでしょう。
世の中どんどん寂しくなりますね!

 


弦楽三重奏…

2018年01月13日 | Weblog



くらしの中にクラシック…
チケットをいただいたので出かけました。
週末にクラシック音楽…大らかな気分になっていいんだよね!



ドレスデン・フィルハーモニー弦楽三重奏団
高音→ヴァイオリン 中音→ヴィオラ 低音→チェロ
息のあった三人のアンサンブルが心地いい!
合わせるのが難しいだろうなぁ…と思いながら聴いていました。
スコット・ジョプリン、ヨハン・シュトラウス→お馴染みの曲。
フチーク「剣士の入場」…あぁ、あれか。
ガルデルの曲は知らなかった。

演奏技術や表現力はもちろん、
ファッションもスタイリッシュで洗練されていて、
何もかもレベルが高い!(驚)
後半は日本人ピアニストが入ってシューマン「ピアノ四重奏曲」
アンコールがブラームス。
派手さはないけど落ち着いた雰囲気でとても良かった!



優れた音楽が身近にある…僕はこのホールが大好き!
行く度に思いますが、過不足のないサービスが気持ちいい!
演奏者との距離が近いし、音響に座席数、そして値段…理想的!
日本はもとより世界に誇れるホールだと思います。



軽く食事をしてから音楽を聴きに行く。
奏者は一流、途中の休憩でコーヒーやワイン…週末はこれですわ!
ヨーロッパのように夜の8時を過ぎて始まればいいのに…
日本はちょっと早すぎる…それが残念!

僕はクラシック音楽はよく知らないですが、
ちょくちょく出かけようと思います。

 


2003.9.15…

2018年01月10日 | Weblog



訃報…いや、もう、ほんと…ビックリしました!
忘れもしない2003年…歓喜のブッチギリ…最高でしたがな!(涙)

2003.9.15 甲子園 セ・リーグ優勝記念Tシャツ!
胴上げされる星野監督…新品未使用…お宝ですが、今年から着るで!



アホンダラ!ヤメテマエ!(怒)
屈辱と絶望の4年連続最下位→猛虎復活→活気&躍動&勢い…見違えた!
“ダメトラ”阪神タイガースを変えた男、闘将・星野仙一!
監督は短い期間でしたが、強烈なリーダーシップ&インパクト!
こんな人はもう出ないでしょうね?!

お疲れさまでした!ありがとうございました!



今年は優勝するしかない!
“ナゴヤドーム”ではなく、“ナゴヤ球場”で応援しよう!
青空天然芝+選手と距離が近い…
二軍の“ナゴヤ球場”…雰囲気がいいんです!

 


植草甚一…

2018年01月06日 | Weblog

植草甚一(1908-1979)

この人の肩書って何だろう?
映画、ジャズ、欧米文学評論家、なんでも収集家… 
そういうことよりもこの人は “自由人”!



何のわだかまりもなく、好きに生きる…
その生き様には憧れますが、こんな人…今いるのかな?
いないと思うけど、いるかもしれない?!
知らないだけかも?!



改めて著書を読むと面白い!興味深い!
現在では観れそうもない
知らない映画がどんどん出てくる。

古い映画や音楽が好きなら、
リアルタイムで接していた人の話を聞きたい。
なによりも “時代の空気” を感じることができる。

捨てなくてよかった…再読しよう!

 


深夜プラス1…

2018年01月05日 | Weblog

ギャビン・ライヤル「深夜プラス1」(1965年)
原題「Midnight Plus One」
年末に家の掃除をしていたら、
押入の奥からペーパーバッグが出てきた。



買った記憶がない…妻が買ったらしい。
私「読んだ?」
妻「読めん!」
物語は知っているので、チャレンジしてみよう!

かつて、飯田橋に勤めていた頃に、
同名のミステリー専門の本屋さんがありました。(2010年閉店)
狭かったけど…懐かしいなぁ!



“つまらない時代だなぁ〜 ついてないなぁ〜”
かつては常にそう感じていましたが、現在の方がつまらない!
そんなことを言うとネガティブに捉えられますが、
1980〜90年代…どこかノンビリした空気があって良かったかも?
特にバブル時代を体験したことは貴重だったかな?
2018年…年頭にそんなことを考えてしまいます。

 


七人の侍…

2018年01月03日 | Weblog



黒澤明監督「七人の侍」(1954年)

久しぶりに観ましたが、面白い!
エンターテイメントに撤したアクション超大作!
脚本:黒澤明 橋本忍 小国英雄…冴えてます!
記憶違いのところもありましたが、よくできている!(感心)
休憩を挟んで3時間30分…まったく長さを感じない!



しかし…
【難点その1】セリフが聞き取れない!
冒頭の藤原釜足と土屋嘉男の農民の会話…さっぱりわかんねぇ!
侍の志村喬と加東大介が出てくると安心…滑舌が良くなる。

【難点その2】敵が何者かが描かれていない!
これはまぁいいか…野武士、野盗が攻めてくる…それでいいや!



この映画の公開は1954年(昭和29年)。
1954年といえば初代“ゴジラ”(どちらも東宝)公開の年。
両方に主役で出ている志村喬→最高!
“七人の侍”→丸坊主 “ゴジラ”→フサフサ
いつの間に生えたんや? 半年くらい間隔がありますね。



寡黙な剣豪・宮口精二…腰の据わった殺陣…渋い!カッコいい!
癒し系ムードメーカー…稲葉義男 千秋実 
お花畑ラブロマンス…木村功 津島恵子
なによりも三船敏郎の愛すべきキャラクター造形!
老人と子供の使い方…うーん、バッチリ決まった!

仲間集め→緻密な戦略に戦術→農民指導→団結→雨中の決戦!
もしも仲代達矢と山形勲が仲間に入っていたら…
大掛かりなセット、カメラワーク、ライティング…いろんな角度から楽しめる!



“また生き残ってしまったな” 
お正月に観るにはピッタリ…黒澤映画…力強いですね!

 


お正月…

2018年01月02日 | Weblog



2018年 平成30年
お正月 まったりと暇なんだよなぁ〜



https://www.youtube.com/watch?v=06hF6FNfr3U

なんとなく気分は“はっぴいえんど”!
“花いちもんめ”(47:08〜)うーん、この空気感!





酒を飲むしかない?
やっぱりお汁粉にするかな?(笑)

駅伝、ちょっと苦しいか?
じっくり黒澤映画を観よう!