in my room

静かなパラダイス

2.26…

2017年02月26日 | Weblog

同業の知り合いから紙の見本帳をいただきました。
ありがとうございます!



彼は努力家、そして勉強家。
しっかりと自分の価値観、スタンス、こだわりを持って取り組んでいる。
僕も僕なりに意識的にやっているつもりですが、
まだまだ足らない…尊敬できる…刺激になりますね!



こちらは秋冬に愛用しているクラークスのワラビー・ハイカット。
今はもう作られていないアイルランド製。
近年のアジア生産のものと比較すると、革質に縫製がまるで違う。
履き心地抜群!アイルランド製ニットとは相性抜群!
履き込んでいますが、手入れをすると表革が生き返る。
この瞬間がけっこう好き…地味な話だけど。

2月もそろそろ終了…もうすぐ春がやってくる。
来月の名古屋マラソンに出るのでしょうか、
道路を走っている人たちをよく見かけるようになりました。
グループで走っている人たちもいる。
よく吟味されたウェアにシューズにキャップ…カッコいい!
近頃のランナーはみなお洒落ですね。

僕はどうしたことかランニングもジムもヨガも続かなかった。(笑)
春 新しいことを始めるのもいいかもしれないですね?!

 


2月は短い…

2017年02月25日 | Weblog

北風が吹いて寒かったり、冷たい雨が降ったり、
晴れると今度は花粉が飛んでくる。

目一杯やったつもりでも結果に表れない。
手から離れたらなす術ナシ…どうしようもない…静観するしかない。
0から10まですべて自己責任、自己完遂、自己完結…
そういうことを考えなければならない段階にきているように感じます。

せっかくの週末だし、滅入っていても何も変わらないので、
こんな時には、籠って“オタク道”を突き進むしかない!(笑)
好きなこと、楽しいことを考える…何事も気持ちの持ち様次第。
コーヒーを沸かして革靴を磨きながらポジティブ・シンキング…
少しの休養と気分転換が必要ですね!



というわけで、最近買ったセーターのことを考えてみる。
これはセーターではなくて木のボタンが付いた厚手のアラン・カーディガン。
ピュア・ニュー・ウール100%。色は濃紺…決め手はフード。
フード付きはあるようでなかなか見つからない。
以前から気になっていたアイルランド製→コートは不要!



あるいは、好きな映画のDVDを観る。
ジャン=リュック・ゴダール「女は女である」(1961年・仏)

ラウル・クタール撮影のカラーの映像がなんともいえず美しい!
1960年代初頭のパリ…レコード屋があり本屋がありタバコ屋がありカフェがある。
携帯もコンビニもパソコンもないけれど、それで十分暮らしていける。
映画好きにはたまらない仕掛けたっぷりの
アメリカ映画に影響された楽しいミュージカル・コメディ。
アンナ・カリーナ…めっちゃいい!(溜息)
ジャン=クロード・ブリアリ、ジャン=ポール・ベルモンドもいいぞ!



ジャン=リュック・ゴダール「女と男のいる舗道」(1962年・仏)
こちらはモノクロ作品。
白と黒のコントラスト…ラウル・クタールの映像が美しい!
オープニングからしてヤバいくらいに最高!
音声を消して映像を眺めているだけでも幸せな気分になる。
映画の内容はハッピーではないんだけれど…
美意識に映像感覚にグラフィック…クリエイティブやなぁ!(感心)

映画への愛、文学に哲学に音楽、魅力的な女性、
60年代パリの街並に最新モード…こりゃたまらん!
当時20歳そこそこのアンナ・カリーナ。
このデンマーク出身の女優は素晴らしい…素敵です!(溜息)

 


アラン・セーター…

2017年02月20日 | Weblog



愛用のアラン・セーター。
アイルランドの西岸、アラン諸島で作られる
ハンドニット=手編みのセーター…お気に入り!



大学時代にどうしても欲しくなって
当時、渋谷の道玄坂にあった“ミウラ&サンズ”で買ったと思う。
違ったかもしれない?
高かったけど、今でも着ているということは一生モノ!



憧れの“ミウラ&サンズ”はその後大きくなって
現在の“SHIPS”ですね。

脂肪分を抜かない未晒しの太い毛糸で編まれているので
雨や汚れに強いし、何より暖かい、重さもいい感じ。

セーターの模様は家紋のようなもので、家によって違うらしい。
漁師が着るのでフィッシャーマンズ・セーターとも呼ばれている。
厳しい環境の中、海の事故で亡くなった時には
セーターの柄で身元がわかるそうです。

セーターといえばやはりスコットランド製だけど、
手仕事で作られるアランやガーンジー島の
アイルランド製ニットは独特の味わいと魅力がある。

冬の定番…大好きなアイテムです!

 


いろいろ週末…

2017年02月18日 | Weblog

日が長くなってきて、陽射しが春めいてきました。
まだまだ肌寒いですが、光線が勢いを増している。
なんかしら嬉しい気分ですが、難儀なのは花粉ですね!

妻のピアノ教室に4月に結婚する二人が来ていて、
結婚式で連弾で披露する曲を練習しているらしい。
難しい曲だそうですが、微笑ましい…ええ感じやのぉ!

平日にできるだけ前に進めておいて
週末にゆっくり、じっくりと深みを加えていく…
そういうパターンがいいように思う…仕事の話。

たまに他人が作ったデータを触るケースがありますが、
勉強になる…引き出しが増えますね。
デザインの善し悪しや好みは別として、
僕がやらない、考えもしない手法=テクニックを使っていることがある。
“なかなかやるなぁ” 時間をかけて真摯に取組んでいる様子が窺える。
そういう“姿勢”に触れると背筋が伸びる…しっかりしろ!
いろいろと刺激になりますね。



一昨年、106歳で亡くなったポルトガル映画の巨匠、
マノエル・ド・オリヴェイラ監督。
3月に一挙11作品の回顧上映がある。
この監督は映画もそうですが、
波乱に満ちた生涯やポルトガルの歴史にも興味がある。
初期の作品を観たい…余裕があれば足を運びたいですね。



まだまだ2月の半ば…まだまだ寒い。
久しぶりにセーターを買ったので、もう少し寒くてもいいかな?
とりあえず慌てず焦らず、目先の課題を片付けよう!

 


はなればなれに…

2017年02月16日 | Weblog



3月に名古屋でやるみたいですね。
チラシのコピーが「冬のパリ、恋と犯罪の狂想曲。」
いいなぁ…この映画大好き!(溜息)

ジャン=リュック・ゴダール「はなればなれに」(1964年・仏 )
原題は「bande à part」
いいなぁ…なんて瑞々しいんだろう!(溜息)

今時の若者はこういう映画を観るのだろうか?
余談ですが、タランティーノ「パルプ・フィクション」(1994年・米)の元ネタ。
“ふむふむ”“なるほど”というシーンがありますね。
彼の製作会社の名はこの映画のタイトルからつけられている。



オープニング…いいなぁ!(溜息)
音楽:ミシェル・ルグラン 撮影:ラウル・クタール(モノクロ)
語り:ジャン=リュック・ゴダール
ヒロイン:時代のミューズ “アンナ・カリーナ”!
もう他の映画はいらない…そんな気持ちになってくる。(笑)



実はDVDを持っていて永久保存版!(嬉)
たまに好きなシーンをチラ観したり…けっこう楽しめる。
でも…本音は映画館で観たい!
この映画は長らくお蔵入りで劇場公開はずっと後になってから。(1998年?2001年?)
なので暇だった学生時代には観れなかった…という次第。



夢のようなシーンがある…素敵だよなぁ!(溜息)
グラフィック…カッコいいよなぁ!(溜息)
文学オタク…本好きだよなぁ!(溜息)
若き日のゴダール→センス抜群だよなぁ!(感心)

やっぱり映画館のシートに座って観よう!
映画館で映画を観るとどういうわけか
元気というかヤル気が出るんですわ!

 


METAFIVE…

2017年02月15日 | Weblog



CDをお借りしました。
ありがとうございます…オシャレ…カッコいい!

METAFIVE…メジャーな人たちのユニット。
こうなるわけですね…心地いい!
何度もリピートして聴いている。
名前は耳にしていましたが、曲は知らなかった。

https://www.youtube.com/watch?v=xkc5u9r5VF4

3曲目「Maisie's Avenue」
新しいようで、懐かしい感じもするメタポップ。
確実に好きな人たちがいると思いますが、
2017年…こういうサウンド(ダンスミュージック)をやる意義って何だろう?
そんなことを思いながら聴いている。

ポップミュージック=楽しい&気持ちいい…それでええやん!
メンバーそれぞれが原点に立ち返ったのかもしれないですね?!

カッコよろしいなぁ!
ところで、ずっと続けるんでしょうか?
ほな、失礼してちょっと踊ります!(笑)

 


(Last Night)I Didn't Get To Sleep At All…

2017年02月11日 | Weblog

今日はいつもの土曜日と思っていたら休日でした。
建国記念の日…すっかり忘れていました。



朝起きるとうっすらと雪景色。
たいした積雪ではないけど、めちゃ寒い…冷えますね。



ハンドニットの分厚いセーター+ニットキャップ+グローブ、
ぐるぐる巻きのマフラーはマストアイテム!(寒)

休日のせいか外は静かで
さっきまで降り続いていた雪が止んで
どんよりとした白灰色の空の下には冷たい風が吹いている。
なんとなく今の気分はこんな曲…



https://www.youtube.com/watch?v=6ekuZZFn25A

The 5th Dimension ザ・フィフス・ディメンション
「(Last Night)I Didn't Get To Sleep At All」(1972年・米8位)
邦題は「夢の消える夜」

♪昨夜はぜんぜん眠れなかった
 わたしのせいじゃないわ
 わたしはベストを尽くしたから
 神様は知っている
 少し疲れているだけだってことを

作詞・作曲はイギリスのソングライター、トニー・マコーレー。
マリリン・マックーのヴォーカル…うーん、いい曲ですね!

暖かい部屋、そして心の中も暖かく
本を読んだり、CDをかけたり、コーヒーを飲んだり…
こんな冬の休日はゆったりと過ごしたいですね。

 


Late For The Sky…

2017年02月08日 | Weblog

夜中に録画してあった映画「タクシードライバー」
(1976年・米)
脚本:ポール・シュレーダー
監督:マーティン・スコセッシ
を観ているとこの曲がかかった。



https://www.youtube.com/watch?v=TeMd_ZRMORg
ジャクソン・ブラウン「レイト・フォー・ザ・スカイ」(1974年)

何度も観た映画ですが、このシーンは覚えていなかったし、
この曲が使われていることも忘れていた。



初めて観た時は“ニューヨークすげぇ”と
リアルに迫ってきましたが、
改めて観るといささかチープで “作りモノっぽさ” を感じる。
このエピソードは不要では?というシーンもある。

スコセッシの映画は好きですが、
どの作品もコッポラやタランティーノの映画では感じない
“限界” が見え隠れしているように思える。
その “限界” が逆に彼の映画の
“愛おしい魅力” になっているようにも感じる。

1990年代ジュリアーニ市長の時代に街が浄化されて、
映画で描かれていた70年代のニューヨークはもう存在しない。
古さは感じないけれど、どうもリアリティが希薄。
ピーター・ボイルやハーヴェイ・カイテルが出てるので
けっこう好きなんですが…

 


ジーンズ リペア…

2017年02月06日 | Weblog

ジーンズ2本→リペアしてきました。
“完璧”な仕上り…ありがとうございます!
これでまだまだ穿ける…こういうの嬉しい!



ジーンズ専門のリペア・ショップなので
説明不要…ツボを心得ている。
“速い”“安い”“上手い”…コーヒーを飲んでる間に直してくれる。
なにも言うことはございません!
土日は混むので平日が狙い目ですね。

ミシンは1940年代製のユニオンスペシャル!
裾のチェーンステッチもバッチリ…これはたまらん!(嬉涙)

久しぶりに行きましたが、
近くにあるよく立ち寄っていた中古CDショップが潰れていたり、
別の場所だけど馴染みの古着屋さんが年末で閉店したりと、
だんだんと僕の好きな場所が消えていく…喪失感!(悲)
なんでもかんでもネットで購入。
コーヒーも喫茶店ではなく、コンビニで100円。
人との繋がり=コミュニケーションが希薄になり、
どんどん味気ない世界になっていく…そういう時代なのかな?
僕のような人間は生き難い世の中になってきましたね。

だから…居住空間や趣味を充実させて、自己満足!
他所に頼らず自分で自分を盛り上げていくしかない!(笑)
自力で好奇心を満たせていく…つまり、そういうことでしょうか?

長い時間をかけてキレイに色落ちしたジーンズ。
もったいない…捨てることはないですね!

 


ダメージ・ジーンズ…

2017年02月05日 | Weblog

大企業や規模の大きなところは知りませんが、
“いい事務所”はドアを開けた瞬間にわかる。

冬の日の朝のように“ピン”と張りつめた空気がある。
いる人の顔つきをみればだいたい想像がつく。
“緊張感”と“危機感”がないところでは人が育たない。
資質のある若者が劣化していく姿を見るのは辛いけれど、
「早く気づいて辞めた方がいい」なんて言えないし、
こちらとしては速やかに立ち去る…関わらないことですね。

話は変わって…“ダメージ・ジーンズ”
最初からそういう加工をしてあるジーンズを穿いている人を見かけます。
すごく凝ったものもある…かなり高価!
エレキ・ギターの世界でも“レリック”といって
ボディの傷や金属部分のくすみや錆など、
新品なのに使い込まれた加工が施されている…もちろん高価!

最初からダメージというのは今イチ理解できない。
使っているうちに自然に痛んでくるものではないのか?



自転車に乗るとお尻や股の部分が痛んでくる。
生地が薄くなって、もうすぐ破れそう。(焦)
いつも馴染みのリペアの店に持っていって当て布をしてもらう。
一度、「これはもう無理」と言われたことがある…USA製リーバイス501…残念!
これが本当の“ダメージ・ジーンズ”!(笑)

モノは増やさずに捨てることも必要だけど、
長年穿いてできた“ヒゲ”や“アタリ”の表情を見ていると捨てられない。
セルビッチもええ感じや…とかね!

現在、痛んでいるジーンズが2本ある。
修理するべき?あるいは捨てるべき?
悩むけど、たぶん捨てないと思います…だから、モノが減らない!(笑)

 


Pat Metheny Group…

2017年02月04日 | Weblog

暖かい晴天の週末、土曜日。
美味しそうなので大阪の味“豚まん”(冷凍)を買ってきました。
恵方巻の次は豚まん…なんやそれ?!



まだまだ寒いですが、冬至が過ぎてだんだんと日が長く、
陽射しが強くなってきましたね。

そんな土曜日の午後には…パット・メセニー・グループ。
最近になってこのあたりをまたごそごそと…
サウンドが洗練されていて古びない…いいですね!


1st「Pat Metheny Group」(1978年)



大学生の頃、帰省した際にちょくちょく行っていた
大阪・帝塚山にある喫茶店(カフェ?)にモノクロの大きな
パット・メセニーの顔のアップのポスターが貼ってあったのを思い出す。
サイズはタテのB1だったかな? 何年も貼ってありましたね。
その頃は何を聴いていたんだろう?
当時はパット・メセニーは名前しか知りませんでした。
ジャズ・フュージョン…大阪では盛んでしたね。


8th「Letter Fron Home」(1989年)


10th「We Live Here」(1995年)

抑えるところは抑えて聴かせるところは聴かせる。
さまざまなジャンルの音楽が融合されていて、高度で豊かな音楽性を感じます。
ポップで明るいコラージュのジャケットもいいなぁ!

冬が去れば春が来る、季節が巡って人は深みを増していく。
つまらないオッサンにならないために、
目標を持って何事もしっかりとやっていきたいですね!

 


2月3日…

2017年02月03日 | Weblog

いろいろと考えさせられる出来事がありますね。
だから、アホなことやチャラチャラしないで
じっくりと仕事に集中するしかない。
年長者からこの世を去っていく…万国共通…これだけは仕方ない。

近頃はシンプルな生活、そして“Quality OF life”…
生活の“質”の向上をめざす…たいして変わらんけど。
だんだんと嗜好(=好み)や人との関わりなどが整理されてきて、
年々気持ちが楽に自由になってきているように思う。
退屈な時もあるけど、それは仕方ない…自業自得!

妻が張り切って“恵方巻”を一から作っている。
「時間があればいろいろとやりますよ」と言う。
日頃はピアノ教室に自分のピアノの練習、
幅を拡げるためにピアノや指導にプラスになる他の楽器の練習もやっている。
家事に身体の使い方の研究にエクササイズ…忙しい…ようやるで!(感心)

男は黙って“北北西”!
今日できなかったことは明日やることにして早く帰ろう!
フレッシュな気持ちで朝からゆっくりやりますか!