この頃はプレゼンばかり…
ということはコンペばかりということ。
そこそこは出せているとは思うけど、
決めるのは我々ではないので、何ともいえない。
そういったところがこの仕事の限界かな?
季節の変わり目でもあるし、
少々くたびれ気味でしょうか?
今や「ミーンストリート」や「タクシードライバー」の
ニューヨークは存在せず、
まして9.11の後ではニューヨークをどう表現しようとも
陳腐なもの=ニセものになってしまう。
イタリア・マフィアの抗争をはるかに凌ぐ出来事が
現実に起きてしまった。
映画の題材がないのか
音楽映画づいている、近年のスコセッシ。
「シャイン・ア・ライト」
ローリング・ストーンズの
プライベート・ライブを映像で追う。
何台ものカメラで寄ったり引いたり、さすがの迫力。
アングルも絶妙。
これまでのストーンズ映像では一番ではないかな?
しかし…
今はもうストーンズの演奏は別段見たくない。
「よう頑張ってますなぁ」とは思うけど。
ブルーズばかり演奏してくれるなら話は別。
オマケでTシャツが入っていて、
これがなかなかgoodで嬉しい!(いい年して)
今はライブ映像よりも良質なドキュメンタリーが観たい。
「ノー・ディレクション・ホーム」
ボブ・ディランの本当の姿…インタビューが出色。
気持ちにビンビン迫るものがある。
演奏シーンや記録映像も良い!
マイク・ブルームフィールドが
ギンギンにブルーズを弾きまくり…
さすが音楽通のスコセッシ、素晴らしい仕事。
“今”のディランの顔がいいんだわ~メッチャいい!
この2枚組DVDは今後も引っ張り出しては観るでしょう。
マーティン・スコセッシといえば、
僕らの世代では「ラストワルツ」かな?
もう少し上の世代か?
大学時代に場末の映画館で観たような記憶がある。
ザ・バンドの解散コンサートの記録映画。
ひとつのグループの解散コンサートというよりも
“一時代の終焉”といった趣があり、
豪華なゲスト出演者の演奏や
織り込まれるメンバーへのインタビューが秀逸。
「おいらは田舎者なんでストーンズみたいにはできん」
(不確かですが)とメンバーが言っていたのが印象的。
ザ・バンドは前身がボブ・ディランのバックバンドであり、
その辺りも感慨、興味深い。
いろいろと観たり聴いたりしているうちに、
個々の「点」でしかなかったものが
「線」として繋がってくる。
広い世界だと思っていたのが、意外と狭かったり…
そういう事がわかってくるのが
オタクの密かな愉しみなんですわ。
うっとうしいなぁ。
雨も降らんとイカンけど…しゃあないですね。
こういう日にはこういう日なりの過ごし方が…
こんな日には勢いのあるヤツを一発!
MIT(マサチューセッツ工科大学)出身の天才エンジニア、
トム・ショルツ率いるボストンのハード・ロックなんてどない?
MITがボストンにあるのでこのネーミングなのかな?
“トム・ショルツ率いる”と書きましたが、
実はこのバンド、彼一人だけなのです!(驚)
「ジャケットにメンバー5人写ってますやんか?」
彼らはツアー用に集められた
スタジオ・ミュージシャン=パートさんなのです。
全ての楽器、レコーディングを彼一人でやってます。
ただ、さすがにヴォーカルだけは何ともならずに、
ブラッド・デルプというメチャウマの人と最初から組んでいます。
ボストン「グレイテスト・ヒッツ」。
曲は良いけど、ジャケットが…あきまへん!
ギターが飛んでます。(泣)
ボストンの凄いところは、
「シンセサイザー」「コンピューター」を
一切使っていない所ですかね?
えっ?!あの音で?!信じられないですが、本当です。
リズム・ボックスさえ使っていない~手拍子でやってます!
めちゃめちゃアナログやんか!
100種類以上の楽器をたった一人でオーバーダビング。
気の遠くなる作業~完全にオタクです!
だからなかなかレコードが出ないんです。
コンサートではレコードとまったく同じ音を出すことでも有名ですね。
左から2番目がトム・ショルツ。
トム・ショルツはエンジニアなので
ヘッドフォン・アンプや
エフェクター(ギターの音色を換える装置)などを開発して
たくさんの特許を持っているそうです。
憧れのトム・ショルツと同じ音が出したくて、
日本のロック少年がお年玉を握りしめて
こぞってそのエフェクターを買い求めましたが、
ついぞ同じ音が出せなかった、といった面白い逸話もあります。
焼鳥屋の“秘伝のタレ”みたいなものですかね?
「キミ達、甘い甘い」
ちょこっと回路を変えてあるのかな?
そもそも周辺の機材が違うんでしょうけどね?
凄いでしょ?!このジャケット。よう買わんわ!
ボストン。
ググッとくるドラマチックで
メロディアスなハード・ロック・サウンド。
一世を風靡したダイナミックなトム・ショルツのギタープレイ。
そして何オクターブも出る伸びやかなヴォーカル…
とても良いんだけどただ一つ~ジャケットがアカン!
どのアルバムもいかにも理系オタが好きそうな
ハイパー・イラストなんですわ。
これだけは昔から、どうも…
だから僕はベスト盤一枚しか持っていないんです。
昨日食べに行きました。
今回も最高でしたね。
僕がなぜ楽しみにしているか?というと
ヘルシーで美味しいメニューもさることながら
流れている時間がとても“豊か”に感じるからです。
梨のスープ~こんなの食べた事ない!
当然パンも手作り。
やはり料理の作り手の魅力が大きいし、
来ている人達も気ままでごくごく普通の感覚…
ナチュラルでいい感じなんです。
リラックスできてとても居心地がいい。
この感じはレストランでは味わえないですね。
メインのキッシュと野菜のテリーヌなどなど…
とても美味でボリュームがあります。
食後はタピオカ入りアボガド・ココナッツミルクとコーヒー。
帰りにはクッキー(もちろん手作り)をいただきました。
ありがとーっ!
すべて手作りの家庭料理は
そうそう食べれないし、
薬膳なので材料もよく吟味されていて
ポッテリ・メタボのワタシには最適です。
来月も楽しみにしていますよ。
世間は大型レンキューーーッ!
サンキューーーッ!(頭おかしくなりましたか?)
過ごしやすい気候になって、
初秋の行楽日和…
なんかしらいい感じですね。
しかし…自営業者には無縁の世界…(あたり前だけど)
お弁当を持ってピクニックに出かけたいなぁ。
ところで“シルバー・ウィーク”というネーミングですが…
ゴールデン・ウィークに次ぐ大型連休なので
そう呼ばれているんでしょうけど、
「敬老週間」という感じもしないではない。
“オータム・ウィーク”とかでいいんじゃない?
いろいろと片付ける事がありますが、
周りが静かだと能率がよくて
けっこうはかどったりするので、そう悪くない…
でも一日くらいはのんびりと過ごしたいですね。
初秋のお供はビーチ・ボーイズ「スマイル」。
これは存在しないはずの伝説のアルバムですが、
1999年にキャピトル※から出たようなんです?
なんとも事情がよくわかりませんが、
キャピトルから出ているので、
海賊版というワケでもなさそう?
僕は怪しいヨーロッパの海賊版も何枚か持っていますが、
さすがにコレは音質からして違うよなぁ。
※キャピトルはビーチ・ボーイズのアルバムを出しているレコード会社
いつの間にか秋の気配?
まだまだ昼間は暑いですが、
朝晩はかなり涼しくなって
寝具はタオルケットでは寒くなってきた。
こういう時には
ちょっぴり贅沢な買物がしたくなる。
今欲しいのはジョンスメの
シーアイランド・コットンのカーディガン。
ウールは何枚か持っていますが、
コットンは持っていない。
日本の気候ではコットンのセーターやカーディガンの
出番は少ないですが一枚欲しいところ。
ジョンスメは高価ですが品質やカラーリングがいいし、
流行にも左右されない。
安物でもいいですが、
着た時の“ウキウキ感”“満足感”が全然違う。
その日のヤル気度が全然違ってくる。
今年の夏はどうも“迫力”に欠けた。
暑かったし、残暑も続いていますが、
太陽光線の強さがいつもの夏より足りないというか…
蝉の数も少なかった。
こちらも少子化でしょうか?
我々の目には見えない所で
着々と環境異変や破壊が進んでいるんでしょうか?
そういう事には敏感でありたいし、
また注意を払っていかなければならない時代。
まぁ、何と言いましょうか
自分自身が放つ“光線”の力が弱まらないように
いろいろと栄養も与えつつ、
何事にも果敢にチャレンジしていきたい…
そんな事を考えているこの頃です。
出席することになりました。
実は沖縄は初めてなので、
行きたい所などを
ちょこちょこと書き留めたりしていますが、
今回は遊びではないので
あまり欲張るのもどうかな…?
というのも、
“お祝い+航空チケット+宿泊代=ウッヒャ~~~ッ!”
気が遠くなってきました。
(本音)「熱田神宮でやってくれんかな?」
それは冗談ですけどね。
気を遣ってかなりのお車代を送ってくれましたし、
前向きに参加しようと思います。
おめでたい話に水をさすような事を言っては、イカンよなぁ。
リゾート大好きなんですが、
11月の沖縄ってどんな具合なんでしょうか?
さすがに、泳げないですよね?!
「ラッキー!」と借りてきました。
クドカンはさすがに面白いですね!
オッサン・パンクロッカーの話です。
コメディです。
マネージャーがレコード会社の契約OL宮崎あおい。
関係者の証言から映画が始まる所がなかなかいい。
ロード・ムービー仕立てになっているのもいいですね。
ロード・ムービーというのは
主人公が成長していく過程を描くものだけど、
そんなことはおかまいナシ~パンクですから!
これは男の生き様を問う映画かもしれませんね?!
「パンク」か「パンクじゃない」か
あるいは「ロック」か「ロックじゃない」か
オッサンになるにつれ「言い訳」が多くなり、
だんだんと生き様が“へたれ”てくる…
そういう人達へのメッセージかな?
宮崎あおいは可愛いですが、
お肌が少々くたびれ気味のようで…?
薄メイクのせい?
大河ドラマ「篤姫」の最中だったので
疲れていたんでしょうか?
ヴォーカルの田口トモロヲが最高!めっちゃ笑えます。
キム兄が地味で渋い役なんですが、
あの風貌と今イチ滑舌なのに
いつも何気に美味しい所を持っていきますね。
主役・佐藤浩市は遠慮気味?もっと弾けないと。
ところで…
アイドル時代の話は不要では?
ガクッとテンションが落ちてしまう。
レコード会社の社長(ユースケ)と揉めるとか、
ライブ映像を増やすとか…いつも同じ曲ばかりというのもねぇ。
“泣かせる”エピソードなども欲しいような…?
「大人計画」の人達が出ていないのもちょっと残念!
邦画~頑張ってますね!
近所の楽器屋さんが閉店セールをやっています。
僕が名古屋に来てからも
楽器屋は何軒も潰れてますけど、
ここは店舗を拡張したり、
リペア(修理)部門を充実させたり、
ネットで販売したりと
なかなかやり手だなぁと思っていました。
刈谷、豊田にも支店があります。
今は手放してしまいましたが、
ここで古いギブソンを1本買いました。
時々ギターを見に行ったり、
音楽雑誌を買いに行ったり…
たまに「これイイ!」というものに出会えます。
春先には小学校に上がる子供連れの親子が
電子ピアノを買いに来たりしていて、
地域に根付いた楽器屋さんという風情だったんですが…
ちょっと残念、淋しいですね。
10月からはパルコの並びに移ります。
繁華街で若者が集まる場所だし、そっちの方がいいですね。
さて、閉店セール。
フェンダー・ジャパンの「テレキャスター・デラックス」を
狙っているんですが、貧乏なので止めときます。
ジャパンはもともと手頃だし、さらに安いんですが…
トム・ヨークが使ってたなぁ。
観たいなと思っていて、
観た人も「面白いですよ!」と言っていたので
お昼ついでにリュックサック&ササッと素早い動きで観てきました。
映画は平日の昼間に限りますネ!
他愛のない青春映画ですけど、楽しかったですよ。
やっぱり関西弁はよろしいなぁ。
1974年、京都の仏教系男子校の1年生が主人公で、
音楽やったり、旅に出たり、カツアゲされたり、お姉ちゃん追っかけたり…
ま、そんな話です。原作者の自伝?!
あれは「村八分」の曲だよね?(「村八分」知ってますか?)
リリーさんが父親役で何気に上手くて激シブの存在感!
堀ちえみが母親役というのもなんか新鮮!
「くるり」の岸田さんとかも出ていてキャスティング~ナイスです。
大学生のオリーブ(臼田あさ美)の色気は高1にはかなりヤバいっすね。(焦)
オッサンになるにつれ“鋼の精神力”でわりと大丈夫なんですが…
何の話しとんねん?!
青春映画は俳優が若くなるので、
セリフや演技が“滑ってしまう”傾向があって難しい面がある。
ややもすると大人達に“やらされている”という感じになってしまう。
この映画もそういう部分が見られますが、
関西弁がやんわりと中和してくれたかな?そんな印象ですね。
もっと色濃く時代背景の描写があってもよかったかも…?!
みうら&田口コンビの
「アイデン&ティティ」も面白そう。
借りてこようかな。