in my room

静かなパラダイス

ビックリ映画 その4…

2024年02月24日 | Weblog

映画「灼熱の魂」(2010年・加/仏)
原題「Incendies」
原作:ワジディ・ムアワッド(レバノン系カナダ人)
脚本・監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ

今やハリウッドで次々と超大作を手がける
カナダ人監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ
本作の後 ハリウッドに進出



こんなことってある???!!!
過酷すぎる(驚)悲惨すぎる(泣)
平和ボケした日本人のヤワな頭では
とても理解できない!ついていけない!
ガツンと脳天にパンチを食らう
ツラすぎて二度目は観れない そんな映画




世間に背を向け 子供にも心を開かない
中東系カナダ人の母が突然体調を崩し亡くなる

一通は父に 一通は兄に渡すようにと
母子家庭で育った双子の姉弟に二通の遺言状を託す 


内戦で亡くなったはずの名前すら知らない父
姉弟に兄がいることも聞かされていない
姉は母が育った故郷の村を訪れるが

母をよく思わない弟はカナダに留まる



宗教・民族間の対立 内戦 引き離される親子
わが子を想う母の大きな愛…
ギリシャ悲劇をベースにミステリー要素を盛り込み

一家族が辿った驚愕の歴史を緻密な構成と
壮大なスケールで描いた監督の力量は計り知れない!


ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督

モントリオール理工科大学での
銃乱射事件をドキュメンタリー・タッチで描いた

前作のモノクロ映画「静かなる叫び」(2009年・加)
観応えはあるがキッツいわ(汗)

ハリウッド進出後は評価が分かれるけど

「メッセージ」(2016・米)→とても好き◎
「デューン 砂の惑星 PART2」(2023年・米)
前・後編の後編いよいよ公開→とりあえず観に行こう!




ビックリ映画 その3…

2024年02月18日 | Weblog

映画「渚にて」(1959年・米)
原題「On The Beach」
原作:ネヴィル・シュート
監督:スタンリー・クレイマー

大人の恋愛映画と思いきや人類滅亡(驚)キツすぎる!
映画はコケるも記憶に残る傑作!
テーマ曲のオーストラリア民謡「ワルチング・マチルダ」
メロディがいつまでも耳に残る



1964年 第三次世界大戦=核戦争で北半球が全滅
帰る場所を失ったアメリカの原子力潜水艦が
オーストラリア・メルボルンに寄港
北半球の調査に出航するが生存者はいない



主演のグレゴリー・ペックとエヴァ・ガードナー





https://www.youtube.com/watch?v=UAwI5ONywME

やがて南半球に放射能汚染が迫る
人々は死までの残された時間をいかに過ごすのか?
どのような死に方を選択するのか?



原子科学者で自動車マニア フレッド・アステア



若き海軍士官 アンソニー・パーキンス
翌年の「サイコ」(1960年・米)で人生が変わる

支給された錠剤で死ぬ者
ガレージを閉め切って排気ガスで死ぬ者
そして…潜水艦はアメリカに向けて死の海を進む




“まだ間に合う” の横断幕で映画は終わる


こわれもの…

2024年02月16日 | Weblog

イギリスのプログレッシブ・ロックバンド “Yes”
4枚目のアルバム「Fragile」(1971年・英4位)
ジャケット・アートワーク:ロジャー・ディーン




https://www.youtube.com/watch?v=cPCLFtxpadE
A面1曲名「Roundabout」(1971年・米13位)

このアルバムの邦題をひらがな5文字で
「こわれもの」としたのはセンス抜群!
Fragile そのまんまやけど(拍手)


余談ですが…
「スクール・オブ・ロック」(2003年・米)
ニセ教師が名門私立小学校の教室で
“ロック” と “ロックの精神” を教えるという
荒唐無稽でイラっとする映画があるんだけど(笑)
キーボード奏者の生徒に「このCDを聴いておけ」と
手渡すシーンがある



Yesサウンドの中核
キーボード:リック・ウェイクマン
ギター:スティーヴ・ハウ
ヘッドフォンで大音量で聴くと
日常のいつもの風景 世界が少し違って見える

Yes体験〜無性に聴きたくなる時があるのです!



花…

2024年02月15日 | Weblog

うーん 今の時代の空気感って…この感じ?!

“流行りモノには手を出すな”
昔からの決め事ですが 詞に曲…やべーな!




https://www.youtube.com/watch?v=SfPkl7lol7g
藤井 風「花」(2023年)

初期の頃から聴いているけど
メジャーになって いろんな人の手が入って
ヴィジュアルがどんどん変化 進化している(驚)
才能&実力はMLB大谷翔平級?!


いったい何処へ行こうとしているのか?
サッパリわかりまへん?!



MLL…

2024年02月13日 | Weblog

うーん なんだろうな?この感覚?
1996年の曲だけど
今の時代(2024年)の空気感って
こんな感じではないの?そう思うのは私だけ?




https://www.youtube.com/watch?v=83va-A54Qr4
My Little Lover「YES〜free flower〜」

ただの贔屓目かもしれない?!
(藤井)謙二さんのギターが好みだからかもしれない?!
映画「スワロウテイル」を思い出す


YES 肯定
すべてYES すべて肯定
今はそんな時代なんだと思う



ビックリ映画 その2…

2024年02月12日 | Weblog

映画「未知への飛行」(1964年・米)
原題「Fail Safe」
監督:シドニー・ルメット



マジでビビった!
驚いて椅子から滑り落ちそうになり
姿勢を正して観た という映画
音楽ナシ→めちゃリアル!




米ソ冷戦時代
水爆を積んだ5機の戦闘機が領空内を巡回警戒中
国防省コンピュータの誤作動で
“モスクワを攻撃せよ” との命令が下る!



空軍規約で命令は取り消せない!
何があろうと遂行しなければならない!
5機のうち4機が撃墜されるが
1機がモスクワ上空に迫る(手に汗)



米大統領⇄ソ連首相
ホットラインで必死の交渉
大統領や妻の説得もパイロットは
任務遂行のため応じられない!



米大統領役は私生活は無茶苦茶も
俳優としては超一流ヘンリー・フォンダ→最高!



先制攻撃しかないと主張する政治学者
ウォルター・マッソー→最高!



米大統領が最後に下した決断とは…???!!!

同じ時期の同じテーマの映画
スタンリー・キューブリック監督
「博士の異常な愛情」(1963年・米)
こちらは登場人物が全員アホという
ブラックコメディ(笑)

二本の映画から当時いかに米ソが一触即発の
緊迫した状況だったかを伺い知ることができる
ホント怖い!(寒気)


テニスシューズ…

2024年02月10日 | Weblog

新しいスニーカーを下ろそうかな? 
テニスをしないのにテニスシューズ(笑)
靴は朝に下ろすのがいいんだっけ?
 


新品のスニーカーは履くよりも 
眺めている方が好きなんだけど…
特に純白のスニーカー(笑)
そういう貧乏性的 コレクター的な発想は止めて
ガンガンに履く 履き潰す
実用品はそれでいい それに限る
 


しかし…踵が減っているのは
みすぼらしいのでマメにシューグーで補修
踵が減っている靴を履いている人は
どことなく貧相に見える 

革靴の場合でも磨いて手入れ
擦り減った踵は取り替えるべきでしょう
まずは 足元を見られますから ね!



レモンの小枝…

2024年02月08日 | Weblog

The Lemon Twigs
いいね!このバンド→大好き!



https://www.youtube.com/watch?v=4JcnxfF6tss
「They Don't Know How To Fall In Place」(2024年)
あいつらハミ出し者…くらいの意味?!
 
どこか懐かしいキャッチーなメロディ 
爽やかコーラス 楽しいPV(笑)
暮らしの中で“笑いのセンス”→重要!
やっぱ楽しくなくっちゃ!

彼らの使用楽器について…
リッケンバッカー&ヘフナー&ヴィンテージ・ドラムス
紛れもないビートルズ・フォロワー!
そして…出たぁーーーーーっ!(嬉)
イタリア“ファルフィッサ”電子オルガン!
1968〜70年に製造された“FAST2”というモデル



1970年のカタログ
楽器セレクトは涙もの…たまらん!



コンパクトで持ち運びができる

チープだけど温かい音色…
ルックスも含めて愛おしい!最高どぇーっす!



謎の…

2024年02月04日 | Weblog

妻から人形?ぬいぐるみ?を
もらったので本棚に飾りました



インパクト大…なかなか良い!
主に北欧グッズを扱っている知人のショップで
買い物ついでに見つけたらしい
よく展示品などを送ってくれる(嬉)
ですから 我が家の毛布類は“ミナペルホネン”



袋から出すと手足が
ビヨーンと伸びてこんな感じ
手作り オランダ製
どう考えても子供用(笑)



オランダ南東端の
マーストリヒトという
小さな街に住むアーティスト
エステル・スカウヴェンスさん

幼少期に描いた絵が
創作の源になっているそうです



2000年代…

2024年02月01日 | Weblog



今日から二月 今年は閏年
春近し 気持ちが明るく軽くなる

2000年代が薄かったので
追加してアーカイブ完成!
すでに入れ替えアリ(笑)
邦画…ほとんど観ていない
タイトル/監督名/製作年




○「リトル・ダンサー」スティーブン・ダルトリー 2000
○「マルホランド・ドライブ」デイヴィッド・リンチ 2001
○「ビューティフル・マインド」ロン・ハワード 2001
○「マイノリティ・リポート」スティーヴン・スピルバーグ 2002
○「プラダを着た悪魔」デイヴィッド・フランクル 2006
○「JUNO/ジュノ」ジェイソン・ライトマン 2007
○「ダージリン急行」ウェス・アンダーソン 2007
○「グラン・トリノ」クリント・イーストウッド 2008
○「愛を読むひと」スティーブン・ダルトリー 2008
○「ダークナイト」クリストファー・ノーラン 2008




○「ファンタスティック Mr.FOX」ウェス・アンダーソン 2009
○「シャドー・ダンサー」ジェームズ・マーシュ 2011
○「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」ジム・ジャームッシュ 2013
○「グランド・ブダペスト・ホテル」ウェス・アンダーソン 2013
○「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」ジェームズ・ガン 2014
○「キャロル」トッド・ヘインズ 2016
○「メッセージ」ドゥニ・ヴィルヌーヴ 2016
○「沈黙 サイレンス」マーティン・スコセッシ 2016
○「フォードVSフェラーリ」ジェームズ・マンゴールド 2019
○「マリッジ・ストーリー」ノア・バームバック 2019




○「EUREKA/」ユリイカ青山真治 2000
○「ジョゼと虎と魚たち」犬童一心 2003
○「ゆれる」西川美和 2006
○「歩いても 歩いても」是枝裕和 2007
○「アフタースクール」内田けんじ 2007
○「空気人形」是枝裕和 2009
○「色即ぜねれいしょん」田口トモロヲ 2009
○「横道世之介」沖田修一 2012
○「トイレのピエタ」松永大司 2015
○「散歩する侵略者」黒沢清 2015