in my room

静かなパラダイス

ボブ・ディラン ライブ 1966…

2017年08月30日 | Weblog

最近は比較的新しめの映画を観るようにしていますが、
“ズシン”と心に響く上質な映画が多々ありますね。
これまで追いかけてきた1960〜70年代の映画監督の次世代、
つまり…彼らの子息たちが監督や脚本家として活躍している。

ですから…CGが嫌いとか、そういった先入観はなしに
幅広く、いろいろと観ていこうと思う。
基本的には“CG嫌い”の監督を応援したいんですが…
Q・タランティーノ、C・ノーラン、引退発表したD・リンチもそうかな?



話題を変えて…
「ボブ・ディラン ライブ 1966 ザ・ロイヤル・アルバート・ホール・コンサート」
伝説のライブ・アルバム!2枚組CD!歴史的名盤!
長らく海賊盤で出回っていて、1998年に全世界発売。(米31位/英19位)
こちらは日本盤でブックレットが充実している。(嬉)



1965年9月〜1966年5月 ワールド・ツアー。
このアルバムは英・マンチェスターでのライブ録音ですが、
ロンドンの“ロイヤル・アルバート・ホール・コンサート”となっている。



この時期はディランの過渡期。
ライブの前半(CD1枚目)はアコースティック・ギターとハーモニカで弾き語り。
聴衆は静かに聴いている。
後半(CD2枚目)はギターをエレキに持ち替えてバンドで登場。
「オレはこんな電気音楽を聴きにきたんじゃねぇ!」
「裏切り者!」
客席から激しいブーイング!
ディランはバンドに向かってクールに「大きな音でやろうぜ!」

僕はこのバンド・サウンドが好きで2枚目のCDばかり聴いている!(笑)
バック・バンドはリヴォン&ザ・ホークス…後のザ・バンド→演奏が上手い!(嬉)
ロビー・ロバートソンのブルーズ・ギター…痺れるぜ!
この騒動のストレスからドラマーのリヴォン・ヘルムがツアー途中で脱退している。



このあたりの経緯はマーティン・スコセッシ製作・監督
DVD「ノー・ディレクション・ホーム」で映像つきで詳しく紹介されている。
ディランのイメチェン…いやほんと、たいへんな騒ぎだったんですね!(驚)
ディランはこのライブ・ツアーのすぐ後にバイク事故を起こしている。

季節の変わり目にボブ・ディラン!
なんとなく、自然に、毎年そんな感じになるんです。(笑)

 


Wilson A2000…

2017年08月29日 | Weblog



草野球はやらないので、外で使う機会がないですが
お気に入りの硬式用野球グローブ…インテリア状態(笑)



1990年代のメジャーリーグ仕様のウィルソン A2000。
オールラウンダー=投手に内・外野OK!
Made In Japan. 柔らかい上質な革が使われている。
以前からこのデザインが好きで憧れていて、
ほとんど新品…奇跡的に見つけた。



雰囲気がある!
部屋に置いてあると、なんとなく落ち着く(嬉)



実用的な木や革の製品…色はこげ茶系。
こういうモノに囲まれていると嬉しい…快適!



こちらは専用のバッグ。

妻にキャッチボールの相手は頼めないので、(笑)
よかったら今度、公園で軽〜くやりませんか?

 


クローバーフィールド…

2017年08月27日 | Weblog

秋の気配が漂いはじめました。
秋になると失速するのが阪神タイガース。(笑)
怪我人が出ましたが、まぁまぁ頑張ってますね!

最近はTSUTAYAを徘徊したり、
ロベール・アンリコ監督のDVDを購入したりしていますが、
前情報もなく、期待せずに観た映画が面白かった。
パッケージが目立つように置かれていたので、店のお薦めですね!



映画「クローバーフィールド」(2008年・米)
原題「Cloverfierd」
監督:マット・リーヴス(「猿の惑星シリーズ」「モールス」)
脚本:ドリュー・ゴダード(「LOST」「Cabin」)
製作:J.J.エイブラハム

家庭用の手持ちビデオで撮影されたパニック映画。
ドキュメンタリーのような作りになっている。

セントラル・パークが見下ろせるニューヨーク・マンハッタンの高級マンション。
IT企業なのかな?若くして副社長に昇進して、
東京支社に栄転が決まったロブの送別パーティが行われている。
日本への転勤なので、日の丸が立ててあったり、寿司が出たり、日本酒を飲んだりしている。
ロブの友人が出席者にインタビューしながらビデオで撮影している。

日本:これが伏線!

「俺、あの子とデキちゃったぜ」
「マジかよ」
「日本語は難しいけど、大丈夫?」
「元気でね 連絡してね」
リッチな今時の男女のチャラチャラした感じが腹立つんだけど、
こんなシーンが延々と続く…この時点では金返せ!(笑)



突然、ドーーーーーーーーーーーーンと大きな音がして部屋が揺れる。
えっ?今の何?地震?
窓の外を見ると遠くが炎に包まれている。
TVをつけると、ニュース速報「詳細は不明です」
港でタンカーが横転して炎上している映像が入る。



とにかく逃げよう!
外に出ると“自由の女神”の頭が道路にメリ込んでいる。

逃げる→戻る→逃げる…どんどんヤバい状況になっていく。
この状況は9.11テロを彷彿とさせる。
その光景をパーティからずっとビデオカメラで撮影している…という展開。

軍が出動、装甲車のミサイル攻撃で混乱の極地。
パニック状態で逃げる人の波、電気店などでは略奪がはじまっている。
空からはスティルス爆撃機の爆弾が落ちてくる…いったい何が起きているんだ?!



これは面白い!
日本が生んだ世界的モンスターへのオマージュ!
そして…エンディングの音楽 ♪ダダダ ダダダ…“あれ”に似ている!(嬉)

生きるか死ぬかの状況でビデオを撮ってる余裕はないだろ?
突っ込みどころはあるけど、斬新なアイデアに予算もかけている。
この映画は評価したいですね!

タイトルの「クローバーフィールド」というのは
アメリカ国防省に保管されている文書のコードネームのこと。

 


チャッピー…

2017年08月23日 | Weblog



映画「チャッピー」(2015年・米/メキシコ)
原題「Chappie」
監督・脚本:ニール・ブロムカンプ
出演:デーヴ・パテール ヒュー・ジャックマン
   ニンジャ&ヨーランディ シガニー・ウィーバー 他

泣いた!感動した!
ハードなバイオレンス・アクション・SFムービー!
“チャッピー”という名のAIロボットが主役ですが、ものすごくヒューマン!(涙)
モーション・キャプチャー技術でロボットの動きがとても自然。

最近観た映画の中ではピカイチ!
南アフリカ出身の若きニール・ブロムカンプ→天才!(驚)
彼の作品には、多感な少年時代を
アパルトヘイト政策下で過ごした経験が色濃く出ています。

20代で作った「第9地区」(2009年→傑作)が注目され、
ハリウッドに呼ばれて「エリジウム」(2013年→佳作)を撮りますが、
南アフリカに戻って作ったのがこの映画。
ヴィム・ベンダースやポール・バーホーベンもそうですが、
ハリウッド・システムは合わないのかな?
金は出すけど口も出す…制約が多すぎますからね。(嘆)



この監督は日本のアニメや特撮モノが大好きで大きな影響を受けている。
そういうシーンでニンマリ→嬉しいですね!


ヒュー・ジャックマンは悪役(笑)


全身タトゥーのストリート・ギャング “ニンジャ”(笑)


母性に目覚める“ヨーランディ” メチャいい!(嬉)

南アフリカで人気のパンク・ラッパー・ユニット “ニンジャ&ヨーランディ”
夫婦だそうですが、そのままの名前で出ている!(笑)
極悪非道のストリート・ギャング→徐々に変化→泣ける!(涙)

ストーリーは省略、興味のある方はググッてみてください。
この監督の特徴は、壮絶な戦闘シーン→徹底的にやる!容赦なし!
腕がちぎれたり、頭が吹っ飛んだりグジャグジャ…ウワッ!エグッ!(汗)
グロ描写が苦手な人は観ない方がいいと思います。



南アフリカは現実に軍事産業が盛んだそうで、
見たことのないデザインの強力な武器や装甲車が出てくる。
武器オタクは泣いて喜ぶ…そんな側面もありますね。

余談ですが“ニンジャ”さんは、手裏剣を投げたり、
カタカナで大きく“テンション”と書かれたジャージを穿いている!(笑)

近年のハリウッド映画では味わえない新鮮な感動と余韻…
この監督は注目していこうと思います!

 


お盆 戦争のはらわた…

2017年08月19日 | Weblog

以前からの疑問に思っていることですが、
“お盆”って8月の何日から何日までなんだろう?
適当?よくわかりませんね!(笑)





風景の抜けがいいというか、気の流れがいいというか、
好きな場所なので、たまに訪れます。





名残り惜しいですが、夏の終り、8月も後半ですね!(涙)



https://www.youtube.com/watch?v=hH52sRUDHpU

映画「戦争のはらわた」(1977年・西独/英)
原題「Cross Of Iron」
監督:サム・ペキンパー
出演:ジェームズ・コバーン ジェームズ・メイソン
   マクシミリアン・シェル センタ・バーガー 他

戦争映画の傑作!
来月、デジタル・リマスター版で上映されるようです!(嬉)

この映画は10代の頃に観て、
戦闘シーンのあまりのド迫力にビビッた記憶がありますが、
監督のサム・ペキンパーが好きなので、その後何度か観ている。
CGなし…これが映画です!



第二次世界大戦。
ドイツ軍が東ヨーロッパ戦線でソ連軍と激突。
4,000万人が戦死したといわれる壮絶な戦い。
孤立した少人数の部隊、周囲はソ連軍の大群。
さらに味方から攻撃されるという絶望的な状況…どこにも逃げ場はない!



ドイツ軍なのに米英独の名優が共演!
会話は英語、軍服の着こなしがアメリカン(?)でかなりルーズ。(笑)
ヒトラーにナチスは関係ねぇ!そんなもん大嫌い!(?)
突っ込みどころもありますが、素晴らしい映画です!

監督のサム・ペキンパー。
この人は我が強くて妥協をしない!
この時期、アメリカの映画会社から干されていて、
旧西ドイツやイギリスの資本でこの映画を撮っている。
資金不足で日本の映画会社も出資したそうです。


戦車や武器は“本物”が使われていて、
そういうところも見所。

「戦争のはらわた」というエグい邦題がついていますが、
原題は「鉄十字勲章」
武勲はもちろん勇気に人望…最高の軍人だけに与えられる勲章のこと。

デジタル・リマスター版でキレイな映像。
字幕も新しくなっているそうで、また観に行こうかな?!
ホンマ、戦争だけはご免ですわ!

 


レイチェルの結婚…

2017年08月12日 | Weblog

脚本が名監督シドニー・ルメットの娘ジェニー・ルメット。
監督が「羊たちの沈黙」のジョナサン・デミ。
観たいと思っていましたが、
すっかり忘れていて、ようやく観ました。



映画「レイチェルの結婚」(2008年・米)
原題「Rachel Getting Married」
なんともいえない居心地の悪さ、不安定な感じ…これは家族の恐い話。
いろいろと考えさせられる映画です。



長女レイチェルの結婚式のために
父親が施設に妹のキムを迎えにくる。
コネチカット州の大きな家=自宅で結婚式を挙げるんですね。
たくさんの人が集まってきて、庭にテントが張られたり、
衣装合わせなど、着々と準備が行われている。
父親は再婚していて、近くに住む姉妹の生みの親アビィもやって来る。



レイチェルは聡明で学業優秀な心理学者の卵。
キムは情緒不安定、タトゥーを入れたヘビィ・スモーカー。
9ヶ月間、薬物中毒者の更生施設に入っていた…というワケ。

結婚式の準備で周囲は最高に盛り上がっているのだが、
キムに対してはピリピリとしたムードが漂う。
遂にレイチェルが切れて
「結婚式の主役は私なのに、どうして妹にばかり気を遣うの?」



実はこの姉妹には年の離れたイーサンという弟がいたのだが、
薬でラリッたキムが運転する車が川に転落してイーサンが溺死。
終わったこととして誰も触れようとはしないが、
家族全員に消えない傷として残っている。

キムが母親のアビィに
薬で頭がおかしくなっていた私になぜイーサンの面倒を見させたの?と聞く。
「それはあなたが弟といると落ち着くからよ」最初はそう言っていたのだが、
やがて「あなたが弟を殺したのよ」と激怒!
母親は慰めてくれると思っていたのに…どこにも救いはない!



盛大な結婚式が終わって、皆それぞれの場所に帰っていく。
キムには施設の車が迎えにくる…そこで物語が終わる。

この映画は手持ちカメラで撮影していて、微妙に画面がブレる。
ドキュメンタリー映像を観ているかのよう。
会話のシーンは互いを接近して撮影、画面の人物比率が異常に大きい。
不安定で緊張感のある微妙な心理を表現しており、よく計算された演出です。

監督のジョナサン・デミの師匠、
“B級映画の帝王”ロジャー・コーマンがチラッと出ていたり、
生みの親アビィ役がデブラ・ウィンガーだったり…そんなところも興味深い。
ロバート・アルトマンの群像劇に影響を受けた映画ですね。

キム役のアン・ハサウェイはアカデミー主演女優賞にノミネート。
受賞したのは「愛を読むひと」ケイト・ウィンスレットでした。

  


Midnight In Paris…

2017年08月11日 | Weblog

映画「ミッドナイト・イン・パリ」(2011年・米/スペイン)



近年のウディ・アレン映画は食傷気味ですが、この映画は面白い!
というか反則でしょ?この題材で面白くないはずがない!

憧れのあの時代にタイムスリップ…そんな映画です。



主人公ギルは映画の脚本の手直しで売っ子ですが、小説家志望。
婚約者の父親の商用に便乗して憧れのパリを訪れる。
ある夜、1920年代のパリにタイムスリップ→著名な小説家や芸術家と交流。
めちゃめちゃ贅沢な展開!(羨)



そこで、アドリアナという女性といい仲になるのだが、
彼女は“ベル・エポック”(19世紀末〜20世紀初頭)が最高の時代だという。


スコット&ゼルダ・フィッツジェラルド登場!

“ベル・エポック”にタイムスリップすると
ロートレック、ゴーギャン、ドガと出会う。
彼らは“ルネッサンス”が黄金期だという。
いつの時代でも憧れるのは過去の時代…そんなお話。


フランス人女優レア・セドゥ 後のボンド・ガール!

マリオン・コティヤール レア・セドゥ
カーラ・ブルーニ レイチェル・マクアダムス
個性が異なる4人の旬の女優→なんとも贅沢な配役!(溜息)



ギル役のオーウェン・ウィルソンは冴えない風体ですが、
ウディ・アレンの喋り方や仕草を踏襲していてなかなかの演技派!
婚約者一家を“俗物”に描いていて、
ギルや芸術家たちとの著しい“温度差”→ここがポイント!(笑)
婚約者の父親「トロツキーによろしく」→ワロタw
ウディ・アレンお馴染みの
物知り知識人への“それは違う”うんちく返しに溜飲が下がります!(笑)

1920年代、マチスの絵は500フランで買えたんですね!(驚)
僕の場合は、1960年代のニューヨーク?あるいは西海岸?
いやいや日本の大正時代?鎖国していた江戸時代でしょうか?

 


Cabin…

2017年08月10日 | Weblog



連日35℃超!やってられねぇーっ!(汗)

夏はホラーだ!(冷)
この映画は評判になったので、ホラー好きは必ず押さえているはず。
僕は“恐がり”“ビビり”なのでホラー映画には抵抗があるけど、
ホラーはアイデア勝負…話題作は要チェック!



映画「キャビン」(2012年・米)
原題「The Cabin In The Woods」
脚本・監督:ドリュー・ゴダード

恐い!面白い!ホラーだけどコメディ?
監督はTVシリーズ「LOST」を手掛けた人…面白いはず!
製作は「アベンジャーズ」のジョス・ウェドン



この映画を例えるなら…
夏休みにディズニーランドに遊びに行って、
アトラクションがすべてホラーの館…そんな感じですかね?!
前半と後半ではガラリと展開が異なる斬新なストーリー。
チャチじゃない→スケール感→予算かけてます!



“あっ、これはあの映画だよね”
過去のさまざまなモンスター・ホラー映画へのオマージュ。
日本のホラーも出てくる!(笑)



ヒロインのクリステン・コノリー
かわいい&かしこい…存在感があってなかなかよろしい!
この人は欠かせない→最後にシガニー・ウィーバー登場!

[注意]
お子様は観ない方がいいと思います!(笑)

 


台風一過 恋はデジャ・ブ…

2017年08月08日 | Weblog

台風直撃…豪雨…恐かったなぁ!
ようやく晴れてきました!(嬉)



映画「恋はデジャ・ブ」(1983年・米)
原題「Groudhog Day」
製作・脚本・監督:ハロルド・ライミス
出演:ビル・マレー アンディ・マクダウェル 他

アイデア抜群のロマンティック・コメディ…楽しい映画!
数年前に亡くなりましたが、監督のハロルド・ライミスは俳優でもあり、
「ゴースト・バスターズ」の一員…メガネのあの人!(笑)

https://www.youtube.com/watch?v=AsO8R8u0MYk
ソニー&シェール「I Got You Babe」…ラジオで毎朝かかる!(笑)



テレビの人気天気予報士フィル・コナーズ。
自己中、タカビー、上から目線のイヤな野郎。
女性プロデューサーとカメラマンの3人で
2月2日に行われる“春を告げるお祭”を取材するため、小さな田舎町を訪れる。
密かに女性プロデューサーに思いを寄せているが、当然嫌われている。

現地に着くと、こんなショボいホテルはイヤ…一人だけペンションに宿泊。
物乞いのホームレスは無視、偶然高校時代のクラスメイトに声を掛けられるが
鬱陶しいのでスルー…「気安く声を掛けるな!オレはスターだ!」



取材終了…しかし…次の日も2月2日…その次の日も2月2日…
朝6時起床…同じ日が繰り返される…いったいどうなっているんだ?
人生にやり直しでができれば…と考えることがあるけど、
1日だけやり直しができても…遂には幻滅して何度も自殺!(笑)



しかし…朝がくるとまた2月2日がはじまる。
やがて…徐々に“いい人”に変化していく→ここがツボ!
すると…女性プロデューサーとの関係に変化の兆しが…さて、結末は?



ヒロインのアンディ・マクダウェル。
この人は良い!知的で清潔感があって素敵!
原題の「グラウンドホッグ・デイ」とは、
毎年2月2日にアメリカ各地で開催されるお祭のこと。

未見の方にはお薦めです!

 


Girls On The Beach…

2017年08月06日 | Weblog

あっつぅーっ!(汗)蝉よう鳴くなぁ!
気分だけでも涼しげにいきますか!



ザ・ビーチ・ボーイズTシャツ…今季初着用!(嬉)
ヘインズBEEFY-T…Made IN U.S.A.



夏!ザ・ビーチ・ボーイズ!
6枚目のアルバム「オール・サマー・ロング」(1964年・米4位)
B面3曲目「Girls On The Beach」
ブライアン&デニス・ウィルソン共作
名曲!定番!素晴らしいコーラス!(うっとり)
この曲はシングルカットされなかったみたいですね?!



https://www.youtube.com/watch?v=gvlUhsEBEVY

映画「ビーチ・ガール」(1965年・米)のポスター。
原題「The Girls On The Beach」
監督: ウィリアム・H・ウィットニー
ビーチ・ボーイズやレスリー・ゴーアが出演している!

たぶん能天気&おバカな映画なので観なくていいと思います?!(笑)

 


Forever…

2017年08月04日 | Weblog



朝の事務所ビル3階大会議室前。
円窓から柔らかな光が差し込んでいました。
やっぱり自然光はいいなぁ!



先日、長野県のお土産をいただきました。
いつもお気遣いありがとうございます!
“栗どらやき” ふっくらと優しい甘味でとても美味しい!
栗は珍しいですね…初めて食べました。
ところで“どらやき”って“三笠”といってなかったっけ?
関西だけかな?



夏!ザ・ビーチ・ボーイズ!
1970年のアルバム「サンフラワー」(1970年・米151位)
この時期は詳しくは省略しますが、落ち目ですね。
再評価…米音楽誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500で380位。



https://www.youtube.com/watch?v=lLVCEr-u7dY

B面3曲目「Forever」
作者:デニス・ウィルソン&グレッグ・ヤコブソン
ウィルソン三兄弟の末弟デニスの才能が開花→いい曲ですね!(涙)
最近のライブ・イン・ジャパン…泣けてきた!

 


フライト…

2017年08月02日 | Weblog

カッコいいパイロットの映画…かと思いきや
グダグダの“アル中”のオッサンの話でしたぁーーーっ!
がっかりした人も多いようですが、僕は好みですね!



映画「フライト」(2012年・米)
監督:ロバート・ゼメキス
出演:デンゼル・ワシントン ケリー・ライリー
   ジョン・グッドマン ドン・チードル 他



飛行機事故をとっさの判断で奇跡的に不時着させたパイロット。
102人中96人が生還…一躍ヒーローとして祭り上げられる。

しかし…搭乗中に飲酒した事実が明るみに出る。
アル中、さらにコカイン常習者という素顔。
すでに家庭は崩壊、離婚して息子にも相手にされない。



天才的な腕を持つパイロット=あかん奴=ダメ男!
再婚を約束していた美人CAがこの事故で死亡…グレるしかない!(泣)

事故調査委員会が10人のパイロットに事故のシミュレーションを行ったところ、
10人すべてが墜落で全員死亡という結果が出る。
奇跡の生還で賞賛されるところが、飲酒していたとなれば犯罪者→刑務所送り!
パイロット組合の先輩と凄腕弁護士の3人で戦うとこに…さて、どうなるのか?



友人でヤクの売人役ジョン・グッドマン!
この人が出てくるとホッとする!(笑)



主役のデンゼル・ワシントン…素晴らしすぎる!(涙)
端役ですがCA役でタマラ・チュニーが出ている…この人けっこう好き!(嬉)

https://www.youtube.com/watch?v=akAuWp0Dj40
デイヴ・メイソン「Feelin' Alright」

監督がゼメキスですからね、
ローリング・ストーンズ「悪魔を憐れむ歌」「ギミー・シェルター」
このあたりが流れてくる…ゾクゾクッ!
他にはマーヴィン・ゲイ、アル・グリーン、ビル・ウィザース…ソウル・ミュージック!
カウンター・カルチャーの匂いがする→そこが好き!

僕はCGが好きではありませんが、
ゼメキスの映画ならOK…使い方を心得ている、巧みですね!

 


黙秘…

2017年08月01日 | Weblog

早くも7月が過ぎ去り、8月になりました。
僕の場合“夏=7月”なので8月はオマケみたいなもの。
赤トンボが飛びはじめると、寂しい気分になりますね!(泣)



以前から観たいと思っていた映画をようやく観ました。
真夏の夜にワインを飲みながら映画を観る…いい時間!
ワインに氷を入れてチビチビ…最近の好み…邪道かな?(笑)

映画「黙秘」(1995年・米)
原題「ドロレス・クレイボーン」

監督:テイラー・ハックフォード
原作:スティーヴン・キング
出演:キャシー・ベイツ ジェニファー・ジェイソン・リー
   クリストファー・プラマー ジョン・C・ライリー 他

舞台は原作者スティーヴン・キングの故郷、
アメリカ東海岸の最北部メイン州の小さな島。
年老いた富豪のメイドをしている母親に殺人の嫌疑がかかり、
ニューヨークでジャーナリストとして活躍している
一人娘が久しぶりに帰郷する。



母親には20年前にも夫殺害の疑惑があり、
ベテラン刑事が今度こそはと執拗に食い下がる。
そして…様々な事実が明るみになっていく。

メイン州の寂れた田舎町…何もない…厳しい気候…
狭い世間…心ない風評に晒される。
閉ざされた状況…本当に恐いのは人間…これがスティーヴン・キングの世界!



抜群のキャスティング→俳優が素晴らしい!(溜息)
娘役のジェニファー・ジェイソン・リーは
先のブログで出てきたヴィック・モローの娘。
地味だけどリアル、近くにいそうな感じがすごくいい!

監督のテイラー・ハックフォードは
名作「愛と青春の旅立ち」(1982年)の監督。

観ていない秀作がたくさんありますね!