in my room

静かなパラダイス

チェンバロ…

2017年11月27日 | Weblog



わが家にチェンバロがやってきたぁーっ!
妻が知人からしばらくの間、借りてきました。

鍵盤楽器でもあり、弦楽器でもある。
だから…チューニングが難しく、面倒くさい。
繊細な楽器なので壊れやすい…取り扱い注意!



バッハを弾くと雰囲気抜群!
茶系…暖かみのある木がいい感じですが、
ますます部屋が狭くる…しゃあないね!(笑)

 


ゴジラ 1954(昭和29)年…

2017年11月25日 | Weblog



言わずと知れた傑作中の傑作!(涙)

https://www.youtube.com/watch?v=-l23MSAlXxc

製作:田中友幸(東宝)
原作:香山滋
脚本:村田武雄 本多猪四郎
監督:[本編]本多猪四郎[特撮]円谷英二
音楽:伊福部昭
撮影:[本編]玉井正夫[特撮]有川貞昌



原爆投下〜敗戦 焼け野原から10年足らずで制作費1億円!
何から何までよくできている!(感心)
平和への祈り…切実…何度観ても泣ける!

https://www.youtube.com/watch?v=EqmPbEzjRwU

出演:
古生物学者、山根恭平:志村喬
山根博士の娘、恵美子:河内桃子
隻眼の天才科学者、芹沢大助:平田昭彦
サルベージ会社社員:尾形秀人:宝田明

昔の俳優は所作に滑舌に顔つき…レベルが高い!
ただし、宝田明については不明…(笑)



永久保存版…うーん、最高すぎる!(涙)

余談ですが、ハリウッド版「Godzilla」(2014年)
監督:ギャレス・エドワーズ
渡辺謙の役名が“芹沢猪四郎”博士→すごく嬉しい!

 


ギレルモ・デル・トロ…

2017年11月22日 | Weblog

人間が操縦する巨大ロボットと怪獣の
壮絶なバトルを描いた映画「パシフィック・リム」(2013年・米)
を観ていたら、エンド・ロールで
この映画を “本多猪四郎に捧ぐ” と出た…胸熱!(涙)



制作費200億円!スケール感に迫力がケタ違い!
主役級で菊池凛子が出ていますが、アクティブ&ワイルド感が今イチ…残念!
ちなみに日本映画最高峰の制作費 “シン・ゴジラ” が13億円。
ハリウッドが本気を出したら、どうしようもない!(寂)



監督はメキシコ人のギレルモ・デル・トロ。
日本のアニメや特撮ものが大好きな巨漢のオタク→信用できる!(笑)
「パンズ・ラビリンス」「クリムゾン・ピーク」
ダーク・ファンタジー…この人の世界観やキャラクター造形は素晴らしい!
宮崎駿の影響が見られますね。
初期のホラー映画の傑作「ミミック」、地味ですが「デビルズ・バックボーン」も◎
僕の好みは「ブレイド2」「ヘルボーイ」シリーズ!(嬉)



というわけで、昔の雑誌などを引っ張り出してきて
外国人監督に影響を与えている“日本映画”について読んだりしている。



初代ゴジラ(1954年)の監督:本多猪四郎 特撮:円谷英二
このあたりの話は興味が尽きない!
そういえば「マタンゴ」とかもありましたね!(キノコ…笑)

 


ハワード・ホークス 本…

2017年11月16日 | Weblog

ずいぶん前に買った本を引っ張り出してきて、
寝る前に一章ずつ読んでいましたが、途中で止めてしまった。



「ハワード・ホークス[映画]を語る」(青土社)
原題「Hawks On Hawks」
アメリカの映画研究家ジョセフ・マクブライドが
1982年に出版したインタビュー集の翻訳本。(訳:梅本洋一)



装丁やレイアウトがカッコいいし、写真も◎
唯一のインタビュー集なので興味深い内容ですが、
翻訳された日本語がワケわからん!

普通にシンプルに訳していけばいいんでは?
訳者の思い入れなのか、こねくり回した文章がさっぱり頭に入ってこない。
さらに誤訳…これはチェックしないとダメですね。
せっかくのインタビュー本が台無し。



一般の読者に伝わるのは簡潔で平易な文章に限る。
これはデザインにもいえる…普遍性と客観性が重要…でないと“頭悪い”になってしまう!
腕の見せどころと独りよがり、自己満足に陥ってはならない…
切実にそう思いますね!

巻末のフィルモグラフィと索引だけ参考にすることにしました。

 


Godzilla 伊福部 + メルヴィル 他…

2017年11月14日 | Weblog



テレビで「シン・ゴジラ」(2016年)が放映されましたが、
エンディングの “伊福部メドレー” がカットされていてチョ〜残念!(泣)

https://www.youtube.com/watch?v=PDeU42u2s2Y

劇中では使われていますが、エンディングの音楽で
 “よっしゃ!” 感動20%増し→上気して帰宅→という流れですから…(笑)
“メイン・テーマ” はもちろんですが、“自衛隊マーチ”(1:47〜)→これが必須!

僕が通う一人でやっている床屋さんの主人は
映画館で9回観て、DVDを購入してセリフまで覚えているそうです!(驚)
傑作…そういう人はけっこういるみたいですね!(感心)



話は変わって、来月の映画館のラインアップ。
ジャン=ピエール・メルヴィル生誕100年記念上映!
これは行きたい!3本通しで会員3,000円…こんなものかな?
しかし…日本の映画館は料金が高いなぁ…気軽に観れない!(嘆)

もう一本「希望のかなた」原題「The Other Side Of Hope」
フィンランドの名匠アキ・カウリスマキ監督の新作。
こちらも楽しみですね!

 


ブライアン・デ・パルマ Best 5…

2017年11月11日 | Weblog

またまた小雨の週末ですが、空が明るく晴れてきました。
事務所ビルは電気点検のため、しばし停電。
外に出ると雨に濡れた舗道はグレイの色調が濃くなって
しっとりといい感じ…風が強くて冷えますね。



週末なので、たまには Best 5 でも….。
映画監督ブライアン・デ・パルマ。
作品によって評価が別れる監督ですが、
サム・ペキンパー監督とともに
10代の頃からリアルタイムで観ていた親しみを覚える監督です。



この人はアメリカ東部出身のエリート。
改めて観ると、“品” があるというのかな?
どことなく東部的な雰囲気を感じます。
不運や挫折もあるけど、その都度盛り返してくる…底力がある!(笑)
特徴は “面白い” に尽きる!
サスペンス+エンターテイメント+芸術性+エロス…うーん、刺激的!



学生時代にミニ・シアターや名画座に出かけて
意識的に映画を観るようになったきっかけが、
「ファントム・オブ・パラダイス」…ビックリ仰天の大傑作!
初期や1990年代以降の作品は観ていないものもあるので、
暫定的な Best 5 ということにしておきます。



【No.1】「キャリー」(1976年)
スティーヴン・キング初のベストセラーの映画化。
学園青春ホラー映画の金字塔…戦慄!メチャメチャ怖い!(冷汗)



【No.2】「ファントム・オブ・パラダイス」(1974年)
ロック版「オペラ座の怪人」
グラマラス=魅惑的!禁断のロック・ミュージカル!



【No.3】「スカーフェイス」(1983年)
ハワード・ホークス監督「暗黒街の顔役」(1932年)のリメイク。
キューバ移民麻薬王の暴走…アル・パチーノ主演…強烈!!!



【No.4】「ミッドナイト・クロス(原題;Blow Out)」(1981年)
ジョン・トラボルタ&ナンシー・アレン!
殺し屋:ジョン・リスゴー ラストがGood!



【No.5】「愛のメモリー(原題:Obsession)」(1976年)
脚本:ポール・シュレーダー 撮影:ヴィルモス・ジグモンド
音楽:バーナード・ハーマン ヒッチコック・タッチ!
クリフ・ロバートソン…今イチ→残念!

こんなところかな?!
「アンタッチャブル」(87年)も「カリートの道」(93年)も入っていませんが、
やっぱり1970年代中盤〜80年代中盤…このあたりが好み。
「殺しのドレス」(81年)「ボディ・ダブル」(84年)も◎
近年では「パッション」(2012年)デ・パルマ・タッチ!(嬉)

カットだらけだったと思いますが、
昔はテレビの洋画劇場でよくやっていて、学校で話題になるような身近な存在。
“そのまんまやないの?!” ヒッチコックの真似…モロに影響を受けていますが、
隠さず出してしまうところに好感が持てる!(笑)



余談ですが、脇役のデニス・フランツ。
この人が出てくると嬉しい…デ・パルマ映画の常連です。

 


11月 いろいろ…

2017年11月08日 | Weblog

11月…今日は朝から雨模様。
少しずつ肌寒くなってきて、薄手のセーター&ジャケット…
入念に手入れをしてある革靴を出したり…サンダルはNG!(笑)



淡々と日々が過ぎていくので、
ここらでグィッとクリエイティブな方向に舵を切りたいところです。
本を読んだり、映画を観ていると時間がいくらあっても足りない。
規則正しい生活&十分な睡眠…何かを犠牲にしないとダメかもね?



展覧会の案内をいただきました。
近くのギャラリーで今週末から…楽しみ!
出力ばかりでは、発想や情熱が枯れてしまうので、
引き出しを満たす仕入れ=心の栄養補給も必要です。
深まる秋…芸術に親しむには絶好の季節ですね!



事務所のすぐ裏に薬屋がオープンしました。
こういう大型店は郊外でよく見かけますが、
街中に作ってしまうところが名古屋です!(笑)
食品にお菓子、アルコール類も置いているので、
今ひとつ足が向かないけど、コンビニ代わりに便利かも?



「ブレードランナー2049」を観に行こう!
映画を観た後で、カフェで “ああでもない” “こうでもない” と語りあう。
オタクの歓び…楽しい時間です!

 


ある日どこかで…

2017年11月06日 | Weblog

ロマンティック!!!(涙)

うーん…何度観てもいいなぁ…この映画大好き!
慌ただしい日常で、この映画を観ると
ゆったりと、芳醇で豊かな気分に浸ることができる。
永久保存版…泣ける!格調高い名作です!



映画「ある日どこかで」(1980年・米)
原題「Somewhere In Time」
原作・脚本:リチャード・マシスン(カメオ出演)
監督:ヤノット・シュワルツ
音楽:ジョン・バリー
出演:クリストファー・リーヴ ジェーン・シーモア
   クリストファー・プラマー 他



初舞台の成功を祝う若き劇作家のパーティに老婦人が訪ねてくる。
「Come Back To Me(わたしのところに帰ってきて)」とだけ告げ、
金の懐中時計を手渡して足早に去っていく。



この人は誰?
1912年にタイムスリップ…大女優と恋に落ちる…というお話。



大女優を演じているジェーン・シーモア→めちゃめちゃ美しい!(憧)
「007 死ぬのは奴らだ」…僕の中ではボンド・ガールNo.1!
小柄で繊細、儚い雰囲気…悲恋のコスチュームもの…クラシックな役柄はピッタリ!



クリストファー・リーヴ、クリストファー・プラマー…
絶妙のキャスティング…品位&風格…素晴らしい!(溜息)



この映画のロケ地は米ミシガン州の五大湖の一つ、
ヒューロン湖のマキノー島にあるグランド・ホテル。
現地では、毎年この映画を上映するイベントが開催されている…いいね!



抜群の景観なので余裕があれば訪れたいですが、
たぶん無理…金持ちの爺さんになれば話は別ですけど…(嘆)