in my room

静かなパラダイス

気分はブルーズ…

2008年10月11日 | Weblog

「♪ 朝起きたらぁ~~~~~♪」
「♪ 巨人が優勝しとったぁ~~~~~っ♪」

この「♪ 朝起きたらぁ~♪」というのは
ブルーズによく出てくる歌詞なんです。
だいたいその後は、
「好きな女に逃げられた~~~♪」とか
「一文無しになっとった~~~♪」とかそんなんばっかし。(哀)
それが、いわゆる“ブルーズ”ですわ。
「世の中、上手く行かんことばかりだけど、何とか生きていきまっせ!」
というのがブルーズの本質…現実は辛いけど、ちょっとだけ前向き…
そのあたりが“共感”を呼ぶんですな。
さかのぼるとアメリカの「奴隷制度」に行き着きます。


ギターに焦点を当てた21曲入りのベスト盤。
この人はこの写真しか見たことない…ほかに無いの?

ビッグ・ビル・ブルーンジィ。
シカゴ・ブルースの父。
そしてシカゴ・ブルースの巨人。(あれっ?巨人?)
ギターの名手!上手いです!
じっくり聴くと様々なギター・テクニックを駆使しているのがわかる。
この人はちょっと古い。
1930~40年代に活躍…いわゆる“戦前ブルーズ”ですね。
そのギター・スタイルが
戦後のミュージシャンにも多大な影響を与えている。

イギリスの“ブルーズおたく”エリック・クラプトンも
「Hey, Hey」をレコーディングしたり…
僕もこの曲はギターで弾ける、歌えませんが…(泣)
クラプトンは「青春をブルーズに捧げた」と言ってますから、
さぞ、暗かったんでしょうね?
そして引き籠ってギターの練習ばっかりしとった。
何事も腕を上げるのは“継続”ですかね?
しかし、いくら頑張ったところで、本場の黒人にはかなわない。
そのあたりのジレンマ、絶望感というのも理解できる。
だから、僕はニセモノの“白人ブルーズ”も好きなんです。
ストーンズもブルーズ大好きですから、ね。

というわけで“広島ファン”(今年から)の
ワタシにはどうでもいいんですけど、
今日はとことんブルーズですなぁ。

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